ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

繁昌亭、落語三昧。

2008年10月31日 | ファミリーイベント
 昨日のプログに記したように、健康保険の生活習慣病予防のための健康診断のために、仕事場の有給休暇を一日とって、午前中は鼻からの胃カメラの初体験を含む半日ドッグといった感じの診察、検査を集中的にやった。

 何とも言えぬ「鼻からの内視鏡胃カメラ」体験で、気分はあまり良くなかったので、昼からは気分転換も兼ねて、カネガネ行きたいと思っていた、大阪北の落語の常打ち小屋「天満・天神繁昌亭」に家内と初めて出かけた。

 二年前の五月に長年の関西の落語関係者の念願であった「天満の繁昌亭」がオープンし、連日多くの落語ファンや観光客で賑わっていると聞いていたので、私も落語好きの一人として、どうしても寄席で生の落語を思い存分聴いてみたかったのである。

 昼前に天満宮前の「繁昌亭」に着いて、早速入場券を求めたが、先客万来の様子で「補助椅子席」のチケットしか手に入らなかった。

 でも何とか初繁昌亭への入場が可能になったので、入場までのひと時を近くの日本一長い商店街と称される「天神橋筋商店街」で昼飯を食べ、落語観覧の折のちょっとしたおやっと飲み物の買い物をし、天満宮に参って入場の時を待った。

 狭くなった境内に多くの鳩が舞い降りていて、近所から鳩の糞害の苦情があるので、鳩には餌をやらないでと注意書きがしてあったが、鳩たちは悠々と境内で何かを啄ばんでいて、鳩たちにとっても境内は過ごしやすい場所のようであった。

 いよいよ天満・天神「繁昌亭」の昼席が始まり、一昨年の五月オープン以来の第百十週にあたる昨日木曜日は、桂 三段、桂 三ノ助、月亭八天と「落語」が続き、林家そめすけの「ものまね」が入って、露の団四郎、桂 春之輔で仲入りとなった。

 立て続けに「落語」を聴いていると、少し眠たくなる時もあったが、それなりに生の落語の面白さをかみ締めながら楽しんだのである。

 仲入り後のトップは、川上のぼるの腹話術があり、なんと何十年前にも見たことのある彼の腹話術を聞いていて芸人人生の悲喜こもごもを感じざるを得なかった。

 落語は、林家染弥、笑福亭純瓶と続き、とりは女性落語家、桂 あやめさんであった。

 学生時代から好きな落語であったが、還暦を過ぎた私のこれからの人生でより親しく楽しめたらいいなと思っている文化のひとつである「落語」をじっくりと聴き、自分でも真似して演じられる題目を、ひとつや二つは見つけたいと思っている。

 かつて、子供たちとのキャンプの夜などの出し物として「犬の目」や「天神さん」を真似て適当に話たことはあったが、ちゃんとしっかりとした「落語」を一度は演じてみたいと思ったのである。

 上方落語界には、笑福亭松鶴、森乃福郎、桂米朝、橘ノ園都、桂文枝、露の五郎兵衛、林家染丸、桂春団治一門などがあり、約200人もの落語家がいるという。

 ぜひ、若手、中堅、ベテランを問わず、多くの落語家の生の噺を聴いてみたいものである。

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