「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

東博での茶会・反芻して反省も

2014年10月16日 | お茶三昧

肩衝釜  江戸時代中期 京釜   水指  萩焼




茶碗 九代目大樋長左エ門造  秋草棗  前端春斎作


写真はすべて当日の物ではありません。事前の資料写真です。
写真が出来上がったららご紹介できるものもあると思います。
当日は写真班にお任せで、私は一枚も写真を撮りませんでしたよ。
さすがに「ブログ用に」なんて言っていられませんでした。


お茶会を終えて、
部屋中に広げて干しているお釜や茶碗を眺めながら、
少しずつ冷静にその一日を振り返っています。

細かいところでいろいろと悔いの残ることも多いです。
事故の報告はなかったので、何とか無事に終わったのでしょうが、
皆さんからいろいろと反省を伺って、次の機会に生かしたいです。

お客様に喜んでいただけて、
水屋の皆さんが協力して仕事が出来たらそれでいうことはありません。
多少亭主の私が、普段使慣れない言葉に、口が回らなくとも、
ご愛嬌( 愛嬌というとしでもありませんが)で許していただきましょう。

自分もはたから見ればきっとそうなのでしょうが、
お席に出られてお点前をする方や、半東の方の緊張は、
そばにいる私にひしひしと伝わってきましたよ。

ああ・・ここはこうするといったのに・と思うところも多々ありましたが、
それはもう仕方のないことで、しっかりと準備したのですから、
「当日の失敗はいいですよ」と言いましたしね。
初体験の受付の方たちもさぞや大変だったと思います。

席主はどうしても、お客様にばかり失礼のないようにと目が向いてしまいます。
「いそいでくださいね」という言葉も出てしまいます。
ああ・・ゆったりとしたお茶会がしてみたいです。
でも大寄せ茶会では無理なことですね。
雨の中頑張った皆さんには心から感謝していますよ。


お菓子  金団 銘 若栗

当日のお菓子など眺めて、お味を反芻するのは楽しいですね。



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