ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

市バスの当て逃げ!!!

2008年04月05日 | とんでもない!
一昨日のこと、京都市バスが今出川通り出町柳交差点付近を百万遍方面の東行き途中に、並行中の自転車と接触し、女子学生の自転車は転倒し数箇所を打撲した模様だ。

 バス停留所付近であったとはいえ、公共交通機関である市営バスと一般通行中の無防備な自転車との接触事故がなぜ起きたのか、バス運転手の不注意が予測された。

 しかし、事故に気づいた59歳のバス運転手は、バスから降りてきて転倒していた自転車に乗っていた女子大学生に対して、「急に飛び出して来て、危ないやないか」と、被害者である女性に対して、まるで自転車で走っていた女性の一方的過失の様に叱責したというのである。

 まだ未成年の小柄な彼女は、一瞬何が起きたのかも十分把握できないままに、一方的な怒りを受けて呆然とし、警察に通報することも自分の打撲の傷の手当も気づかぬ間に、バスの運転手は運行中のバスに乗って行ってしまったらしい。

 とんでもないことである。どう考えても「市バスの当て逃げ」である。

 多くの目撃者害がいたのだが、やっと「大丈夫かい?」との声がかかり、彼女の携帯電話は転倒のショックで故障したらしく、夜になって母親との連絡がとれたという。

 翌日になって、バス営業所と警察への連絡がなされ、ご両親も担当者と対面されて、彼女と一緒に走っていた友達の事故を目撃したメモなどと証言から、バス運転手の初期対応の間違いやら、その後のいい加減な言動ぶりなどが明らかになってきた。

 当然、バスの乗客たちへの配慮も必要だろうが、まず事故の被害者である転倒した彼女の身体の怪我の様子や精神状態を労わり、警察への連絡がなされなくてはならなかったはずなのに、そそくさと現場を頓挫した市バス運転手の軽率かつ、無責任な態度は全く信じられない。

 ご両親が市バス側の事故担当者との面談中に、運転者の立会いを求めたところ、事故を起こした運転手は、その時間には飲酒をして、その場には来れない状態だと市交通局の職員は言ったという。

 彼女の母親は、事故を起こした際に、運転手がひょっとしたら「飲酒運転だったのと違いますか」と問い正したところ、担当者は「そんなことはありません」とすぐさま否定したと言う。

 しかし、こんな無責任な事故対応をした挙句に、事故後被害者への説明機会にも顔を出せないなんて、どう考えても「いい加減すぎる」し、運転手以前に、社会的人間としては失格者ではないかと疑いたくなる有り様である。

 世の中には、全く信じられない様な「いい加減」かつ「非常識な」人がいるが、今回の市バス事故の当事者の運転手は、言語道断な「人間失格者」と言っても過言ではないだろう。

 幸い、被害者の彼女の打撲の傷は軽傷だったかも知れないが、許されない「公共交通の運転者」と京都市交通局の対応のいい加減さを告発せざるを得ない。

 
コメント
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