A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

大友良英 UST SOLO LIVE@渋谷Bar Isshee 2011.3.18 (fri)

2011年03月19日 00時54分41秒 | 素晴らしき変態音楽
日本のアンダーグラウンド・シーンのドキュメンタリー映画「We Don't Care About Music Anyway」出演ミュージシャンが震災直後にヨーロッパ・ツアーに出かけた。大友良英さんや山川冬樹氏は日本に留まることを選んだ。その代わり日本からフランスへ向けて大友さんは演奏の映像を、山川氏は心臓の鼓動をインターネットを使って届けることになった。

大友さんは渋谷のBar Issheeで生演奏をUstreamで中継。フランス時間に合わせて日本では朝の5時スタートとなった。最初は私も会場へ行って演奏を観ようと思っていたが、家族のことが心配なので家のPCで観ることにした。夕方寝溜めしておいたのだが、さすがに朝5時は遅い。それまでの間ヘアカラーをしたり、Other RoomのCDRを聴いたり、自分の昔のブログを読んだりして過ごす。

ノスタルジーに浸っていると、PCに大友さんが映る。画像が重くとぎれとぎれだ。会場には11人観客がいるらしい。携帯電話でTwitterをチェックする大友さん。しかし肝心のフランスから連絡が来ない。時間になったのでやってしまおう、ということでギターを手に。最初からラウドなフィードバック・ノイズの波状攻撃。朝の5時にこのノイズは凄い。やっぱり現地へ行けば良かった。音はスムーズだが映像がうまく映らない。30分で演奏終了。さすがに眠いしお腹もすいた。早々に床へ就く。

翌朝Twitterをチェックすると、完全な映像がアーカイヴされていた。改めて音とシンクロした映像を観ると大友さんが如何に仔細にノイズをコントロールしているかが伺えて興味深い。大友さん渾身の演奏はヨーロッパの人々にはどう受け止められたのだろうか。
大友良英 Ustream
今回の経緯は大友さんのブログが詳しい。
大友良英JAMJAM日記

早朝に
響くノイズ
欧州へ

そういえばMo'some Tonebenderはアメリカ・ツアー中。Twitterによると元気でやっているようだ。
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