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ときめきの日々を過ごしたい

増える廃屋

2010-06-30 12:57:16 | Weblog

 

廃屋の故郷を訪わず花茨

写真のお宅は何方かの家か知る由もありませんが、もう10年近く誰も住んでいない。買い手がないのか売る気はないのか、値段の折り合いがつかぬのか、さなかではない。住宅地としては駅の近くで一等地だと思うが。家主が住んでいたころは玄関口に繋がる道路などきちんとしていて草一つもなかったお宅は写真のように草茫々の状態だ。想像するには、地方に良い仕事がなく、息子さんは都会に住んでおられて、老夫婦だけが住んでいて、どちらかが不幸に死を迎えてしまって、残った老婆か老夫が息子の所に越したのか、それとも、雪の深いこの地方を捨てて、長野市あたりに新しい家でも新築して一家で越したのかもしれない。いずれにせよ街の中にこんな空き家が増える傾向にある。寂しい限りです。