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はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!自転車in台湾 14 台北の夜 2

2011年08月18日 06時45分49秒 | 自転車
汗だくで走る台北の夜。

もうそろそろ台北駅に着く頃だなぁ、と思っていると・・・・

なんだか見覚えのある場所に。
いや、実はこれは喜ばしいことではなく、今日の早朝てくてく歩いた場所、台北駅の南側です!!
なんでこんなところに出てきたんだろう??
確か一本道だったはず・・・・

見覚えがあるといっても、確か、向こうから来て、こっち方面に行った、それは覚えているのですが、そのあとどうしたのか思い出せません
とりあえずUターンしようと思ったら、すぐそこで夜市をやっています。

そういえばまだ晩飯も食べていないし、せっかくなのでちょっと寄っていくか
と、自転車を押しながら人ごみの中へ。

こうやって自転車を押していると、なんだか自分もイッパシの自転車乗りになったような気がして、ちょっと誇らしげです

この夜市、子供がやたら多い。
両脇は射的(みたいの)やらパチンコ(みたいの)やらゲームばっかり。


メシは無いのか・・と歩いて行くと、ありました~

メニュウをみても良く分からないのですが、分かるのが一つありました。
「排骨弁当」 排骨は豚肉のから揚げです。
実家の近くの中華料理屋で、よく排骨麺を食べました。

「パイコウベントウ」でいいのかどうかよく分からなかったので、指差して注文。
と、、、、店のお兄さんがなんだか言っています。
良く分からなかったのですが、どうやら「ここで食べるか?」と聞いているようなので、とりあえず頷いてみました。
あとで分かってきたのですが「○○弁当」を頼むと、かならずテイクアウトかどうか聞かれますね・・・

そして出てきたのが、こいつです。


う~ん、うまそう。もう一度食いてぇ~

揚げたてカリッカリの豚肉、煮卵、厚揚げ(あとから考えると、これが噂の「臭豆腐」)、キャベツのゆでたの、ひき肉などがご飯に載っています。

「うまい!!」

うまいです。
これで60元くらい(200円ちょっと)だったと思います。

うむむ、これは台湾の旅、楽しみになってきましたよぉ~

さて、お腹もいっぱいになったところで、出発。
夜市の反対側に出てきてしまいましたが、多分帰る方角は分かります。

で、大きな交差点で地図に載っている通りがありましたので、これを行けばOK!
と、思ったら・・・

・・・・またさっきの場所に戻ってきてしまいました
何をやってるんだか。

それから数十分後、、、、やっと宿にたどりついたのでした

宿の主人に自転車は中に入れなさい、と言われたので、ありがたくそうさせて頂き、急な階段を担いで登って、部屋で一息。

やっと到着です~
長かった一日、自転車も手に入ったし、めでたしめでたしでした

激走!!自転車in台湾 13 台北の夜

2011年08月18日 05時15分28秒 | 自転車
買ったばかりの自転車で、夜の街に漕ぎだしたボク。
自転車屋さんで頂いた、観光用の地図が頼りです

でも曲がるのは、一回だけ。ここさえ間違えなければ、あとは真っすぐでいいはず・・・・・でした
・・・ところが・・・
まぁ、それはあとで報告するとして。

初めて乗るスポーツタイプの自転車なので、勝手がよく分かりませんが、とりあえずギアのアップ・ダウンはできますので、これをガシャガシャ駆使しながら走ります。
なんでこんなにギアがたくさんあるんだろう・・・・

車道を走っていると、横からスクーターがけっこうなスピードで抜いていきます。
高速道路で、90kmで走行車線を走っている時に、横からインプレッサが180kmで追い抜いて行って、「おわっ!!」っとびっくりする時の感じですね

自転車はバックミラーが付いていないので後ろが見えなくて不便。
バックミラーも付けてもらえば良かったかなぁ(上塗りか・・・)、などと考えながら、できるだけ端っこを走ります。

信号で停まると、後ろからあとからあとからスクーターが湧いてきます。
クルマとクルマの間から浸み出してくるようですね。

ボクは発進が遅いので気を遣います
台湾は右側通行、できるだけ右によって、左から抜いてってもらいます。
少しでも右を開けていて、そこに入りこまれてしまうと、渓流の中で一個突き出している岩みたいに、両サイドにスクーターの流れができてしまって、ものすごく怖い思いをします。

慣れなくて困ったのが、信号手前のシフトダウン。
バイクの場合は停まってからギアを落とすことができますが、自転車は動いていないとギアが変わらない・・・
「あっ!!」と思って信号手前で急いでギアを落とすと、変速が完了する前に停まってしまって、発進はガシャガシャいいながらになってしまいます。

初めてのことなので、まあ慣れないこともあろうさ、と思いながら、それなりに順調に進んできました。

大きな川の手前で道路が橋になる、その上り坂のところで「禁汽車行(確か・・・)」と地面に書かれていて、これはスクーターや自転車は走ってはダメなのだろうと思って、下の道に行きます。

どこで渡るんだろう? と不安になりながら少し行くと、道路は川にぶち当たってT字路に、しかも右折のみ。
地図で見ると、橋は左方向には少し先にありますが、右折方向にはかなり走らないと無いようです

左折してやろうか、とも思いましたが、片側4車線ある道を渡るのはちょっと勇気が要ります(横断歩道は無い)。
仕方なく自転車を歩道に引き揚げて、引き返しました。
こんな時自転車は楽ですよねぇ~

広い通りまで戻って右折し、別の橋を目指します。
なんだかものすごい明るいところにでました。
繁華街と言うか、でかいスーパーみたいなものがあるのでしょうか、その一角でクルマの出入りがとても多い

台北での買い物には興味がないので、そのまま素通りしてしばらく走ると、、、、
前方に高速道路?
行き過ぎたか・・・、と思って地図を見ますが、そんな道路はありません。
道路標識を見ても、観光用の地図にはそこまで詳しいことは書いていません

これで合ってるはずだよなぁ・・・・かなり不安です。
夜の街で方角を間違えると致命的、とんでもない方向に行ってしまうと、とりかえしがつかないので、頻繁に地図を見ながらぼちぼち進むことにしました。

とりあえず川を渡らないと。(その川もこの辺りで蛇行しているので方角の参考にはならない・・・・)
川の方面に向かうため右折すると、やたらと分岐があって訳が分からない。
「右、内湖」とかいう看板があったりして混乱します(内湖区は自転車屋の住所)

それらしい方向に進んでいくと、汽車(スクーター)用の細い道路が上に延びているのを確認。
「橋だ!!」
と喜んで登り出したのですが・・・
「pBEeeee!!!
「ひぃ~・・・!?
スピードが出ない横をスクーターが、時に警笛を鳴らしながらものすごい勢いで抜いていきます。
スクーター2台がやっと並走できるくらいの細い道路で、これはコワイ!!

