A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【モグモグ主催イベント決定】4/30(sun)吉祥寺NEPO『DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT』~かたかむい/As If/内田静男/MOGRE MOGRU

2023年04月10日 00時00分17秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年4月30日(日) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents
DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT


open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order 
streaming 1000yen
ticket予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/1887

出演:
MOGRE MOGRU
As If(中鉢洋夫:g+平岡俊之:waterphone)
かたかむい
内田静男

MOGRE MOGRU主催ライブDIVE DEEP vol.1が開催されたのは2022年4月10日会場は渋谷EdgeEndだった。それから1周年4月30日吉祥寺NEPOで開催される第7回目のDIVE DEEPのテーマはずばり「Ambient アンビエント」。そもそもTanao&黒い瞳と”アンビエント”バンドを始めたとき筆者自身「Ambient」とは何なのかわかっていなかった。その後意識的にAmbientとタグ付けされている音楽を聴いてみたが、大半はキーボードやシンセでミニマル風のフレーズの繰り返しか、茫洋としたドローン音を垂れ流すものばかり。そもそもグループ形態のアンビエント音楽自体が少ない。あっても学究的な現代音楽か気分だけのスムースジャズが多い。MOGRE MOGRUのサウンドはむしろタージマハル旅行団やイタリアのMusica Elettronica Vivaといった前衛即興グループやポポル・ヴーやエンブリオのようなクラウトロックに近いといわれる。つまり流行のスタイルの「アンビエント」ではなく、エリック・サティが家具の音楽を作曲し、ブライアン・イーノがオブスキュア・レーベルを立ち上げたときの概念としての「アンビエント」、現象としての「アンビエント」を再認識する試みが、今回のDIVE DEEPの本質なのである。気持ちいいだけのアンビエントを求めると裏切られるかもしれない。しかしこの4アーティストのサウンドの海にどっぷり深く潜りこんだ時、あなたの意識・無意識の中に新たなる「アンビエント」という概念が生まれるに違いない。
4月30日は悪霊や魔女を退散させる儀式が行われるワルプルギスの夜。ぜひともアンビエントの無尽蔵のパワーを体験しに来てほしい。


TIME TABLE
19:00-19:30 MOGRE MOGRU
19:45-20:15 かたかむい
20:30-21:00 As If
21:15-21:45 内田静男



●かたかむい -katakamuii-

shuhariのギター、野田浩平よるプロジェクト。
2020年より始動。シューゲイジングなギターアンビエントと、フィールドレコーディングされた日常から描く音世界。
別世界であり、どこか懐かしい、聞き手のエモーションに問いかける。エレキギター、ガットギターのスタイルを持つ。
ドローイング、瞑想、和蝋燭とのコラボレーションイベント”90min zone”や”集と現象、にフォーカスした野外Gathering -nature phenomenon∞-等も主催している。
時間と空間を超えて繋がる意識を目指し活動中。



●As If

中鉢洋夫:ギタリスト。歌謡曲歌手のサポートや劇団四季等ミュージカルオーケストラでの演奏の他、ジャズ、フリーインプロヴィゼーション系ライブを行い現在に至る。
平岡俊之:作曲家、ウォーターフォン奏者。バージン・プルーンズのメンバーやコステスなどとのレコーディングやツアーも行っている。



●内田静男

80年代より、触媒夜、滲有無にて活動。現在、Hasegawa-Shizuoや、albedo gravitas、Galactic Abyss、UH、TERROR SHIT、Nord、疎水響、 L'Extase Métallique、などのユニット、そしてソロやさまざまなインプロヴァイザートのDUOやTRIO形式などで演奏。Bassを中心にした、インプロヴィゼーションを行う。



●MOGRE MOGRU(モグレモグル)

剛田武:violin, flute, clarinet, percussion, etc.
TANAO:guitar
黒い瞳:voice, musical saw, glockenspiel, toy instruments, etc.
2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。Twitter: https://twitter.com/MogreMogru


▼当日DIVE DEEPxNEPO限定コラボドリンク『DEEP BLUE』発売!

青から黒、より深いところへ…という、コンセプトにぴったりのイメージのキューバリブレ風オリジナル・ドリンク。ノンアルもできます。どうぞお楽しみに!


流行と
アンビエントは
別次元

▼1年前初のモグモグ主催イベント『DIVE DEEP vol.1』2022.4.10 sun 渋谷EdgeEndの映像
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【即興アンビエントユニットMOGRE MOGRU無料ライヴ決定!】4月8日(土) 20:00~MOGRE MOGRU(モグモグ)in もぐもぐ@阿佐ヶ谷 mogumogu

2023年04月04日 23時33分00秒 | 素晴らしき変態音楽


mogulive MOGRE MOGRU

4月8日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu
東京都杉並区阿佐谷南1-36-15マガザン阿佐ヶ谷3F
(阿佐ヶ谷パールセンター商店街内100米)
Twitter
Instagram

20:00 start
入場無料・投げ銭制

出演:MOGRE MOGRU(剛田武+Tanao+黒い瞳)

JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩3分。今年3月にパールセンター商店街にオープンしたばかりの中国音楽専門レコードショップ兼カフェ「mogumogu(もぐもぐ)」に、アンビエントユニットMOGRE MOGRU(モグモグ)が出演決定!中国インディーズCDやレコードに囲まれて、モグモグの即興アンビエントサウンドをお楽しみいただけます。新しいアジアの風を感じられるでしょう。
入場無料(投げ銭制)なのでお気軽にお越しください。




中国と
日本の環境
音楽繋がり

▼北京出身オーナーmoguさんのインタビュー


「mogu space蘑菇空间ではレコードCD販売、カフェ、ビール販売を行いつつライブ会場でもありました。69cafeという以前やっていたスペースと同じ形態ですね。店内で行うライブは新しいインディーズのアーティストが表現できる場所を提供してきました、レーベルと共にここ数年ずっと取り組んできたことです。インディー音楽を発見し広めること、です。」

蘑菇mogu(from北京) の東京開店奮闘記
蘑菇mogu (from北京) の東京開店奮闘記 vol.2
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【JazzTokyo#300更新】Improvised Sound Documentary『砂漠の小舟 & 野上亨介監督インタビュー』/ECMよりESP『マヤ・ラクチャ/ヴォイス』

2023年04月03日 01時00分11秒 | 素晴らしき変態音楽


音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。特集『ECM: 私の1枚』 カバー・ストーリーは福盛進也, ソンジェ・ソン East meets East Ensemble。
剛田武は以下の記事を寄稿した。

●映画『砂漠の小舟 / CUT LIGHT, SANDY BOAT』& 野上亨介監督インタビュー

Concerts/Live Shows Interviews #1255 映画『砂漠の小舟 / CUT LIGHT, SANDY BOAT』& 野上亨介監督インタビュー

東京の地下に蠢く即興表現者たちの鮮烈なドキュメンタリー
瞬間に生きる即興演奏家の気迫が生々しく伝わり、“行き過ぎることを恐れない”地下音楽の本質を実感できる、まさに体験する即興ライブ・サウンド・ドキュメンタリー。テレビやパソコン画面ではなく、映画のスクリーンで観てこそリアルな体験ができるはずだ。




●マヤ・ラクチャ/ヴォイス

特集『ECM: 私の1枚』 剛田 武『Maja Ratkje / Voice』(Rune Grammofon)『マヤ・ラクチャ/ヴォイス』

「ECMよりESP」をモットーに聴いてきた果てに・・・。
「ECMよりESP」をモットーに音楽を聴き続けてきた果てに出会ったRune Grammofon。訳のわからない作品が目白押しの変態レーベルを世界に拡散しようとしたECMの度量の広さは評価すべきであろう。



▼こんな映画があったとは!
マヤ・ラクチャ『声:音による造形 Voice: Sculpting With Sound』


地下即興
北欧実験
音の海

【「砂漠の小舟」上映+上映記念ライブ 】

◼️5/11(木) 東京 YellowVision
▲「砂漠の小舟」上映
▲LIVE
Band-Unit:色硝子 (ルイス稲毛bass・皇帝ペンギンパラダイスg・南部輝久ds)

◼️5/25 (木) 大阪 Gallely Nomart
▲「砂漠の小舟」上映
▲LIVE
TRIO:sara(.es) (piano)+香村かをり (Korean perc)+川口雅巳 (Elec.g)

◼️5/26(金) 京都 Annie’s Cafe
▲「砂漠の小舟」上映
▲LIVE
SOLO:柳川芳命(sax)
DUO:香村かをり (Korean perc)+ 川口雅巳 (Elec.g)

◼️5/27(土) 京都 ZacBaran
▲「砂漠の小舟」上映
▲LIVE
DUO:香村かをり(Korean perc)+川口雅巳(Elec.g)
DUO:北村嘉彦 (sax)+池田一平(piano)

詳細はTwitterアカウント:Live Documentary「砂漠の小舟」(95min)上映イベント最新情報
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【注目ライヴ情報】5/30(火)秋葉原グッドマン『交差する音〜sound crossing〜』MALSTROM/纐纈雅代+吉田達也+武田理沙TRIO/沖縄電子少女彩+MOGRE MOGRU

2023年04月02日 02時47分07秒 | 素晴らしき変態音楽


MALSTROM Japan Tour 2023
交差する音〜sound crossing〜


2023年5月30日(火) 東京 秋葉原CLUB GOODMAN
18:30open 19:00start
料金:前売3,000円 当日3,500円(ドリンク別)
チケット予約:https://club.goodman2020.com/events/9263

【出演】
MALSTROM (from Germany)
纐纈雅代+吉田達也+武田理沙TRIO
沖縄電子少女彩+MOGRE MOGRU

これまで2回単独で来日し超絶技巧と激烈なプレイで日本の音楽ファンのみならず共演したミュージシャンを驚愕させたドイツの前衛サックス奏者フローリアン・ヴァルターを含むプログレフリージャズトリオMALSTROM(マルストローム)の初の日本ツアーが決定。迎え撃つのは現在の日本の即興シーンを代表する3人=纐纈雅代+吉田達也+武田理沙による特別編成のトリオと、アヴァンギャルド・アイドル&ノイズ・ミュージシャン沖縄電子少女彩と新進気鋭の即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUによるコラボレーション。日本とドイツの即興/プログレ/フリージャズ/ノイズ/アンビエントが交差する一夜、これは見逃せない!

