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ときめきの日々を過ごしたい

寒雀

2011-02-02 09:44:25 | Weblog

寒雀まるまるとして弾みおり

寄り添ゐし日射しに癒す寒雀

 先日は晴れ間を見はらって、久しぶりに歩いた。風邪を引いてはいけない私のですので、厚着とマスクの着用で万全をきしての外出でした。街の郊外へさしかかると五匹の雀が新雪の上に小さな身体を丸めている姿を発見した。早速ポッケに入れている、ミニデデジカメ三倍ズームで撮ることが出来た。雪の多い北信州に暮らす雀たちには毎日が厳しい生活だろう。それでも彼らは逞しく生き延びている。「脹雀」や「寒雀」と言う言葉があるように、彼らは寒さからわが身を守るために羽の中にたくさんの空気を蓄えて張らませている。それでも雪の中の彼らを見るとき冷たそうだなぁ>と、常々思う。また、大雪の中なので土に会うことが出来ないため餌さがしに苦慮いているだろう。頼みの採らなく木に残してある柿も沢山の鳥たちの奪取あいでなくなって来ている。小さな雀は「百舌」や「ヒヨドリ」しいては「カラス」などに独占されるだろう。仕方なく民家に寄って来ては犬の餌のおこぼれを頂戴したり人間の食べ残しをあさっている姿を見かける。冬の厳しい環境に生きる雀たちの逞しさを感じた。

吠えられて慌てて逃げる寒雀