「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

「竹生島」と「琵琶湖周航の歌」

2014年09月05日 | 日記

最終日は今津から竹生島にわたることにしました。
別の港から渡る予定が、台風の被害で、桟橋が使えないとか。

でもそのことが功を奏して思いがけず舟が出港するまでの間に、
近くにある「琵琶湖周航の歌資料館」を覗くことができました。。



私たちの年代には懐かしい歌ですね。
自然と車の中で皆で大合唱になりましたが。
その誕生秘話などを知ると、また感慨深いものがあります。
元になったのは当時学生の間で歌われていた「ひつじぐさ」という歌と知りました。



そのひつじぐさを、資料館の前で見ることができました。
スイレン科スイレン属。
確か紀宮清子さまの御印でしたね。




今津港には、記念碑も。


25分ほどの船旅で竹生島に着きました。

島には、弁天様が祀られていて何段もの階段に悲鳴を上げながらも一番高い所まで。


つくづく、何事も足腰が丈夫でないとと思いました。
行けるうちにどこでも行っておかにゃあなりませんね。



島で見た「百日紅」が夏の終わりを告げているかのようでした。


では懐かしい、「琵琶湖周航の歌」の歌詞をどうぞ。

1.
われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
志賀の都よ いざさらば

2.
松は緑に 砂白き
雄松が里の 乙女子は
赤い椿の 森陰に
はかない恋に 泣くとかや

3.
波のまにまに 漂えば
赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
行方定めぬ 波枕
今日は今津か 長浜か

4.
瑠璃の花園 珊瑚の宮
古い伝えの 竹生島
仏の御手に 抱かれて
眠れ乙女子 やすらけく

5.
矢の根は深く 埋(うず)もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇めば
比良も伊吹も 夢のごと

6.
西国十番 長命寺
汚れの現世(うつしよ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕がん
語れ我が友 熱き心





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