A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【地下アイドルへの招待】第2回:オルタナ「ヤなことそっとミュート(ヤナミュー)」とニューエイジ「Maison book girl(ブクガ)」

2017年12月13日 01時47分07秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


地下アイドルへの招待
第 2 回:オルタナとニューエイジ


DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)


「フルクサス」と「アイドル」のシンパシー・・・・・・・1963 年リトアニア系アメリカ人のジョージ・マチューナスが主唱した前衛芸術運動フルクサス(Fluxus) は「アートを日常へ」を理念に日常にあるモノや行為の「生活」と「芸術」の境界を無化することを目指した。それは日常・芸術のありとあらゆるモノを「FLUX 化」する行為であった。つまり「FLUX モーニング」「FLUX 自動車」「FLUX会社員」「FLUX 電話」「FLUX 昼休み」etc.。同じことが地下アイドルにも当てはまる。「ヲタク IDOL」「パンクIDOL」「プログレ IDOL」「暗黒 IDOL」「病み IDOL」「殺傷 IDOL」「癒し IDOL」とあらゆるモノを「IDOL 化」出来る。フルクサスが「アンチアート」を標榜したように、地下アイドルは「アンチミュージック」の最終兵器となり得るかもしれない。“DJ カルチャーの破壊”を目論む『盤魔殿』の精神は、いずれ刊行されるであろう『FLUX-IDOLMANUFESTO(フルクスアイドル宣言)』に宿るに違いない。

●ヤなことそっとミュート(ヤナミュー)


2016 年春結成。「ヤなことだらけの日常をそっとミュートしても何も解決しないんだけど、とりあえずロックサウンドに切ないメロディーを乗せて歌ってみる事にする」というコンセプト通り、間宮まに、なでしこ、南一花、レナの 4 人は MC 等では存在感の希薄なコミ障キャラだが、パフォーマンスでは骨太の王道オルタナ/グランジ・ロックのど真ん中をけん引する。90 年代グランジ時代は Riot Grrrl(ライオットガール)と呼ばれる肉食系女子が持て囃されて筆者はちょっと引いてしまったのだが、普通以上にメンヘラな女子が王道ロックでブチあがるヤナミューのステージは、返り血を浴びることなく攻撃的な萌えを堪能できる癒しの場である。男性(ヲタク)目線かもしれないが、強さと優しさは比例も反比例もしないことを証明している。

ヤなことそっとミュート - HOLY GRAiL【MV】

ヤなことそっとミュート 2nd ワンマンライブ “echoes”2017年12月22日(金) 赤坂BLITZにて開催!


●Maison book girl(ブクガ)


2014 年に結成された「ニューエイジ・ポップ・ユニット」。デビュー時は「現音ポップ」と称して、現代音楽とアイドルポップの融合を喧伝していた。変拍子のミニマルミュージック、前衛バレエダンス、シュールなポエトリーリーディング、ダダイスティックな MV、デザイナーズブランド風グッズ等、心の奥のエリート主義を擽(くすぐ)る戦略は、一歩間違うとブルジョアジーのハイ・カルチャーに堕してしまいそうだが、矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミの 4 人のいたって普通のゆるふわ女子の佇まいが、地下アイドルの矜持を貫いている。異端音楽界に咲く清廉な花の香しさと危険な誘惑を秘めたブクガの幻影が、地下アイドルの沼から金の斧・銀の斧を手に女神の如く現れたなら、迷わず“錆びた斧”を求める覚悟をしておきたい。

Maison book girl / 言選り / MV

12/28 4th oneman live「Solitude HOTEL4F」at ZeppDiverCityTOKYO

DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會』来場者特典ZINE『盤魔殿アマルガム』に連載中


ワンマンに
賭ける気持ちは
愛奴流道
 
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【セトリ公開】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.8 @渋谷EdgeEnd 2017.12.10(sun)

2017年12月12日 10時16分02秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.8
Winter Solstice


2017.12.10 sun
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd

Time table 2017/12/10
18:00 Open
18:30-19:00 DJ 涅槃
19:00-19:30 DJ Qliphoth
19:30-20:00 DJ Bothis
20:00-20:30 Undergroud Music Battle DJ Time: DJ Qliphoth vs DJ Bothis
20:30-21:00 DJ Vaby
21:00-21:30 DJ Tkd
21:30-22:00 DJ Athmodeus
22:00 end

<Complete SET LIST>
●DJ 涅槃(aka Takaaki Tanaka)


