ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

陽の長い、夏至の日

2005年06月21日 | 季節の話題
 夏に至ると書いて、夏至(げし)という。今日6月21日が夏至であり、太陽が天球上で一番北に位置する日で、北半球では昼間が最も長く、夜が一番短い日となります。

 24節季の一つで、冬至と比べると昼間の時間が4時間50分ほど違い、日の出と日の入り時間が2時間余も早く、遅くて、夏至の昼間は14時間35分、夜は9時間25分程となっています。しかし大抵は梅雨のシーズンであり、うっとうしい時期になります。

 しかし北欧諸国の様に冬が長くて暗いイメージの国々では、この夏至の日を特別の喜びで迎えられて、盛大な「夏至祭」が行われるそうで、日本とは全く違った喜びの季節のようです。

 日本では最近、何故か夏至の日である、6月21か22日の日は、地球環境の温暖化防止のキャンペーンも兼ねて、エコキャンペーンとしての夜の街の灯りの消灯を呼びかける企画がされていて、今日も京都では、京都駅前烏丸口のシンボル、京都タワーなどの市内の企業や公共施設の一斉消灯が行われたようです。

 私もこのキャンペーンの意義には賛同して、夜8時頃からテレビを消してと思っていたのですが、プロ野球交流戦後のセリーグペナントレースの首位攻防戦となる、わが阪神タイガースが宿敵中日ドラゴンズに専制されて負けていたのに、逆転の試合運びとなったために、テレビ中継を消すことが出来ずに、見てしまいました。

 どうもすみません。なかなか日常生活のリズムや習慣を少しでも犠牲にして、地球温暖化防止策に何らかの協力をと思っていても、こんな体たらくではダメですね。反省すると共に、次回阪神の中継のない日に、夜間のテレビや灯りを意識的に消すことを約束します。

 夏至の日としての特別な心情は特になく、一日を終えようとしている現在ですが、入梅はしたけれど雨は中休みで、今日の夕刻などは涼しい風が吹いていて、年取った母と町をゆっくりと歩いていても、全く暑さや寒さを感じない、いい散歩日和だったと感謝の夏至日の一日でした。

 もう一年もほぼ半年が経過して、6ヶ月後の冬至を迎える時には、何とも忙しない師走のあわただしさの中にいるのかと思うと、時の経つ速さと共に、一年の四季のうつろいを24節季に分けて、名づけた古代の人々の季節を大切にした心情を、夏至の日に改めて感心して覚えることができました。

 夏至、字の通り、夏に至る入り口です。これからの梅雨を経て、本格的な夏の到来を、健康に留意して、元気に今年も迎えたいと願っています。年老いた私と家人の母の健康をも祈りながら、・・・。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サラ金CMは犯罪だ。 | トップ | 政治家に欠けるモラルと良識 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

季節の話題」カテゴリの最新記事