「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

台風一過

2012年10月01日 | お茶三昧
台風一過、今日はとてもよいお天気です。
台風が猛署の夏を、
きれいに連れ去ってくれたらと期待しているのですが。

真夜中に風が収まったころふと目が覚めて、
ガラス越しに空を見ると、星がとてもきれいでした。
夜空は秋の空ですね。
残念ながら「中秋の名月」にはお目にかかれませんでしたが、
今夜の「十六夜の月」に期待しましょう。



秋と言えば芸術の秋。
寄り付きの掲示板にも、情報提供の掲示物が増えました。
趣味や仕事に関する催しのお知らせです。
「興味のある方はどうぞ」と。

私の書いた「利休道歌」やお稽古スケジュール表が、
目だたないですね。
ちなみに今月の歌は、
「よそにては茶を汲て後茶杓にて 茶碗のふちを心してうて」です。

すぐ目にとめて、茶碗で払う茶杓の扱いに心する様子の方も。
茶碗に限らず、道具の扱いを見直す機会になればと思うのですが。



昨日はそんな掲示物の中にあった催しの中で、
声楽家を志す若い方の出られる、オペラコンサートに行ってきました。

台風が心配されましたが、会場は歩いて五分ほどの市民ホールでしたので、
風が強くなる前に帰ってこられそうと、出かけました。

「蝶々夫人」を実際の生で聞くのは初めてでしたので、
とても楽しめました。
お目当ての彼女は合唱団の一員としての出演でしたが、
お茶会で見た着物姿で、歌っていました。

小さな花束を受け付けに預けて帰ってきました。
何時の日か、立派な花束を贈る日が来ることを期待して。