1. Megami Tensei 1•2 OST - Micom
2. Shin Megami Tensei - Ginza (Sword of Justice Ver.)
3. Devil Summoner - Boss Theme (S.S.H. Ver.)
4. Fighter and Attacker - Hellharmony [STAGE 7]
5. Rage Racer - Rage Racer
6. Streets Of Rage 3 - Cycle 1
7. 戦国自衛隊のテーマ
8. 幻魔大戦 - 地球を護る者
9. 人間の証明のテーマ


●DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)


1 Satya sai Baba / Sai Baba Chant The Bajans
2 Yahowha13 / Feather Of Wisdom
3 Gwydion / The Raven is Calling
4 海童道 / 薩慈
5 J・A・シーザー / 月の獣夜念仏字讃
6 Pharmakon / Nakedness Of Needs
7 Muslimgauze / Kurd Eye Vie
8 Mama Baer / Die Kirche
9 井内賢吾 / 牛男の独白
10 J・A・シーザー / 犬神悲劇
11 The Sufi Choir / Not Afraid To Say Goodbye
12 Charles Manson / I’m On Fire
13 エリザベート / 未知なる友へ




●DJ Bothis ボティス(aka MSS)


1.The Gerogerigegege - GERO-P 1985
2.The Gerogerigegege - ANAL BEETHOVEN #2
3.Anti Trust - Chagrin
4.The Gerogerigegege - 共産党におねがいします
5.DISCO VOLANT - CLICK
6.The Gerogerigegege - B面最初の曲
7.The Gerogerigegege - AI JIN
8.The Gerogerigegege - Gay Hotel Ultra
9.Dinosaurs With Horns - Disco-Aristo-Sarcophagus
10.The Gerogerigegege - Rock 'n' Roll
11.The Gerogerigegege - Dutch Wife ABC
12.The Gerogerigegege - Kekkon No Koto
13.The Gerogerigegege - Iede Shita Kohkoh-Sei
14.The Gerogerigegege - Kaze No Naka O Hitori-De
15.The Gerogerigegege - Kokusai Gay Zinken Kara Kita Tegami
16.The Gerogerigegege - Himitsu-No-Koto
17.The Gerogerigegege - Chu-Gaku Kohkoh-Sei No Shokun-E


●Undergroud Music Battle DJ Time: DJ Qliphoth vs DJ Bothis


1.The Gerogerigegege - Aru Sei-Nen No Shi-Ni
1 Konori sp. / ジャンクヤードの聖人
2.Sutcliffe Jugend - Pigdaddy
2 DΣ/VRI/Z / Dolis
3.越部信義 - 楽しい磯野家
3シェッタガーリア/ あの日のサッカリン
4.越部信義 - 明るい磯野家
4 Alexandra Atnif / Astnmetrik
5.Sonnenbrandt - Lüdenscheid
5 Ghedalia Tazartes / Ascolto
6.M.B. - Industrialisme
6 Foetus product / 1908
7.Esplendor Geometrico - Muerte A Escala Industrial
7 Embudagonn 108 / Dissection Of Chronus
8.DISCO VOLANTE - NO MOTION
8 J・A・シーザー / 阿梨樹堕つ
9.越部信義 - エンディング1
10.越部信義. - エンディング2
9 Birushanah / 2017
11.Esplendor Geometrico - Amor En Mauthaussen
10 Coil / Ubu Noir
12.M.B. - Bacterial Menstruis
11 Noctural Emissions / No Separation
13.The Gerogerigegege - B面最初の曲
12 Current93 / Crowleymass




●DJ Vaby ヴァビィ(aka 大場弘規)


1.Converter - Error
2.Organum ‎- In Extremis Pt. 1
3.Tamia - Narcissa solis
4.Big Black - Ready Men
5.Butthole Surfers - Kuntz
6.Copass Grinderz - Paranogun!
7.Captain Condoms - No Decive
8.Grim - Beautiful Morning
9.Jungle’s - Break Bottle
10.G-Sads - Junky Rockin’ Christmas
11.Kim Duk Soo SamulNori - Things Change



●DJ TKD (aka Hiroaki Tkd Takeda)


1 “Barbedwire Tumbleweed” Foetus Interruptus
2 “Regiment” Brian Eno & David Byrne
3 “A-Train” The Flying Lizards
4 “All Hands on Desk” Adrian Sherwood
5 “Feed the Hungry” The Pop Group
6 “Bones” Massacre
7 “Hunger (The Ocean Roars it Bites)” Rip Rig + Panic
8 “Pinking” MG
9 “Die Wellen [The Waves]” Einstürzende Neubauten

●DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)


1. NURSE WITH WOUND / Rock 'n Roll Station
2. NURSE WITH WOUND & STEREOLAB / Exploding Head Movie
3. NEU! / Super
4. PHEW / Being
5. CHRISTIANE F / Wunderbar
6. CHBB / Ina Iki-Masho
7. DAF / Der Mussolini (Giorgio Moroder & Denis Naidanow Remix)
8. HOLGER CZUKAY / How Much Are They?