何回か体を硬直させながら堪えたところで、ふと見ると自転車乗りが一人、歩道にたたずんでいます。
どうやら下の方から歩道が伸びてきて、少し先で合流している模様。

「そうか、歩道に乗れば・・・」

・・・快適です

のんびりと夜景を楽しみながら、時に写真なぞパチリとする余裕などありました。



すの歩道も途中で終わり。
再び車道?スクーター道?に戻って、橋の坂を走り下ります。
「う~ん、快適~
下り坂で束の間のスピード感を楽しんだ後、再び汗だくとなって漕ぎ続けます。

道路は台北駅の北に出る道だということを確認でき、あとは走るだけ。

・・・と、思ったら、まだまだ、台北の夜はこのままでは許してくれないのでした

激走!!自転車in台湾 12 自転車購入 10

2011年08月17日 00時27分42秒 | 自転車
本日、家族で実家に帰ったのですが、その帰り道。
途中でお祭りをやっていたので、寄っていくことにしました

いつもは大人が酔っぱらって、威勢のいい祭りなのですが、今日は子供バージョンらしく(山車は本物です!)、提灯を持って袴を着た大人が見守る中、子供たちが代わり番こで太鼓を叩いています。
あぁ、こうやって次の世代に伝わっていくんだ、と感心しました。

それはさておき、夜店でフライドポテトとタコ焼きを買ったのですが、子供が一人でポテトを食べてしまいました。
300円詰め放題とは名ばかりで、詰められるほどデカイ袋ではなく、ちびっとしか無かったので、全部食べてしまう気持ちは分からないではありませんが、それはそれ、お母さんに叱られるのは避けられません

その後タコ焼きを渡したのですが、4個のうち一つを食べて、「もういい」と返してきたので、珍しいこともあるな、と思いながら一個食べました。

でもあとでお腹がすくかもしれないと思って、「一個食べときな」と渡したら、無言でパクっと一口。
んん・・・?

もしや、と思って、子供がお茶を飲むのを待ってから、「これも食っとけ」と言って最後の一個を渡したら、箱についたかつおぶしまでキレイに食べてしまいました。

やはり。。。

さぁ、行くか、と、立ちあがった時に「たこ焼き、遠慮しとったんかよぅ」と言って、頭をくしゃっとなでたら、こっちは見ずに、お母さんの顔を見てニヤッと笑っていました。

パパは大のポテト好き、申し訳ないと思ったのでしょうか。
今までボクに対してはこんな気遣いをする子では無かったので、あやうく見過ごすところでした。
あのまま、全部ボクがたこ焼きを食べてしまっていたら・・・・
気付いてホントに良かったです~



さて、ボクが台湾で自転車を買った店の紹介です。

東湖捷安特捷信單車店
住所:台北市內湖區康寧路三段219巷二號
TEL:(02)2632-4261
営業時間:am11:00~pm10:00
E-Mail:jc.bike@msa.hinet.net
ブログ:tw.myblog.yahoo.com/jcbike-idv

とってもいい店でした。
最終日はここに帰ってきて段ボールに梱包してもらいました。
工賃は350元(約1200円)です。
タクシーを呼んで、行き先まで運転手に説明してくれていました
(タクシー代は、台北駅近くまでで1000円ちょっとでした)


Dorcusがドイツのメーカーだと言っていた、その真意は気になります。
帰ってきて調べて見たら、台湾のメーカーのようでした。
だまされたのでしょうか?
ドイツの工業製品は高品質で、この言葉が購入のきっかけになったことは間違いありません。
が、台湾のメーカーだと言われたとしても、もしかしたらやっぱり買っていたかもしれません

調べる時間も方法も十分にあった(待ってもらってた)訳で、自分で調査を怠って相手の情報を真に受けて買ったのは自分の責任とも言えます。

外国からの客、明らかに今回限りの客に多少のウソを織り交ぜながらセールストークするのは、当たり前の世界だと思います。

だまされた、と思うと少し複雑な心境ではありますが、特に責めるとか、こんちくしょうと思うとかは全く無く、自己の責任で買ったと思っています。

その他、各地で立ち寄ったGIANTショップ、とても親切でいい店ばかり
大渓の老街の中、鶯歌、金山、困った時のGIANTショップ、ほんとに助かりました。
そうそう、鶯歌の店にはXTC2がありましたね。

あと多少強引でしたが、腕は確かそうな新店市の自転車屋さんもありました。詳細は後ほど。
「來ネ豊車行」
台北県新店市三民路28號
(02)2913-5739
取扱メーカー:メリダ、FUJI、OYAMA


激走!!自転車in台湾 11 自転車購入 9

2011年08月15日 23時18分16秒 | 自転車
Dorcusと決めたので、XTC2は脇にどけられ、整備が始まります。


やはりカッコイイですね。


モデルは「LTD PRO」なんだかグレードの高そうな名前です。






もともと完成車として店頭にあったものなので、それ程時間はかからないと思っていましたが、次から次へお客さんは来るし、とても忙しそうです。
こちらは自転車が買えた安心感で、多少遅くなるくらいどうってことないので、他のお客さんを優先してもらうことにして、のんびりと構えています

他の店がどうなのか分からないのですが、フロントのLEDのライト、リアの赤い点滅ライト、ドリンクホルダーとボトルはサービスで付けてくれました

ボクがお願いしたのは、後ろの荷台。
カバンを載せないといけませんので、必需品です

ところが、この荷台、サドルの支柱に取り付けるのですが、どうも設計が悪い。
取り付けると、支柱の塗装が絶対に剥げる。
そこで、間に緩衝剤をはさんでもらいました。
ちょっとカッコ悪いけどしょうがないな

支払いはカードで。
他の店のように、カードだと値引き率が下がったりはしません。
ちゃんと0.9を掛けて計算してくれました

おっと、道中でパンクした時のために、予備のチューブを買っておかないと。
ヘルメットはいいか、けっこう高いし。
手袋もいらないや。
お尻が痛くならない、パッド入りのパンツは、実は秘密兵器があるので不要です

もう一度計算し直してもらって、支払です。
うむむ、、、カードが使えて良かった。

・・・・ちょっと待てよ
確かにXTC2は定価×0.9という話でしたが、Dorcusは店頭の値札で既に「特価」と書いてありました。
これに×0.9しちゃあ・・・

店長におそるおそる確認したところ、それでOKだとのことで、ホッと胸をなでおろし「サンキュウ、サンキュウ」の連発です

書き忘れていましたが、この店は英語が通じます(ただしボクの片言英語程度までしか確認できませんが、少なくともこのレベルまではストレスなく会話は可能)。
店長だけではなく、店員さんもOK。

とってもいいお店でした。
近所の人と思しきお客さんがひっきりなしに訪れます。
高級自転車扱ってます、的なところは皆無。
地域の自転車屋さん、って感じでした

外国人のお客について聞いてみましたが、日本人はほとんど来なくて、ヨーロッパや香港や中国の人が多いそうです。


支払いも完了したことですし、さて、いよいよ出発です。
整備用の自転車のスタンドを外して・・・・スタンドは?

