「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

「彦根城」か「ひこにゃん」か

2014年09月04日 | 日記


一日目のオペラコンサートも無事に終わり、
翌日はいよいよ琵琶湖巡りです。
ナビゲーターは、なんと昨日のコンサートの大役を終えたばかりの友人です。
琵琶湖に一番詳しいといっても、お疲れのところを申し訳ないとおもいました。

さて一行は総勢10人で、大型車を借りての観光です。
三井寺 石山寺と巡った後は、一路彦根城へ向かいました。

彦根城といえば、井伊直弼ですね。

直弼は11代藩主直中の14男ですが、
井伊家では嫡男以外は他家へ養子に行くように決められていました。
直弼には養子の口も無く17歳から32歳までの15年間を、
三百俵の捨扶持の部屋住みとして過ごしました。
そんな自分自身の境遇を, 歌に詠んでいます。

「世の中を よそに見つつも埋木の 埋れておらむ 心なき身は 」

しかしその不遇の時代に培った多くの教養は、
井伊直弼を茶人としても、後世に名を残すこととなりました。

あの「茶湯一会集」の著者でもあり、
その中で語られた言葉「一期一会」はあまりにも有名。
茶号を宗観といい、好みの道具も知られています。
そんな茶道の趣をも味わうべく彦根を訪れましたが、
そこでもう一つ目にしたのは・・・
ゆるキャラ「ひこにゃん」でした。



ちゃんとお出ましの時間が決まっていて、
色々なポーズで写真撮影に応じてくれました。
登場するとアイドル並に「かわいい~」の声が掛かり、
皆さんカメラをかまえましたよ。
ミーハーの私ももちろん、
城内の庭にあるひこにゃんとのツーショットもぬかりなく。

そのあと、彦根城下を散策して見つけたのが和菓子司の「たねや」さん。



お稽古用やお土産のお菓子を選び宅配してもらうことに。
「こちら限定のお菓子はありますか」とたずねると、
「こちらでございます」すと出てきたのが・・


「朱兜」(あかかぶと  たねや製)


「井伊の赤備え」にちなんだお菓子なのですね。
パッケージの底にある角を切り抜くとこんな風になります。


中身は抹茶サブレでした。


「菊花せんべい」( 諸江屋製)と「朱兜」

そして散策の後は、いよいよ「近江牛」と相成りました。
思い思いに、、ステーキやしゃぶしゃぶを堪能しました。
そして満腹のお腹を揺られながら、ホテルへと向かったのであります。



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