A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【イベント情報】最新中国前衛音楽事情他、面白音楽DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.47』2023年5月27日(土) 阿佐ヶ谷TABASAにて開催。

2023年05月17日 00時15分58秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.47
2023.5.27 sat 阿佐ヶ谷TABASA

18:00 Open/Start
Charge 1,000YEN + 1 drink

Guest : DJ WATANABE@XXX

DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
DJ Bothis a.k.a.山田遼
DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
DJ Athmodeus a.k.a.持田保
DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
DJ Vaby a.k.a.大場弘規

Avantgarde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

阿佐ヶ谷に中国インディーズ専門レコードショップmogumoguが本格オープンし、近くて遠い中華人民共和国の音楽文化に触れる機会が増えた2023年4月に、約1か月間中国本土を訪れて知られざる中華前衛音楽・実験音楽・地下音楽を掘り起こしてきたWATANABE@XXX氏をゲストに迎え、これまで以上に脱ジャンル/脱ナショナリティ/脱カルチャーを推進する盤魔殿の進化形を明らかにする一夜。不思議かつ面白い音楽の謎を体験しに来てください。

TIME TABLE
18:00 DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
18:30 DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
19:00 DJ Athmodeus a.k.a.持田保
19:30 DJ Bothis a.k.a.山田遼
20:00 Guest : DJ WATANABE@XXX
20:30 DJ Vaby a.k.a.大場弘規
21:00 DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
21:30 DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫


【聴かせどころ】
●DJ WATANABE@XXX(ゲストDJ)
中国の音楽事情に詳しい方には有名な中国・深圳市の旧天堂書店。その旧天堂書店の店員・栾提さんおすすめCDから実験音楽やフリージャズ、サイケデリックロック等をかけます。





●DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
今気に入っているノリの良いものを基本に、アブストラクトな味付けをする予定です。ちょっと踊れる感じかもしれません。




●DJ Bothis a.k.a.山田遼
過去3回に渡り続けて参りましたDJ Bothisの私的M.B.=maurizio bianchi特集もいよいよ大詰め。4回目となる今回は一応区切りよく最終回として、M.B.と他アーティストのコラボ作と、エホバ後の比較的最近のM.B.を特集します。




●DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
【Musique Daemonium pour bébés(赤ちゃんのための異端音楽)】5月5日おもちゃ楽器イベントJOY OF A TOY2023の余韻が冷めないまま、赤子のための異端胎教音楽を選曲。お子さん・お孫さんを立派な盤魔殿DJに育てたいお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんはぜひお集まりください。




●DJ Athmodeus a.k.a.持田保
昨年自分がDJイベントとしてシリーズ化すると言っておきながら、忙しさにかまけて放置プレイ状態だった"百均王ヒャッキング"。その反省をふまえて今回は"百均王ヒャッキング"お一人様バージョンin盤魔殿!でイキってまいります‼︎‼︎アシッドキャピタリズム‼︎‼︎




●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
今回はネオフォークのDeath In June(デスインジューン)以外をかけます。マイナーな作品を中心に。




●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
フランス地下音楽シーンのカセットテープを中心に廻させていただきます。




●DJ Vaby a.k.a.大場弘規
さてさて皆様、最近刺激は足りていますか?今宵、私がお届けするのは、超マニアックなレーベルであるNight Gallery Recordsのマテリアルを中心とし、80年代~90年代の関西オルタネイティヴ・ミュージックをチョイスさせて頂きました。恐らく盤魔殿に於いて誰もフォーカスを当てたことの無いヴァラエティに富んだ刺激的なマテリアルの数々をご賞味下さいませ(笑)。それにしても、暑くなったり寒くなったりと落ち着かない気候の日々が続きますが、皆様ご自愛専一にお過ごし下さいね!



中国も
日本も世界も
盤魔殿

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即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUライヴ情報~5/26 神田THE SHOJIMARU/5/30 秋葉原CLUB GOODMAN/6/8,11,17 梅雨のモグモグ3DAYS etc.

2023年05月11日 00時45分11秒 | 素晴らしき変態音楽


5月26日(金) 神田須田町 THE SHOJIMARU
THE SHOJIMARU 3MAN LIVE
19:00open/19:30start
2,500円+1ドリンク
出演:
ノノノズ
MOGRE MOGRU(19:30~)
丸橋ミケ
ご予約はfukumaru.rec@gmail.com公演日、お名前、人数、お目当のバンドを明記のうえお送りください。返信をもってご予約完了となります。




5月30日(火) 東京 秋葉原CLUB GOODMAN
“交差する音〜sound crossing〜”
18:30 open / 19:00 start
adv. 3000 yen / day 3500 yen
Ticket:https://club.goodman2020.com/events/9263
出演:
MALSTROM (from Germany)
纐纈雅代+吉田達也+武田理沙TRIO
沖縄電子少女彩+MOGRE MOGRU




【梅雨のモグモグ3DAYS】
梅雨の季節6月中旬の3公演はそれぞれ趣向を凝らした内容でお贈りします。詳細後日。

DAY1:6月8日(木) 吉祥寺NEPO
「LIGHT UP THE SKY #4」
open18:00 start18:30
前売2500円 配信1500円
【出演】
TPSOUND Band Set
ilyons
108pierrots
MOGRE MOGRU -Electric Set- (18:30-19:00)
Albem