店長に「スタンドは?」と聞くと、「あ、必要か?」と聞くので「必要です」と回答すると、戸惑ったような、哀しそうな顔をしました

そういえば、この手の高い自転車にのった人は、いつも手に持ってるか、何かに立てかけていたっけ・・・・

うむむ、、、自転車乗りの文化をまだ把握していないから分かりませんが、もしかしたら「スタンドを付ける」というのは、実はものすご~くカッチョ悪いことなのかもしれません

「しまった、言わなきゃ良かった」と、思いつつ、でも後ろに重い荷物を載せて、スタンド無ければ困るのは明白です。
やはり、付けてもらいました

そして、物を後ろに積んで、店の主人に挨拶すると、ボクは台北の夜の闇の中に消えていったのでした・・・・




激走!!自転車in台湾 10 自転車購入 8

2011年08月15日 06時15分17秒 | 自転車
おととい、ライブのダブルヘッダーで、しかも後の一つは徹夜・・・・
昨日は早々と寝てしまい、2日間も空けてしまいました


東湖のGIANTショップにて。
しばらく店内で待っていると、店の主人らしき人が現れました。

「あぁ、ゴメン、ゴメン。XTC2は売れちゃってねぇ、もう無いんだ」

・・・と、言われることを、半ばあきらめ気分で想像していたのですが(そういう心の準備をしておかないと、これ以上失望するとココロが折れてしまいそうなので、きっと自己防衛のためですね)、そんなことはなく、別の場所に連れていかれました。

「XTC2のシルバーのSサイズね?」
と確認して、持って来られた段ボール箱

中には、おぉ!! XTC2が!!

新品です。店頭にも並べられてなかった、ピッカピカです。
「こ、、、これが、ボクのモノに・・・・」
紆余曲折あって、ホントに苦労しましたが、これで台湾に来た甲斐がありました
いいモノが買えて、良かった~
段ボールから次々とパーツが出されて、といってもほとんどは組んであるので、ハンドルとか車輪とかですが、セットされていきます
やれやれ、ほんとによかった



荷物をおいて、しばらく組み立てを眺めているとすっかり落ち着いてきました。
ぐるりと見回すと、GIANTショップですが、いろんなメーカーのを扱っているようです。

COLNAGO、Corratec、BIANCHI、MONTAGUE、ルイ・ガノ、DAHON、Marin、Dorcus。

その中で目を惹いた一台、無塗装のアルミに黒い艶消しの塗装。なかなか渋い。
「特価24000元」の値札が付いています。

「Dorcus?」

はて、聞いたこともありません。
確かに素人ですが、どんなメーカーでも聞いたことくらいはあるはずなのですが
よほどマイナーなメーカーなのでしょうか。
値段だけ見ると、そこそこのレベルにあるモデルのようです。

店の人に聞いてみると、ドイツのメーカーとのこと(でも帰ってきて調べたら、実は・・・)
XTC2の組み立て作業中ですが、あまりにも気になったので、申し訳ないんですがと、ちょっと中断して広いところに出してもらいました。

うむむ、、、カッコイイ・・・。

自転車のことをよくご存知の方は、この時点で絶句されていることと思います。
なんでXTC2を破格で買えるところを、訳の分からないメーカの高いモデルを「カッコイイ」というだけの理由で・・・

でも、付いている装備を見て見ると、ほぼ同等か、若干Dorcusの方が上(値段が高いから当然といえば当然です)。
フレームの塗装はDorcusは無塗装の部分があり、XTC2はクリアが吹いてあります。
フレームの溶接は明らかにXTC2の方が上手ですね
XTC2は箱入り娘、Dorcusは展示品。
値段はDorcusの方が14千円ほど高い。

ここまで考えたら、明らかにXTC2を買うのが当たり前なのですが、それでもここで迷ってしまいました。
うむむ、、、アホです
しばらく時間をもらって考えていましたが、やはり訳のわからないメーカー、ということがネックになって買う決心が付きません。

店の主人に「ちょっと頭を冷やしてきます」と言って店を出て、ヨメに電話しました。
Dorcusをネットで調べてもらおうと思ったのですが・・・・

「もしもし」
「はいはい、(ドーン!!)」
「今、どこ?」
「(ドドーン)今近所の花火大会に来てる」

ガーン・・・・

「何時に帰る?」
「9時半くらいかなぁ」

仕方がない、友達に電話して調べてもらう・・・ 

電話番号の入った日本のケータイは宿に置いてきてしまった・・・・(ガックシ)

もう調べようがありません。
分かっているのはドイツのメーカー(でも実は・・・)で台湾で作っている、という情報だけ。

ジュースを買って、道端に座ってゴクゴク飲みます。
かれこれ1時間以上も悩んでいます。
もう、これ以上引き延ばすのも、店の人に申し訳ないし(ちなみに店は夜の11時まで開いている!!)。
店に戻りました。

店に戻っても、どっちかに決めていた訳ではありません。
でも、もう決めないと、戻ってきてまだ迷っていたら、店の人もいい加減イヤになると思いますし、自分ももう決めないとイカンと思いましたので、エイヤ!! とその時の気分で決めてしまいました。

選んだのは、なぜかDorcus・・・・・

ただカッコイイというだけではありませんよ。
みんなが持っていて、みんなが「これはイイ」と知ってるモノに、あまり魅力を感じない、そういう性分なんです、これだけは笑われようが、バカにされようが、自分でもしょうがない。

いや、一番は「知る人ぞ知るイイもの」というのがもっともカッコイイ
次が、誰も知らないけどそれなりにイイもの。
その次が、知る人ぞ知るボロイもの(安く買うことが条件)。
で、その次がみんな知ってるいいモノ。

