キャブ上部のネジを何個か外すと、蓋が開きました。
蓋の裏にフロートがくっついてくるので、取り回しがめんどくさい。。。
蓋を外した本体部分です。
いらないところ(ネジ)をいじると、バランスが崩れて収拾がつかなくなる可能性があるので、出来るだけ触らないようにします。
外したフロート部分を拡大します。
2個あるフロートの間に燃料の流れを止めるスイッチがあります。
下から押し上げると、スイッチが入ります。
キャブの中がガソリンで満たされてきて液面が高くなってくると、浮かんでいるフロートも上に上がり、ある一定の高さまで来るとスイッチを押します。
それで、必要量以上の燃料がキャブ内に流入しなくなって、溢れたりしなくなるのです。
外した状態で、燃料ポンプを作動させ、手動でスイッチを入れてみると、ポンプは正常に止まりました。。。
「おかしくないやん・・・」
そもそも今回は、ガソリンが漏れてエンジンが片肺になっていたので、どこかで漏れてエンジンまでガソリンが届いてないと思ったのですが、どこが悪いのか
とりあえずキャブは見る限り異常が無さそうなので、元に戻しますが・・・
単なるオーバーフローでは無かったとすると、
なぜガソリンが?
どこから?
という謎が残ったままです
プラグを外してみました。
あまりきれいに焼けてるようでも無さそうですが、ガソリンでべちゃべちゃになってるわけでもない。
4本ともほぼ同じ状態です。
うむむ、、、ますますわからなくなってきました。
エンジンがかからなかった理由が、ただ単にカブってただけではないとすると、やはり燃料が行ってなかったのか。。。
キャブの先で詰まっていたとしても、燃料が減らない以上ガソリンの供給は止まるはず。。。
ダメです・・・
自分の理解を越えているので、全てをもとに戻すことにしました。
最後に試しにエンジンキーをひねってみると、
「コッコッコ。。コ。。」
ん?
ポンプが止まりましたね。
エンジンをかけてみると・・・
「キュルキュルキュ ブフォロロロロ・・・」
・・・エンジン、かかりました
一体何だったんでしょうか・・・。
でも治ったからまぁいいか
たまたま機嫌が悪かっただけ、という、旧いクルマにはよくある症状なのでしょう。
お騒がせしました・・・
放置して悪化するようなものでもない気がするので、気にしないことにします~
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