DAY2:6月11日(日) 高円寺Oriental Force
「蟲師」Vol.2
18:30 OPEN / 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink別
出演:
MOGRE MOGRU × 内田静男 (19:00-19:30)
カニコローシュカ
よくばりChameleon x Masafumi Teruyama
いはとおる x 吉本裕美子



DAY3:6月17日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu
モグモグ in mogumogu vol.2
20:00 Open/Start
¥1,500 + 1 Drink別
出演:
MOGRE MOGRU Live set & DJ set


7月22日(土) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.8
出演:
バラナンブ
MOGRE MOGRU他


9月3日(日) 阿佐ヶ谷ヴィオロン
園田游 舞踏會
出演:
園田游(舞踏)
MOGRE MOGRU(音楽)

お疲れの
あなたの心に
モグモグを






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【JazzTokyo#301更新】『サラ(ドットエス)、美川俊治、K2(草深公秀)、ワメイ、山本精一 / ウツノミア・ミックス』+『パトリック・シロイシ来日公演』

2023年05月09日 00時57分00秒 | 素晴らしき変態音楽

音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。カバー・ストーリーはボブ・マーリー。他にR.I.P. 松風鉱一、R.I.P. 坂本龍一など。剛田武は以下の記事とニュースを寄稿した。

●サラ(ドットエス)、美川俊治、K2(草深公秀)、ワメイ、山本精一 / ウツノミア・ミックス

#2246 『sara (.es) , Toshiji Mikawa, K2 (Kimihide Kusafuka), Wamei, Seiichi Yamamoto / Utsunomia MIX』

リアルな表現の場を再現するオーディオ・ライヴ・エクスペリアンス。
Utsunomia MIXで再現されるギャラリーノマルとsara(.es)の無尽蔵の創造性は、聴く人すべてにこれまでの音楽作品とは一味違う豊穣な聴覚体験を与えてくれるに違いない。



【リリース関連イベント】
5月13日(土) 大阪 ギャラリーノマル Gallery Nomart
「Utsunomia MIX」トリプル・リリース記念Live



5/10リリース、音響の鬼才・宇都宮泰が手がけた3枚のアルバム「Pumice」「鳥を抱いて船に乗る/Bird」「Multiplication」。それぞれに関わる音楽家、各地から全員集結!グループ展「MUG」初日に決行、ギャラリーノマル史上最強の音楽イベントです!

出演:sara(.es)/ 美川俊治 / K2(草深公秀)/ Wamei / 山本精一
会場:ギャラリーノマル Gallery Nomart
時間:open 19:15 / start 19:30
charge:前売 4,000円 / 当日4,500円
詳細/ご予約フォーム
https://www.nomart.co.jp/sound/20230513.php


5月15日(月) DOMMUNE 19:00-21:30(配信)
「Miracle of Art」 〜橋本孝之+.es(ドットエス)+ギャラリーノマル。その軌跡と奇跡〜Utsunomia MIXトリプル・リリース!


出演:美川俊治、林聡(ギャラリーノマル・ディレクター)、宇都宮泰(音楽家/音楽プロデューサー: ZOOM参加)、sara(.es)
声の出演:宇川直宏
https://www.dommune.com/


●5/11,14 パトリック・シロイシ来日公演2023


パトリック・シロイシはロサンゼルスを拠点に活動する日系4世アメリカ人のマルチ楽器奏者、作曲家。ソロや数々のコラボレーションによる作品を多数発表し、サクソフォンによる拡張的で密度の濃い演奏で、ロサンゼルスで最も優れた即興演奏家の一人として高く評価されている。今回は単身来日し、日本の個性的ミュージシャンと共演する二日間の特別公演が決定した。日米先端音楽家のコラボレーションは見逃せないだろう。(文責:剛田武)
⇒Jazz Right Now 連載第40回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報:パトリック・シロイシへのインタビュー
https://www.patrickshiroishi.com/

【公演日程】
5月11日(木) 東京 中野坂上 Live Bar aja

open 19:00 / start 19:30

Patrick Shiroishi(sax.)
吉田達也(vo.dr.)
小金丸慧(g.)

前売り 2500円 ドリンク別
当日券 3000円 ドリンク別
メール予約 aja_nakanosakaue@yahoo.co.jp


5月14日(日) 東京 神田小川町 Polaris

open 18:30 / start 19:00

灰野敬二 (vo,g,etc.)
Patrick Shiroishi (sax)
ゲスト:嶺川貴子(electronics)

前売 4,000円
当日 4,500円
チケット購入 https://polaris230514.peatix.com/view


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【イベントレポート】JOY OF A TOY 2023~由良瓏砂/とっしー/Austur/Yximalloo/盤魔殿レジデンツ+盤魔殿DJs@高円寺Oriental Force 23.5.5fri

2023年05月08日 00時12分56秒 | 素晴らしき変態音楽


5月5日(金祝) 高円寺Oriental Force
JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)2023
~盤魔殿 Disque Daemonium Children's Day Special


<Live Act>
由良瓏砂
とっしー
Austur
Yximalloo
盤魔殿レジデンツ(川崎レジデンツ+剛田武)

<盤魔殿DJ’s>
DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
DJ Vaby a.k.a.大場弘規