基本的に良くないモノは嫌いで、「いいモノなんだけどボロイ」は十分守備範囲です


そんな訳なので、1番か、せめて2番を期待してDorcusです。
それでも値段がより高い方なので、普段はこんなリスクのある買い物はしないのです。
が、このリスクを軽減する手段が無く、しかも今日決めないと明日からの行動に影響が出てしまう。
したがって、リスクがない「みんなが知っているイイもの」を安く買うか、リスクのある「知る人ぞ知る、もしくは誰も知らない、いいかもしれない(とりあえず付いてる装備は良い)」ものを高く買うか、の選択をしないといけない状況です

で、こういう極限の状況下では、より自分の本性が出るのではないかと思います。
そして、半分やけくそで指差したのは、リスクの塊りだったのでした・・・・

激走!!自転車in台湾 9 自転車購入 7

2011年08月12日 23時35分35秒 | 自転車
最後の砦となったGIANT XTC2、しかし無情にも在庫切れ。
ちょうどモデルチェンジの時期と重なったのが悪かったか・・・

メーカーに在庫が無くなった以上、これを手に入れるには、店頭にあるものを指差して「これ下さい」というしかありません。
店頭にあるかどうかは、行って見ればいいのですが、そんな時間はないので電話で確認することになります。

そこで、、、もう既に疑心暗鬼になって、信じられなくなっているボクは躊躇してしまいます。
今から振り返ってみると、考え過ぎだろうとは思いますが、一度冷たくなってしまったココロはなかなかもとには戻りません。

「日本人と分かると、店頭にあっても「無い」っていうんではないか・・・・」
黙って店頭に行って、目の前のモノを抑えた方がいいのでは?

しかしそうは言っても、今からGIANTの店の場所を特定して行って見るということは、かなり時間がかかりますし、一日中歩き回っても何軒も見れません。現実問題として難しい。

先ほど電話して×0.9で売ってくれると言った店に電話してみました。

「XTC2のSサイズは店頭にありますか?」
「あるよ」
「え!? 店のストックとしてあるということですよね?」
「あるよ、色は?」
「し、し、シルバーを」
「OK」
「あ、あの、店頭にあるってことは、行ったらすぐに手に入るってことですよね」
「もちろん」
「あ、、あ、今すぐ、といっても1時間くらい後に行きますので、な、名前ははるにわっていいます」
「OK、待ってるから」

こ、、、これはラッキーかも
色を聞いたということは、2台はあるということ。
ボクが店に着くまでの1時間の間に売れてしまう確率は非常に低いと思われます。

でも、急げ!!

この店は、例のサイトの英語の住所からGoogle Mapを眺めながら、自力で場所を見付けだした店です。
ストリートビューで店構えまで確認済み
ここ台北駅から店のある東湖駅までは、地下鉄の駅で十数個あります(GoogleMapで確認済み)。
路線図を見ると・・・・ん?
自分のガイドブックは2年前、ハワイに行くか迷っていた時期に買ったもので、線路が載っていない!!


駅の路線図を見ると、板南線(青)の忠孝復興駅で木柵線に乗り換えれば行けますが、終点の南港で再び繋がってそうにみえます。
但し南港駅に変な丸が書いてあって、これが乗り換え可なのか不可なのか、不明です

急がば周れ、駅員に聞いてみたところ・・・・ 英語が全く通じない
一生懸命台湾語で説明してくれるのですが、これっぽっちも分かりません。
筆談とガイドブックを指差して、南港ではなく、忠孝復興駅で乗り換えろ、ということらしい。

ではそうするか・・・・

乗り換えると、地上に出ました。
来た電車は、どうやら無人の運航のようで、運転手がいませんでした。
一番前の席に陣取って、写真をパチリ。
鉄道ファンでなくてもドキドキしますね~



しかし、遅い・・・・
地下鉄の方がひと駅の時間は絶対短い。
多少南港で乗り換えに時間がかかったとしても、板南線で行った方が早かった気がします。

しかし、この景色ですから、まぁいいか



そして、約1時間後。東湖(Tong-hu)駅に到着。
ショップまではここからすぐ、のはず。

実際にモノをこの目で見るまでは安心できません。
もし名前を聞いて日本人と言うことがバレていれば、2台あるはずの在庫が「あぁ、残念。君が来るまでの間に売れてしまったよ」ということになるやも知れません
(注:冷たくなったボクのココロがそう考えていただけで、事実ではありません)

ドキドキしながら、店に入ると、人の良さそうな女性が対応してくれます。
電話して来た、と告げると、非常に慌てた様子で、ちょっと待ってと言っているようです。

どうも様子がおかしい・・・・
なんだか申し訳なさそうな顔をしているし、ワタワタした感じの対応です。
・・・・やはり、そうか。ここもダメかもな・・・ ちょっと空を見上げた、、、その時

店のマスターが現れました。

そしてこの後、歓喜の瞬間が!! つづく・・・

激走!!自転車in台湾 8 自転車購入 6

2011年08月10日 23時23分56秒 | 自転車
サッカー日韓戦、勝ちましたねぇ~圧勝でした。
危ない場面もたくさんありましたが、それ以上に攻撃が良かったです
ちゃんと組み立てて攻撃していましたので、数え切れないくらいのチャンスがありました。
スゴイです。
やはり香川選手ですね、常に攻めの姿勢で、見ていてゾクゾクするプレーなんて、初めてです。
ほんとにこれから楽しみですね~

さて、自転車を買うことができずに落ち込んでいたボクですが・・・

まだ重要な機種が残っていました

GIANTか・・・・
せっかく台湾に来たんだし。
もともと、GIANTが嫌いな訳でも無くて、ただ単に王道を避けようとする性癖から(要はいいモノでも皆が持っているものはイヤなだけなんです)、考えていなかっただけです。
いつでも手に入る、という安心感から、無意識に最後の手段として残してあったような気もします。

ヨメに電話して、XTC2の日本での値段を調べてもらいました。

結果は・・・ 14万円!?
値引きが無かったとしても、ほぼ半額です

なんだ、これを買わない手はありません。
よくよく考えて見たら、せっかく台湾に来たのだから台湾メーカーの安いのを買わないと意味がありませんよね。

スコットやスペシャライズドやルイ・ガノや、台湾で作ってるメーカーのものと比較しても、GIANTの定価は破格で安い。
もしくは日本の売値が異常に高いのかもしれませんが、でもブランドイメージの優位なメーカーより高い値段設定をすることなんて意味がないし、考えられませんよね。

