クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-06 No.3

2009年06月02日 18時13分14秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-Rのお知らせ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約190タイトルを発売
する事ができましたが、3月よりマスター制作にDSD録音を採用する事にいた
しました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようにな
りましたのでご期待下さい。

DSD録音の商品番号は78CDR-3000番を使用します。また今後、これまで発売し
ました78CDR-1000番台のタイトルを随時DSD録音の新マスターで再発売を行な
う予定です。商品番号は下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番
台の商品は、当面は販売を継続いたします。

DSD録音のサンプラーも販売を開始いたしましたので、ご利用下さい。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリ
ジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜から
DSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻
からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達し
たと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての
音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強
大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコラ
イザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切
のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)

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一般店の店頭では入手出来ないのかというお問い合わせを頂いておりましたが、
一部のご協力をいただけるお店での店頭販売を開始いたしましたので、こちら
もご利用下さい。

●2009年6月現在での店頭取り扱い店
富士レコード社 古書センター店
101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

コンセール 夕陽ケ丘
557-0012
大阪府大阪市西成区聖天下2-11-18
TEL&FAX. 06-6656-2768

プレミアムジーク
231-0023
神奈川県横浜市中区山下町90-1 ラコスタ横浜山下公園 1F
TEL.045-633-6305 FAX.045-633-6306

ワルティ堂島
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3番1-B100 大阪駅前第1ビルB1F
TEL.06-6344-3940 FAX.06-6344-7967

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2009年6月新譜 5点発売★
発売予定:2009年6月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3199
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調作品73-2, Hob.XV-25
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DA895/6
(1927年6月6日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
この3人の中の最年長者パブロ・カザルス(1876-1973)の名前を冠したカザルス
・トリオは1905頃から活動をはじめた。アルフレッド・コルトー(1877-1962)の
もとに、ジャック・ティボー(1880-1953)とカザルスが集まって自然発生的に生
まれた室内楽グループでクラシック史上最高の顔合わせ。レコード録音が行わ
れた時点まで約20年の歳月をかけて音楽を熟成させた。3人の奏でるすべての音、
すべてのフレーズが聴き手に感動を与える。このシリーズではベートーヴェン
の「大公トリオ」(78CDR-3009)、シューベルトの作品99(78CDR-1131)が出てい
る。

78CDR-3200
J.S.バッハ:
「シャコンヌ」- 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004より
巌本真理(ヴァイオリン)
日本コロムビア G30/1
(1949年頃録音)
巌本真理(1926-1979)は東京に生まれ、6歳からヴァイオリンを始め、優れた教
師であった小野アンナ(1898-1979)に師事した。1937年12歳の時、第6回日本音
楽コンクールで第1位。1939年にデビューリサイタルを開いた。1946年から5年
間東京音楽学校の教授を務めた後1951年に渡米、ジュリアード音楽院でルイス
・パーシンガー(1887-1967)、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)に師事し、
ニューヨークのタウンホールでリサイタルを開いた。翌年帰国後ソロ奏者とし
て精力的に活躍する一方、1964年から巌本真理弦楽四重奏団を結成して活躍し
た。この録音は戦後間もなくの東京音楽学校教授時代のもの。SPレコードの
たいへん貴重な記録である。同じ頃ルクー:ヴァイオリン・ソナタ(日本コロム
ビア)も録音していた。

78CDR-3201
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
アルフレッド・デュボワ(ヴァイオリン)
マルセル・マース(ピアノ)
米 COLUMBIA 67928/31(仏 COLUMBIA LFX77/80と同一録音)
(1930年5月8日パリ録音)
※トラック1(第1面)のみ、盤質不良のためノイズ処理を行なっています。
アルフレッド・デュボワ(1898-1948)はアルテュール・グリュミオー(1921-1975)
の師として知られている。ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)に師事したデュボワ
は1920年にヴュータン賞を得た。ソリストとして活躍し、ピアニストのマルセ
ル・マースとのデュオは評判をとった。1927年にブリュッセルの王立音楽院の
教授に就任し、ピアノ三重奏団や弦楽四重奏団のリーダーとしても活躍した。
このシリーズではヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番(78CDR-3013)、モーツァ
ルト:ヴァイオリン協奏曲第6番(78CDR-1054)が出ている。

78CDR-3202
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3666/7
(1938年11月7&8日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのピアニスト。バーゼル音楽院
で学んだ後、ベルリンに出てリスト(1811-86)の高弟マルティン・クラウゼ
(1853-1918)に師事した。1930年ベルリン高等音楽院の教授になり、一方演奏家
としても活躍した。1942年スイスに戻り、ソロ活動に加えヴァイオリンのクー
レンカンプ(1898-11948)、後にヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-90)、
チェロのマイナルディ(1897-1976)とフィッシャー・トリオを結成した。フィッ
シャーは本シリーズでモーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 K.330(78CDR-3036)、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」(78CDR-1057)、ベートーヴェ
ン:ピアノ・ソナタ第31番作品110(78CDR-1106)、ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調
(78CDR-1129)、J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集(78CDR-1142-1146分売)が
出ている。

78CDR-3203
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378(317d)
マジョリー・ヘイワード(ヴァイオリン)
ユナ・ボーン(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE C1247/8
(1925年11月11日&12月10日録音)
女流奏者によるモーツァルト。マジョリー・ヘイワード(1885-1953)はイギリス
の女流ヴァイオリニスト、ヴィルトゥオーゾ弦楽四重奏団のリーダー。1920年
代に英HIS MASTER'S VOICEにベートーヴェンの弦楽四重奏曲第6番、第8番「ラ
ズモフスキー第2番」、第9番「ラズモフスキー第3番」、や二重奏では「クロイ
ツェル・ソナタ」の録音があった。ピアノのユナ・ボーン(1882-1974)はオース
トラリアのメルボルン生まれ。第1次世界大戦(1914-1918)中には同郷の大ソプ
ラノ歌手、ネリー・メルバのピアニストをつとめた。この名曲の世界初録音で
電気録音最初期のもの。

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