クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-06 No.11-2

2011年06月10日 12時24分57秒 | Weblog
<Marc aurel edition>
MA 20043 2枚組 \4600
ポルシャー:移行(ANAKOLUTH)
マルク・ポルシャー(プログラミング)
ドイツの現代作曲家マルク・ポルシャー(1961-)の「移行」は、エレクトロニ
ックとミュージック・コンクレートをミックスした105分のコンテンポラリー
・ミュージック。




<OLLINS CLASSICS>
CLN 0005-2 \1980
ベートーヴェン:
交響曲第5番「運命」、
ウェリントンの勝利(戦争交響曲)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
ロンドン交響楽団、
録音:1990年10月ワトフォード・タウンホール、スタジオ・デジタル録音
ロンドン響はこの時代、アバドからティルソン・トーマスにバトン・タッチ
された時期で、「会長」バーンスタインも頻繁に客演。正に黄金時代にあった
といって過言ではありません。特筆すべきはアンサンブルの見事さ。キリッと
引き締まり、各奏者の名人芸も通人をしてさすがと唸らすものがあります。
ブルゴスの解釈は極めてオーソドックスでコンヴィチュニーすら想起させる、
堅物ドイツ演奏を聴かせます。「ウェリントンの勝利」は、聴いていて恥ず
かしくなることも否定できませんが、金管の名手が楽しんで演奏している様
子が手に取るように解ります。当時のメンバー表もついていて、この時代を
懐かしく思い出します。
日本語、英語解説付。

CLN 0006-2 \1980
ベートーヴェン:
交響曲第7番、交響曲第8番
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
ロンドン交響楽団
録音:1989年10月
ワトフォード・タウンホール、
スタジオ・デジタル録音
ジャケットを見るとロンドン響創立85周年を祝うシリーズと思われます。上
記「運命」同様にロンドン響のコンディションが抜群。ソリスティックな妙
技には身震いするほどです。名曲第7番もブルゴスの律儀な指揮ぶりに見事に
応じ、正統的ベートーヴェンを聴かせてくれます。
日本語、英語解説付。





<ORF>
CD 3114 3枚組 \6240
レゾナンツェン古楽音楽祭2010「Flammen」
シャルパンティエ:テ・デウム
カミーユ・プル(S),アンヌ・マルグエ(S),
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(T),セバスチャン・オブレシュト(T),
エムリ・ルフェーヴル(B)
ユーゴ・レーヌ(指揮)ラ・サンフォニー・デュ・マレ,マレ合唱団
2010年1月14日
作者不詳:バッラータ「輝く星」
作者不詳:カッチャ「おいみんな、こっちだ」
ヤコポ・ダ・ボローニャ:
マドリガル「不死鳥だった」,「神の思慮深さ」,「威厳ある鷹」
パオロ・ダ・フィレンツェ:
バッラータ「愛の神よ、ああ、言ってくれ」,
マドリガル「楽しめ、フィレンツェよ」
ペドロ・メメルスドルフ(指揮)
マーラ・プニカ
2010年1月22日
シュッツ:
来てください、聖霊よ、主なる神よSWV417
神よ、私の中に清い心を生み出してくださいSWV291
私は神から離れはしないSWV366/言葉は肉体となったSWV314
今こそ皆、神に感謝せよSWV418
ブノワ・アラー(指揮)
ラ・シャペル・レナヌ
2010年1月23日
リュリ:
「ヴェルサイユの洞窟」序曲/「花の女神のバレエ」から(2曲)
「愛の神の勝利」から(2曲)/「アティス」-アティスの夢
「アマディス」から(2曲)/「町人貴族」-トルコ人の儀式のための行進曲
ラモー:「ナイス」序曲
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ユーゴ・レーヌ(指揮)
ラ・サンフォニー・デュ・マレ,マレ合唱団
2010年1月18日
クリーガー:
神は立ち上がり
神よ、人々はあなたをひそかに讃えています
ベルンハルト:イエスよ、お救いください
ウルリケ・ホフバウアー(ソプラノ)
シモーネ・エッケルト(指揮)ハンブルガー・ラーツムジーク
2010年1月20日
シュメルツァー:バッレット「剣術道場」
フローベルガー:ラメント
ファルコニエーリ:カンショーナ「オーストリア」
ローゼンミュラー:シンフォニア第2番
シャイト:戦いのガリアルド
ルカ・グリエルミ(指揮)コンチェルト・マドリガレスコ
2010年1月21日
A.ガブリエッリ:四声のカンツォーナ第2番,戦いのアリア
クロッティ:父よ、私は罪を犯しました
レグレンツィ:四つのヴィオラ・ダ・ガンバの為のソナタ第6番
モンテヴェルディ:ラウダーテ・ドミヌム
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)
エレナ・ビスクオーラ(MS)
パオロ・ズッケリ(指揮)
ガンベ・ディ・レーニョ
2010年1月19日
フックス:「オルフェオとエウリディーチェ」抜粋
ロミーナ・バッソ(MS オルフェオ)
フランチェスカ・ボンコンパーニ(S エウリディーチェ)
アントーニオ・フローリオ(指揮)
ラ・カペッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ
2010年1月17日
恒例のレゾナンツェンの2010年。今回も、ユーゴ・レーヌ率いるラ・サンフォ
ニー・デュ・マレを始め、豪華な、興味深い面々が集っている。今回の目玉は
ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741)の「オルフェオとエウリディーチェ」
だろう。1715年にウィーンで初演された1幕の室内オペラで、存在はわりと知
られていたものの、上演は極めて稀で、抜粋とはいえこれが初録音。グルック
よりおよそ半世紀前の「オルフェオとエウリディーチェ」を、フローリオが素
晴らしく蘇らせている。