盤魔殿
魔の宮火の宮
盤の宮

次回開催
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.9
新年会

2018年1月21日(日)
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd

Regular DJs + Guest DJ
来場者に『盤魔殿アマルガムvol.3』無料進呈
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【プラ板瑳里と逝くイギリス紀行】Day 3,4〜スウィンドン〜大雪〜イルミネーション

2017年12月11日 01時07分32秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


イギリス旅行
Thu. 7th - Fri. 15th December, 2017年12月7日(木)〜15日(金)


12月9日(土)
ロンドンから列車で1時間、コッツウォルズ地方の街スウィンドンへ


パディントン駅で熊のパディントンに会いました


スウィンドン駅到着


駅前のパブでランチ。ギャモン(薫製ハム)とグラタン


駅から車で10分スタントン・ホテル


羊が放牧されるのどかな田園風景


翌日は観光するつもりが。。。


12月10日(日)
朝起きたらまさかの大雪


7年振りの大雪ですって


昔のMV撮影を思い出す。。


交通麻痺の中何とか駅まで辿り着く


1時間遅れでパディントン駅に到着


フィッシュ&チップスで遅いランチ


繁華街のクリスマス・イルミネーション


カーナビー・ストリート


オックスフォード・サーカス


イギリスで
イタクア体験
乙なもの 

NECRONOMIDOL - ITHAQUA


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【プラ板瑳里と逝くイギリス紀行】Day1,2:いざ倫敦へ〜テートブリテン,テートモダン〜ドッグス・ダムール

2017年12月10日 00時21分09秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


イギリス旅行
Thu. 7th - Fri. 15th December, 2017年12月7日(木)〜15日(金)


12月7日(木)羽田空港から出発


羽田空港の土産物店はお祭り風


フレディと猫たちも一緒


機内食


ロンドン上空


15:30 ロンドン・ヒースロー空港着


Paddington Apartments部屋の窓から


Cafe Otoでパティ・ウォーターズだったが渋滞でホテル到着が遅れたため断念。近くのイタリアンでディナー。


デザートのホームメイド・チーズケーキ


12月8日(金)
9:00過ぎにホテルを出て地下鉄でテートブリテンのあるPimlocoへ。


テートブリテン美術館。とにかく広くて絵がたくさん


ジョン・エヴァ レット・ミレー「オフィーリア」


セックス・ピストルズのアルバム・ジャケットを手がけたジェレミー・リードの作品


ジェネシス・P・オリッジ(TG)のクーム・トランスミッションの展示


エロい作品(作者誰か忘れた)


テートモダン美術館


エントランスフロア


ポーズを真似したくなる彫刻


ロンドン北部ArchwayにあるライヴハウスThe Lounge


THE DUST CODA:70年代ハードロックバンド


THE MAIN GRAINS:古き良きパブロック


TYLA'S DOGS D'AMOUR:さすがの貫禄。酔どれ詩人のロックンロールに観客大合唱


ロンドンは
ロッケンロールが
似合う街



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【再録Disc Review】People『3x a Woman: The Misplaced Files』〜NY即興シーンのメガネ女子、メアリー・ハルヴァーソンのオルタナロック

2017年12月07日 01時37分43秒 | 素晴らしき変態音楽


People / 3x a Woman: The Misplaced Files
Telegraph Harp 2014

Mary Halvorson (g)
Kevin Shea (of Mostly Other People Do the Killing) (ds)
Kyle Forester (b)
Peter Evans (tp)
Sam Kulik (tb)
Dan Peck (tuba).

1 . A Song With Melody And Harmony And Words And Rhythm
2 . Supersensible Hydrofracked Dystopia!!!
3 . Zwischenspiel
4 . Reinterpreting Confusing Lyrics To Popular Songs
5 . Interoperable Intertrigo
6 . Piles For Miles
7 . Psychic Recapitulation
8 . The Virtuous Relapse
9 . The Caveman Connection
10 . The Lyrics Are Simultaneously About How The Song Starts And What the Lyrics Are About
11 . The Disambiguated Clone
12 . Prolegomenon
13 . These Words Make Up The Lyrics Of The Song
14 . What's So Woman About That Woman

音楽的というより精神的にハモる3人+ホーントリオの交感の妙

メアリー・ハルヴァーソンのことを知ったのは、仙川のカフェでの多田雅範氏との会話中だった。私が口にした「変拍子オルタナ・ロック」という一言に、多田氏が「そう言えば・・」とハルヴァーソンのトリオのことを話してくれたのだ。それまで彼女のことはまったく知らなかったが、ダウンビートの人気投票で3位ということよりも、ジャズ界のメガネ美人という言葉に心が惹かれた。