盤魔殿こどもの日スペシャルイベント『JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)2023』が話題のギャラリー&ライヴスペース高円寺Oriental Forceで開催された。会場には出演者の幼少時代の絵画が飾られ、駄菓子が振舞われ、不思議なおもちゃ楽器がそこかしこに設置されるというこどもの日らしい雰囲気。個性派DJが丹念に選曲したプレイリストと出演者が繰り広げる異端のトイミュージックに、多数来場いただいた観客の皆さんも童心に帰って楽しんだことだろう。出演者も全員がGWの一日を存分に楽しみ10歳は若返ったに違いない。



●DJ Vaby a.k.a.大場弘規


テーマは<子供に因んで&チェンバーミュージック>。レアで懐かしいTV主題歌やキッズ系バンドのロックソングがこれから始まる子供の宴への期待感を高める。

1.金延幸子 / とべたら本こ
(NHK少年ドラマシリーズ「とべたら本こ」オープニング)
2.石川セリ / 遠い海の記憶
(NHK少年ドラマシリーズ「つぶやき岩の秘密エンディング)
3. O.S.T / どろろの歌
4. Devo 2.0 / That's Good
(Devoのカヴァーをする子供Band)
5. The Kids /  Naughty Boys
6. Brian Harnetty / Boy
7. La Tène /  Parade Du Soliat





●Austur(ウストゥル)


糸電話音響アーティストAusturは、通常のライヴでは8本張る糸電話を2本だけで演奏。それゆえいつもよりアブストラクトな演奏になったが、何かに集中しているときは他の人のことなど目に入らない子供のように自分の音楽の世界に耽溺するロマンティシズムに満ちた幻想的なサウンドで聴き手を魅了した。



●Yximaloo(イシマルー)


ジャド・フェアーとも共演歴のあるベテランUNPOPアーティスト、イシマルーは自作音源をプレイバックしながら照明を真っ暗にして手にしたライトひとつでパフォーマンス。トライバルなビートをコラージュしたダンスサウンドの中で蠢くからだが異教の儀式を見ているような陶酔感をもたらす。コードをつないだ大根をギター代わりにパントマイムするナンセンスさがイシマルーの神髄だろう。


●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫


曲名やバンド名に「子供」「おもちゃ」が入っている曲を選曲。スタイルは様々だが不思議と一本の線でつながっているような流れを感じた。急遽出演できなくなったおきあがり赤ちゃんの時間を埋めるために8曲目以降はタイトル縛りなしの選曲で、もともとの持ち時間の倍以上のDJプレイを敢行したのはさすがである。

Set List 20230505 DJQliphoth(Title - Artist - Albumの順番)
1 The Four Horsemen - Aphrodite's Child – 666
2 Little Boy - Die Form - POUPÉE MÉCANIQUE
3 Voices - Royal Family & The Poor Feat. Peter Hook (Joy Division/New Order) - Looking For Europe
4 Dreams (Awakening Of A Child's Mind) - Revolutionary Army of the Infant Jesus - The Gift of Tears
5 Child of Sorrows - Die Form - SUSPIRIA DE PROFUNDIS
6 Children of the Universe - Comus - To Keep From Crying
7 Time Is A Child Playing With Virtues - The Loud Age - The Second Siren

8 Die blaue Blume - Hekate - Die Welt der dunklen Gärten
9 Der Steppenwolfe - Helmond - Licentia Poetica
10 This Fog That Never Ends - Hante. - This Fog That Never Ends
11 In der Nacht - Xmal Deutschland - Fetisch
12 The Carnival Is Over - Dead Can Dance - Into The Labyrinth
13 Runes And Men [Death In June] - Lisieux - Inside / Beside V
14 Oh Coal Black Smith - Current 93 - Calling for Vanished Faces
15 She Said Destroy - Death In June - """Nada!"""
16 "No, Remember" - Naevus - Triumph Des Todes
17 Little Black Angel - Death In June - DISCriminate


●とっしー


Asuturのライヴパートナーでもあるドラマーとっしー手作りの百均ドラムによるソロ演奏は今回初めてとのこと。自作トラック4曲で百均であろうとなかろうと滅茶苦茶上手いドラムプレイを聴かせる。童謡風・ゲームソング風・メタル風のトラックも秀逸。ラストナンバーではシャボン玉を使った演奏でファンタジックな世界を作り上げた。



●DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda


テレビアニメ「マッハGOGOGO」のテーマをハリウッド版サントラ、カヴァー、リミックスと別バージョンで聴かせ、他にはみんなのうたやアニメタイアップ曲をプレイ。ポップ&ロック寄りの選曲で盤魔殿のブライトな一面を担うDJ Ipetamならではのポジティブなスタイルを発揮、この日最もこどもの日に相応しいプレイだったかもしれない。

1. I am speed / Theme from"speed racer"
2. Go speed racer go / SPONGE
3. カンタカナリート / ザ・ピーナッツ
4. ルパン三世主題歌 / リミックス:小西康陽
5. CITIES IN DUST / siouxsie and the banshees
6. 地球を七回半まわれ / 野宮真貴&クレイジーケンバンド
7. IT'S UP TO YOU / the brillant green
8. SPIDER-MAN / RAMONES
9. Human fly / the CRAMPS
10. Secret of my heart / 倉木麻衣
11. 竹田の子守唄 / 赤い鳥
12. Go speed racer go / Ali dee & the Deekompressors


●盤魔殿レジデンツ


川崎レジデンツは定番の目玉紳士、剛田武は『サード・ライヒン・ロール』(76)のPVの新聞男のコスチュームで登場。会場が一気に謎めいたレジデンツチックな世界に変わる。テーマは『サード・ライヒン童謡』。子供のうたのメロディやリズムを取り混ぜてテルミン、ボイスチェンジャー、様々なおもちゃ楽器を駆使して悪夢のトイミュージックを披露した。