・・・・なんだ、これで全く問題ないじゃないか・・・
値段も破格で安いし、ボクが使うスペックとしては、もったいないくらいのモノです。

もうこれしかない、XTC2を買うと決めたら、それが全てを満足する最高のモデルであることに、すっかり嬉しくなってしまって、さっきまでの落ち込んだ気分はどこへやら、ウキウキとした気分で軽やかに歩きます。

ただ日本人だと値引きが無いかもしれないので、GIANTの店に電話して確認してみました(もちろん英語です)。
結果は・・・・×0.9です

完ぺきだ・・・・

そういえば、宿の主人が台北駅のバスターミナルのショッピングモールにGIANTショップがあるというので、まずそこに行って見ることに。
ここなら、最終日に梱包してもらったあと、宿に持って帰るのも楽です。

店に行って、値段を聞いてみると・・・定価販売でした。
が、さらに値切ると、×0.9になりました
店内の値札はみんな×0.9なので、ここまでは行けると思っていました。
これ以上は、もういいや。

最終日に段ボールに梱包をお願いしてOKをもらって、しかも納車は明日でいいか? なんて聞かれた日には!! 
他の店は2~3日は必要だったので、もう今日が夕方近いことを考えると、明日ならほとんどロスはありません。

もう即決です!!
神様、ありがとう~!!

店のお兄さんがパソコンをパチパチ叩いて、その後長く電話しているのでずーっと待っていたのですが、しばらくして意外な言葉が・・・

申し訳ないが、希望の色はモノが無い、とのこと。
もう、色なんか、そんな変でも無いし、こっちでもいい、というと、今度はサイズが無い、と言う

「What!?」

さっきあるって言ったじゃないか? 一体どうなってるんだ?
もう在庫が無くて売り切れらしい・・・・


万事休す・・・・

喜びの絶頂から再びどん底に落とされて、もう這い上がれないほど気分は泥沼

もう一つ上のグレードのXTCコンポジットというのは店頭にありましたが、3万ドル近くて、装備はプアです。
要はほとんど複合材フレームの値段で、装備は交換が前提のモデルのように思えました。
ボクには全く向かないモデル、断念です。

この精神状態で考えるのはマイナス方向ばかり。
疑心暗鬼になって、GIANTは日本人には売らない方針なんじゃ? などという考えがよぎります

もう手に入らないのか・・・・
ショッピングモールの人ごみの中をふたたびトボトボと歩く。
なんだかどんどん心が冷たくなっていくようでした。

それでもしばらくすると、冷たくなった心が働きだしました。
今まで以上に冷静になって考えて、残された道を模索します。

さて、その残された道とは!?

激走!!自転車in台湾 7 自転車購入 5

2011年08月09日 23時18分31秒 | 自転車
再び自転車屋密集地帯へ。
KONAが欲しいのですが、その前に他の候補の値段を確認しておこうと、まず途中のGIANTの店へ。
XTCはいくらか聞くと、XTC2なら205千元だということです。
値引きをお願いすると、取り寄せになるし、日本で買うよりはよっぽど安いだろうから、値引きはしない、と半分怒ったように言われてしまいました・・・・
何か筋違いのような気がしますが・・・・
アレックスモールトンの値段も聞きたかったのですが、聞かずに出てきてしまいました。

次、ルイ・ガノの店。
この店はやり手ですね・・・
開口一番「予算は?」です。
希望予算の20000元を言うと、地下に連れていかれて、これだ、というので見ると、うむむ・・・かなり低いグレードのものだったので、もっといいやつはないのか、というと、再び地上に出て、パソコンの前へ。
取り寄せになるが、これなら、というので見せられたカタログには、XC BART(105,000円)。

これが2万元弱(現金)(約7万円)ということなので、まぁ安いのですが・・・これって2009年のモデル。
台湾では日本でいう前年のモデルが売られているみたいなので、現地でも型落ちのモデルです。
この値段なら、もし残っていれば日本でも買えそうな気がします。
しかも・・・・よくよく考えて見ると、見せられたカタログは日本のもので、台湾で売られている金額からいくら値引いているのかわかりません
うむむ。。。やり手です、このお店
まぁでも日本で10万円の定価のものが7万円で買えるということで、一応候補にはなります。

次にSCOTTですが、こちらは定価×0.9でした。
かなりネゴをしましたが、これ以上は頑として引きません。
これでも日本で買うよりかは安いだろ? というのが決めの文句です。
日本で定価10万円のモデルが26千元(9万円強)で、あまりメリットはありませんし、かなり予算オーバー。
でも、欲しいモデルです。

これだけの情報を仕入れたうえで、KONAの店に行きます。
店の主人は残念そうな顔をして、KONAはもうない、と・・・・・
「え、、、、無いって・・・」

昨日ボクが帰ってから中国の人が来て、値段を聞いて即決していったようです。
そして、それが最後の1台だったらしく、もう手に入らないということ。
しまった・・・
ガックリと肩を落とすボクを見て気の毒になったのか、他のメーカーのを勧めてくれました。
FUJIのモデルは全部×0.8で出す、とのこと。

でもFUJI自体あまりなじみが無かった(ロードバイクのイメージが強い)ので、店頭にあったMINIの折り畳みの値段を聞いたら、2万数千元(忘れました・・・)でした
日本で3万円くらいのイメージだったのですが、どうやら高いグレードのものだったらしく、これですら予算オーバーです

仕方がない、SCOTTですね。
再び店に戻って、買うことにしました。
台湾まで来てわざわざ買う値段ではありませんが、これからの数日間を自転車で走ろうとするなら、どこかで買わないと始まりません
自転車は注文になるので、入荷までの期間はレンタサイクルを格安(300元/日)で貸してもらう約束をして、カードで支払おうとすると、カードだと値引きは無し、だそうです

かなり足元を見られた感はありますが、もうこうなってくると、半分やけくそ状態で、じゃあキャッシングするしかないのですが、生まれてこのかたキャッシングなんてしたことがない。
しかも外国で、本当にできるかどうか分からないので、契約前に可能かどうか確認しておく必要があります。
なにせ、台湾に持ってきた現金は10万円、ここから自転車代を払ってキャッシングができなければ、路頭に迷うことになります。

自転車をレンタルして、銀行に行きます。
出国する前に、長い間使ってなくて忘れてしまった暗証番号をカード会社に確認してあったので、使えるとは思うのですが・・・
でも、無情にも結果はアウト
(後日カード会社に確認したところ、台湾ではキャッシングできないそうです・・・

自転車屋に戻って、購入は断念すると伝えました。
カードで買うと日本で買う定価よりも高くなってしまいます。
予算もかなりオーバーだし、さすがにバカらしくなりました。