多田氏が送ってくれた音源をさっそく聴いてみた。「ん?あれれ?何?何だかこれ・・・凄いじゃん!」と心が震えた。ハルヴァーソンの不安定な歌声とギタリストなのにソロを一切弾かないストイックさにも痺れたが、肝は何と言ってもケヴィン・シェイ Kevin Sheaのドラムである。スウィングとかグルーヴとか呼ぶ以前に、ビートがダンスというより「盆踊り」しているのだ。

個人的に好きなドラマーの筆頭に、ロックバンド「ザ・フー」のキース・ムーンがいる。ホテルの部屋を滅茶苦茶にしたり、ロールスロイスでプールに飛び込んだりと伝説的な奇行で有名だが、本業のドラミングも超個性的。リズム・キープを無視して、ドラムを破壊するほどの派手なアクションで叩き捲り、ヴォーカリストより目立つ「リード・ドラム」スタイルは、文字通りのドラム革命として、音楽シーンに大きな影響を与えた。

果たしてケヴィン・シェイがキース・ムーンの影響を受けたかどうかは分からないが、あまりに奔放な叩きっぷりには、Moon(月)のラテン名Lunaが意味する「狂気」の血が流れているのは間違いない。その狂気はPierrot Lunaire(月に憑かれたピエロ)の如きこのトリオのサウンドの根本を成している。ひとつのジャンルやスタイルに収まらない気まぐれな音楽性、タイトルからして偏執狂的な歌の世界、音楽的というより精神的にハモる3人+ホーントリオの交感の妙。

ハルヴァーソンの日本での知名度がどの程度なのかは知らないが、大胆にもピープル Peopleと名乗り、人々の狂気を明ら様にするこのトリオを紹介する際には、ジャズ・ギタリストという肩書を語る必要はなかろう。

冒頭の会話で触れた変拍子オルタナ・ロックとは、ディアフーフ Deerhoofという日本人女性がヴォーカルを務めるアメリカのロックバンドのこと。ノイズロック/脱臼ロックと呼ばれながら、あくまでポップ性のある音世界を追求するスタイルは、ピープルにも驚くほど当てはまる。鹿(deer)と人(people)の想定外のリエゾンに驚くが、それよりも、初対面にも拘らずアイドルの魅力を力説する筆者との会話の中で、何故多田氏の頭にこのバンドが浮かんだのか、摩訶不思議である。それこそ音楽がもたらす奇跡的な以心伝心に違いない。音楽の魔法に深く感謝する次第である。
(2014年9月某日記 剛田武)旧JazzTokyo Five by Fiveより

People - Likelihood of Bang


ピーポーの
ピーポーによる
ピーポーのための
変態ロック

Deerhoof - Fresh Born - Juan's Basement


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西海岸即興シーンの鬼才レント・ロムスの前衛レーベル『エッジトーン・レコード』の4時間に亘るラジオ番組がアーカイヴ試聴可。

2017年12月06日 02時32分49秒 | 素晴らしき変態音楽


サンフランシスコのFM局「KFJC 89.7 fm」で12月4日(月)2:00am-6:00amの4時間に亘ってベイエリアのインディ・レーベル『エッジトーン・レコード Edgetone Records』の特集番組が放送された。1991年に西海岸ジャズ/即興シーンの中心人物/サックス奏者のレント・ロムスが設立し昨年25周年を迎えた不屈のレーベルの奥の深さが堪能できる。アーカイヴ公開期間は2週間だけのようなので、興味のある方は早めに視聴することをお勧めする。

Edgetone Records Freak Week Special Edition
DJ:Max Level
Monday - 4 December 2017 - 2:00am to 6:00am
Playlist

ARTIST / TITLE / ALBUM / On-AirTIME

2:00am- ⇦タイムをクリック(以下同)
1. Positive Knowledge / Righteous Intent / Live in New York 2:03 AM
2. Nunn, Tom / Voices / Identity 2:06 AM
3. Davignon, Matt / lying in grass, gazing upwards at 11:30pm / SoftWetFish 2:13 AM
4. Koskinen, Heikki / Ives: Songs My Mother Taught Me / Northern Winds and Voices 2:18 AM
5. Estamos Ensemble / Little Steps / Jimpani Kustakwa Ka Jankwariteecheri 2:23 AM
6. Go-go Fightmaster / President Ass / Sound 1 2:28 AM
7. Rent Romus' Life's Blood Ensemble / Empryrean City Rising / Rising Colossus 2:35 AM
8. Smith, E. Doctor / Cowboy Bebop / Drummstick 2, The 2:44 AM
9. Snow, Michael & McDonas, Thollem / Two / Two Piano Concert: At The Philadelphia Museum of Art 2:49 AM

