ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

クリスマスがやってくる。

2006年12月18日 | 季節の話題
 みなさん!クリスマスがやってきますよ。師走の忙しさの中でクリスマスどころではないと言っている人もいるでしょうが、忙しくても少しでもクリスマス気分を楽しんで、また精出して忙しくしたらいいのではないでしょうか。

 先日の夕刻、お客さんの家の前で幼稚園児の男の子に「クリスマスが来るね」って話していたのですが、「クリスマスのサンタさんに何かお手紙書いた?」と尋ねていると、若いお父さんが出てきて、「うちは仏教徒やから、クリスマスは祝わわへんで」と真面目な顔して子どもに言ってました。

 その横でママが苦笑いしながら、男の子の「わけがわからん顔」をのぞきながら、絶句していたことを思いだします。

 今やお寺さんが経営する幼稚園でも、「クリスマス」をイベントとしてやるところもあり、決して「クリスマスがキリストの誕生日」のお祭りという認識は日本では薄く、クリスマスプレゼントを渡したり貰ったりする「サンタの日」と言った感じの方が大半を占めているようです。

 今年は、ちょうど24日の日曜日がクリスマスイブなので、さぞかし何処の家庭でも「家族クリスマス」が、特に子どもさんの小さな家では行われるのではないでしょうか。

 クリスマスが近づいているのに、近頃は駅前やスーパー、コンビニでの「クリスマスケーキ」の即売というか、投売りをあまり見なくなったような気がしますが、皆さんの近くではいかがでしょうか。

 毎年のこととは言え、あと一週間に迫った「クリスマス」です。ご家族や子どもたちからの「サンタへの手紙」が来ていませんか。しっかりと準備して、「正しいサンタさん」を演じてみてはどうでしょうか。

 そういう私には、サンタになり損なった苦い経験があるのです。

 我が息子にも幼稚園から小学校高学年まで、毎年の様に「サンタ」がクリスマスイブの夜に、ベッドの枕元にX’マスプレゼントを届けてくれていたのですが、たぶん5年生の年齢になった時も、「サンタさんへの手紙」を書いたのです。

 その手紙は、たぶん今頃のクリスマス前の夜に、自宅の居間のテレビの上に、手置いてあると家人が教えてくれたのです。

 その手紙には、「僕はファミコンがほしい。でも、もしサンタがお父さんならば貰えないと思う。」と一万円が同封されてあって、「もしサンタが本当にいるのなら、是非お願いします」と書いてあったのである。

 私は二三日悩みました。しかし息子が察していたように、私はファミコンをプレゼントすることが出来ませんでした。

 とうとう彼の「サンタへの夢」は、もろくも崩れ去ってしまい、夢から醒めて、サンタが父親だと確信した年の暮れとなってしまったのでした。

 でも親としても、それ以降はクリスマス前に慎重に言葉を選んだり、気を使ったりしなくても済むようになって、「今年は何が欲しい?」と気軽に聞けるようになったわけです。息子が大人に近づいた証拠だとも感じました。
コメント (1)
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