「花の想い」( 源吉兆庵製)
お稽古のお菓子です。
浮島に抹茶羊羹が挟まれています。
上下の部分が「浮島」ですが、なぜ浮島というかご存知ですか。
浮島は蒸して作るスポンジのようなものですが、
蒸しあがった時の表面の凸凹した様子が、海に浮かぶ島のようだからとか。
自分で一度浮島を作ってみると納得ですよ。
浮島は代表的な和菓子ですね。
似たようなお菓子に「タルト」かあります。
これは挟むのではなくて、巻いていますが。
「御栗タルト」(ハタダ製)
今日はコーヒーのお供にいただきましたが、お抹茶にももちろん合います。
タルトは松山の代表的なお菓子ですね。
由来はポルトガルから渡って来たジャムを挟んだお菓子で、
藩主松平定行公が小豆餡にしたものということです。
周りはカステラでしょうか。
これは和菓子かしら洋菓子かしら。
一般的に和菓子と洋菓子は次のように定義づけられているようです。
「洋菓子はバター、卵、生クリームといった動物性の脂質をふくんだもの。
それに対し和菓子は大豆や小豆、寒天といった植物や海藻類が主な原料。」
ただ卵だけが微妙な立場にあるようですが。
ですから、カロリーが全然違いますね。
和菓子はダイエット中でも、許されそうです。
それでも食べすぎはダメですよ。
そうそう、最近懐かしいお菓子「シベリア」をいただきました。
これは和菓子かしらね…ネーミングはカタカナですけれど。
名前のいわれは正直不明で、
特によく聞かれる説は、羊羹をシベリアの永久凍土に見立てたという説、
カステラの部分を氷原に、羊羹の部分をシベリア鉄道の線路に見立てたという説が。
昔はパン屋さんに売られていたというので、洋菓子かしら・・
これも決まっていないようです。
今は洋菓子風の和菓子があったり、和菓子風の洋菓子があったりですから、
美味しければ「そんなの関係ね~」(古いですね)
(↓いつもありがとうございます)
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