TIME TABLE
19:00 - 19:30 沖縄電子少女彩& MOGRE MOGRU
19:40 - 20:10 纐纈雅代&吉田達也&武田理沙
20:20 - 20:50 MALSTROM
21:00 - 21:20 MALSTROM&沖縄電子少女彩&纐纈雅代&武田理沙


【プロフィール】
■MALSTROM(マルストローム)

Florian Walter (sax)
Axel Zajac (g)
Jo Beyer (ds)
2010年代初めにドイツで結成。オリジナル・メンバーはアクセル・ザジャック(g)、ジョー・バイエル(ds)、サリム・ジャヴァイド (sax)。ケルン、エッセン、ブレーメン地域の前衛音楽/即興ジャズ・シーンで活動し、これまで4枚のアルバムをリリース、2016,2017,2018年ドイツのジャズ・コンペティションで優勝。2019年にサックス奏者がジャヴァイドからフローリアン・ヴァルターにメンバー・チェンジ。2021年に最新アルバム『Klaus-Dieter(クラウス=ディーター)』をリリースした。

Malstrom - "Maskenpflicht"


■纐纈雅代(sax)

岐阜県出身。9月19日生まれ。1歳よりピアノを弾き始め3歳から音楽教室に通う。15歳でソプラノサックス、16歳よりアルトサックスをはじめる。高校在学中に名古屋音楽学校でクラッシックサックス、ピアノ、理論を学んだ後、Jazzに転向。2005年単身NEW YORKへ訪れたことがきっかけで音楽の道を志す。2008年9月10日、SONY MUSICより『鈴木勲 SOLITUDE Featuring 纐纈雅代』でデビュー。そのオリジナリティー溢れるプレイは唯一無二としょうされる。2015年、KING RECORDより『鈴木勲、AVE MARIA』に参加。2019年、深圳OCT JAZZ FESTIVALで鈴木勲OMA SOUNDで参加。2015年8月8日、自身のオリジナル曲を集めた1st ALBUM『Band of Eden』を自身のレーベルSuiSui Recordより発売。2019年12月、彩流社より自伝的著書「音の深みへ」が出版される。2020年、ドキュメンタリー映画「阿部薫がいた-Documentary of Kaoru Abe」に出演。2020年文遊社より「阿部薫2020ー僕の前に誰もいなかった」に寄稿。2021年カンパニー社より「五〇年後のアルバートアイラー」に寄稿。2022年5月、ニューヨークのフリージャズレーベルRelative Pitch Recordより初のアルトサックスソロアルバム「FUKIYA」がリリースされる。

■吉田達也 (ds)

日本のアンダーグラウンド・シーンを代表するドラマー。マグマやディス・ヒートなどのプログレやニューウェイヴに影響を受け1980年代初期から、音楽活動を開始。1985年にバンド、ルインズを結成し、ワールドワイドな規模で高い評価を受ける。ルインズのほかにも高円寺百景や大陸男対山脈女など数多くのユニットで活動。

■武田理沙 (pf, synth)

北海道出身。3歳よりクラシックピアノを始める。大学時代はドラマーとして活動。2011年4月に上京し様々なバンドで活動する傍ら、2016年にソロ活動を開始。即興演奏、映像を使ったオリジナル曲、FRANK ZAPPAのピアノカバーなどが世界中より好評を博している。現在までに作曲、編曲、演奏、録音など全てをただ一人で手掛けたアルバ厶「Pandora」(18')「Metéôros」(19')をMy Best! Recordsより発表。
複雑なメロディとハーモニーに漲るリズム、音列などが構築された末に、これらが自由に、しかし緻密なアンサンブルで具体化された大作として大好評を得る。
また、ライブでは坂田明、吉田達也、山本精一、横川理彦、鈴木慶一、マニ・ノイマイヤー(敬称略)らと共演し、活動の幅をさらに広げている。

■沖縄電子少女彩 (vo, electronics)

沖縄県出身2000年8月生まれ。
現在東京を中心に活動中。沖縄音楽を基礎にポップス、ダンスミュージック、民族音楽、アンビエント、ノイズ、テクノなど幅広い楽曲を制作。
2023年現在4枚のアルバムと3枚のコラボアルバムをリリース。

■MOGRE MOGRU(モグレモグル)

剛田武:violin, flute, clarinet, percussion, etc.
TANAO:guitar
黒い瞳:voice, musical saw, glockenspiel, toy instruments, etc.
2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。Twitter: https://twitter.com/MogreMogru

フリージャズ
プログレ ノイズ
アンビエント

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【ライブレポート】第十五回公民館運動~MOGRE MOGRU 2/3+2+1/巨人獣/火炎瓶テツ/ちゃんやま&国立ダンサーズ@国立公民館 2023.3.19sun

2023年03月24日 01時42分03秒 | 素晴らしき変態音楽


第十五回公民館運動
2023年3月19日(日)
会場:国立市公民館地下ホール
木戸銭:0円

80年代地下音楽系ミュージシャン&パフォーマーの実験の場だった「公民館運動」を現代に蘇らせた奇跡のイベントにモグモグとして初出演が叶った。公共施設で変態音楽・異端表現の百鬼夜行が繰り広げられていることは驚異的だが、それ以上にパフォーマンスのレベルの高さとバラエティの広さ、そして何よりもどんな表現をも受け入れる“開かれた場”であることは、得てして閉鎖的・排他的になりがちな地下文化のイメージを一新する存在として世界に誇るべきであろう。いつか今日のパフォーマンスが伝説と呼ばれる日が来るに違いない。というより「公民館運動」は毎回が伝説なのである!

