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はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!岡山ツーリング5 牛窓神社

2017年08月05日 01時03分51秒 | ツーリング(バイク)

牛窓神社。。。

行って見たら、ごく普通の神社でした。

無料の休憩所にお茶があったので、ゆっくりしてると、もう閉店(?)ということで閉めに来られたので、お礼を言ってそのまま退散してしまいました。
が、今になって心残りなのが、参道を見てなかったことです。すっかり忘れてました。。。

地図で見ると、参道がやたらと長いのですが・・・

ゲゲゲの鬼太郎の牛鬼の話は、その場面がかなり強烈に印象に残っています。

そう、今の若い方のゲゲゲの鬼太郎は、夢子ちゃん(だったっけ?)がいたり、けっこうカワイイ猫娘とかお茶目な鼠男が出てきて、ポケモンと妖怪が同列くらいの感覚で見れます。

が、ボクの見てたのはもう少し怖い感じ。妖怪と幽霊が同列くらいでした。

夜中に電車が通るたびに「これもしかしたら幽霊電車なんじゃ・・・」などと思って怖くなったものです。

そしてさらに古い時代の鬼太郎は、ホントにおどろおどろしいのです。

その古い時代の鬼太郎を初めて見たのが牛鬼の話で、あのボクの知ってる鬼太郎のイメージと全く違う雰囲気というか、絵というかで、牛鬼が階段を駆け下りるのか駆け上るのか忘れましたが、強烈な恐怖を覚えたのです。

今でもその場面はありありと思い出せるのです。

もしかしたらアニメではなくマンガだったかもしれませんが、
その牛鬼が駆け上がった?降りた?階段がおそらくこの牛窓神社の参道なのでしょう。。。
そう思うと、うむむ。。。見忘れてきたのが、かなりショックです

気になったので、ネットで動画を見てみましたが、1971年のアニメは違いますね、怖くない。これよりも古いのだと思います。
それに一匹ではなくて、何匹もいたような・・・・

 

牛窓には朝鮮通信使遺跡があるというのもあって来てみたのですが、本蓮寺というただのお寺でした。。。

回遊文化館という博物館があって、朝鮮通信使のことも分かるはず、だったのですが、到着した時には既に閉店。

うむむ、、、ホントにカフェでお茶を飲みに来ただけみたいになってしまいました。

ただこの港町、夕日がきれいらしく「夕陽百選」に認定されているようです。

夕陽を見るなら、ここで寝ることを考えないといけないのですが、キャンプ場は無く、狭い路地が入り組んだ漁師の街にはテントをこっそり張るスペースも無いのでした。。。。

夕暮れを過ごす町は去りがたく、しばらくウロウロしましたが、断念して、翌日の予定のことも考えて、かなり遠い「幡降キャンプ場」したのです。

途中でお風呂に入っていくなら、ここ牛窓で夕陽を見ながら風呂に入るのもいいな、ということで、道端に停めて牛窓のホテルに電話していると、後ろからクラクションを鳴らす軽トラがあるので、邪魔なのかと思って少し前に移動すると、また鳴らすので、振り返ると、フルスイング研究所の所長さんでした
また再会です

ご自分のTZRの写真を見せてくれました。
しばらくお話しして別れましたが、ホントに親切な方なんですねぇ~

 

結局牛窓でお風呂は入れなかったので、途中の桃太郎温泉(露天風呂あり、厳選かけ流しだそうです)に寄ってったら、すっかり遅くなってしまいました。

途中、畑に黄色い電気がたくさん点いているところがあり、最初何かの祭りか誰かの芸術なのかと思ったのですが、後で知りましたが桃の害虫除けだそうです。きれいです。

遅くなって、途中で晩ごはんを食べる時間も無かったので、テントでカップめんを食べました

テントサイトには街灯はありませんので真っ暗ですが、管理人の住職さんの家がすぐそばにあるので、それ程孤独感も無く、ぐっすり眠れたのでした

つづく。。。

 


激走!!岡山ツーリング4 牛窓のカフェ forza cafe

2017年08月04日 01時05分03秒 | カフェ

竹久夢二生家の駐車場で知り合った方、このバイクについていろいろ詳しいと思ったら、実はTZRのオーナーでした。

しばらく話をして、これからどこに行くのか尋ねられるので、

「forza cafeで海を見ながらコーヒーを飲もうと思っているのですが。。。」
というと、奥様がよく知っておられるということで案内して下さるというので、クルマについて行くことにしました

