大修理になるかと思いきや、単なる思い違いで、特に修理は必要ありませんでした。
ただ2本のネジを締め込むだけで済む、、、はずでした、、、のですが・・・
ネジを締めていくと、あるところで手ごたえが固くなり、すぐに締まって動かなくなるのが通常。
ところが・・・
ネジの頭が下まで届き、少し手ごたえが固くなった後も、ニュルニュルと回り続けます
以前からその傾向はあったのですが、手ごたえが固くなったところで怖くて止めていた気がします。
今回はきちんと状況を確認、ネジの頭が下に届いてからもまだ回り続ける。。。
「この感触は・・・」
ネジが馬鹿になったときのものに近い。
強く締め過ぎて、ネジ切ってしまう直前のあの感触。。。
このまま締め続けると、フッと急に手ごたえが無くなって、クルクルいくら回しても空回りするだけになる。。。
KDXのオイルドレンボルトの悪夢がよみがえる・・・
「怖ろしい・・・」
そんなことになったら、とても面倒です。
ネジを切りなおすとなると、ドリルで穴を広げ、専用の工具でちょっとづつネジを切っていかないと。
工具は無いし、やったことないうえに、この狭いスペースの中で、精度よく仕事をするのはちょっと自信が・・・
FRPに埋め込むところからやろうとすると、これまた大変な作業です。。。
ちなみに、ネジはこんなふうな楕円の真ん中にネジ穴の開いたパーツがボディーのFRPに埋め込まれています。
裏を覗いてみると・・・
ネジ穴からボルトの先っちょが見えています。
ドアを外して、このパーツを外し、新しいのを接着剤で・・・ いや、FRPで・・・
あぁ。。。そんな技量はないし、材料もノウハウもない中で、それはちょっとリスクが大きすぎる
また、だましだまし使い続けるしかないのか。。。
ギュッと締めなければ、すぐにドアが下がってくるけど、まだまだある程度は使い続けることができそうです。
一方で一か八かでギュッと締めて、ネジが馬鹿になってしまうと、もう当分は乗れなくなってしまう・・・
さあ決断です
さぁさぁ、さぁさぁ、どうするどうする、どうするんだ?
いやぁ、、やっぱり締め切る勇気はないなぁ・・・
あきらめよう。。。
ゆっくり締めていって、さぁどこで止めようかな。。。
ネジの頭は完全に下まで届いていて、回るはずがないのに回り続ける・・・
「やっぱりカラ回りしてるなぁ・・・」
なのですが、もう一度外してみて金属粉が付いてるかというとそうでもなく、途中まではしっかり締まっていきます。
どうもネジが馬鹿になったような感触が無いんですよね~
「あっ、、、もしかしたら・・・」
よくよく考えてみると・・・
金具の先の半球はボディー側に押されて上に持ち上がっていて、ドアは自重で下に下がっている。
ということは、金具とドアの間に隙間があるはず・・・
ネジの頭が金具の上まで締まっても、そこから金具とドアの隙間が狭まっていく間は上から見てると空回りしてるように見えるぞ・・・!?
しかも、ドアの自重に逆らって隙間を狭めているので、かなり力が必要なはずです。
うむむ、、、ニュルニュルと固くなってネジが空回りする訳が分かりました
そういうことだったのですね!!
そうと分かれば、途中で締めるのを手加減する必要はありません。
締まるところまで締めてみよう
案の定、ギュギュっと締まるところまで締めることができました~
今まで怖くて手加減していたので、とってもスッキリ
ついでに助手席側も調整して、ギュギュっと締めておきました。
すみません、一人で勘違いしてひとりで騒いでただけですが・・・
長年のモヤモヤがスッキリして嬉しかったので、おつきあいいただきました~
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