●MOGRE MOGRU 2/3+2+1


剛田武 (flute, violin)
黒い瞳 (musical saw, toy instruments)
鈴木和美 (flute)
ひるり (dance)
のざあたかし (live painting)

10年近く前に昭和歌謡ロックバンド、サロメの唇で観て以来憧れのフルート奏者だったかずみんぐこと鈴木和美と共演できる日が来るとは半年前までは想像だにしなかった。そんな感慨を心の内に秘めてトップバッターとして出演した公民館の音楽室は簡易PAでも音の広がりたっぷりで、レトロな三色ライトの照明が幻想性を増加させ、不思議な空間を生み出した。剛田のシンセ、黒い瞳のガムラン、かずみんのハーモナイザー・フルートが異界の宇宙を創出し、ひるりのダンスは時にコミカルに時にドラマティックに、ストーリーのない芝居を演じ、のざあたかしがその波動を背中で感じて未確認生物の鱗を描き出す。静かながら濃厚なコラボレーションであった。




●巨人獣


島田透(dr)
河本隆弘(dr)
佐伯武昇(perc.trombone)
時岡秀雄(Bsax)
ガッツツガヌマ(Tsax)
吉野繁(Asax)
浅原良一(Bsax)

ツインドラム vs サックスカルテット vs 佐伯武昇の構図が巨人獣という名の由縁だろう。サックス隊の咆哮とドラムの爆撃で狩りだされた佐伯の暴れパーカッションが駆け回る。猛獣狩りを思わせる激しい音楽劇は、観る者の心の中の灰汁を吐き出させて浄化する。




●火炎瓶テツ&ムラカミロキ&コーラ


火炎瓶テツ(voice .noise)
ムラカミロキ(voice )
コーラ(voice )

一転してヴォイスパフォーマー三人の初コラボ。火炎瓶テツのアジテーションをセンターに、ムラカミの野太いヴォイスと拡声器ハウリング、コーラの高周波シャウトが脇を固めるスタイルは、ヴォイス版ロックトリオと呼びたくなるカッコよさが溢れ出ていた。




●ちゃんやま&小玉陽子&国立ダンサー


ちゃんやま(piano.syn.琴)
小玉陽子(dance)
国立ダンサーズ(dance)

ちゃんやまのピアノとシンセの抒情的なサウンドは公民館運動の環境音楽(アンビエントミュージック)と言えるだろう。白いシーツを繭にする小玉陽子のソロダンスに続いて、客席からわらわらと虫のように現れるダンサーたちが脈動する群舞は、公民館に住まう亡霊たちの幻影を詳らかにする試みのように思えた。




▼はいチーズ!


▼MOGRE MOGRU 2/3+2+1 FULL動画



フルート2本
バリサク2本
ヴォイス3人
ダンサー多数

【MOGRE MOGRUライヴ情報】


3月25日(土) 吉祥寺NEPO
CASIOS
open 17:20 start 17:40
前売/当日 ¥2200- 配信 ¥1000-
予約ページ:https://nepo.co.jp/schedules/view/1808
配信ページ:https://nepostream.myshopify.com/collections/new/products/0325-casios

出演:
MOGRE MOGRU 2/3(Tanao+黒い瞳)
Einy
Wanday
特選おはしとDoormats
Puppy Sweat
あんぽんたん

吉祥寺NEPOの企画ライヴにTanaoと黒い瞳のモグモグ2/3として出演。対バンは若手ロック&エレクトロ系のバンドが多く、アウェー感は否めないが、逆に考えればどんなジャンルの隙間にも入り込める柔軟性のある音楽性で若いファンに向けてモグモグの世界を伝えるチャンス。今後はジャンルに関係なく様々な音楽スタイルとどんどん交流を深めていきたいと思っている。それこそ本当のDIVE DEEPなのだから。

TIME TABLE
17:40 ~ 18:10 あんぽんたん
18:25 ~ 18:55 Puppy Sweat
19:10 ~ 19:40 特選おはしとDoormats
19:55 ~ 20:25 Wanday
20:40 ~ 21:10 Einy
21:25 ~ 21:55 MOGRE MOGRU 2/3




4月1日(土) 高円寺Oriental Force
春の雪
18:30 OPEN 19:00 START 
¥1,500 + 1 Drink

出演:
MOGRE MOGRU
佐野麻呂梨王
ムラカミロキ x NRYY
電気馬骨

2022年10月にオープンして以来、ユニークな企画を連発しているギャラリー&ライヴバーOriental Forceの企画に出演。モグモグとしては2回目の出演だが、不思議なアートと幻想的なライティングのOriental Forceはモグモグの世界観にピッタリ。その場にいるだけでDIVE DEEPしそうな空間で、個性派そろいの音楽とおいしいコーヒーやお酒が楽しめる、演奏しなくても訪れたいお店である。この日の出演はムラキミロキ+NRYY以外は初対バン。どんな不思議な音楽が聴けるか楽しみでならない。

