山下洋輔。セシル・マクビー(b)、フェローン・アクラフ(ds)からなる山下洋輔ニューヨーク・トリオの結成20周年記念ライヴ。
年配の往年のファンが多いが若い人の姿もちらほら。満席にはならなかったがいいお客さんが付いている。
第一部は20周年記念アルバム「トリプル・キャッツ」を曲順通りに演奏。特に一曲目の「Diverse Cosmos」はかつてのフリージャズの香り漂うアブストラクトな演奏。流石20年も一緒にやっているだけあり阿吽の呼吸は見事だ。
第2部ではフェローン、セシルの曲も演奏。フェローンの曲は2ビートの速いテンポで如何にもドラマーが作ったらしい変態な曲。セシルの曲は60年代キース・ジャレット、ジャック・デジョネットと一緒にやっていた頃作ったというスローバラード。
ニューヨークで大駱駝館の麿赤児氏が白塗りに赤い長襦袢で飛び入り参加して滅茶苦茶やったというエピソードを交えて演奏されたラヴェルの「ボレロ」が圧巻だった。洋輔さんのフリーなプレイが爆発する完全な山下流ボレロになっていた。
20年もやっていれば様々な出来事があっただろう。その一端を垣間みることの出来たコンサートだった。
お互いに
20歳取る
ハズだわさ
私もあなたも20歳年を重ねて来た訳だ。
年配の往年のファンが多いが若い人の姿もちらほら。満席にはならなかったがいいお客さんが付いている。
第一部は20周年記念アルバム「トリプル・キャッツ」を曲順通りに演奏。特に一曲目の「Diverse Cosmos」はかつてのフリージャズの香り漂うアブストラクトな演奏。流石20年も一緒にやっているだけあり阿吽の呼吸は見事だ。
第2部ではフェローン、セシルの曲も演奏。フェローンの曲は2ビートの速いテンポで如何にもドラマーが作ったらしい変態な曲。セシルの曲は60年代キース・ジャレット、ジャック・デジョネットと一緒にやっていた頃作ったというスローバラード。
ニューヨークで大駱駝館の麿赤児氏が白塗りに赤い長襦袢で飛び入り参加して滅茶苦茶やったというエピソードを交えて演奏されたラヴェルの「ボレロ」が圧巻だった。洋輔さんのフリーなプレイが爆発する完全な山下流ボレロになっていた。
20年もやっていれば様々な出来事があっただろう。その一端を垣間みることの出来たコンサートだった。
お互いに
20歳取る
ハズだわさ
私もあなたも20歳年を重ねて来た訳だ。