●由良瓏砂+盤魔殿レジデンツ


盤魔殿レジデンツに由良瓏砂が加わり、マザーグースと子供が書いた物語のポエトリーリーディングとおもちゃ楽器演奏。子供の無垢さと残酷さを見事に演じる隴砂を物音的な演奏でバックアップする二人のレジデンツ。悪夢の度合いはより深まったが、すでに時間は夜10時を回り、よいこはぐっすり寝ているはずの時間なので、不条理な夢にうなされるのは大人だけだろう。



年を追うごとにバラエティとディープさを増す『JOY OF A TOY』、2024年のこどもの日も開催予定なので、また多くの人に不思議の国のおもちゃの音楽を体験しに来ていただきたい。

おもちゃのうた
おとぎ話の
迷宮入り

WE ARE DISQUES DAEMONIUM RESIDENTS!!!! 盤魔殿レジデンツへの出演オファーをお待ちしています!


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【フリージャズ・ライブレポート】Machine Gun Explosion Ensemble 機関銃爆発合奏団/Kiyasu Orchestra@大久保ひかりのうま 2023.4.23 sun

2023年04月27日 01時32分19秒 | ネコ動画


The Phase Of Free Jazz To Come~フリージャズ来るべき位相
MACHINE GUN EXPLOSION ENSEMBLE
KIYASU ORCHETRA

即興演奏のライヴやワークショップが各地で開催されている。ジャズに限らずロックやノイズ、実験音楽など様々なスタイルのミュージシャンが即興演奏に興味を持っているようだ。しかしながらそういった場ではメンバーが入れ替わりのセッションやにわかユニットによるその場限りの演奏が多く、メンバーが定まった集合体として即興演奏を追求するグループはあまり多くない気がする。特にジャズ(フリージャズを含む)ではメンバーが固定されないのが基本とされている。そんな中で、現代フリージャズを追求する二つのジャズグループが大久保で共演する今回の企画をオーネット・コールマンの『The Shape Of Jaz To Come~ジャズ来るべきもの』に準えて『The Phase Of Free Jazz To Come~フリージャズ来るべき位相』とタイトルしたことは、この日のライヴを体験した人なら大いに納得いただけたと思う。フリージャズは過去の遺物ではなく今なお進化し続ける現象であることを明らかにする、その礎となる一夜であった。



●Kiyasu Orchestra / キヤスオーケストラ

Ryosuke Kiyasu (drums)
tsubatics (bass)
Koichi Kidoura (guitar)

ドラム、ベース、ギターという最小限のトリオ編成で即興演奏の粋を極めたストイックな演奏を繰り広げる。それぞれのソロを挟む構成はジャズの流儀に従ったスタイルだが、ありがちな芸のお披露目とは次元の異なる自己鍛錬の積み重ねと無限大の探求心に溢れた理想的な演奏精神を感じさせた。60年代後半、新しいジャズを求めて異端の道を選んだ日本のフリージャズメンの精神が継承されているのだろうか。このトリオの進化・深化から目を離せない。




●Machine Gun Explosion Ensemble / 機関銃爆発合奏団

山澤輝人 (sax, flute) 
ルイス稲毛 (bass)
剛田武 (violin, flute)
佐伯武昇 (trombone, percussion)
南部輝久 (drums)

海外在住のドラマー、キカンジュ・バクに代わって佐伯武昇(パーカッション)と南部輝久(ドラム)を迎えたJapanese Version Machine Gun Explosion Ensemble(日本版機関銃爆発合奏団)のデビューライヴ。Aural Fitやバラナンブといったロックバンドでのロックドラムで知られる南部はフリースタイルのドラミングも得意。筆者とは初共演だったが、サウンドチェックで既に旧知の仲のようなシンパシーを感じた。前半は佐伯抜きのカルテット編成で、コア・アンサンブルのフリージャズ。基本スタイルといえるドラム、ベース、サックス、ヴァイオリンのカルテット編成から、山澤のピッコロと剛田のアルトフルートの二管のスピリチュアルな演奏。途中から佐伯が加わり一気に混沌とした集団即興へ突入。ステージが狭いひかりのうまでも客席まで巻き込んで暴れまわる佐伯のパフォーマンスと、ジャズに拘らないボーダーレスなプレイをみせるカルテットが生み出すカオスは、"日本版"ならではの機関銃一斉放射であった。



キカンジュ・バクが来日した暁にはまた一味も二味も違う演奏を披露できるだろう。一つのかたちに収まらない冒険心と実験精神がMachine Gun Explosion Ensembleの核心にあるのだから。

新たなる
自由なジャズの
冒険者たち

▼Machine Gun Explosion Ensembleの音源発売中!


Roscoe Mitchell & Kikanju Baku / Machine Gun Explosion Ensemble – Split Cassette
Cassette Tape / Ethnicity Against the Error 05 / 定価1,500円(税込)

フリージャズのオリジネーター、ロスコー・ミッチェル(アート・アンサンブル・オブ・シカゴ)とイギリスの覆面ドラマー、キカンジュ・バクのデュオと、キカンジュ・バクと日本のミュージシャンによるフリージャズバンド、マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブル(機関銃爆発合奏団)をカップリングした異色のスプリット・カセット・アルバム。

お求めは以下のショップにて
Los Apson?
https://losapson.shop-pro.jp/?pid=173741029

Bandcamp
https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/congo-river-basin-split-cassette

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鬼才サックス奏者フローリアン・ヴァルターが参加するドイツの新世代アヴァン・ジャズ・トリオ『MALSTROM(マルストローム)』の初来日ツアーが決定!