TIME TABLE
19:00〜19:30 MOGRE MOGRU
19:45〜20:15 佐野麻呂梨王
20:30〜21:00 ムラカミロキ x NRYY
21:15〜21:45 電気馬骨


NEW!!!
4月8日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu
东京杉並区阿佐谷南1-36-15マガザン阿佐ヶ谷3F
(阿佐ヶ谷パールセンター商店街内100米)
mogulive MOGRE MOGRU
19:30
入場無料・投げ銭制


4月30日(日) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.7
詳細後日
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【ライヴレポート】DIVE DEEP vol.6~即興のかたち:ひとのかなしみ/ニュージャージーズ/及川耕碩+サトウユウキ・デュオ/MOGRE MOGRU@吉祥寺NEPO 2023.3.17 fri

2023年03月21日 00時51分06秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年3月17日(金) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.6~即興のかたち

open 18:30 start 19:00

MOGRE MOGRU
ニュージャージーズ
ひとのかなしみ
及川耕碩+サトウユウキ・デュオ

もぐもぐ主催イベント6回目のテーマは「即興」。結成時から即興演奏を続けるMOGRE MOGRUではあるが、改めて即興の意義を問うことで「難解」「理解不能」「マンネリ」と呼ばれがちなこの演奏手法の刷新を図ろうという意図があったかもしれない。しかしながら三者三様の即興演奏を展開する対バンを観るうちに、即興とか作曲とかジャンルとかスタイルとかお題目は頭の中から霧散し、音楽を創造する喜びとそれを五感で感じる楽しみに溺れていって、またしても音楽の深みに潜る経験を深めるイベントと相成った。我々の歩いてきた(泳いできた)道が間違っていないことを確信した一夜であった。

●ひとのかなしみ


元絶対零度の中川一郎、新潟ポストパンクシーンの雄ガリノイズの佐藤信昭というカリスマ・ミュージシャン二人からなるユニット。アンビエント侍の異名をとる中川のもはやギターの痕跡のない空間音響に包まれて、鋭い言葉を発する佐藤のポエトリーリーディングが屹立するスタイルは、表現の極北を目指す堅固な意思に貫かれている。<即興文学>という名称が頭の中に浮かんだ。


●ニュージャージーズ


NEO UNDERGROUNDシーンを代表する無法パフォーマーのひとり佐伯武昇のパフォーマンスの凄さは生で体験しなければわからない。ステージ狭しと暴れまわる佐伯をよそに冷静な表情でギターを操るYUTASTARとの対比は、ジキルとハイドの二重人格者の細胞分裂のようだ。創造された音は傍若無人の中に秩序整然の宇宙が凝縮されている。<即興アスリート>とでも呼べばいいだろうか。


●及川耕碩+サトウユウキ・デュオ


ロックバンドてろてろのメイン二人による即興デュオ。サックスをループさせて戦没者の独白のような小説を朗読する及川と、ギター、キーボート、エレクトロニクスを駆使して反復する電子音響を生み出すサトウの世界は、一編の音楽劇を体験するようなシアトリカルなパフォーマンスだった。<即興朗読劇>と呼んでみたい。


●MOGRE MOGRU


<即興アンビエント>を自称するMOGRE MOGRUにとって即興要素マシマシとはいかなる意味か。メンバー間で議論するよりも実践するが早し、ということでパフォーマンス・スタート。黒い瞳のランダム抽出法による即興詩の朗読をはさみ、横向きの音の流れを縦に分断する演奏に臨んだ。その成果については賛否両論あるが、この日のイベントを通して得られたものが今後の表現活動にどう活かされるのか、メンバー自身も楽しみにしている。


即興の
道はヤマタノ
オロチ並み

【モグモグ次回のライブ】


3月25日(土) 吉祥寺NEPO
CASIOS
open 17:20 start 17:40
前売/当日 ¥2200- 配信 ¥1000-
予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/1808

出演:
MOGRE MOGRU 2/3(Tanao+黒い瞳)
Einy
Wanday
特選おはしとDoormats
Puppy Sweat
あんぽんたん

吉祥寺NEPOの企画ライヴにTanaoと黒い瞳のモグモグ2/3として出演。対バンは若手ロック&エレクトロ系のバンドが多く、アウェー感は否めないが、逆に考えればどんなジャンルの隙間にも入り込める柔軟性のある音楽性で若いファンに向けてモグモグの世界を伝えるチャンス。今後はジャンルに関係なく様々な音楽スタイルとどんどん交流を深めていきたいと思っている。それこそ本当のDIVE DEEPなのだから。

TIME TABLE
17:40 ~ 18:10 あんぽんたん
18:25 ~ 18:55 Puppy Sweat
19:10 ~ 19:40 特選おはしとDoormats
19:55 ~ 20:25 Wanday
20:40 ~ 21:10 Einy
21:25 ~ 21:55 MOGRE MOGRU 2/3
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【MIX音源あり】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.46@ 阿佐ヶ谷TABASA 2023.3.10 fri

