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はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!自転車in台湾 47 十イ分3

2011年11月19日 00時06分56秒 | 自転車

滝から町へ戻ってきました。

炭鉱の博物館にも行こうと思っていたのですが、お昼を過ぎて雲行きが怪しく、スコールが来そうな雰囲気だったので、やめました。

道端に停めて、荷物に防水対策を施して(ビニールをかぶせるだけです)いると、地元の方が話しかけてきました

向かいのスナックは日本語が話せる人がやってるって、どうやらそういうことらしいです。

今は店が閉まっているのでどうしようもありません

しかし、なんで日本人って分かったんでしょうかね~?

膝までの短パンにTシャツ姿なんて、どこにでも居そうな感じなのですが・・・・

と、、、、すぐ近くで灯篭を飛ばすようです

でっかい提灯というか、紙の気球というか、の中に、油紙を何枚か吊り下げて火をつけます。

中の空気があったまって軽くなり浮いて、かなりのスピードで飛んでいきます。

これに願いを込めて飛ばすと叶うと言われていて、この灯篭は学生らしきグループが頼んだみたいです。

カメラを出している間に、見る間に上がって行って、風に流され、あぁーーーーっ!!

ガシーンと電線にぶつかって、危なーい!!

と、思ったら、何もなかったように再び空に登って行きました

だ、、、大丈夫なのだろうか。

日本でやったら、すぐに消防車が飛んでくるだろうなぁ・・・・・

 

ここでは年に一回祭りがあって、ものすごい数の灯篭が空を舞うそうです。

きれいでしょうねぇ~

 

準備ができたので出発です。

今日の目的地は、海。

海水浴場のある福隆(プールン)です

 

 


激走!!自転車 @家の近所 11

2011年11月16日 01時02分13秒 | 自転車

くどい!!

と、叱られそうですが、また自転車の話です。

先週の土曜日は天気も良くて、夕方になってまた性懲りもなく走りたくなってしまいました。

いつもの階段で食べようと思って、みかんをひとつポケットに忍ばせて出発です

ただ、出発できたのは4時半頃、夕暮れまで時間がありません。

川に着いて西の空を仰ぐと、すでに赤くなっていました

階段は東の方で、夕陽を背にして走らねばならないうえに、階段からは山が邪魔になって夕陽は見れません

うむむ、、、この時間に来るとこうなるんだなぁ・・・・・

 

やっぱり夕陽に向かって走りたいので、今日はいつもの階段ではなく、別の場所を探すことにします。

そういえば、ミニカーを買いに自転車で行ったときに、確かよさげなところがありましたねぇ~

でも早くしないと夕焼けが終わってしまう!!

ミニカーを買いに行ったときは草がボーボーに生えていたのですが、今は刈り取ってありました。

目的地。とりあえず座って落ち着きます。

夕陽は・・・とってもきれい。

ここでみかんを食べることにしましょう

どっかりと腰をおろしてみかんを食べ始めると、隣でさらさら音を立てていた川から異臭が・・・・・・

せっかくいい場所を見つけたのですが、この臭いはいけません。

残念ですが、他の場所を探すことにします。

走っている間に夕焼けは消えて、本格的な闇が迫ってきました。

またいつもの遊歩道を通って帰ると。。。。。正面にきらびやかな電飾が!!

なかなか粋なことを・・・・

と、思ったら・・・・こんな電飾が、ある角度から見るとツリーに見えたのでした。

狙った訳ではないと思いますので、偶然の産物なのでしょう。

この町の恋人たちに、サンタからの贈り物ですね。

クリスマスにはこの遊歩道が、カップルだらけになるかもしれません

 


何周年? 5周年記念!!

2011年11月15日 01時31分31秒 | 自転車

最近ブログもお休みが多くてすみません。

昨年までほぼ皆勤だったのですが、もう眠くて眠くて、パソコンの電源を入れてすぐに意識を失うこともしばしば。

無理しないように、ボチボチ書いて行くことにします。

実は、このブログを書き始めて、昨日でなんと!!

