通ならば味噌煮と決めよ秋の鯖
箸で射しすつぽり口へ衣被
鯖は年中出回っていりますが、やはり脂が乗った秋鯖と寒鯖が旬の時期である。鯖には(真鯖)と(胡麻鯖)がありますが、秋茄子と同じように「秋鯖は嫁に喰わすな」と言われたりしますが、10~11月のものを「秋鯖」、12~翌2月頃までの物を「寒鯖」と呼びます。秋鯖、寒鯖ともに脂が乗っていて美味しい旬の魚である。鯖の味噌煮の味噌は、やはり私共の信州味噌でなく、赤味噌の八丁味噌が一番と言う。
衣被(きぬかつぎ)は食べ始めると止まらない、不思議な里芋。八百屋さんで子芋を見かけたら、ぜひ皮ごと蒸かして、ツルンとむいて食べるのが一般的ですが、私はやはり、煮付けが一番である。私ども地方の下木島地区の里芋が有名になってきています。ぬめりと甘さが一番のようで、東京の長女の嫁ぎ先の御両親は、毎年送る里芋を心待ちにしているようだ。
最近夫の糖質off、塩分控えめの料理ばかり作っていま
すので、味がしっかりついたのを食べたいな~・・。