そろそろ、この言葉をかみしめる時期になりました。
残り僅かの日々も無事でありますように。
酉年も、最後にもう一度、心に刻んでみましょう。
淡々と年の瀬の稽古も日々がかさねられて、
「一年が早いですね」の言葉が、繰り返されます。
「ずいぶん手がおおきくなったわね。」
四年生からはじめて中学生になったS君の、
成長した手の大きさに驚かされました。
「初めはお茶碗が大きく感じました」
彼はそう言って笑いましたが。
時が確実に過ぎていることを感じさせてくれるのは、
そんな何気ない一瞬でしょうか。
いえいえ、我々だってきっと、
まだ成長(そう願いたい)し、
変化(これが恐ろしい)していっているはずですよね。