2023年04月25日 01時03分40秒 | 素晴らしき変態音楽


MALSTROM Japan Tour 2023
マルストローム・ジャパン・ツアー2023

2017,18,19年にソロで来日し驚異的なテクニックと既成の音楽概念に拘らない柔軟な音楽性で衝撃を与えたドイツの若手サックス奏者フローリアン・ヴァルターが参加するサックス、ギター、ドラムからなるトリオ『MALSTROM(マルストローム)』の初の来日ツアーが決定!フリージャズ、現代音楽、プログレッシヴ・ロック、ヘヴィメタルなどの要素を巻き込んで新たなサウンドを創造する方法論は「大渦潮」を意味するバンド名そのまま。ヨーロピアン・アヴァン・ジャズの最前衛を体験せよ!



MALSTROM マルストローム:(Photo L to R)
Florian Walter フローリアン・ヴァルター:Saxophone
Jo Beyer ジョー・バイエル:Drums
Axel Zajac アクセル・ザジャック:Guitar

2010年代初めにドイツで結成。オリジナル・メンバーはアクセル・ザジャック(g)、ジョー・バイエル(ds)、サリム・ジャヴァイド (sax)。ケルン、エッセン、ブレーメン地域の前衛音楽/即興ジャズ・シーンで活動し、これまで4枚のアルバムをリリース、2016,2017,2018年ドイツのジャズ・コンペティションで優勝。2019年にサックス奏者がジャヴァイドからフローリアン・ヴァルターにメンバー・チェンジ。2021年に最新アルバム『Klaus-Dieter(クラウス=ディーター)』をリリースした(⇒Disc Review)。


【MALSTROM Japan Tour 2023 公演日程】


5月30日(火) 東京 秋葉原CLUB GOODMAN
“交差する音〜sound crossing〜”
18:30 open / 19:00 start←訂正しました。
adv. 3000 yen / day 3500 yen
Ticket:https://club.goodman2020.com/events/9263
出演:
MALSTROM
纐纈雅代+吉田達也+武田理沙TRIO
沖縄電子少女彩+MOGRE MOGRU

5月31日(水) 東京 渋谷 Bar Subterraneans
Florian Walter (sax) Solo
19:30 open / 20:00 start
Charge 2000 yen
出演:
Florian Walter (sax)

6月1日(木) 大阪 Environment 0g
open 19:00 / start 19:30
Charge: 2,000yen (excl. 1drink)
出演:
MALSTROM
Flagio & nuee (Visual)

6月2日(金) 兵庫 神戸 Makeshift
open 19:00 / start 20:00
Charge: 1,500yen
出演:
MALSTROM
Flagio

6月3日(土) 東京 阿佐ヶ谷天
“Ten meeting vol.6”
19:00 open/19:30 start
2,000yen + 1 drink
出演:
MALSTROM
KSO:Tomohiro Kanbe (gtr), Dave Skipper (ms),O’bo (gtr)
庄子勝治/Masaharu Showji(sax,shakuhachi)+玉響海星/tamayurahitode(vo,biwa,per)+玉響海月/tamayurakurage(ele,per)

6月4日(日) 千葉 稲毛 Jazz Spot CANDY
17:30 open / 18:00 start
4000yen incl. 1 drink
出演:
MALSTROM

6月5日(月) 東京 入谷なってるハウス
open 19:00 start 19:30
Charge 2500 yen
出演:
MALSTROM

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【週末ライヴ情報】4/23(日)大久保ひかりのうま『The Phase Of Free Jazz To Come~フリージャズ来るべき位相』機関銃爆発合奏団/KIYASU ORCHETRA

2023年04月20日 00時07分58秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年4月23日(日) 東京・大久保ひかりのうま
The Phase Of Free Jazz To Come~フリージャズ来るべき位相

MACHINE GUN EXPLOSION ENSEMBLE
KIYASU ORCHETRA

open 19:00 / start 19:30
door ¥2000 + 1 drink

現代フリージャズの来るべき位相を明らかにする二つのジャズユニットが大久保で奇跡の共演!

予約⇒https://www.facebook.com/events/1152720808771945?active_tab=about

Line-up:
●Machine Gun Explosion Ensemble / 機関銃爆発合奏団
山澤輝人 (sax, flute) 
ルイス稲毛 (bass)
剛田武 (violin, flute)
佐伯武昇 (trombone, percussion)
南部輝久 (drums)

