A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

銀河ヒッチハイクガイドを観たよ

2005年09月17日 00時21分10秒 | ありきたりな日常
学生の頃に文庫本で手に入れはまりまくり、何十回も読み返してきたカルトSF小説『銀河ヒッチハイクガイド』が突然映画化されたので観てきました。元々はイギリスBBCラジオドラマだったらしく、そのノウ゛ェライゼイションです。とにかくストーリーはめちゃくちゃ、その場の思いつきでギャグをはめ込み、後でつなぎ合わせて複線化するというスラップスティックの極地。続編が『宇宙の果てのレストラン』『宇宙クリケット大戦争』『So Long, Thank You For the Fishes(翻訳なし)』と全4作あります。
日本では当時売り出し中のUKファンクバンド、Level 42とタイアップして(その理由は映画を観るか小説を読むかすればすぐわかります)売り出したようですが、小説はそんなに売れなかったようです。欧米ではまさにカルト的な人気を誇っており、今回の映画も全米興行成績no.1に輝いています。
さて肝心の映画の方ですが、流石に文庫本280ページのものを2時間に圧縮するのは無理があり、おいしいプロットをかなりはしょっていました。それに登場人物も小説からイメージしていたのとはかなり違うものがあり、特に自閉症のロボット、マーヴィンはスターウォーズのC-3POのような人間型ロボットをイメージしていたので、映画の中の戯画化された姿には違和感を覚えました。
映画のできとしてはそんなに悪くなく、愛すべきB級映画という感じでしょうか。
銀河ヒッチハイクガイドHP
コメント
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