3:00am-
10. Tri-cornered Tent Show / Foolkiller / Welcome to Psychoville Population: 4 3:00 AM
11. Carson, Brett / And Thus The Fuzzy Trapezoid Was Born / Quattuor Elephantis 3:08 AM
12. Saint of Killers / Hanged / Saint of Killers 3:17 AM
13. Nihil Communication / Sea of Ideology / We Are Violent 3:24 AM
14. Brumit, Jon / Invisible Hu/Man / Vendetta Retreat 3:32 AM
15. Waristerror Terroriswar / Ultimately Devastating For Everybody / Brutal Reality of Modern Brutality, The 3:44 AM
16. Romus, Rent Jazz On The Line/Chico Freeman / Moons of Neptune / Thundershine 3:49 AM

4:00am-
17. Flash / 2:38 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:02 AM
18. Antonio / 1:29 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:04 AM
19. J.J. / 2:03 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:06 AM
20. Nancy 2 / 1:14 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:07 AM
21. Rob ('Prandum') / 1:41 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:08 AM
22. Sue / 0:59 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:11 AM
23. Emily - Amara - Lucio / 3:32 / Gold Record Studio Live At Laney Flea Market 4:12 AM
24. Ameer, Malik / Benedict, Loren The Ease of Travel Home Is Where The House Is Edgetone Records 4:16 AM
25. Lasqo, Joe / Raga: Asavari / Turquoise Sessions 4:21 AM
26. Slender Loris / Thai Massage For Two / Two Parts Helium 4:31 AM
27. Equity and Social Justice Quartet, The / Are That a Skunks? / Whisper of Flowers, The 4:40 AM
28. Say Bok Gwai / Handbook / Chink In The Armor 4:47 AM
29. Soar Trio / Down River #1 / Emergency Management 4:51 AM

5:00am-
30. Noertker's Moxie / Exploding Head in the Style / Sketches of Catalonia 5:01 AM
31. Rowland, Jess / Happy to Have a Snack Machine / Problem With The Soda Machine, The 5:09 AM
32. Instagon / Orgone Collector / Mudwagon Vol. 1 5:14 AM
33. Wiggwaum / Knockin Solar System / Mudwagon Vol. 1 5:17 AM
34. Steffey, Daniel / Collapse / Chloros 5:30 AM
35. Nunn Crossman McGee / Duo For Clarinet and Crustacean / Plastic Critters 5:35 AM
36. Romus, Rent / Return of The Wild Martian Fur / PKD Vortex Project 5:44 AM
37. Thee Annoying / Movement V / Composition I 5:52 AM
38. 15 Degrees Below Zero / The Peculiar Apparatus / New Travel 5:56 AM

エッジトーン
西の海辺の
地下音楽

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【告知】12月10日(日)開催!!! 異端DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.8 ~ Winter Solstice』

2017年12月05日 00時50分43秒 | 素晴らしき変態音楽



盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.8
Winter Solstice


2017.12.10 sun
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd
http://www.edgeend.com/
TEL:03-5458-6385

Regular DJs : DJ Bothis / DJ Qliphoth / DJ Athmodeus
Guest DJ : DJ Vaby / DJ 涅槃
and...secret guest

平成末年のイブに送る地下音楽秘密集会
音楽そのものが抵抗運動である!昭和崩御から平成退位まで、秘境音楽の太占串路を経由して、時間軸を遡りアカシックレコードを書き換えろ!

Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Black Metal, Idol, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, Game Music, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

★他の現場から回せる日曜日開催
★来場者全員にここでしか入手できないカルトZINE「盤魔殿アマルガム Vol.2」をプレゼント
★ゲストDJはタイプの異なる二人の異端音楽愛好家
★謎のマル秘ゲストが参戦予定!!?
★絶好調「Undergroud Music Battle DJ Time」開催
★VJ Qliphothによる異端映像もたっぷり
★DJ Paimon パイモン(aka Moppy)は別現場に参戦のため欠席
★DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)は珍盤買付海外出張のため欠席
◆DJスペース&フロア禁煙(喫煙場所あり)


【盤魔殿Vol.8の聴きどころ】
●DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)
チャールズ・マンソン追悼!1997年恵比寿MILKで行われたチャールズ・マンソン・ナイトが私のDJデビューだった。マンソンの音楽性へのリスペクトを含めて、マンソンを含む世界のカルト教団関係をプレイします。マンソン、ギデオン、ヤホワ13、ラサ、スーフィー・クワイヤー



●DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)
個人的にナース・ウィズ・ウーンド関連の仕事が続いたので今回の盤魔殿は彼らの1stアルバムで有名なNWWリストからセレクトするか!と思ったがクラウト・ロックもんとかほぼ売っぱらっていた事実に直面!かなりヘコみつつも軌道修正、ノイエ・ドイチェ・ヴェレもんとNWWやインダストリアルもんを織り交ぜてプレイする予定です。という訳でディスクユニオンで発売中NWW"解剖台の上でのミシンと蝙蝠傘の偶発的な出会い"私の解説とNWWリスト・バッジ付いてますのでこの機会に是非!



●DJ Bothis ボティス(aka MSS)
今回は「THE GEROGERIGEGEGE」中心で逝きたいと存じます。過去の盤魔殿でも先輩方が何度か取り上げておりましたので、皆様すでにご存知かと思いますが、1990年代の廃盤7インチ等を選曲していきたいな思います。あらゆる「正しさ」に疲れたあなたに贈るセンズリロックンロールをどうぞお聞きください。あとは場の様子を見てドイツやギリシャのニューウェーブもかけるかもしれません。


THE GEROGERIGEGEGE - The Sexual Behavior In The Human Male



●DJ 涅槃(aka Takaaki Tanaka)
幼少よりゲーム、テクノなど電子音楽を聴く。曲調は激しく速いものが好き。エンタメオタク。趣味はカフェ巡り。


「Sword of Justice」 - Boss 【Shin Megami Tensei】



●DJ Vaby ヴァビィ(aka 大場弘規)
Even Anti-Art Is Art!ハードコアパンクからノイズアヴァンギャルド、USジャンク、JAPインディー、果ては音声詩etc.と幅広く且つちょっとだけ深く(笑)フォローしております。今回初参戦ということで手練れの面子の中で少々緊張しておりますが自己紹介代わりでヴァラエティに富んだ選曲をお届けしたく思います。お越し頂いた方のトラウマ...いやいや心の琴線に少しでも触れる事が出来たら幸いです。


盤魔殿
プロパガンダ誌
アマルガム

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フローリアン・ヴァルター/橋本孝之/内田静男/川島誠/増渕顕史/SNH@高円寺Fourth Floor 2017.12.2(sat)

2017年12月04日 01時15分04秒 | 素晴らしき変態音楽


Florian Walter Japan Tour 2017 Presented by TVDinner
18:00 open start - 2500yen/1drink
Florian Walter
増渕顕史
UH(内田静男+橋本孝之)
SNH(Straytone+Nagata Kentaro+Horiguchi Ken)
川島誠&DSFAPLS



ドイツ・エッセンの即興サックス奏者フローリアン・ヴァルター(ドイツ語の発音を本人に確認したところ“フローリアン・ヴァイテァー”と聴こえる難しい音だった)は11/30大阪ギャラリー・ノマルでes.のピアニストsaraと共演した。公開された動画を観ると、いつもは理知的な二人が野性に還ったような激しいプレイを展開し深く交歓したことがわかる。

Florian Walter + sara (.es ドットエス)sax piano duo 2017/11/30 Gallery Nomart


その二日後のこの日ヴァルターは、もうひとりのes.橋本孝之と対バンライヴ。曾て吉祥寺にあったライヴハウスFourth Floorが高円寺に移転したことは知っていたが訪れるのは初めてだった。所用で遅れたために惜しくも一番手の川島誠&DSFAPLSを見逃してしまった。

●SNH(Straytone+Nagata Kentaro+Horiguchi Ken)


それぞれ音楽家/レーベルオーガナイザー/エンジニア/DJなどで活動をしている3人によるシンセ・トリオ。アナログ機材ならではの人間味のある電子音のレイヤーが、アナクロなブリズムライトの照明とシンクロして、古いSF映画の宇宙旅行か60年代カルトムーヴィーのトリップシーンを思わせる酩酊感たっぷりのステージ。

●UH(内田静男+橋本孝之)


滲有無のメンバーでもあった内田静男と.esの橋本孝之のデュオ。橋本が吹くハーモニカが、内田のアコスティックベースの深い音に浸されてノイズと唾液の飛沫を浴びせる。アルトサックスは最新ソロアルバム『ASIA』の螺旋状ではなく、放物線を描いて大地を潤す如雨露の水となり低音畑の湿地に亀裂を入れた。

