「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

茶友よ永遠なれ

2014年05月17日 | お茶三昧






昨日の「富士の錦」は切るとこのような富士山が現れました。
合わせると、四季の富士山が見られるということですね。

今日、近々海外への出発が迫った方を囲んで、
同期のお仲間での送別会が持たれるようです。
私にも出席をと、日程を調整してくださるということでしたが、
今回は、お稽古の都合がつかないので、
若い方水入らずでしばしの別れを惜しんでいただこうと思います。

いつもお声をかけてくださってとてもうれしいです。
でも立場の違う私が入ると、気も使われると思いますから、
( 使っていないかしら~)
今回は心置きなくどうぞと、私も無理はしませんでした。
旅立つご本人とはお稽古でじっくりと別れを惜しみましょう。

私にもお茶の稽古に通っていたころの仲間がいます。
はじめはそれぞれ違う時間のお稽古でしたが、
ある日一緒の時間になり、帰りにお茶でもということになりました。

そこで意気投合!!
それから四人組は、旅行に行ったり、食事( ほとんど飲み会)をしたり、
二十代で知り合った元気な仲間は、止まるところ知らずで楽しみました。
"お茶と若さとお酒"という共通項は、その付き合いを加速させたようです。

年齢差10才ほどの仲間ですが、時にはゴルフにも興じたのですよ。
稽古場よりも熱い付き合いが稽古場の外で進行していった・・
といっても良いかもしれませんが。
仲間全員がそののちお茶名をいただき、環境の許す限りお茶に通いました。
現在直接お茶に携わっているのは私ともう一人。
稽古場を持ち一緒に、二~三年に一度のペースやで、お茶会も持っています。
一人だけ環境が違い、直接のお付き合いは途絶えましたが、
三人娘はいまだに定期的に集まって、健康を確かめ合っています。
来年は全員が、ウン?十代になりますよ。

私の願いの一つは、稽古で知り合った方たちが、素敵な出会いを見つけて、
いつまでも人生を楽しむ仲間として、続いてほしいということです。
そこに私がいなくとも十分なのです。
私たち仲間もそうなのですから。
稽古場がなくなったら切れてしまう縁でないつながりを見つけてほしいです。

さて今日のお仲間はすでに私には頼れる中堅ですが、
お仕事も忙しくなり、稽古との両立に悩む時期にもいます。
そんなことも語り合いながら、今日の友とのお別れの時を、
楽しくしみじみと過ごしてほしいです。

「茶友よ、永遠なれ。」



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