なんだか狭い坂道を登ってぐにゃぐにゃ走ると、小洒落たカフェに到着。
よかった、間に合った~
一人ではナビを見ながらでも、一発では来れたかどうか。。。

コーヒーまでご一緒していただけるということで、奥様と3人で店の中へ。

テラス席、ありました
奥様は店内に残ってしまいましたが、スミマセン、テラス席が目的地なもので・・・・

でも、海辺の風は涼しくて気持ちが良く、全然暑くありませんね~

見晴らしはサイコー!! と、言いたいところですが・・・

写真の左に見えるように、前の家の塀が邪魔になって正面の海が見えません。
おかげで左右の海は見えますが、開放感抜群とはいきませんね。。。
ただそれでも、見晴らしが良くて気持ちがいいテラス席であることには間違いありません
案内して下さったのは、フルスイング研究所の所長さん、ひとなつっこくてとてもいい方です

もう退職されているので、会社勤めではありませんが、何事も全力で、ということで名刺には「フルスイング研究所」とそう書いてるそうです。

牛窓地区のことをいろいろ教えてもらいました。

 

竹久夢二生家で「牛窓は日本のエーゲ海と呼ばれてるみたいですが、地元の人にとっては「どこが?」って感じなんです」と言われてたので、聞いてみました。

曰く、白いホテルやヨットハーバーや山の上の別荘なんかがそんな雰囲気だが、陸に居てもあまり実感できず、海から陸を眺めた時によく分かるのだそうです。

なるほど、確かに海からでなくとも、海側に位置するカフェから山の方を眺めると、白で統一されたような別荘がぽつぽつと建っていて、そういう気になってきました。

晩ごはんはおいしい魚が食べたいというと、ここいらの魚事情。

どうやらこの地区で捕れた魚はみんな行商で地元の方の家に行き渡り、宿で使っている魚やスーパーに売っているものは、外から買ってきたものだそうです。

とりあえず寿司屋を教えてもらいましが、回転ずし以外のすし屋は個人で入ったことが無いので高価なんじゃないかとビビっていると、一人前は千円くらいだと教えてくれました これくらいなら大丈夫です。

あとは、宿は決まってるかというので、これからキャンプする場所を探すつもり、というと、候補地をいろいろ探してくれました。
このころには奥さんも外に出てこられて、一緒に考えてくれます

一か所いいところがあるというので、案内してもらうことに。

YAMAHAのツナギを着ているので、ヤマハの関係者かと思ったら、このツナギがお気に入りで、寝るとき以外はいつもこれなのだそうです。
面白いなぁ・・・

カフェを出てすぐのところでクルマを停め、ここの景色が一番だと教えてくれました。
いやあ、こんなところに住めたらいいですよねぇ~

毎日「パトロール」と称して、あちこち夫婦でドライブするのだそうで、その中でもここがお勧めなのだそうです。

仲の良い夫婦、老後の理想ですね~

夢二の生家でボクのTZRを見つけたのも、実は奥さんなのだそうです。
「同じバイクがあるよ」お教えてくれたんですって!!
ウチの嫁は、理解はありますが、知識の共有や共感はまったくありませんので、ちょっと寂しいですね。。。

 

キャンプ(野宿)候補地として案内して下さった場所は、残念ながら屋根がありませんでした・・・
どうしようかな・・・

ここで所長さんとはお別れ。
いろいろご親切に、ありがとうございます~ (あとでまた偶然会うんですけどね。。。)

このあと、野営地をどうするか考えながら、ゲゲゲの鬼太郎の牛鬼の巻で出てくる神社のモデルとなった牛窓神社に行きます。

つづく。


激走!!岡山ツーリング3 閑谷学校、熊山遺跡、竹久夢二生家

2017年08月03日 00時04分14秒 | ツーリング(バイク)

朝早く出発、暑さにやられて長時間の休憩を繰り返して、予定より1時間遅れで山陽道備前ICに到着。

最初の目的地の「旧閑谷学校」はすぐですが、その前に昼ご飯を食べないと。。。

ネットで調べた韓国ラーメン屋「ザ・韓国館」は、途中の道沿いにありました。
ネットの口コミはそこそこ良かったのですが、普通なら決して入らない名前と外観です。。。

それでも駐車場が一杯になるほどお客がたくさん入っていたので、寄ってみました。

お勧めのランチ、700円くらいだったっけ? 普通においしかったですよ。

 

で、目的地の閑谷学校。

1670年に備前藩主の池田光正がこの地にほれ込んで創設した、現存する世界最古の公立学校。

授業料は無料で、何年いても良かったのだそうです。
写真は講堂で国宝です!!