フリージャズのオリジネーター=アート・アンサンブル・オブ・シカゴのロスコー・ミッチェルや70年代ロフトジャズシーンから登場したギタリスト、マイケル・グレゴリー・ジャクソン、21世紀即興シーンを代表する前衛サックス奏者クリス・ピッツィオコスといった錚々たる即興ジャズメンと共演する覆面ドラマー、キカンジュ・バクと、日本の即興ジャズシーンで活躍する爆裂サックス奏者山澤輝人、90年代から様々なユニットで活動するベテラン・ベース奏者ルイス稲毛、さらにアンビエントユニットMOGRE MOGRUで活動する剛田武の4人編成で、2022年秋にリモートによるレコーディング・プロジェクトとして活動開始。「機関銃爆発合奏団/マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブル」として、キカンジュのレーベルからコンピレーションCDR『BIGGG KNYF IN THA NOGGG 』でデビュー。2023年初頭に第2弾としてロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バクとのスプリット・カセット『悲歌慷慨 / Indignant Lamentation over the Evils of the Times』をリリースし、海外メディアで<アート・アンサンブル・オブ・シカゴの精神を色濃く受け継いでいる>と評価された。
今回、海外在住のキカンジュ・バクに代わるリズム隊として、佐伯武昇(佐伯組/ニュージャージーズ/怪獣墓場)と南部輝久(Aural Fit/バラナンブ)を迎えた特別編成で待望のライヴ・デビューを果たす。

機関銃爆発合奏団 Machine Gun Explosion Ensemble – raw cut Koenji recording session sliver(極秘来日したキカンジュ・バクを迎えてのスタジオセッション)


●Kiyasu Orchestra / キヤスオーケストラ
Ryosuke Kiyasu (drums)
tsubatics (bass)
Koichi Kidoura (guitar)

2004年ドラマーのRyosuke Kiyasuを中心に結成。
様々な音楽ジャンルをのみこみ、現代フリージャズの音を追求、表現するために精力的に活動を続けている。
2018年にはマレーシアツアーも行い、国外にも活動の幅を広げていっている。
http://orchestra.kiyasu.com/

Kiyasu Orchestra live at Ten, Tokyo, Japan | Feb 12, 2023


新たなる
歴史の幕開け
目撃せよ!

★当日会場にて特別価格にて販売!

Roscoe Mitchell & Kikanju Baku / Machine Gun Explosion Ensemble – Split Cassette
Cassette Tape / Ethnicity Against the Error 05 / 定価1,500円1,000円(税込)

フリージャズのオリジネーター、ロスコー・ミッチェル(アート・アンサンブル・オブ・シカゴ)とイギリスの覆面ドラマー、キカンジュ・バクのデュオと、キカンジュ・バクと日本のミュージシャンによるフリージャズバンド、マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブル(機関銃爆発合奏団)をカップリングした異色のスプリット・カセット・アルバム。

SIDE A:Roscoe Mitchell and Kikanju Baku / Congo River Basin
Roscoe Mitchell : All Saxophones
Kikanju Baku : Bata, Bones, Bells
1. God's Breath & Demon's Talon
2. Indigenous Archaeologists
Recorded Live at the London Contemporary Music Festivel (LCMF), London June 18th 2022
試聴⇒Roscoe Mitchell and Kikanju Baku / Congo River Basin

SIDE B:機関銃爆発合奏団『悲歌慷慨』
Kikanju 天罰 Baku : drums
ルイス稲毛 Louis Inage : bass, keyboards, synthesizer
山澤輝人 Teruhito Yamazawa : tenor sax, flute
剛田武 Takeshi Goda : violin, flute, shinobue, hulusi, clarinet
佐伯武昇 Takenobu Saeki : trombone, percussion
1. Deception 欺瞞
2. Corruption 腐敗
3. Infection 感染
4. Lamentation 哀歌
Recorded, Mixed and Mastered by Nacky Ishikura at OTOlab, Koenji, Japan on January 15th, 2023
except Drums Recorded in London, England by Kikanju Baku
試聴⇒機関銃爆発合奏団 / 悲歌慷慨
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【GWイベント情報】5月5日(金祝)こどもの日、おもちゃ楽器ライブ+DJイベント『JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)2023』高円寺Oriental Forceにて開催!

2023年04月16日 01時11分13秒 | 素晴らしき変態音楽


5月5日(金祝) 高円寺Oriental Force
JOY OF A TOY(おもちゃの歓び)2023
~盤魔殿 Disque Daemonium Children's Day Special

18:00 Open/Start
1500 Yen + 1 drink
小学生以下無料
駄菓子食べ放題!

<Live Act>
由良瓏砂
おきあがり赤ちゃん
とっしー
Austur
Yximalloo
盤魔殿レジデンツ(川崎レジデンツ+剛田武)

<盤魔殿DJ’s>
DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
DJ Vaby a.k.a.大場弘規

昨年2022年5月5日のこどもの日に渋谷EdgeEndで開催され好評を博した『JOY OF A TOY~盤魔殿 Disque Daemonium こどもの日スペシャル』が今年は会場を高円寺Oriental Forceに移して再び開催されることになった。テーマは<おもちゃ楽器と子供部屋>。イベント発起人でもある女優の由良瓏砂が前回に続き朗読パフォーマンスで出演。ゲストDJとして出演した川崎レジデンツは剛田武との新ユニットで登場。おもちゃの音の博物館の建築を目指すおきあがり赤ちゃんと糸電話パフォーマーのAustur(ウストゥル)&百均素材で作ったドラムを叩くとっしー、さらに80年代から活動する地下音楽の伝説Yximalloo(イシマルー)という超豪華な出演者に加えて、お馴染み盤魔殿DJで贈るライブ&DJイベント。さらにギャラリーでもあるOriental Forceがこの日だけ子供のアートが展示されるという面白企画。小学生以下無料なので、ぜひともお子様連れでご来場ください!
前回の模様⇒【イベントレポート+セトリ+動画】JOY OF A TOY~盤魔殿 Disque Daemonium こどもの日スペシャル@渋谷EdgeEnd 2022.5.5 thu

