A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

哀愁の胡弓ロック~シェシズ「A JOURNEY」

2008年05月19日 01時09分56秒 | 素晴らしき変態音楽
今日は何もする気が起きなくて寝てばかりいた。
BGMにChe-SHIZU(シェシズ)の1994年のアルバム「A JOURNEY」を聴いていた。
シェシズは胡弓兼voの向井千恵さんを中心として80年代初頭からアンダーグラウンド・シーンで活動している息の長いグループである。中核メンバーにはbの西村卓也氏、gの工藤冬里氏(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)、saxの故・篠田昌已氏などがいる。不安定な胡弓の音とボーイソプラノのようなvoによる哀愁溢れる曲調にはたまらなく郷愁を誘われる。
この4thアルバムには工藤氏も篠田氏も参加していない。代わりにdsに渚にての柴山伸二氏が、pに吉祥寺マイナーの店長でありピナコテカ・レコードの主宰者であった佐藤隆史氏が参加している。従来の哀愁路線に加えてレコメン系のプログレ風味を持った曲も収録された意欲作である。それが如何にも日本的なサウンドに響くのが面白い。おかげで空中浮遊する夢を見た。
先日初めてライヴを観たが相変わらずのヘタウマ路線に変化がないのに安心した。
向井千恵 HP

日曜日
音程・情緒も
不安定

不安定がふたつ重なって不思議に安らかな気持ちだ。



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