多くの全国の学校を見てきましたが、こんなパターンは初めてですね。。。

だいたい武家を対象とした藩校みたいのが多いからか、こんなお寺みたいな講堂のある学校は見たことがありません。


暑いので、かなり長い間涼んでました

朝から夜の10時くらいまで勉強してたのだとか・・・休みの日は掃除洗濯です。
今の小中学生(少なくともうちの子)よりも勉強してたんですねぇ~

生活や自習は講堂から少し離れたこちらの建物で。

歩いて数百mのところに茶室があります。
だ~れもいないし、暑くて倒れそうなので、バイクで行ってしまいました。。。
中には入れないのでガッカリ 

でももういい加減に出発して次に向かわないと、時間が・・・

駐車場で孔子廟を修理している方に話しかけられました。

「2ストか?」

「あ、はいそうです。」

「珍しいな、新しいの?」

「いやぁ、20年近く経ってますねぇ、もう作ってないんで」

「そうやろなぁ。やっぱり2ストがいいかね?」

「はぁ、もうたまらんです。軽いし速いし。」

「大事にしたってや、気ぃつけてな」 (注)岡山弁だったはずですが、再現できず・・・

「ありがとうございます!!」

2ストのバイクのこと、知ってる人いるんですねぇ~

と、その時は思ったのですが・・・・

今から思い返すと、今回の旅は「バイク」というよりは「2スト」もしくは「TZR」繋がりで人と話をすることが多くて、あらためてこのバイクの良さというか貴重さというか、実感することになったのでした

このあたりの話はまたおいおい。

 

次に向かったのは、謎のピラミッド熊山遺跡。

とはいうものの、古代遺跡ではなく、奈良時代の物らしいです。

ホントは関係者以外は林道を1km弱歩いて行かねばなりませんが、ホントにだ~れもいないし、バイクで行ってしまいました・・・

途中に天然記念物の大杉がありました。

かなりの荒れ地を進んで到着。
それほど大きくなく、仏塔のようだとのことで、太古のロマンを掻き立てられることもあまり無く、ちょっとガッカリ

ぐるりと回って満足しました。

それよりも、かなり眺めがいいですね~

苦労して来た甲斐がありました(ズルしましたが。誰かいるときはそんなことは誓ってしないのです。が、途中の山道で誰一人としてすれ違わなかったし、まずこのうだるように暑い平日の昼間に山に登る人もおらんだろうと考えての暴挙です。お許しあれ・・・)

 

さてお次は、海へ。

朝鮮通信使遺跡の本蓮寺がある牛窓に向かいます。
でも一番の目的は、海辺のカフェ「forza cafe」で一服すること

17時に閉店なので急がないと!!

 

途中でグーグルの「ロケーション履歴」をオンにしました。

走った経路が後で見られる優れものです。

ちなみに初日はこれ。最初からやっとけばよかった!!

←グーグルマップより

途中で「竹久夢二の生家」の看板を見つけてしまいました。

あるのは知っていましたが、カフェの閉店時間に間に合わないかもしれないので、気付かないふりをしていたのですが、見てしまったからには行かねばなりません。。。

行って見ました。
行って良かったですね・・・

上品な感じの女性が案内してくれました。

7月にちなんで、七夕関連の作品が展示してあります。

大好きな姉の嫁入りを見送ったという小窓と、彫られた名前。

生い立ちや、絵だけでなくいろんなものをデザインしてたこととか、そもそも夢二の作品をじっくりと見たことは無かったのですが、「あぁ、こうやって変遷して行って、アレが出来上がったんか」というのが解ってきました。
最後たんざくに願いを書くと絵ハガキが貰えるというので、ちょっと立派な願い事を書いてきました

 

さて、あと30分ちょっとしかありません、急がないと。。。
と、思ったら、バイクに近寄った所で、隣に停まった軽からにょっきり人が出てきて、話しかけてきます

「お宅のかね、このバイク?」

「はぁ、そうです・・・」
あぁ、時間が無いのに・・・

さて、このピンチ、どう切り抜けるか? 実は思わぬ方向に急展開!!