ルイ・ガノか。。。。。
でも欲しく無いものを7万円も出して買うのか? 日本に持って帰って、これをずーっと乗り続ける訳で、やはり気に入ったものでなければ、買ってはいけない気がします
ルイ・ガノもやめました・・・

この一帯はどうも日本人慣れしていて(FUJIの店以外は)、なんだかもういいや、という気になりました


なんだか敗北感のようなものに打ちひしがれながら、とぼとぼと地下鉄を目指します。
どうするかなぁ~

台湾なんかに来るんじゃなかったなぁ、イギリスに行ってれば、ロータスの工場見学してBMCやヘインズの自動車博物館に行って、シルバーストーンサーキットで草レースを見て、コッツウォルズ地方で午後の紅茶でも飲んでるのになぁ・・・などと、弱気な逃避的思考が完全に頭を支配しています。

うむむ、、、果たしてこんな状態から這いあがれるのでしょうか・・・?

この後、まさにジェットコースターのような展開が!

激走!!自転車in台湾 6 自転車購入 4

2011年08月09日 05時05分55秒 | 自転車
インターネットで見つけたありがたいサイトは「Mountain Bike Shops in Taipei and elsewhere in Taiwan」です。
英文で店の名前、住所、電話番号、取扱メーカー、店のコメント等が載っていて、台北だけで10数軒載っています。これさえあればバッチリ!! と思わせるものだったのですが・・・・

この英文というのがクセモノで、住所に”Chung Cheng Road”とか書いてあるのですが、これがどこか分からない・・・・
中国語には漢字に「読み方」+「音程」があって、この組み合わせで判断しているため、読み方だけ書いてあっても分からないのです。
台湾でガイドブックに書いてある言葉、例えば「いくらですか?」を意味する「ドゥオサオチェン(多少銭)」をそのまま読んでも通じないのは、このためですね・・・

宿のパソコンにはプリンターが付いていないし、セキュリティーの関連か、ショップのサイトは表示できなかったので、一生懸命紙に書き写して、それを宿の主人に見せて、どの辺りか見当をつけようとしたのですが・・・
主要な大通り沿いの何件かは大体見当はつきましたが、遠いところやマイナーな通りのほとんどのショップは不明の状態です・・・・

電話して聞いたら? と思いますよね?
でも電話して英語で「go Chung Cheng Road」と言われても・・・結局電話では漢字が伝えられない以上、住所を特定するのは難しいのです
GoogleMapで通りの名前(当然漢字)を見ているうちに「あ、ここかな?」と、見付けたところも1軒あります。
今回ボクが購入した店です(やはり何かの縁のようなものがあるのでしょうか)

で、場所が分かった店に行ってみようと思うのですが、時間もありませんので、在庫の有無を電話にて確認してから行くことにします。
すると・・・「いや、うちはGIANTショップだから、GIANTしかないよ」「そのメーカーは扱ってない」「・・・(英語が通じない)」・・・・

全滅でした・・・・

打つ手なし
もう完全に手詰まりです。

うむむ・・・・かくなるうえは、自転車屋集中地帯に戻って、予算オーバーを覚悟でKONAを買ってしまうか。
その前にSCOTTの値段もちゃんと聞いておかないと。「在庫なしと」いうことだったので、聞いてませんでした。
ルイ・ガノ、GIANTを買うという選択肢もあります。

またあそこまで歩くのか・・・・

実は、あそこまで歩いたうえで、さらに状況は悪化の一途をたどることになるということを、その時のぼくはまだ知らないのでした・・・・・

激走!!自転車in台湾 5 自転車購入 3

2011年08月07日 23時46分48秒 | 自転車
さて、自転車屋密集地帯以外に目星をつけていた店があります。
司凱國際有限公司(SKY BIKE)

1年以上前の情報ですが、Scottが置いてあるとのことでした。
地図は持っていて、場所も記入してあるので、地下鉄の出口にある付近の地図と照合して地上へ出ます。

てくてく歩きます。
どんどん歩いて、だんだん疲れてきました。
もうあってもいいはずなんですが・・・・

地図を見ます。
ん、、、なんか違う。
教会? ピザハットあった 警察署?!
逆向きじゃんか!!
ちゃんと出口にあった地図を見てきたのに、なぜ?

・・・・戻ります。戻ります。やっと駅まで来ました。
駅の地図で確認すると・・・・

北が上じゃあないんですね?

ボクはクルマのナビでも北を上にしてしまうくらい、「北が上」が好きな男ですので、多分とっても親切なこの地図も、憎たらしく感じます。

反対側に向かって歩きます。
今日は月がデカイぞ、と思ったら、アドバルーンでした。


地図でその辺りに来ました。
さっきのに懲りて、早目早めの確認を実施します。・・・が、見当たりません
飲食店のお店の人に聞いてみます。
といっても、会話する訳では無くて、この地図を見せて、店の名前を指差すだけです。

すると・・・・お店の主人は「あちゃー!」という申し訳なさそうな顔をして、ナイナイと手を振ったのでした
どうやら潰れてしまったようです・・・・

うむむ、、、これはどうしたら良いのか
とりあえず、他の店をなんとか探すしかありません。
幸い宿に自由に使えるインターネットがありますので、あれでなんとかしましょう

準備不足で打つ手がなくなってしまった・・・・
現地での時間を無駄にしたくなければ、事前の準備は必須。
確かに情報源が限られていて、なかなか難しいことはあったのですが、現実として途方に暮れる状況になっている、という事実のその原因は認めないと。

とりあえず宿の方へ向かいます。
そういえば、三越の中にGIANTショップがあると書いてあったので、行って見るか

台北駅の三越に来ましたが、どこに売っているか分からないので、店員さんに聞いてみたら、自転車屋は無い、とのこと。
ショックです・・・・

とりあえず宿方面に向かいます。
そういえばご飯を食べていませんでしたので、行きにチェックしていた店に行くと、なんと!!! もう店仕舞いしていました。
仕方なく違う店を探します。

予定では台北は今日一日だけだったので、ろくに観光情報も掴んでいません。
今思えば夜市にでも出掛ければよかったのに、と思います。
が、その時は情報がなにもないので、同じく商店街の中を探したら、ありました~
よかった~ 初日から晩ご飯抜きはキツイですからねぇ

名前は忘れましたが、とても辛かった・・・・けど、おいしかった


宿に帰ると、風呂にも入らないで、ずぅーっとインターネットやっていましたが、あるサイトに巡り合って「うぉー!! ラッキー、いっぱいあるじゃん、台北に!!という状況で、時間切れ
インターネットは0時までです。朝は8時から。
あきらめて寝ました。

