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昨日から、私の20年来の友人でもある中国、内蒙古の張志遠さんが率いる、中国赤峰市林業局の訪日視察団が、大阪、京都にやってきている。
私は、毎年中国、内蒙古への旅を続けているので、毎年の様にお世話になっている張さんの久しぶりの来日なので、何とか時間を作って、大阪か京都で彼に会いたいと思った。
中国、内蒙古を出発する前に届いたメールによる予定では、北京から大阪空港着となっていて、昨日土曜日の午後6時過ぎの到着予定となっているのに、大阪海遊館、ショッピング、市内見学、そして宿泊が大阪泊となっていたので、ホテルに電話してみた。
結局、到着の空港は「関西国際空港」であり、土曜日は観光など出来る時間もなく、泉南市のビジネスホテルに夜8時過ぎに着いたという。
それだけなら大した「いい加減さ」ではないが、今日日曜日の行動と時間と内容を聞いて驚いたのである。
日本に滞在して20年近くになる、別の友人のモンゴル人が、関西空港への出迎えから明日まで、一行18人と同行しているのだが、彼から驚きの内容を聞いたのである。
まず、中国から10泊11日の日程でやってきている、林業局の役人達は男性ばかりなのだが、チャーターされたバスは20人乗りで、彼らの荷物で座席が4つばかりふさがってしまうので、4人がけの最後列のベンチシートに6人が窮屈に座って、他の席も狭いと言う。
そして時間だが、どう考えても無理なのではと思えた、観光スケジュールとしての、大阪、京都を、何と今日一日で、大阪は海遊館、大阪城、道頓堀、そして京都は、竜安寺、西陣会館、清水寺とともかく急いで見学したのだという。
「大阪城」では、裏からバスで入って、約30分間だけ、写真を撮って、天守閣にも登らず、ほとんどバスからの素通りだったと言うのである。
しかも、道頓堀ではバスが行方不明になって、約40分間も路上で待ちぼうけだったと言うのである。
ともかく、予定はこなしたみたいだが、時間や内容はハチャメチャで、しかもバスはぎゅうぎゅうづめ。
でも、誰ひとりとして「文句」は出ないのだそうである。
日本人の旅行客なら、とっくに「切れて」怒る人がいるはずなのに、手配して連れ歩く、中国人相手の旅行会社も会社だが、観光客と言うべきか、視察団一行の中国人の「我慢強さ」なのか、「何も感じない」なのか、付き添ったモンゴル人は、イライラしたと言う。
つまり、旅行に関するサービスや接待の心などの次元が全く日本の感覚とは違っていても、誰も文句を言わないほど、彼らのお国での「サービス」に対する「期待度」が低いのだろう。
これから明日は金沢、そして名古屋、箱根、東京、函館、札幌と旅して、北京経由で帰国する彼らの日本滞在が、好印象で終わることを望むが、さてどうなることだろうか。
私は、毎年中国、内蒙古への旅を続けているので、毎年の様にお世話になっている張さんの久しぶりの来日なので、何とか時間を作って、大阪か京都で彼に会いたいと思った。
中国、内蒙古を出発する前に届いたメールによる予定では、北京から大阪空港着となっていて、昨日土曜日の午後6時過ぎの到着予定となっているのに、大阪海遊館、ショッピング、市内見学、そして宿泊が大阪泊となっていたので、ホテルに電話してみた。
結局、到着の空港は「関西国際空港」であり、土曜日は観光など出来る時間もなく、泉南市のビジネスホテルに夜8時過ぎに着いたという。
それだけなら大した「いい加減さ」ではないが、今日日曜日の行動と時間と内容を聞いて驚いたのである。
日本に滞在して20年近くになる、別の友人のモンゴル人が、関西空港への出迎えから明日まで、一行18人と同行しているのだが、彼から驚きの内容を聞いたのである。
まず、中国から10泊11日の日程でやってきている、林業局の役人達は男性ばかりなのだが、チャーターされたバスは20人乗りで、彼らの荷物で座席が4つばかりふさがってしまうので、4人がけの最後列のベンチシートに6人が窮屈に座って、他の席も狭いと言う。
そして時間だが、どう考えても無理なのではと思えた、観光スケジュールとしての、大阪、京都を、何と今日一日で、大阪は海遊館、大阪城、道頓堀、そして京都は、竜安寺、西陣会館、清水寺とともかく急いで見学したのだという。
「大阪城」では、裏からバスで入って、約30分間だけ、写真を撮って、天守閣にも登らず、ほとんどバスからの素通りだったと言うのである。
しかも、道頓堀ではバスが行方不明になって、約40分間も路上で待ちぼうけだったと言うのである。
ともかく、予定はこなしたみたいだが、時間や内容はハチャメチャで、しかもバスはぎゅうぎゅうづめ。
でも、誰ひとりとして「文句」は出ないのだそうである。
日本人の旅行客なら、とっくに「切れて」怒る人がいるはずなのに、手配して連れ歩く、中国人相手の旅行会社も会社だが、観光客と言うべきか、視察団一行の中国人の「我慢強さ」なのか、「何も感じない」なのか、付き添ったモンゴル人は、イライラしたと言う。
つまり、旅行に関するサービスや接待の心などの次元が全く日本の感覚とは違っていても、誰も文句を言わないほど、彼らのお国での「サービス」に対する「期待度」が低いのだろう。
これから明日は金沢、そして名古屋、箱根、東京、函館、札幌と旅して、北京経由で帰国する彼らの日本滞在が、好印象で終わることを望むが、さてどうなることだろうか。