5年です。

うむむ、、、、えらく時が流れてしまいましたね

その間に子供も大きくなり、自分も年をとって髪の毛もうすく・・・・・いやいや、そんなことは忘れましょう

この家にも4年住んでるんですねぇ~ まだまだやることは残ってるのに。

  

 

ヨメにボクが考えていることをしっかり理解してもらおうと始めたブログです。

話せばいいのですが、仕事柄ボクの説明が理屈っぽくなって、どうも反感を呼ぶようです(それは文章にしても同じか・・・・

残念ながら、いまだにヨメには読んでもらえてはいませんが、今となってはもうそんなことはどうでもよくて、完全に自分の趣味の世界。

くどいと言われようが、つまらんと言われようが、自分の思ったことを書き続けていきますので、今後もよろしくお願いいたします

(2時間かかって書いたのはこれだけ。あとは夢の中・・・・ もう寝ます。おやすみなさい~)

 

 


激走!!自転車in台湾 46 十イ分2

2011年11月09日 01時08分28秒 | 自転車

お腹に水分と食べ物を補給したので、滝を見に行きます。

自転車で走ってもそこそこの距離はありましたので、歩いて行く人は大変ですね~

途中からは遊歩道で、自転車には乗れませんが、こちらもかなり歩きました。

これは滝ではありませんが、あの岩の下の隙間に無性に入ってみたくなります。

線路に出ました。鉄橋を渡ります。

電車が来てくれたらいいのですが、そうそうタイミング良く現れてはくれませんね

滝を見るのにお金が要りました・・・・ が、入ってみると、整備された公園みたいになっているようです。

滝以外は興味が無いので、パスです。

おっ!! 電車が来ました!!

自転車はゲートの中に入れさせていただきました。

外に置きっぱなしは心配になるので、助かります

早速滝を見に行きます。

この滝、大変珍しい形らしい。確かに日本の滝ではあまり見かけない種類で、ナイアガラの滝に似ています。

さすが、お金をとるだけのことはありますねぇ~

「ん?」

ちょっとまて。よ~くみると・・・・・

滝の上部はコンクリートで平らに作られていました

これだけの幅で美しい白いカーテンのように一斉に水が落ちるのは、コンクリートで高さが統一されているためでした。

うむむ、、、、これはいけません、反則です  これじゃあ人口の滝じゃあないですか!!

でも、やはりきれいです。きれいならいいか。見るだけだし。

なんだか意味不明の人形が・・・・。手前の人は首がポッキリ折れてます。

自転車に戻って出発する前に、気になっていたタイヤの空気を補充することにします。

空気入れを出して、シュコシュコ入れていると、管理人の方が話しかけてこられました。

いろいろ話をしましたが、貴重な情報(台湾の派出所では、自転車の空気入れが装備されていて、いつでも入れさせてもらうことができるらしい)を教えて頂き、そのうえ熱いお茶まで出して頂きました~

ありがとうございます~

帰り道。トカゲを見つけて写真を撮っていたら、小さなお子さんを連れた家族に日本語で話しかけられました。

台湾の方なのに、とても流暢な日本語です。

あらためて台湾の人は日本のことを好いてくれてるんだなぁ、と実感しました。

ありがたいことです。

「コレを日本語で言うと何?」と聞かれたので、教えてあげました。

台湾語で何と言うのか聞いたのですが・・・、完全に忘れました・・・・・

忘れたというか、覚えていたのは、ほんの数十秒だったかもしれません

 


激走!!自転車in台湾 45 十イ分

2011年11月07日 23時23分22秒 | 自転車

十份はおそらく平渓線沿いでは観光地としては一番メジャーな街でしょう。

大きな滝があって鉱山博物館があって。

人もたくさんいました。観光客ばかりです。

まず目についた吊り橋をちょっと渡ってみます。

英語を話す中学生らしき一団に写真を撮ってもらいました。

見た目は台湾の人ですが、話すのは流ちょうな英語。

どういう連中なのか、でもなんだかお金持ちっぽい雰囲気が滲み出ていて、相手は子供なのに少し萎縮してしまう自分が残念な感じ・・・

 

線路の向こう側に行きたいのですが・・・・・

踏切らしきものも無く、みんな平気で線路を渡っているので、お言葉に甘えてボクも

線路を渡って急な階段を登ると、細い通りがあり、それを駅方面に向かいます。

ちょうど電車が来ました。

 

そういえばもうお昼、ごはんを食べないと、と思って見渡すと、なんだかおいしそうなものが!!