TIME TABLE
18:00 DJ:大場弘規
18:20 LIVE:Austur
18:50 LIVE : Yximaloo
19:20 DJ:宇田川岳夫
19:40 LIVE:おきあがり赤ちゃん
20:10 LIVE:とっしー
20:40 DJ:Rie Fukuda
21:10 LIVE:盤魔殿レジデンツ
21:40 LIVE:由良瓏砂+盤魔殿レジデンツ+出演者
22:10 終演予定


【Live Actプロフィール】
●由良瓏砂

女優、ライター、人形作家/160cm/YScompany所属、音楽ユニット ヰタ・スピリチュアリス、人形工房アトリエ アスフォデル、アートサロンカフェ《哲学者の薔薇園》、レトロ雑貨店 ロサ・アンティカ、むさしの吉祥寺倫理法人会etc


●おきあがり赤ちゃん

生まれも育ちも千葉市。65歳のおもちゃの音楽家


●とっしー

バンドMAGICに参加しメジャーデビュー。中森明菜と合作し「Tokyo Rose」をリリース、お互いのライブへゲスト出演する。
解散後はライブサポート、作詞作曲、アーティストプロデュースを手がける他、制作プロダクションM.O.M代表を務める。
100均ドラムの演奏家でもある。
寿司が好き。


●Austur ウストゥル

糸電話の原理を応用した創作楽器「アップライト・ストリングラフィ」を奏でる音楽家。
水嶋一江ストリングラフィ・アンサンブルのメンバーとして国内外で演奏活動を行った後、2013年よりソロでの活動を展開。
http://austur.jp


●Yximalloo イシマルー

すごくシャイな性格なんで、何も考えずに伊豆の築300年の13ベッドルームある古民家で1980年代音楽作り(期間工と失業保険の繰り返し)、90年代でカセットテープやらCDにして80年代に作った膨大な量のレコーディングを40本カセット(多くは90分テープ)と7枚のCDにまとめる。
後は営業。何も考えずに音楽まっしぐらで純粋に生きてきたんですが、さすがお金と将来が年を重ねる毎に心配になってきました。
Half JapaneseのJad Fairやフランスの鬼才コステスと共作を出す。
95年から05年は音楽止めてます。でも聞いていました。ジャンル度外視していろんな音楽を。音楽以前の音も(80年代はマイクロレコーダーを持ち歩いて絶えず面白い音があったら工場や道端でレコーディングして、メロディやリズムやらアイデアが沸いたらキチガイと間違われないように公衆電話ボックスに駆け込み通話してるふりしてマイクロにふきこんでいました。今じゃ電話ボックスもかなり撤去され、携帯で突然、後ろの人が話し出す光景に遭遇します。)。
95年の時点でできなかった主に、ターンテーブルなどで微妙にスピード落としたモノとか進化したエコー(デジタル)とか06年から作りはじめる。
日本在住時のMomusより再発掘される。
08年にNew York の老舗Jazz レーベルESPより「UNPOP」発表。その後、CDRを何枚か自主レーベル「桜れコーず」より発表。14年にドイツのダンス系テクノ、アンビエントレーベルKOMPAKTより「WANTED(指名手配)」LPを全世界にリリースして、当時アイルランドにいた私を探される(丁度、日本一時帰国タイミングだったため、友人がWelcome Backギグを用意してくれて、客が主催者である友人に教えてくれた(「あのぉー、KOMPAKTがイシマルーさんの事、探してるみたいなんですが、当人わかっていますか?」)。
08年の迷作「UNPOP」をアメリカ人従業員がコンタクトアドレスを書いた小さな紙を無くし、6年間探す行為を続けてくれた。急いで「HAGAKURE」製作して送るも「mission was over」で断られる。年齢?怪しいジャケット?リオオリンピック最中にも直々にKOMPAKTボスからSNSで「Friend Request」もらい、TARZANKICK!!!ジャケットで2017年正月に「OGI Hz」完成。
2017年11月20日に、62歳にして初めてのLP「The Best of Yximalloo 1」(アメリカで2作、ドイツで1作でてはいるけど10年前に売り切れ)を発表。
2018年11月20日に2nd LP「The Best of Yximalloo 2」を発表。
2019年11月末に3rd LP「The West of Yximalloo 3」を発表。
65歳。最近の老人はヤンチャだ。自分のこと「テクノじじい」と呼んでいます。


●盤魔殿レジデンツ

今から60年前に縁も所縁もない別々の家庭に生まれ育った二人が23年後の1985年六本木WAVEにて知らず知らず遭遇し、さらにその35年後の2020年にSNSをきっかけに二度目の遭遇。そのほかにも「イカ天」「ヒカシュー」「キノコホテル」「SUNAGIRL」などなど、様々な場面でニアミスしていたことも判明している。運命の悪戯に弄ばれるままに定年退職を迎えた二人をつなぐ存在がサンフランシスコの変態コンボ「ザ・レジデンツ」であることも何かの縁、2023年5月5日こどもの日に高円寺Oriental Forceにてパフォーマンス集団<盤魔殿レジデンツ>としてデビューを果たすこととなった。何が起こるか本人たちもわからない、謎に満ちた活動に乞うご期待!