●増渕顕史


2008年から即興演奏を始めたというギタリスト。音数の少ないミニマルな単音弾きが、次第に変則アルペジオに転じる流れは静謐を増幅する。メロディー感はあるが類型的なスタイルにはハマらない。平野剛のピアノ演奏に通じる穏やかな白昼夢を見せてくれる日だまりのインプロヴィゼーション。

●Florian Walter


管を通る息の音から細かいトリル、ベルに栓をしたパーカッシヴなタンギングとマイクロカセットテープレコーダーを使ったひとり二重奏。しかし何故か録音が機能せず、二日前のsaraのピアノの音が流れ出て、図らずも時空を超えたデュオとなった。サックスという楽器の演奏というより、サックスをオブジェとして使ったサウンドアートの趣き。

●Florian Walter+橋本孝之+川島誠


サプライズ的なアルトサックス・トリオ。余りに個性の異なる三者三様のコラボレーションは、同じ楽器の親和性から拡散し霧散する散文的なアッサンブラージュを創り上げた。川島が暗闇から発するノスタルジーが、橋本の植物性と、ヴァルターの即物主義の溶液となり蕩け合う音の重力で魂の湿度が上昇した。

東京の
高円寺の地下
フォーススロア

DSFAPLS(Dick Sucking Fool At Pussy Licking School)によるパーティTVDinnerはFourth Floorで定期的に開催されているとのこと。異端音楽交歓の場としてこれからも注目したい。

▼7/26江古田Flying TeapotでのFlorian Walterソロ演奏
171126 Florian Walter solo at EKODA Cafe FLYING TEAPOT
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【JazzTokyo#236更新】バリー・アルトシュル&3ダム・ファクター/レント・ロムス・デシデュアス/ムハール・リチャード・エイブラムス

2017年12月03日 00時58分46秒 | 素晴らしき変態音楽

Rent Romus's Lords of Outland / photo by Nick Turner


●バリー・アルトシュル&ザ・3ダムファクター『ライヴ・イン・クラクフ』

#1469『Barry Altschul and the 3Dom Factor / Live in Kraków』

正統と逸脱の両極を内包した21世紀ビバップ解放宣言。
三者三様のベストプレイが炸裂するこのアルバムを聴いていると、世界の中心で“ジャズ”と叫びたい気持ちになれる。


●レント・ロムス『デシデュアス:ミッドウェスタン・エディション Vol.1』

#1464 『Rent Romus / Deciduous : Midwestern Edition Vol. 1』

西海岸の鬼才レント・ロムスによる即興音楽の霊性(スピリチュアリティ)復興の試み。
“即興の創造的な強靭さ・歴史・一期一会を共有する人々を橋渡しする”プロジェクト『Deciduous(落葉)』は、森の中の精霊を創造の種とする即興演奏のルーツを復興する試みといえよう。

追悼は
ムハール・リチャード
エイブラムス

●R.I.P. ムハール・リチャード・エイブラムス

R.I.P. ムハール・リチャード・エイブラムス

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西海岸リアル・ジャズ・シーンの中心人物レント・ロムス(Rent Romus)の素晴らしき自然派捻転ワールド

2017年12月02日 01時38分13秒 | 素晴らしき変態音楽

photo by George Thomson


Spotifyでフリージャズを聴いていて関連アーティストとして出てきたRent Romusという謎めいた名前のアーティストが気になった。さっそくモノクロの近未来風のジャケットの『Deciduous, Midwestern Edition, Vol.1』というアルバムを聴いてみた。イヤホンから流れ出したのは、ファラオ・サンダーズやアート・アンサンブル・オブ・シカゴを思わせる自然派即興ジャズ。ニューヨークやヨーロッパの即興ジャズやフリーミュージックはストイックでシリアスな都会派音楽が多いが、真逆に位置する彼らの土俗的なユルさを持った生命感のある演奏が新鮮だった。高校時代にヒューマン・アーツ・アンサンブルのレコードで初めてフリージャズを聴いたとき、森の中を彷徨うような気持ちがしたことを思い出した。集団即興は森のざわめきであり、楽器と戯れながら木々の間に隠れた謎めいた精霊や動物たちと交感するのが音楽の原初の姿だ。そう信じていた無垢な気持ちを取り戻した。


⇒JJazzToyko Disc #1464 『Rent Romus / Deciduous : Midwestern Edition Vol. 1』

このアルバムはオハイオ州でレコーディングされている。てっきり中心人物のレント・ロムスもオハイオ出身かと思ったが、調べてみるとサンフランシスコを拠点に活動していることを知った。YouTubeで検索するといろいろなライヴ動画が出てきた。貫禄のある巨漢でブロウするサックスは、メロディを吹くときは明るく艶のある音色だが、ソロになるとネジが非ぬ方向へブッ飛んだ捻転プレイに転じる。聖も俗も正統も異端もごちゃ混ぜになった自由すぎる演奏は、理性ではなく野性の本能と森羅万象の霊感に導かれているに違いない。独特のユルさが際立つ音世界は、演奏家同士の信頼と敬意に支えられている。筆者の偏愛する三大サックス奏者のうちの二人、アーサー・ブライスとフランク・ロウを彷彿する変則プレイの虜になってしまった。