 

表面に香辛料がたっぷりまぶされた飴色の手羽の中に、ご飯が詰め込まれているようです。

「ゴクリ・・・・」 

少々値は張りますが、無性に食べたくなりました。

じゃーん!!

 

台湾の味付けは、見た目ほど辛い(=味が濃い)という訳ではありません。

むしろ薄味で甘めの味付け、あとは香辛料の味です。

最初物足らないと感じますが、これが・・・・どれだけでも食べれるんですねぇ~

中からごはんが出てきました。

うまい~!! ホント何個でも食べれそうです。

お腹が満ち足りたら、今度は例のごとくかき氷が食べたくなりました。

通りを一通り歩いてみたのですが、残念ながら見つかりません。

とりあえず何か飲んでおこうと、飲み物屋に。

メニューを見ていてもよくわからないので、適当に指を指して、合ってるかどうかはとにかくとりあえず読んでみます。

「レモン、パイホァ」

言葉が通じたのか、指差したから分かったのかは分かりませんが(いや、間違いなく後者でしょう)、意思は通じてジュースが出てきます。

レモンジュースに固い種のような粒粒。

おそらく百香とはパパイヤのことと思われます。

補給完了!!

 

お次は青桐のおばあちゃんお勧めでもある滝を見に行きますよ~

 

 


激走!!自転車 @家の近所 10

2011年11月06日 23時54分42秒 | 自転車
今日も天気悪いですね・・・・

雨さえあがれば、自転車を取りに行くことができます
先週チェーンが切れて修理に出していたのですが、もうすでに治ってボクが迎えに来るのを待ってます。

朝からそわそわしていたのですが、午後3時頃、やっと取りに行けました。
元気になった自転車で向かった先は・・・言うまでもなく、例のあの場所です

道は予想通り水溜りがところどころできていて、あまり状態はよくありませんが、砂利の道なので走りにくくはありません。
が、スピードを出すと、後輪に絡んだ泥水が回転によって前方に飛ばされて頭の上に降ってくるので、いつもよりゆっくり走ります

さすがに曇っているので景色はどんよりしてます。


でも雨上がりの川沿いも気持ちいいもんですね。
特に寒くもないし、のんびり走るのにはちょうど良い気候です。

おっと!! こんなゲートなんかあったんだ・・・・
閉まっていたのは初めてです。
さすがにここをくぐるのはマズイか


でも大丈夫
ちょっと引き返して、下のルートを行きます
下のルートは、いつもは帰りに通ることにしているのですが、今日は仕方ないですね。

いつもの堤防の階段のてっぺん。
今日は出掛けに目についたポテトチップの小袋を持ってきたのですが、ここに来てバリボリ食べるのもなぁ・・・・ という気がしたので食べるのをやめてしまいました。
果物か熱いお茶でも持ってくればよかった

この場所って、なんでこんな気持ちがいいのだろう?
ちょっと考えてみました

見晴らしはいいですね。
小さな川が目の前で合流しているのと、近くに浅瀬があるので、サーサーサラサラと川の音が聞こえます。
後ろは岩壁がそそり立っていて、安心感があります。