2023年03月13日 00時54分35秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.46
2023.3.10 fri 阿佐ヶ谷TABASA

前回が2022年度盤魔殿レコード大賞決定戦だったので、今回が2023年度最初の盤魔殿となった。レギュラー(レジデント)DJだけの出演となったのは偶然だが、それゆえ各レギュラーDJの志向と個性が際立つ充実した内容になった。以下各DJのコメントと共に当日のMIX音源を紹介しよう。

●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武


フリージャズからスカムノイズまで音楽シーンの深淵に潜伏して活動する爆裂ドラマー、キカンジュ・バクの関連音源を特集。謎のプロジェクトのオンパレードだが、かなり凄いと話題に。

1. OPS-PSE / 114 Trax Of Killer Mosquitos
2. Jet Jaguar KR-3 Kill Spree / Sipping Tea on a Sunday Morning
3. Asscavern / Manker
4. Pseudoku / Load Loss at Zero-G
5. Roscoe Mitchell with Crang Taborn and Kikanju Baku / Who Dat
6. Machine Gun Explosion Ensemble / Deception 欺瞞
7. Bollock Swine / Totem Shoal
8. DWTW / Ultimatums Not Obsecrations
9. Jesus of Nazareth / Untitled
10. Urine Gagarin / Outward Urge
11. Kuttekop / Sis Azazel




●DJ Athmodeus a.k.a.持田保


3月24日にDU BOOKSから出版される著書『あなたの聴かない世界』縛りの選曲。柔硬い入り乱れる異端音源のオンパレードに書籍の充実した内容がうかがえる。

1. The KLF / Chill Out
2. Joe Meek / I hear new world
3. John C Lilly & P.B.C / The emerging love of man
4. 出口王仁三郎&ヘンリー川原 / Amatsunorito
5. 前田日明 /巧言令色鮮いかな仁
6. Alex Sanders. / a witch is born
7. Coil / Answers come in dreams 2
8. Psychic TV / I.C. water
9. サイケアウツ / 逆襲のサイケアウツ




●DJ Bothis a.k.a.山田遼


昨年から継続するMB特集の三回目はMBの中でも最も難関とされるLeibstandarte SS MBに特化。空気が凍り付くような震撼の30分だった。

1. Leibstandarte SS MB - Triumph Of The Will
2. Leibstandarte SS MB - Plutoniumetrio
3. Leibstandarte SS MB - Untitled(taken from "Teban Slide Art (The Come Organisation Files) disc3 "Lebensraum" track2)
4. Leibstandarte SS MB - SS 20 Attack




●DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda


ニューウェイヴ、サイケ、歌謡曲、フォーク、ムードミュージックに心洗われたのは前がSS MBだったことも多分に影響されているだろう。

1. Holger Hiller / konlginnen
2. YELLO / Stanztrigger
3. Caetano Veloso / No dia em que eu Vim-me Embora
4. LOVE / Softly to me
5. Butthole Surfers /Earthquake(Hall,Erickson)
6. Tuxed moon / Holy wars
7. YELLO / pinball cha cha
8. 渡辺はま子/ 夜来香
9. ピンキー&クレイジーラブマシーン /枯れ葉のエチュード
10. 赤い鳥 / 紙風船
11. YELLO / You gotta say yes to another excess
12. 夏の日の恋 / パーシー・フェイスと彼のオーケストラ




●DJ Vaby a.k.a.大場弘規


超定番からマニアック盤までインダストリアル系の選曲。同じインダストリアルでも多様なふり幅がある事に驚嘆した。

1.Ministry / Burning Inside
2.Dessau / Isolation
3.SPK / Mekano
4.Throbbing Gristle / Adrenalin
5.SAT Stoicizmo / 9:36:57 Po Srednjeevropskom Vremenu
6.Noisex / Congenital Defect
7.Dive / Dreamhunter
8.√964 Sound Tracs / 墟会
9.Grim / Holy Drive




●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元


沈み込むような穏やかさの中に狂気の刃を感じる選曲。カセットテープ抜きのBEKATAROU DJは新鮮だった。

1.Roland P. Young:Counter top
2.The use of ashes:Where the fish can sing
3.D'red D'warf:Spookey action at a distance
4.Neutral:Bellevue
5.Neutral:RASTPLATS
6.Le Forte Four / Doo-Dooettes:Green
7.Horacio Vaggione:La Maquina De Cantar 

8.日野繭子:Atomism




●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫


誰も知らないテクノイズの神髄を込めた選曲はほかの現場でもアピールするに違いない。

1 Celidod – Avigiftad : Flint Glass, Collapser 21:30:10 to 21:36:47 (6:37)
2 Frozen : Moctan 21:36:47 to 21:40:46 (3:59)
3 Fabrikgerausche : Unhuman 21:40:46 to 21:45:41 (4:55)
4 Sharped Records – SHARPVA002 : Foreign Policy – Would You Just Let’s Go 21:45:41 to 21:52:06 (6:24)
5 Hunghrr-Ah : Ah Cama – Sotz 21:52:06 to 21:58:23 (6:18)



盤魔殿
音のふり幅
1万メートル

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即興アンビエントユニットMOGRE MOGRUライヴ・スケジュール:3/17(金)即興のかたち/3/19(日)公民館運動/3/25(土)CASIOS/4/1(土)春の雪

2023年03月10日 00時25分40秒 | 素晴らしき変態音楽


MOGRE MOGRU(モグレモグル/愛称:モグモグ):
剛田武:violin, flute, clarinet, percussion, etc.
TANAO:guitar
黒い瞳:voice, musical saw, glockenspiel, toy instruments, etc.

