A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二+佐藤通弘@下北沢 Lady Jane 2010.11.3.(wed)

2010年11月05日 00時59分00秒 | 灰野敬二さんのこと
"釣瓶落し~秋の夜は長く、立会人の網膜を点滅させながら、六弦棹対三味線竿の感情のテロルは何処まで続くのか。"(Lady Janeのチラシより)

10月中は地方公演だったから、ほぼ1ヶ月ぶりの灰野さんの東京でのライヴは、7年ぶりの三味線の佐藤通弘氏との共演。

佐藤氏は伝統的な奏法だけじゃなく、弦を擦ったりボディを叩いたり、実験的な演奏をする人なので灰野さんとの相性はいい。灰野さんはほぼ全編で赤いグヤトーンのフレットレス・ギターを使用。三味線もフレットが無いので二つの弦楽器がうまく絡み合う。適度な緊張感が空気を震わせ、どこか和風のグルーヴが会場を包み込む。搾り出すような灰野さんの歌は長唄のようにも聴こえ面白い。まさしく魂の交感。

私は最近ブリーチした髪を黒く戻したのだが、灰野さんは「日本人だからその方がいい」と言ってくれた。

三弦と
六弦出会い
響きあう

パーカッション・ソロは別として、灰野さんがSGを弾かないのはとても珍しい。そういう意味でも貴重なライヴだった。

コメント (1)
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