そうこうしているうちに眠気に襲われ、30分ほど居眠りしてしまいました

このところ歳のせいか、朝の4時頃目が覚めて眠れなくなってしまいます。
ちょっと前までは土日は大丈夫だったのですが、昨日と今日は特にひどかったですねぇ~

昼間眠たくなるくらいなら、そんな朝早くから起きることないのに・・・・

気が付いたら5時前でした
今日は晩ごはんにサンマを焼くことになっているので、早く帰らないと。

東の空には晴れ間が見えます。
もう雨は大丈夫そうですね。


夕方になるとさすがに少し寒くなってきます。
雨用に着てきたウィンドブレーカーが大活躍でした。

西の空にも晴れ間が。


水溜りに映った木


いつもは自転車を担いで渡る工事現場。
今日は反対側から抜けてみます。
すでに河口の部分は完成しているみたい


しかし、味もそっけもない川ですね。
もう少し生物たちが喜びそうなのにすればいいのに・・・・・

この90度に曲がった部分を渡ります。
凹凸が無いので、自転車に乗ったまま Go!!

・・・・さすがに登るのは無理でした・・・

川の先っちょを確かめに行きます。


なんと、ただ平らにしてあるだけで、あとは自然に任せる感じでした。
予想外の結末・・・

西の空はさらに明るく・・・・しかし結局夕焼けは見られませんでした
明日も天気悪いのかな?

いつもの散策路を通って帰る。
写真では明るいですが、実際はかなり薄暗いです。


こんな同じコースを毎回通って、楽しいのかな?、飽きないのかな? と、思うでしょう??
いやぁ、自分でもそう思うのですが、このコースの場合は、飽きるどころか、麻薬のように無性に行きたくなるのです
楽しいけれど、それだけじゃない、プラス「気持ちいい」があるのです。

楽しいとか、面白いは、そのうち飽きます。
でも、気持ちいいはどれだけやっても気持ちいいものは気持ちいいので、飽きることはないのでしょうかね?

まぁとにかく、まだ当分はこのコースを走ってそうです

激走!!自転車in台湾 44 平渓4

2011年11月06日 00時32分18秒 | 自転車
十份へ行く途中。

遠くに滝を発見しました。


滝はこの辺りにはちょこちょこあるみたいで、滝ファンのボクとしては行きたいのですが、どうやって行ったらいいのか分かりません。
なので看板があったら行こう、くらいの感覚です


休憩をしていたら対岸を電車が通って行きました。
鉄道ファンではないけど、ついつい写真を撮ってしまいます。



休憩した場所から上に伸びる道がありました。
「上に何があるのかな」と気になります
時間はたっぷりあるし、道草していこう


細い道を登っていくと、開けた場所に出ました。
大きな構造物が・・・・


たしかこれ、対岸にもあったぞ?


どうやらここには吊り橋があったみたいです。
こんな家も何もない場所で、誰が使うんだろう・・・・あ、誰も使わないから無くなったんですね・・・


道路に戻って、さらに走ると、対岸に十份の町が見えてきました


目的地はもうすぐです




激走!!自転車in台湾 43 平渓3

2011年11月02日 01時07分47秒 | 自転車
平渓の見どころはもう一つ。
駅のホームから鉄橋を渡る電車が見られるところ
ボクは鉄道ファンではありませんが、そうやって言われるとちょっと見たくなってしまいます。

