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ときめきの日々を過ごしたい

幼稚園の発表会

2011-12-04 10:20:36 | Weblog

山茶花や唄う楽しさ湧き満ちて

 

 本当に楽しそうに歌っている写真でしたが、よそ様の子を勝手に映してはいけないと顔をぼやしました

今日4日(日)は椋ちゃんと湧ちゃんが通っております。幼稚園の発表会の日だ。パパの婆も泊りがけでやって来た。会場入り口で先生にこんなパンフレットを戴いた。

 「ありがとうのき」ができるまで

  幼稚園の御庭には、たくさんのの木が植わっています。紅葉の木、けやきの木、ノウゼンカズラの木、夏は日陰にまもられながらその下で遊び、花びらはお砂場でケーキの飾りに早変わり。秋に実が落ちれば子供たちは夢中になって拾い集め、手いっぱいに握りしめた銀杏の葉はまるで花束のようです。子ども達の視線から見上げる大きな木は、いつもみんなを見守ってくれる大きな自然の恵みです。そうして、園庭を囲むそんな木々の中のひとつに、大人の背よりまたすこし大きなほどの梅の木があります。子ども達にとって多分1番身近で親しみのあるこの木は、いつも登ろうと挑戦する姿でいっぱいでした。淡い香りの花も落ちて来た実の甘い匂いも赤くなって散る葉も、いつも子供たちの目をきらきらと輝かせてくれました。けれどそんな梅の木が、ここ何年かに少しずつ花の数を減らし、今年はもう花をつけませんでした。夏に繁るはずの葉も少なく、目に見えて弱っているのがわかる中、とうとう今年の冬、この木とさよならすることが幼稚園で決まりました。このまま別れてしまうのは寂しい。みんなの大好きな梅の木に何かお礼をしたい。そうした子ども達の気持からうまれたのがこの「ありがとうのき」です。昨年まで中央幼稚園にお勤め頂いた山崎浩先生(現・清泉女学院短期大学准教授)に書き下ろして頂いた大切な一曲を、今日は年中しゃくなげ組・年長りんどう組の歌声でお聞きたいと頂きます。子ども達の梅の木への素直な気持ちと感謝がつまった優しい歌です。園庭を包んでいた梅の花の匂いと風が、どうぞおうちの皆さんの元にも届きますように。 

本当にやさしい、流れるような綺麗な曲でした。

本日はホールいっぱいの観客で埋まった。年中組みの兄ちゃんは時々咳き込むほど風邪気味でしたが、大きな口を開けて一生懸命に唄ったり、演技したりする姿に涙を誘いました。孫がお世話になっています幼稚園はお寺さんの経営ですので、孫達は良く「ののさま」という言葉を使います。「ありがとうのき」の歌にも「ののさま」が出てきました。