このままだとまだヤバイ状況なので、自転車屋を探すために、もう一日台北に滞在することにして、宿ももう一泊、延長する必要がありました。

明日はそのサイトと、さらに混迷を深める状況についてお伝えします・・・・

激走!!自転車in台湾 4 自転車購入 2

2011年08月07日 02時11分22秒 | 自転車
さて、自転車屋を見つけましたよ。
いよいよ本格的に活動です

まずはFujiの店から・・・と、Fujiの看板の下にKONAの文字が!!
最初から見付けてしまいました

店に入ると、他のお客さんがいたので、とりあえず店内を物色。
やはりFujiが多い。
おや、MINIの自転車がありました・・・・欲しい
いかん、いかん、今回はマウンテンバイクを買いに来たので、こんなのは買いませんよ
で、店の人と話すと・・・・在庫はありませんでした
残念です~

よし、気を取り直して次の店、ルイ・ガノの店へ。
店内ぐるっと回りましたが、全部ルイ・ガノでした。
ルイ・ガノはみんな乗ってるし(会社の駐輪場で最大勢力)、イタリアの高級ブランドみたいでイヤです(ど素人ですみません・・・)

次は隣のGIANTの店。
ありましたねぇ、Scott、ロードバイクですが。
店の人に聞くと・・・在庫無し

うむむ、ここになければ、また別の場所の店に行かねばなりません。
今日はもう夕方、行けたとしてもあと一件くらいです。
もしそこに無かったら・・・・

もう一度KONAの店に行ってみました。
一番欲しかったメーカーです。
店長さんから詳しく話を聞きました。
日本ではいろんなモデルが出ていますが、台湾ではkuraの1モデルだけのようです。
かなりハイグレードのモデルですね。
これが3割引きで3万元、入庫は3日後、すなわち月曜日。
まぁ、土日は台北をウロウロして月曜日に出発、というのも仕方ないかもしれませんが・・・・いかんせん高すぎる
考えていた予算の1.5倍です。日本円にすると10万円を超えてしまいます。
これはちょっといけません。
考えます、と言って店を出ました。

仕方ありません、別の店に行くしかないですね・・・・

地下鉄の駅まで戻る途中で見つけました。


東日本大震災で、台湾から莫大な額の義援金が届いたそのお礼でのようです。
台湾の物価水準が日本よりかなり低いことを考えると、ものすごい額です。
親日派の方が多いとはいえ、本当にありがたいことですね

謝謝 台湾 (ありがとう、台湾)

さて、次の店もネットで見付けた店、地下鉄で行かないといけません。
急がないと、もう日が暮れます。
台湾の夜は遅いとはいえ、急ぐに越したことはありません。

しかし、明らかに準備不足のボクに、神はその報いともいえる試練を与え給うたのであった・・・・

激走!!自転車in台湾 3 自転車購入 1

2011年08月05日 22時21分17秒 | 自転車
認めたくありませんでしたが、やはりこれは事実として認識せざるを得ません・・・
髪の毛が・・・・半減しました

ずーっとヘルメットを被っていたので、髪型がペタンコになっているだけだと思おうとしていましたが、やはり頭を洗ったり、ドライヤーで乾かす時のボリュームが以前と全く違います・・・
日差しがキツイので、途中から帽子を買ってヘルメットの下に被っていたのですが、それで通気性が悪くなったのがいけなかったのでしょうか?

うむむ・・・下半身に贅肉が付いて、髪が薄くなって帰ってきてしまいました・・・・

さて、自転車屋ですが、ネットで調べたところ台北駅から地下鉄淡水線で2つめ「しょう連」という駅から西に真っすぐ歩いて行った地点に数件固まっているところがあるそうで、まずはそこに行って見ることにします。

宿からは1駅ちょっとなので、地下鉄には乗らず地下街を歩いて行くと、本屋がたくさん集まっている一角があって面白そうですが、今日は先を急ぎます。
のどが渇いたので、お茶屋さんでお茶を買ってみる。
緊張して挨拶もそこそこに、何だかわからないけどメニューの一つを指さす。
700cc(!)で25元(90円くらい)なので、かなり安い。
バカデカイ容器にお茶と水と氷を入れて、なにやら機械の下に入れると、カップの口がパックされて出てきました。
こぼれません。
この後各地で何度か買って飲むのですが、どんなところで買っても必ずパックされて出てきますので、これが台湾のスタンダードのようです。
ストローをぶっ差して飲みます。
「シェシェ(謝謝)」と言おうと思ったのですが、緊張して言えませんでした・・・情けない。

でもここは年の功、そういえば北海道ツーリングに行った時のピースサインも最初はこうだったが、最後には慣れて普通に出せるようになったし、これくらいの会話はすぐにできるようになるだろう、という経験則からの推測はできましたので、それほど自分を卑下せずに済みます。


駅から地上に出ると、やはり暑い・・・
歩道にスクーターがたくさん停まっていて、飲食店が椅子や机を出したりしていて、歩道の歩くスペースは狭い。
でも活気にあふれていますねぇ

スクーターが噂通り多いです。



一件目、GIANT(台湾の自転車メーカー)の店に行こうと思ったのに、地図の場所に見当たらないので、ある店の人に地図を見せたら、別の店に連れて行かれ、繋いでもらいました。
どうやらお茶屋さんのようで、人が入れるほどの大きな缶がたくさん並んで、お茶を袋に詰めています。
お茶のいいにおいがする家屋は、大きな土間がある旧い日本家屋みたいな感じでした。

店の主人が息子らしき若い兄さんを呼ぶと、「ここに行きたいのですか?」と日本語で!!
若い人で日本語を勉強する人が多く、本屋では英語学習の本よりも日本語の本のが多いとは聞いていましたが、ちょっとびっくりです
無事場所を教えてもらいました(日本語で)。

自転車屋は、駅から歩いてきた通りを左折したすぐのところにありました(地図だと南側、右折だったのですが)。
とりあえずGIANTは興味がなかったので、店の人に欲しいメーカーがあるか聞いて、無かったのですぐに店を出ました。
でも気になる自転車が。。。。アレックス・モールトン。
ミニの足回りに使われているラバーコーンを発明した人の名前です
自転車も作っていたのか・・・ちょっと欲しくなってしまいましたが、今回の目的はマウンテンバイクを買うことなので(いつのまにやらそう決まりました)、断念。

さらに歩いて行くと、例の自転車屋集積地帯に出ました。
といっても、あったのは3件だけ。
フジ、コナ、その他を扱っているこじんまりした店、ルイ・ガノの店、GAIANT店(scottも取り扱ってる)。

ボクが欲しいのは、カッコよくて、手頃な値段設定のモデルがあるメーカー、まずコナ、スコット、キャノンデール、スペシャライズド。
GIANTはみんなが乗ってるので、ひねくれもののボクはちょっとパス。
ルイ・ガノも会社の駐輪場にたくさん停まっているので、これも考えていません。

さて、台湾初日の成果やいかに??


