「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

最初と最後の一輪

2014年09月29日 | お茶三昧


朝の陽ざしが随分長くなりました。
夏の厳しい日差しを避けていた日々も懐かしいくらいですね。
秋の陽ざしはなぜかそんな名残惜しさを持っています。

昨日は今頃もう一度咲いたカワラナデシコを一輪見つけ、
すすきとフジバカマといっとょに花入れに入れました。

今朝のベランダでは、最後のむくげが花を開き、
最初のわホトトギスのツつぼみが膨らんでいました。
今年は穏やかに訪れる秋を、
数年ぶりに感じているような気がします。
10月と同時に衣替えもできそうですね。

いよいよお茶会も二週間後に迫りました。
ようやくお客様のことや、社中の方々の準備も何とか終わり、
残すは、荷物をまとめることと、床の花と、
そして自分のことだけになりました。
「当日の着物は何を着たらいいですか」
という言葉に答えながら、
「そうだわ、私は何を着ることにしましょう・・」とか、
「半襟ちゃんとかかっていたかしら・・」
と思いがそちらに向き始めました。

最初に種を頂いて撒いた日から、
最後の花が咲くまであと少しになりました。





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