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杖ことば 五木寛之

2014-11-07 12:40:24 | Weblog

 冬立や机に本の座るまま

 

 久々に本を読む気になり、だが、机の上へ置いて数日経つ、若い時代から五木寛之の本との付き合いは長い。詠み始めた「杖ことば」は意外と読みやすくこれは、一気に読めると思いましたが、この頃根気が亡くなり、途中で思い出したように、干支の色紙を書く作業に移ったりし、集中力に欠ける自分を年のせいかなあーと勝手に都合良く納得している所がある。「五木寛之」さんの「青春の門」をむさぶるように読んだ若い時代が懐かしい。つい最近連載の終わった、信濃毎日新聞に長編小説「親鸞 激動篇」を朝刊に連載した。私は毎日楽しみに読んだ。最近「五木寛之」は仏教系の本をよく書いているので、調べて見ると、1980年代に一時休筆して龍谷大で仏教史を学んでおり、今回の新聞連載小説には熱い思いを抱いて臨んでいた、とあった。今読み始めた「杖ことば」に、こんなことが書かれていた。あるとき、(杖ことば)という言い方を耳にしました。ともすれば、しゃがみ込みたくなるようなとき、人生の苦難の旅路を共に歩き、そ一歩一歩を杖となってささえてくれる言葉をさすのだといいます。私自身もうダメだと思うときに、いくつかの言葉によって、ささえられて、ここまで生き延びてきました。崩れおちそうな自分、もう諦めてしまいそうな自分をささえ、再び立ちあがらせ、もう一歩進んでみようという気にさせてくれるのが、杖言葉なんです。とあった。

 


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2 コメント

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杖言葉ですか・・。 (ばーば71)
2014-11-08 21:35:37
 よいご本ですね。
 五木さんの講演を一度だけお聴きしましたが、あのベートーベン状態の髪を全く洗わないと言われました。
 ほんとでしょうか? おそばへ行って嗅いでみたことはありません。
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(ばーば71)さんへ (マーヤン)
2014-11-09 08:36:45
このところトンと根気が薄れたのか、本を読まなくなっております。下手すれば新聞もさっと目を通す位です。。目の衰えか、近々に目医者さんに診てもらおうと思っております。「杖のことば」はやさしく分かりやすいので時間がかかりますが、完読したいと思っております。
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