2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。Twitter: https://twitter.com/MogreMogru



2023年3月17日(金) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.6~即興のかたち
open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order 
streaming 1000yen
予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/1828

出演:
MOGRE MOGRU
ニュージャージーズ(佐伯武昇:perc+YUTASTAR:g)
ひとのかなしみ(佐藤信昭 of ガリノイズ:poetry reading+中川一郎 a.k.a. Ambient Samurai:guitar)
及川耕碩+サトウユウキ・デュオ(from TERRO TERRO -てろてろ-)

音楽表現の深淵に深く潜ることを目指すモグモグ主催イベント『DIVE DEEP』の第6回目。今回は即興(Improvisation)をテーマに、何にもなしで何でもありの自由闊達な演奏スタイルのダイナミズムを開拓する。それぞれ独自の音楽観を追求するデュオ編成のユニット3組が出演、モグモグもいつもよりインプロ度70%増し(当社比)の演奏を展開するでしょう。

TIME TABLE
19:00-19:30  ひとのかなしみ
19:45-20:15  ニュージャージーズ
20:30-21:00  及川耕碩+サトウユウキ・デュオ
21:15-21:45  MOGRE MOGRU




3月19日(日)  国立市公民館地下ホール
第十五回公民館運動
開場:18:30 開演:19:00 
木戸銭:0円

出演:
MOGRE MOGRU 2/3+2+1
巨人獣
火炎瓶テツ+ムラカミロキ+コーラ
ちゃんやま+ねやしょうへい

80年代地下音楽シーンで多様な音楽家・表現者の交流および実験の場として開催されていたイベント「公民館運動」が21世紀の東京に復活!これまで15回を重ね、数々の伝説的パフォーマンスが展開された一大異端イベントにモグモグが出演。今回は剛田と黒い瞳によるモグモグ2/3に、今年2月の主催イベント「DIVE DEEP vol.5~おと と からだ」に出演した鈴木和美(フルート)+ひるり(ダンス)デュオと、ライヴ・ペイントにロックバンド「それ以染に」ののざあたかしを迎えて、五感で感じる音楽+舞踏+アートの総合芸術パフォーマンスを繰り広げる。

・19:00〜19:30
MOGRE MOGRU 2/3+2+1:
剛田武 (flute, violin)
黒い瞳 (musical saw, toy instruments)
鈴木和美 (flute)
ひるり (dance)
のざあたかし (live painting)

・19:40〜20:10
巨人獣
島田透(dr)
河本隆弘(dr)
佐伯武昇(perc.trombone)
時岡秀雄(Tsax)
ガッツツガヌマ(Tsax)
吉野繁(Asax)
浅原良一(reeds)

・20:20〜20:50
火炎瓶テツ(voice .noise)
ムラカミロキ(voice )
コーラ(voice )

・21:00〜21:30
ちゃんやま(piano.syn.琴)
ねやしょうへい(dr)




3月25日(土) 吉祥寺NEPO
CASIOS
open 17:20 start 17:40
前売/当日 ¥2200- 配信 ¥1000-
予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/1808

出演:
MOGRE MOGRU 2/3(Tanao+黒い瞳)
Einy
Wanday
特選おはしとDoormats
Puppy Sweat
あんぽんたん

吉祥寺NEPOの企画ライヴにTanaoと黒い瞳のモグモグ2/3として出演。対バンは若手ロック&エレクトロ系のバンドが多く、アウェー感は否めないが、逆に考えればどんなジャンルの隙間にも入り込める柔軟性のある音楽性で若いファンに向けてモグモグの世界を伝えるチャンス。今後はジャンルに関係なく様々な音楽スタイルとどんどん交流を深めていきたいと思っている。それこそ本当のDIVE DEEPなのだから。

TIME TABLE
17:40 ~ 18:10 あんぽんたん
18:25 ~ 18:55 Puppy Sweat
19:10 ~ 19:40 特選おはしとDoormats
19:55 ~ 20:25 Wanday
20:40 ~ 21:10 Einy
21:25 ~ 21:55 MOGRE MOGRU 2/3




4月1日(土) 高円寺Oriental Force
春の雪
18:30 OPEN 19:00 START 
¥1,500 + 1 Drink

出演:
MOGRE MOGRU
佐野麻呂梨王
ムラカミロキ x NRYY
電気馬骨

2022年10月にオープンして以来、ユニークな企画を連発しているギャラリー&ライヴバーOriental Forceの企画に出演。モグモグとしては2回目の出演だが、不思議なアートと幻想的なライティングのOriental Forceはモグモグの世界観にピッタリ。その場にいるだけでDIVE DEEPしそうな空間で、個性派そろいの音楽とおいしいコーヒーやお酒が楽しめる、演奏しなくても訪れたいお店である。この日の出演はムラキミロキ+NRYY以外は初対バン。どんな不思議な音楽が聴けるか楽しみでならない。