早速駅に向かいます。


手前で自転車を置いて歩いて行くと、なんと!!
無人駅とはいえ、駅のホームにまで自転車を持って上がっているカップルがいます。

そうか、自転車乗りはそこまでするのか・・・。
そして周囲もそれを容認しているのですねぇ

それでは、ということで、ボクも自転車を連れてホームに上がりました。
もういっぱしの自転車乗りの気分です

時刻表を見て電車の時間を調べます。
ちょっと時間があるので、トイレへ・・・・

平渓駅のトイレは和式。
台湾では初めてで、それ以降見たことが無いので、ボクの見た唯一の和式トイレです

以前にも書きましたが、台湾では紙を流しません。
紙は便器の横にあるゴミ箱に捨てます。

この狭い和式の便所では、そのゴミ箱は、しゃがんだ目と鼻の先に・・・・
一時退出願いました・・・

用を足して、待てども待てども電車は来ない。
もしかしたら、トイレに入ってる間に行っちゃったのかも
10分待って見切りをつけました。

もう出発しよう

次の町は、滝のある十イ分です

激走!!自転車 @家の近所 9

2011年10月31日 00時55分44秒 | 自転車
また自転車で走ってきました。




いつもの階段でぼーっとしたあと、今日は反対側の岸に行ってみました。
対岸はけっこう開けていて、遊歩道兼サイクリングロードが整備されています。


帰りはこちらを通って帰りましたが、ウムム、、、、どうもドキドキ感が足りません。

きれいにいて舗装されていて、とっても走りやすいのですが、それがゆえにもの足らないところがあります。
やっぱり砂利や砂を踏み締めて、時々よろめきながら走るくらいでないとねぇ

人も多いです。
特にぶつかると大変なので、歩行者には気をつかいます。
いつもみたいに、ぼーっと景色を見ながら走ってると、すぐにぶつかりそうになって、慌ててブレーキをかける場面が多々ありました
最近歩行者との事故が多いみたいで、自転車へ規制が厳しくなってるところ。
気を付けないと、なんかあって自転車通行禁止なんかになってしまったら、うらまれてしまいます

そんな訳で、対岸は今日限りです。
気に入った道は、何回走っても飽きないので、こちら側の岸を今まで通り走ることにします

でもそろそろ少し足を伸ばしてみたくなってきました。
時間がとれたら、もっと先まで行ってみることにしましょう

帰り道、何も操作をしてないのに、ひとりでにギアが変わるので、自転車屋さんに持って行ったところ・・・・
チェーンが切れていました・・・


ボクの自転車のチェーンは「スーパーナローチェーン」らしく、在庫が無いため置いて行くことになりました

全然知らなかったのですが、ギアの使い方にルールがあるようです。
フロントが高いギアのときはリアも高い方、フロントが低いギアのときはリアも低い方を使わないといけないらしい

ボクの自転車はフロントに3段、リアに9段ギアがあり、前後とも低いギアは内側、高いギアは外側にセットされています。
確かに、フロントが低いギアのときにリアを高いギアにすると、チェーンはフロントは内側を、リアは外側を通るので、よじれるような感じになりますね・・・・
これで負荷がかかって切れたのかどうかは不明ですが、原因の一つではありそうです。
気をつけよう

来週までには治るそうなので、走りには行けそうです~

激走!!自転車in台湾 42 平渓2

2011年10月28日 23時02分56秒 | 自転車
市民の憩いの穴から出ると、外には暑い台湾の空が広がっていました。

自転車をおして、お寺の中に入ります。


これだけ提灯があったら、夜に来たらさぞかしきれいでしょうね・・・。


階段があったので登ってみました。
とりあえず階段があったら登らずにはいられない性質です。
案の定、中途半端な屋根の上に出ただけでした
下には愛車が。


お寺の向こうに、目的地がありました。


一番見たかった防空壕。


さっきの穴とは違って、小じんまりしています。
真っ暗で何も見えないので、自転車のライトを持ち込みました。


一つ一つの穴は独立している訳ではなく、かといって全部繋がってる訳ではありません。

壁に穴が開いていました。


フラッシュを焚いて写真を撮ってみると、何なのかよくわかりますね。


ろうそくを立てる穴でした。上の方が煤けています。
煤けているせいで、なんだか現実感を持って胸に迫ってきます。
戦時下、この狭い洞窟のぼんやりとしたろうそくの明かりの中で、息を殺していたのでしょうか・・・・


外に出ると、やっぱり明るい平和な台湾の空がありました

激走!!自転車 @家の近所 8 岩登り

2011年10月24日 01時02分14秒 | 自転車
今日生まれて初めて岩登りをしました。
いや、岩登りはたくさんしてますが、命綱をつけて登るような本格的な崖は初めてです

昨日からラテンのライブだったので、午前中は寝ていました。
15時から近所のお父さん(調理人)がおいしい鶏肉を焼いてくれるというので、3時間のコースで自転車で出掛けたのですが・・・・

