はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

子供とサイクリング

2013年03月10日 01時21分16秒 | 自転車

先日、子供とサイクリングに行ってきました~

いつものルートですが、ちょっと足を伸ばして、その先の旧い街並みにある行きつけのカフェでケーキを食べて帰ってきました。

寒かったですが、楽しかったですねぇ~

子供はダートを走るのは初めて。

最初に近くのトライアル練習場に行っても良かったのですが、その日まとまった時間があったので、サイクリングを選択。

舗装路は最初順調に、川の近くまで来ると、一旦上り坂になります。

子供は、慣れない6段ギアに、選択を誤り、漕いで登れなくなって、歩いて登りました

でも、一番軽いギアでもきつかったのかもしれませんが。

その後の長い下りは、調子に乗って追い抜いて行きました・・・・・

曲がり角の手前でようやく追いついて、ダートに入ると、いきなり大きな水たまりが・・・

注意事項を話そうと振り返ると、子供はそのまま追い抜いて、水溜りを迂回しにかかっています

「おーい、すとーっぷストーップ!!」

そのまま行くと、ぬかるみ地帯に入ります。

入ったら最後、自転車も靴も泥だらけになるのは必須。

ただそれだけではありません、自転車には泥よけが付いてないので、後輪で跳ね上げた泥水で上着まで泥玉模様になってしまいます・・・・

勇み足の子供をなんとか思いとどまらせて、ギアを一番軽いのにして、足をつかないように、慎重に水溜まりの浅いところを指示した途端、もう出発・・・・・

「おーい、水溜り出たらゆっくり行けよー、泥が飛ぶぞー!!」

と叫ぶハナから、ピューっと風のように走って行ってしまいました・・・・

 

風が強かったので、行きはかなり楽

なんと、漕いで走っている子供を、自転車の上に立つ(立ち漕ぎの姿勢で漕がない)だけで、追い越してしまいました・・・

子供も早速真似して、二人でさながらヨットのように背中を風に押されながら走ります。

砂利にタイヤを取られたり、上り坂でやっぱりギアの選択を間違ったりで、なかなかスムーズには走れません。

「もうどれくらい走った?」「今どこ辺り?」

とか

「あとどれくらい?」「あんなとこまで行くの~?!」

とか、いろいろ質問やごたくは出ますが、なんとかついてきます

最後の上り坂もなんとか自転車を押して登り切り、知った道に出ると、俄然張り切って先導してくれました

目的地のカフェに来るのは久しぶり、子供が幼稚園の頃、家を買う前に、この町で家(旧い町屋)を探していたのでしょっちゅう来ていたのです。

最近は、年に一度の祭りのときに来るくらいでした。

いつものあずきチーズケーキを頼んで一服です

帰りは、、、、向かい風

かなり寒いし、疲れてるはずだし、これでイヤになったりしなければいいのですが・・・・

一応心の準備のために、インフォームしておきます。

「帰り向かい風やから、かなり漕がんとあかんぞ~」

「えぇー、、、帰り楽な方が良かったなぁ」

出発です。

あまりモノに執着しない子供が、

「自転車、盗まれてなかったな・・・」

と言ってました

かなり気に入ってるのか・・・・

途中、屋台で、曰く「ママのおみやげ」のベビーカステラを購入。

(自分が食べたいだけやろ!!

と、思いながらも、その見せかけだけかもしれない思いやりの心に一応敬意を表して、一番安い300円の袋を買いました。

あいかわらず「坂が多い」とか「風が強い」とか、ブツブツ言ってますが、それでもかなりダートに慣れたみたいで、足をつくことがほとんど無くなり、順調に進みます。

途中いつもの階段で

「いっつもパパここで休憩するんやけど、寄ってくか?」

「えぇ? ・・・どっちでもええよ」

そうやって言う時は、たいてい「どっちかというと行きたい」とき

階段の手前の急な坂を「登ってみぃ」と言ったら、高いギアのまま突っ込み転倒・・・

ちょっと無理だったかも。

階段の上で、家から持ってきた熱いお茶とアンパンマンのカステラで遊びながら、しばし休憩

お茶も飲み終わって、暖まったら、日が傾いて寒くならないうちに出発です。

自転車に乗って漕ぎだし、ふと振り返ると・・・・・

無謀にも子供がさっきの坂を自転車で下ろうとしています

「おーい、立て、立て! 座っとったらアカン!!」

要らぬことを言ってしまいました・・・・

立ち上がって重心を後ろにしなければならないのに、自転車が斜めの状態でそのまま立ち上がったため、前のめりで転倒!!

かなり派手に転がったのですが・・・・・

以前のように泣いたりはせずに、「痛ったー・・」と言いながらすぐに立ち上がったので、ホッとしました

「急に立てって言われても、よくわからんやんか

とひとしきりブツブツ言いながら、その後も「まだ痛い」だの「疲れた」だの「こっちは上り坂が多いからイヤや」(知らんくせに)だの言いながらも、元気についてきますね

なんとかダート路は走破、最後の坂を上って、途中いつもの魚屋で晩ごはんの魚を買って帰宅。

寒くは無かったようですが、やはりかなり疲れたらしく、到着したらそのままコタツに直行してぐったりしてました

ボクは楽しかったのですが、果たして子供はどうだったのか・・・・

そんなにイヤそうではなかったし、それなりに楽しかったのではないかと思うのですが

次回も一緒に行ってくれるでしょうか・・・

でもとりあえず今度は、トライアルの練習場で山(坂)を下る楽しさを分かってもらえたらと思います