激走!!自転車in台湾 2 台北到着

2011年08月04日 23時55分28秒 | 自転車


機内食です。まずくはないですが、おいしいものでもなかったですね。


機内で配られるはずの入国カードですが、ず~っと気にしていたのに一向に配られず、とうとう着陸態勢に入ってしまったので、スチュワーデスさんにお願いしました
他の人は一体どうしたんでしょう・・・?

入国審査は何も質問されずあっさりと通過、とうとう台湾の地に足を踏み入れました!!

台北まではバス、、、、おっとその前に、ケータイを借りないと

税関を通り出口を出て左手の方にぐるっと周ると、ケータイ会社のブースがあります。
FAREASTONE(遠イ専)という会社で、1日100元で借りました。
300元分の通話できるカードも同時に購入、無くなったら全国の店舗で補充できるようです。
日本と1分間話して9.1元(約30円)程度。

あとはバスに乗って台北市内へ。
宿の案内には国光バスに乗ると良い、と書いてあったので探しますが、他の会社のバスはたくさん停まってるのに、肝心の国光バスは目の前を通り過ぎていく!!
うむむ、どうしたことか。。。と、角を曲がったところにバスのチケット売り場がありました

国光バスのチケットを125元で購入し、目の前に停まったバスに乗り込みました。
1時間くらいかかるらしいので、家に電話をかけてみて、電話番号を連絡しておきます

車窓から見る台湾の風景はなんら日本と変わりません。
高速道路だからか、ありきたりの風景に見えます。

高速を下りて市内に入ってもそれほど違和感はありませんが、やはり漢字ばっかし・・・
やけにスクーター屋さんが多いな、と思ったら、どうやら歩道にキレイに並べて駐車しているだけのようです

バスが停まると乗客が全員下り始めましたので、どうやらここが終点、台北駅のようです。

宿の案内に従って、中山地下街に入る。


まず目を引くのが、オネーサンの足の綺麗さ。
ほぼ100%の人がK-POPのkaraの足並み!!
まさか、そう思うでしょう?
驚くなかれ、本当に見事なまでに皆さん足がキレイ
これは台湾の特筆すべきところですね~

さて、今日の宿は「燈(あかり)」。
台北駅から徒歩5分くらいの便利なところにあって、相部屋で400元、個室で700元と、とってもリーズナブル。
ここのオーナー、情が厚いという訳ではなくどちらかというとドライな感じでですが、かといって冷たい訳でなく、付かず離れず旅行者をサポートしてくれます
この距離感がとても居心地が良く、結局2日目と最後の日もお世話になりました



そそくさとチェックインすると、早速自転車を購入しにお出かけです
目的地は、ここから3kmほど離れた、自転車屋が密集しているという地帯。
果たしてド素人のボクが異国の地で自転車なんか買えるのか・・・

ちょっと不安だらけですが、いよいよ台湾の旅の始まりです~

激走!!自転車in台湾 1 出発

2011年08月03日 22時22分11秒 | 自転車
出発の日。前日仕事で0時過ぎまで会社にいたので、深夜過ぎまで準備にかかって寝不足です。

それでも予定通り家を出て、空港に到着。
チェックインして身軽になり、あとはひたすら自転車のチェックです。

果たして、どんな自転車を購入すればよいのか、事前に出力してきた欲しいメーカーの製品ラインナップ、各製品の値段と、付いている装備(主にブレーキと変速機)を見比べていきます

初心者なので、どれがいいモノなのか、どれが安物なのか見ただけでは分かりませんので、高い機種についている装備がその下の価格帯の機種についていれば、それはお買い得だ、と判断して行くわけです。

ひたすらそんなことをしていたら、そろそろ時間です。

出国審査を通って中へ・・・電話会社がこんなところで店出して・・・・
あっ!! 携帯電話借りるの忘れた・・・・・

聞いたら、外にしかないという
実は仕事で連絡があるかもしれないので、携帯電話は借りない訳にはいかないのです。
仕方ない、おおいに不安ですが、現地でかりることにします。

航空会社はエバー航空、他の会社に比べてかなり安かったので、一人だし、ここに決めました。が・・・・
見えてきたのは、旧い双発の機体。
MD90か何かでしょうか、かなり不安になりました。
とはいうものの、もう引き返せません。

本を読んでいて気付かなかっただけでしょうか、救命具の使い方の説明も無く、電子機器の電源を切れという指示もないまま飛び立って行きました・・・


激走!! 台湾自転車 無事帰還

2011年08月02日 23時43分30秒 | 自転車
とうとう帰ってきてしまいました~
疲れました・・・

確かに疲れましたが、面白かったなぁ・・・台湾の人はみんな親切で、うれしくなってしまいます。
困った時にかなり助けてもらいました。

あと自転車も購入して、台湾のの山を走りまわって、最後は無事持って帰ってきました。
こちらも詳細報告していきます

帰ってきてから体に異変が・・・・
足が1.5倍くらいに膨れている!!
そんなに食べ過ぎたとは思っていないし、毎日運動をしていたはずなのに、かなり肉が付いています。

帰ってきてから急激に膨れたのですが、現地でも多少それは感じていて、最後の日にホテルの体重計に乗ってみたら、なんと!!
通常よりも5kgも体重が減っています・・・
一体どういうこと??

肉が付いたのに、体重が減るということは、中身が減ったということでしょうか?
確かにウエストは細くなった気がしますが・・・・。
体重計がおかしいのかも。
と、思って家で計ってみても2kg減っています。
これだけ膨らんだのに、それでも減ってるということは、どこかがこれ以上に減っていないとおかしい

うむむ・・・なぞです。

確かにこの一週間以上、炎天下の下汗だくで走り回って1日に4~5リットルの水を飲んでいたのが、急に冷房の利いた部屋でじっと座っているだけになったのだから、体もついていけないでしょうねぇ~


さて、明日からいよいよ台湾自転車旅行の報告です。
かなり長くなりそうな気がしますが、よろしくお願いします。