TIME TABLE
19:00〜19:30 MOGRE MOGRU
19:45〜20:15 佐野麻呂梨王
20:30〜21:00 ムラカミロキ x NRYY
21:15〜21:45 電気馬骨


4月30日(日) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.7
詳細後日

モグモグの
音楽仲間を
増やしたい

▼川崎レジデンツさんの還暦記念オムニバス・サンプラーCD に参加させていただきました。曲は「かごのとり」。


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【JazzTokyo#299更新】反逆の即興音楽が世界を救う?~『ロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バク / 進化的事象』

2023年03月06日 00時50分19秒 | 素晴らしき変態音楽


音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。カバー・ストーリーはジム・ホール。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●ロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バク / 進化的事象

#2238 『Roscoe Mitchell & Kikanju Baku / Evolutionary Events』

世代とスタイルを超えた反逆の音楽家の邂逅。
ふたつのRebel Music(反逆の音楽)が、世代や文化的背景や音楽スタイルの違いを超えて「ひとつ」になり得ることを証明する、タイトル通り『進化する出来事』を記録した作品である。



レベル・ミュージック
・オブ・
シカゴ・ロンドン・東京

▼Bandcampで販売開始!!


『ロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バク / CONGO RIVER BASIN』
『Machine Gun Explosion Ensemble(機関銃爆発合奏団)/ 悲歌慷慨』

スプリットカセット(1500円+送料150円)
 
https://lesdisquesdudaemonium.bandcamp.com/album/congo-river-basin-split-cassette

【リリース情報】米英日の異次元フリージャズ・コラボ~ロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バク/機関銃爆発合奏団(マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブル)
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【NEO UNDERGROUNDライヴレポート】「織部」剛田武 x Uzl/よくばりChameleon/藤井美陽/VOQ@高円寺Oriental Force 2023.2.28 tue

2023年03月02日 00時00分00秒 | 素晴らしき変態音楽


2月28日(火) 高円寺Oriental Force
「織部」
19:00 Open 19:30 Start

剛田武 x Uzl
よくばりChameleon
藤井美陽
VOQ

●剛田武 x Uzl


10日前にハードオフ三鷹店の閉店セールで購入したバイオリンベースとPlaytech製フルートを使用。Uzlが自宅から持ち込んだシンセ2台とギターアンプと並ぶと、リック・ウェイクマンとクリス・スクワイアのLoFi版といった風情。前半はフルートとキーボードでメロディアスに、中盤にベースをバイオリンの弓弾きドローンに浮遊するシンセ、終盤ファズベースの地響きとエレクトロノイズの爆音でエンディング。二人とも出自がロックということもあり、プログレ風味のインプロになった。ベースをライヴで弾くのは高校以来だが、低音の振動が心臓の鼓動と共鳴し精神が高揚するエクスタシーは癖になる。このデュオは面白くなりそう。


●よくばりChameleon


これまで何度か対バンしたりライヴペインティングを観たりしてきたよくばりChameleonだが、ソロライヴを観るのは初めて。小さな身体で大きなレスポールを抱えてのヴォーカルに始まり、エレクトロ演奏でPC映像のコラージュ、さらにリキッドアートからライヴペインティングと、複数のサウンドとアートが重層的に連続する30分。名前通りの「よくばり」で濃厚な世界をたっぷり堪能した。出来上がった絵画は彼岸花。




●藤井美陽


川口雅巳(ニューロックシンジケート、The Hardy Rocks)の大学時代のサークルの後輩という予備知識があった。女性シンガーソングライター藤井美陽がOrietal Forec初出演。いつもはアコースティックギターらしいがこの日はテレキャスターの弾き語り。透明な声でシンプルなメロディを歌うスタイルは現代版アシッドフォーク。渚にてや工藤礼子、朝生愛などを思い出したが、筆者が一番感じたのは谷山浩子かもしれない。自然や動物が出てくる歌詞はメルヘンぽくもあり、シュールでもあり、暗さや儚さをアピールしがちな旧来のアシッドフォークとは異なる薄暮の光と軽い空気を感じて、頭の中でフルートやバイオリンを重ねながら夢見心地で聴いていた。


●VOQ


以前Orienal Forceで対バンして美しいヴォーカルに感動したVOQ(ヴォク)。今回は急遽よくばりカメレオンのリキッドライティングとのコラボレーションになった。アコースティックギターやタンバリンを音源としてヴォーカルをエレクトロ変調し重ねていくハーモニーが、カメちゃんの描く色彩の渦の中へ溶け込んでいく幻想的な時間をもたらした。色に色が重なり、最後にビッグバンのような宇宙が描かれるにつれて、アコギの弾き語りへ回帰していく流れは壮大な物語のような素晴らしい体験だった。Oriental Forceに新たな宇宙が生まれた。



この日に搬入された次回展示”なかがわ寛奈個展「深淵」”の不思議なアートに囲まれた不思議な空間で不思議な音楽とアートを体験できた貴重な夜だった。

音楽と
アートの深淵
新宇宙

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