茶書を読む勉強会が迫ってきました。
少しは予習をして、
何が書いてあるかくらいは見ておかないといけませんね。
「茶話真向翁」
藪内竹心の書です。
どうやら今回の勉強範囲では、
『南方録』に記されている、
堺南宗寺集雲庵の壁に利休居士と南坊宗啓の二人が書いたといわれる
『露地清茶規約』七ケ條について触れているようです。
このような古い書物は、現代語で解説してある本もありますが、
そのようなものが手に入らないことも。
解説書でさらっと読むのも良いのですが、意外と私の頭には残りません。
(私だけかな・・・・)
それで原文を苦労して読むと、少しは頭に入るかと頑張っているのですが。
見ての通りのミミズの行列。
さらりと読めるわけではありません。
一つ一つの字を読むことに熱中して、終わってみたら、
「はて何が書いてあったのかしら」
となる事も。
でも不思議なことに、さまざまな茶の古典をかじっていると、
いつの間にかバラバラだった知識の点が線になってくるのです。
遅々としていても、やり続ければ、いつかは面になのかしらと、
少し衰えかけた脳の活性化も兼ねて、時々勉強会に通っています。
以前は残された日々を考えると、
早く勉強しなくてはと焦る気持ちもありましたが、
今は「死ぬまでやることがあっていいなあ」
と思えるようになりました。
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