「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

美味しいお茶をという気持ちは同じですね

2011年08月18日 | お茶三昧




裏千家の薄茶はきれいに泡が立つように点てます。
その点て方に慣れた私達は、
泡と共に頂く抹茶の味がとても美味しいと感じます。

ですから、時々うまく泡が立たないと、
「こめんなさい、」と謝ったりしますし。
一生懸命に茶筅を振っても、
たまに何か条件がひとつでもそろわないと、そんなこともありますね。

でも流儀が違うとお茶の点て方もいろいろです。
例えば表千家さんは、裏のようにたくさん泡だてたりしません。


長年、表千家を修行なさっている友人がいます。
お茶の立て方の違いについての話になったとき、
「あの泡のあまりたないお茶も、点てるのが大変なのよ」と言われました。
「手をぬいてるわけじゃないのね」と冗談を言いましたが。

泡をあまり立てずに美味しく点てるのが難しいというのです。
どうしても一生懸命点てると泡がたってしまうそうで。
泡が立たないように押さえて、それでいて美味しいお茶に仕上げるのは難しい。

裏の薄茶も、あまり頑張って茶筅を振って、泡が立ち過ぎても、
風味がとんで、意外と美味しくなかったりしますけれど。

そうなんですね。どの流儀もお茶を美味しく頂いてほしいと、
心を心をこめて点てているのは同じなんですよね。

わたしたち裏千家が、右手ですることが正しいということを、
左手てしなさいという流儀もあるのですから、
目指すところは同じでも、そこに至る手段はいろいろ・・
それが流儀というものですね。


そん話を思い出しながら、
あまり泡の立たない、冷水で点てたお茶を、
今日も「美味しいですね」と頂きました。




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ブルーベリーが運んできた秋

2011年08月18日 | 日記





高原のお土産のブルーベリー
秋の香りがします

手摘みした時の、
ときめきも伝わってきます

一粒、二粒と口に入れると、
甘かったり、酸っぱかったり
次はどっちかな・・・


暑い夏が去ったら
私も高原へ
秋を摘みに行ってみよう

だからもう少しがんばれ

暑さも今日が峠とか




裏千家我孫子茶道教室