BIOGRAPHY
レント・ロムス Rent Romus
フィンランド系アメリカ人の三世にあたるレント・ロムスは1968年1月6日ミシガン州ハンコック生まれの49歳。サンフランシスコのベイエリアを拠点に活動するサックス奏者・マルチ楽器奏者、作曲家、バンドリーダー、音楽プロデューサー、地域コミュニティの指導者である。

「...大胆な音、紛れもない誠実さと信念」(ダウンビート)
「猛烈」(サンフランシスコ・ウィークリー)
「西海岸の創造的音楽界の中心」(ジャズ評論家Frank Rubolino)

最初はスタン・ゲッツの門下生としてジャズを学びながら、次第にサン・ラやアルバート・アイラー、さらにアーサー・ブライス、デレク・ベイリー、メルツバウといった外の世界に惹かれて行った。

1994年からフリー・インプロヴィゼ―ション・グループLords of Outland、作曲中心のコンテンポラリー・アンサンブルLife’s Blood Ensemble、ピアニストのThollem McDonasと共にBloom Project、そして集団即興グループThe Ruminationsなどを率いて活動する。

これまでリーダー、サイドマン両方で40作を超えるアルバムで幅広く即興と作曲の可能性を探求しており、共演者にはChico Freeman, John Tchicai, Vinny Golia, Thollem McDonas, Stefan Pasborg, James Zitro, Heikki "Mike" Koskinen, and Jon Bridsongなどがいる。

Edgetone Recordsの創設者として30年以上インディペンデントな音楽制作・演奏を経験し、Outsound Presentsのエグゼクティヴ・プロデューサーとしてMusicians Union Hallでの隔週のシリーズイベントSIMMや、週ごとのLuggage Store Gallery Creative Music Series、サンフランシスコで毎夏開催される創造的音楽フェスOutsound New Music Summitをキュレイトしている。

主なユニット
●ライフス・ブラッド・アンサンブル Life’s Blood Ensemble
1999年レント・ロムスが北欧ツアー中に結成。現在はベイエリアのミュージシャン中心の布陣。オリジナル曲中心に、レントやメンバーの血の中に流れるルーツを探る幅広い音楽性を持つ。レント自身のルーツのフィンランドの要素も。
現在のメンバー:Timothy Orr•drums/percussion Safa Shokrai•double bass Max Judelson•double bass Heikki "Mike" Koskinen•e-trumpet/recorder Joshua Marshall•tenor saxophone Mark Clifford•vibraphone

Excerpts from The Otherworld Cycle by Rent Romus Lifes Blood Ensemble Gold Lion Arts


●ローズ・オブ・アウトランド Lords of Outland
1994年にレント・ロムスが志を同じくするミュージシャンと結成。ジャズ、ロック、ブルースの知識に基づいて即興、メロディ、ノイズ、サウンドアートを探求する。メンバーは流動的だが、現在は
Collette McCaslin - trumpet, no-input pedal electronics
Philip Everett - drums, percussion, electronic autoharp
Ray Schaeffer - electric basses
Rent Romus - alto, soprano, c-melody saxophones, voice, electronics, toys

4-4 Rent Romus' Lords of Outland 3-13-13


●デシデュアス Deciduous
<即興の創造的な強靭さ・歴史・一期一会を共有する人々を橋渡しする>ことを目指すプロジェクト。メンバーは流動的でアメリカ中西部のミュージシャンを中心にしている。AACMやBAGで培われた自由な音楽と聖なる大地との収穫祭と呼んでもいいだろう。

Rent Romus/ Deciduous @ Bop Stop, Cleveland,Oh



彼のレーベル「エッジトーン Edgetone」には前衛ジャズや実験音楽、アヴァンロックやノイズ、果てはハードコアパンクまで200を超えるリリースがあり、未知の音楽を掘る歓びに愛好家の血が騒ぐ。アメリカ西海岸の知られざるリアル・ジャズ・シーンの立役者レント・ロムスの活動には今後も注目していきたい。

西海岸
今ここにあるジャズ(Jazz RIght Now)
虹翔る

12/5にローズ・オブ・アウトランドのニューアルバム『In the darkness we speak a sound brightness and life(暗闇で音の明るさと人生を語る)』がリリースされる。


Bandcamp
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