見晴らしの良いところで食べようと、みかんを一つポケットにしのばせ、目的地付近に到着する直前です。
道路の脇に停めたクルマから男女の2人が出てきました

こんなところに停めて何をするのかと見ると、山登りで使うロープを持っています。
そういえば、以前もすぐそこに岩肌がむき出しの切り立った崖で人が登っていました

「そこ登るんですか?」
何も考えず、思わず話しかけてしまいました

その他少し言葉を交わして、ボクは目的地に。
座ってみかんを食べようとしたら、追いついてきたさっきの人が

「ちょっとやってみますか?」
ま、、、まさか!
それはもしかしたらその時この世で一番聞きたかった言葉だったのかもしれません

「え、、? ほんまですか? いいんですか?」
と、言いながら、自転車を抱えて立ち上がっていました

うむむ、よほどやりたそうな顔をしていたのでしょう・・・
確かにロープを見た途端、ものすごく食いついていた気がします。
声も上ずっていたような・・・

お二人は久しぶりにやるので、動作の復習をしながら崖を登ってみるのだそうで、準備ができたら登らせて頂けるということでした。
ちょっと時間が心配ですが、前からやってみたかったので、とりあえずどんな具合か見学をさせてもらいます

2人が組になって一人が登っている間はもう一人が命綱を下で持って、次は下の人が登る間、上の人が命綱を持っています。
2人ともが上に登ってしばらく打ち合わせした後、一人がレスキュー隊員みたく、ロープに体を預けて下りてきました。
いよいよ自分の番です。

命綱を結びます。


靴がトレッキングシューズなのでツルツル滑ります。
でもそれほどの高さは無いので、怖いというほどではありませんが、それよりも命綱があるというだけで、ものすごい安心感です

上に登ったら、今度は下り。
下の足場が見にくい分、登りに比べて怖さはあります。

命綱が顔の周りでウロウロするので、ちょっと感想を言ったつもりだったのですが・・・
「ロープがこれけっこうじゃまですねぇ~」

上の人が下で命綱を持っている人に指示を出します
「もう少しロープ緩めていいみたいよ」
なんだか注文つけたみたいになってしまいました
しまった・・・

下から見ると、下りの方が足が伸びてカッコよく見えるそうです。
下りの写真を撮ってもらえばよかった・・・。

無事下に降り立って、体験完了

待った時間に比べると一瞬の出来事ですが、いろいろ教えて頂きました。
うむむ、、、やりたい 

いやいや、これ以上やりたいこと増やしてどうするのだ

年齢の壁はあまり無さそうなので、あと10年後くらいから始めてもいいかもしれません。
今は我慢、我慢・・・

とりあえず、今は自転車を楽しみましょう


激走!!自転車in台湾 41 平渓1

2011年10月22日 20時35分13秒 | 自転車
青桐からひと駅の平渓(ピンシー)は、個人的には一番見どころがあって面白い町でした。
橋を渡って老街に入ります。


まだ早いからか、観光客はほとんどいません。
おそらく泊まりで来る人は稀で、台北から日帰り観光で来る人がほとんどなのでしょう。
店もまだ閉まってるか、開店したばかりの感じ

コンビニも無いので朝飯食ってません。
何食べようかなぁ~
おいしそうな焼き立てのソーセージにしましょう
路地の交差点の角にあるこの店で一休み。


自転車を停めて階段に座っていたら、わざわざ持ってきてくれました~


台湾のソーセージは、味がとってもシンプル。
お肉の味と香辛料で、ちょっと甘い感じです。
日本のおいしいソーセージを食べ慣れると物足らないかもしれません。
が、逆に日本のソーセージって一体何が入ってるんだろう? って、考えさせられてしまいます

その味を補完するためになのか、ソーセージに切れ込みを入れ、ニンニクやネギがはさんでありました。
おいしいかと言われれば、間違いなくおいしいです。
ハフハフ言いながら、しゃきしゃきの野菜の歯ごたえを楽しみます。
でも日本のソーセージとは全く別物だ、と思ってから食べないといけません。
比較をすると×です