つづく。。。


激走!!岡山ツーリング2 幡降野営場、高間キャンプ場、勝山美しい森キャンプ場

2017年08月02日 00時23分54秒 | キャンプ

一泊目は幡降野営場。

普門院というお寺が経営?(無料なので)していて、さすがに境内ではありませんが、参道の脇の広場でテントを張ります。

電話で到着が遅れそうと伝えると

「誰かいるから大丈夫です」

というお言葉に甘えて、20時半に到着。。。のはずが、実際に着いたのは21時半。

さすがに常識外れと思いながら門をたたくと、快く迎えていただきました。

トイレは洋式の水洗、炊事棟にガスコンロもあり、設備は問題ありません。

 ←炊事棟です

 ←洗濯機は使えません

ただ夜は真っ暗ではないものの、テントスペースに街灯はありません。。。

無料ですが、夜遅くに迷惑をかけてしまったのと、無料で提供されている心意気に感謝して、紙のお賽銭を入れてきました

 

2日目、高間キャンプ場。

受付は電話で完了。「え? それでいいの?!」って感じですが、行って見て納得。
狭くて砂利の浮いた山道をひたすら走り、着いたら真っ暗・・・

炊事場には電燈は無く(暗くて分からなかっただけかもしれませんが。。。)ここで寝るのはちょっと・・・

と思っていたら、遠くに灯りが見えます。

もう道路でもどこでもいいから、明るいところに行きたい、という欲求で、バイクに乗って行ってみると、山の頂上の広場でした。ここならなんとか。。。

風が強くて恐ろしく、しかもカフェでコーヒーを飲んだせいか、全然眠れませんでした

でも、朝はとても爽やか。

トイレも完備。

もしや、ここはキャンプ場ではなく、ただの広場??

下に降りていくと、昨日断念した場所が。こちらがキャンプ場?

途中一瞬ですがダートもあり、バイクにはかなり酷なキャンプ場ですね。

もう一人では来たくないです。。。

 

3日目、勝山美しい森キャンプ場。

1000円で、受付は通常17時ですが、事前に電話で調整して18時まで受け付けていただけました(ありがとうございます~)。

前日に懲りたはずなのに、また人里離れた山奥で、

「あ、そうそう、ここはケータイの電波は届きませんので、もし必要なら公衆電話をお使いください」
ということでした。。。

きれいなキャンプ場、しかしかなり急な斜面です(テント張れるのかな・・・)

この日も一人でしたが、炊事場の電気を煌々と付けていると、さほど寂しくないですね。

電気の届くところで平らな所でテント設営。

石がゴロゴロしてますが、斜めになって寝るのは嫌なので、我慢。
一人なので、自由です

トイレも普通に使えました。

ただ、朝ご飯を外で食べていたら、蚊じゃない小さな虫に刺されて、何か所も異常に痒い事態に。

地元では「変体虫(女性の太ももやそういうところを刺すことが多いらしい)」といわれてるヤツです。

虫よけは必要ですね。

 

教訓。

平日のキャンプは一人しかいないことが多いので、

 ①電気が付いて明るい、もしくは人家がすぐ近くにあること、

 ②風呂が近いこと、

 ③携帯の電波が届くこと、

 ④出来れば街から近いこと(夜の山道は走りたくない。。。)

 ⑤管理人が居てくれるとうれしい

こんなところに注意したいですね。

何千円も出して泊まる、ちゃんとしたキャンプ場なら問題ないのですが。。。

無料、もしくは1000円程度のキャンプ場だと何かとね~


激走!!岡山ツーリング

2017年08月01日 00時00分15秒 | ツーリング(バイク)

岡山県一周の旅に行ってきました。
文字通り、海の方から山までぐるりと一周3泊4日の旅
すべてキャンプでしたが、さすがに疲れましたねぇ~

岡山の街中と倉敷は行ったことがあるので飛ばしました。

備前市から牛窓、岡山市北部の神社他、足守地区、矢掛町の街並み、備中松山城と高梁市、吹屋地区、勝山地区、津山南の棚田、ってなルートです。

ホントに酷い道もありましたが、概して混んでもおらず、快適な道程でしたね

泣いたのは3回。
さびしいキャンプ場、悪路で転倒、高速でパトカーにお世話に。。。

最初から書いていくと、いつものようにえらく長くなって、うんざりしてしまうので、ポイントを絞って報告していきます。

まずは、キャンプ場から

(つづく)