おもちゃ箱
音と遊びの
子供部屋

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【本日の剛田武ライブ】4/14(金)高円寺Oriental Force『鏡』vol.4~CoQu (Uzl x GodA) /YUTASTAR/MOTCHAN/ザジ x ウチダヨシノブ

2023年04月14日 01時27分34秒 | ネコ動画


4月14日(金)高円寺Oriental Force
「鏡」vol.4

18:30 OPEN 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink

19:00〜19:30 CoQu (Uzl x GodA)
19:45〜20:15 YUTASTAR
20:30〜21:00 MOTCHAN
21:15〜21:45 ザジ x ウチダヨシノブ

2023年2月28日にOriental Forceで初共演した熱血シンセ奏者Uzl君と剛田武が新ユニット「CoQu(コクウ)」を結成!クラウトロック+フリーインプロ+アンビエントの新世代(年齢ではない)の登場を目撃せよ!

CoQu:
Uzl:Key, Synth
GodA:Flute, Violin Bass, Rhythm Box

▼初デュオ共演動画
剛田武 x Uzl 2023.02.28 tue 高円寺Oriental Force 「織部」
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【モグモグ主催イベント決定】4/30(sun)吉祥寺NEPO『DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT』~かたかむい/As If/内田静男/MOGRE MOGRU

2023年04月10日 00時00分17秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年4月30日(日) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents
DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT


open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order 
streaming 1000yen
ticket予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/1887

出演:
MOGRE MOGRU
As If(中鉢洋夫:g+平岡俊之:waterphone)
かたかむい
内田静男

MOGRE MOGRU主催ライブDIVE DEEP vol.1が開催されたのは2022年4月10日会場は渋谷EdgeEndだった。それから1周年4月30日吉祥寺NEPOで開催される第7回目のDIVE DEEPのテーマはずばり「Ambient アンビエント」。そもそもTanao&黒い瞳と”アンビエント”バンドを始めたとき筆者自身「Ambient」とは何なのかわかっていなかった。その後意識的にAmbientとタグ付けされている音楽を聴いてみたが、大半はキーボードやシンセでミニマル風のフレーズの繰り返しか、茫洋としたドローン音を垂れ流すものばかり。そもそもグループ形態のアンビエント音楽自体が少ない。あっても学究的な現代音楽か気分だけのスムースジャズが多い。MOGRE MOGRUのサウンドはむしろタージマハル旅行団やイタリアのMusica Elettronica Vivaといった前衛即興グループやポポル・ヴーやエンブリオのようなクラウトロックに近いといわれる。つまり流行のスタイルの「アンビエント」ではなく、エリック・サティが家具の音楽を作曲し、ブライアン・イーノがオブスキュア・レーベルを立ち上げたときの概念としての「アンビエント」、現象としての「アンビエント」を再認識する試みが、今回のDIVE DEEPの本質なのである。気持ちいいだけのアンビエントを求めると裏切られるかもしれない。しかしこの4アーティストのサウンドの海にどっぷり深く潜りこんだ時、あなたの意識・無意識の中に新たなる「アンビエント」という概念が生まれるに違いない。
4月30日は悪霊や魔女を退散させる儀式が行われるワルプルギスの夜。ぜひともアンビエントの無尽蔵のパワーを体験しに来てほしい。


TIME TABLE
19:00-19:30 MOGRE MOGRU
19:45-20:15 かたかむい
20:30-21:00 As If
21:15-21:45 内田静男



●かたかむい -katakamuii-

shuhariのギター、野田浩平よるプロジェクト。
2020年より始動。シューゲイジングなギターアンビエントと、フィールドレコーディングされた日常から描く音世界。
別世界であり、どこか懐かしい、聞き手のエモーションに問いかける。エレキギター、ガットギターのスタイルを持つ。
ドローイング、瞑想、和蝋燭とのコラボレーションイベント”90min zone”や”集と現象、にフォーカスした野外Gathering -nature phenomenon∞-等も主催している。
時間と空間を超えて繋がる意識を目指し活動中。



●As If

中鉢洋夫:ギタリスト。歌謡曲歌手のサポートや劇団四季等ミュージカルオーケストラでの演奏の他、ジャズ、フリーインプロヴィゼーション系ライブを行い現在に至る。
平岡俊之:作曲家、ウォーターフォン奏者。バージン・プルーンズのメンバーやコステスなどとのレコーディングやツアーも行っている。



●内田静男

80年代より、触媒夜、滲有無にて活動。現在、Hasegawa-Shizuoや、albedo gravitas、Galactic Abyss、UH、TERROR SHIT、Nord、疎水響、 L'Extase Métallique、などのユニット、そしてソロやさまざまなインプロヴァイザートのDUOやTRIO形式などで演奏。Bassを中心にした、インプロヴィゼーションを行う。



●MOGRE MOGRU(モグレモグル)

剛田武:violin, flute, clarinet, percussion, etc.
TANAO:guitar
黒い瞳:voice, musical saw, glockenspiel, toy instruments, etc.
2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。Twitter: https://twitter.com/MogreMogru


▼当日DIVE DEEPxNEPO限定コラボドリンク『DEEP BLUE』発売!

青から黒、より深いところへ…という、コンセプトにぴったりのイメージのキューバリブレ風オリジナル・ドリンク。ノンアルもできます。どうぞお楽しみに!


流行と
アンビエントは
別次元

▼1年前初のモグモグ主催イベント『DIVE DEEP vol.1』2022.4.10 sun 渋谷EdgeEndの映像
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