食べてたら、店のおばちゃんがペットボトルのお茶を持ってきてくれました。
どうやら、ただでもらっちゃったみたい
「謝謝(シェシェ)」
を何回も言って、お茶を飲んで、すっかりくつろいでしまいました。

お金を払うと、今度はおばちゃん、自転車用の水筒をよこせ、とおっしゃる。
「??」と渡したら、冷蔵庫からお茶の入れ物を取り出して、水筒を一杯にしてくれました~
「謝謝、謝謝」
しかも、パンフレットを広げて、写真を指差しながら
「ここをまっすぐ登っていくとこれがある。自転車で行けるからね!」(多分そう言ってる)
と説明までしてくれました

なんでだ~、なんでこんなに親切なんだ~
今度来た時も必ずここでソーセージ食べます~ ありがとう、角の売店のおばちゃん!!

頂いたパンフレットを頼りに坂を登っていきます。
お寺に出ました。

おっ。お寺の手前に穴があります。
これが防空壕か・・・・?

違いました、市民が涼むために掘られた避暑のための洞窟らしいです。
入ってみましたが、真っ暗で何も見えません

うむむ、脇に穴があるようですが、深い穴なのか浅い穴なのか、漆黒の闇に包まれていて、見当もつきません。
「おっはー(ちょっと古いか・・・)」
声を出すと、相当深そうな響き方。
うむむ、どうしても中が見てみたい

そうだ!! あれがあった!!

急いで自転車に戻ると、自転車用の電灯を外します。
ちょっとした探検気分で、ワクワクします。
実はボク、鍾乳洞大好き。
日本中の鍾乳洞を見て回っています。
それも観光用に整備されたようなのより、できるだけ野性的なのがイイ

そんな訳で、スキップしながら入り口に向かうと・・・・!?
電気のスイッチがありました・・・・

「パチリ」

通路と枝分かれした各部屋に電灯がついて、隅々まで明々と照らしています。


ボクは無言で電灯をポケットにしまうと、もはや好奇心と探求心の冒険の場ではなく、すっかり市民の憩いの場と化した洞穴の中を淡々と見て歩くのでした・・・


おっと!! 
なにやら面白そうなところが!!

ちょっと登りになっていて、地面はドロドロ、先は真っ暗闇です。

「抜け道か・・・?

おもむろにポケットの電灯を取り出すと、奥を照らしながら登り始めます。
滑り落ちそうになるのを必死でこらえながら上まで登ると・・・何かがあります

懐中電灯で照らすと、とたん屋根がありました。
穴が開いて浸水したのでしょうか


これだけですが、ボク的にはかなり満足です
ちょっとした冒険は、旅にも、人生にも必要ですよね~


激走!!自転車in台湾 40 青桐9

2011年10月22日 06時33分00秒 | 自転車
今日建物から外に出たら、一瞬夏の匂いがしました。
ちょっと切なくなりました・・・


さて、季節はその真夏に戻って、台湾の話です。
やっと宿にもどり、自転車で出発です

まず目指すは、日本の様式で建てられた迎賓館、「太子賓館(タイツーピンクァン)」。
地図を頼りに道を行きますが、どんどん人里から離れていきます。
不安になって、道行く人に聞いたら、
「あぁ、この山の上だよ」(おそらくそう言っている
と言うので、登り口を探してまたどんどん山奥へ。

曲がり道があったので曲がると、おばあちゃんが2人、座ってタケノコの皮を剥いていました。
おぉ、おばあちゃんなら日本語分かるかも・・・(もう完全に日本語が通じることに甘えてしまっています・・・

聞いてみると、さっぱり通じませんでした
地図を見せて指差すと・・・始まりました、あれが

2人であぁでもないこうでもない、白熱した議論です。
あっちじゃないか、こっちじゃないか、多分いろんなことを考えて頂いているのだと思います

何を話しているのかわからないので、おとなしくひたすら待ちます。
台湾の人の会話は、何か分からないけど、熱くて一生懸命で、見ていて面白いのです。

しばらくして一人の方が立ち上がって家の中に入って行きました。
どうやら眼鏡を取りに行ったようで、字が小さすぎて見えなかったのでしょう。

視力を得たおばあちゃん、さらにヒートアップ!!
「タイツーピンクァン!!」
やっと字が読めたみたいです。
じゃあ今までは一体何を話していたのでしょうか・・・

その後場所を教えてもらってから、この先にある滝の話を聞いたりして、楽しいおしゃべりは続きます。
最後に写真を撮らせていただきました。


おばあちゃんたち、楽しいひと時をありがとう!

教えてもらった通りに行くと、青桐の町の橋の下でした(歩いて行けた・・・・
あいにく太子賓館は改装工事中のようでした。


この辺りには日本家屋がたくさん残っていて、日本人も住んでいたようです。
往時を偲ばせる滑り台。






この日本家屋は喫茶店になっていました。



廃屋の中をのぞくと・・・・!!

ノリPが!!


ヒロミ・ゴーも!!


20年ほど前までは人が住んでいたみたいです。
今では窓ガラスも割れて荒れ放題。
もったいない・・・・

台湾の観光地の中でもちょっとマイナーなこの辺りにおいても、さらにマイナーな青桐、仕方ないのかもしれません。
ボクは大好きですけどね

さて、かなりゆっくりした気がする青桐ですが、時間は10時前。
次の平渓(ピンシー)を目指して出発です

激走!!自転車in台湾 39 青桐8

2011年10月21日 01時52分56秒 | 自転車
やっとこさジャングルを抜け出して、先に進みます。
看板の指す先は青桐の市街地らしいので、法律違反をせずに町と公園を行き来できる術が分かるはずです。
天気がよくて、まだ時間的に暑くもないし快適に歩いて行くと、展望台がありました。



この展望台に登って、気になることが・・・
写真でわかるでしょうか、岩に切れ目が無いのです。

ということは、ここは一枚岩でできているということ。
それをこんなに平らにしてタイルまで張ってあるのですから、スゴイ!!

と、一瞬思ったのですが、よ~く見ると、この岩、ちょっと不自然。
どこが? と言われると困るのですが、違和感を感じて触ってみると、なんか冷たさが無く、軽い感じがするので、さては?と思いコンコンと叩いてみると、やはり、、、、FRP(プラスチック)です

こんなデッカイFRPどうやって作ったのか分かりませんが、とにかくデカイし、ぱっと見どころかかなりじーっと見てさわらなければ分かりませんね。
それくらいイイ出来です





階段を下りていくと、出口がありました


うむむ、、、結局線路は渡らないとダメみたいですね

激走!!自転車in台湾 38 青桐7

2011年10月19日 22時52分58秒 | 自転車
かつてのゴミ捨て場への道です。
行くのはやめようと思いました。
こんなに草がぼうぼうでは、とても最後まで行きつけるかどうかわからないし、かぶれたりしたらエライことです

でも、、、何もせずに通り過ぎてしまうのもなんだかなぁ・・・
ダメならダメ、ということを確認しないと、どうも落ち着きません。

草をかき分け、行ってみることにしました。


まさにジャングルです。
気分はアマゾンの探検隊

ススキのようですが、異様にデカイ。


なんとかそれらしい場所にたどりつきましたが、本当にそうなのかは分かりません。
当時のゴミではなく、最近のゴミが捨ててありました


うむむ、、、こんなののために、苦労して登ってきたのか・・・
まぁ想像はしてはいましたが。

ここから先は・・・・

とても行ける状態ではありません 引き返します。


「さぁ、着いた」と、思ったら・・・・カメラのレンズの蓋が無い!
・・・・探検隊、出発!!

「なかったら、どうしよう・・・・
こんなところで無くしたら絶対に出てこないですよねぇ~

ところが・・・・ダメもとで探して歩いて、行程の2/3くらいまで来た時・・・

キャップを発見!!


よかったです~

今回の探検はかなり大変で時間もかかりましたが、収穫はありませんでした・・・
いや、何も無かった、ということが分かったことが収穫ですね