CD 3120 2枚組 \4160
モーツァルト/エーレンフリート編:
「魔笛」(フルート四重奏版)
ダニエル・フューター(語り)
ラルカディア(Fl,Vn,Va,Vc)
録音:2009年11月2-5日、ウィーン,
モーツァルトの「魔笛」を、初演から2年後に、マインツの宮廷音楽家フラン
ツ・ハインリヒ・エーレンフリート(1747-1828)がフルート、ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロのアンサンブルに編曲したもの。ラルカディアによるピリオ
ド楽器の演奏はたいへんリラックスした味わいのあるもので、オペラの「魔笛」
とはまた一味違った楽しみ方ができる。語りを務めるダニエル・フューターは
1949年、チューリヒ生まれのスイスのピアニストで、スイス音楽界の重鎮でも
ある。
CD2にはデータとして、1791年の「魔笛」初版台本、エーレンフリート編曲の
筆写譜、エーレンフリート編曲の出版パート譜そして出演者の略歴のPDFファ
イルが収録されており、PCで閲覧が可能である。

CD 3115 2枚組 \4160
フォーゲ:作品集第2集
ミサ曲「武装した人」
ミサ曲「ヴィヌス・ヴィナ・ヴィヌム」
ザ・サウンド・アンド・フュアリ
録音:2009年10月、マウエルバッハ(ライヴ録音)
CD 3025(SACD)に続く、ザ・サウンド・アンド・フュアリによるギヨーム・
フォーゲの作品集。フォーゲは15世紀に活躍したフランスの作曲家。生前は
たいへん人気のあった人だが、今日に伝えられる情報は少なく、伝えられる
作品も少ない。ザ・サウンド・アンド・フュアリはオーストリアの古楽声楽
団体。15世紀後半から16世紀初頭にかけてのフランス、フランドル音楽を中
心としており、ここでも極めて完成度の高い演奏でフォーゲの魅力を明らか
にしている。

CD 3099 \2080
クーラウ:フルート五重奏曲集 Op.51
五重奏曲第1番 ニ長調
五重奏曲第2番 ホ短調
五重奏曲第3番 イ長調
レ・フィデル:【シャルル・ゼブレ(Fl)、ラースロー・パウリク(Vn)、
ガリーナ・ズィンチェンコ(Va)、エルセベト・ラーチ(Va)、
セルゲイ・イストミン(Vc)】
録音:2008年11月、ハールレム
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832)は、ドイツ出身で、20代でデンマークに
移住、重要な作曲家として活躍した人物。多数の作品の中でもフルート曲の
人気が高く、この五重奏曲もフルートと弦楽四重奏曲のための作品。ベート
ーヴェン風な、しかしもう少し暑苦しさが少ない、爽やかな作風が魅力的で
ある。レ・フィデルはピリオド楽器団体。レ・タラン・リリクなどで活躍し
ているシャルル・ゼブレがフルートを受け持っている。またチェロのイスト
ミンもソリストとして活躍しており、ANALEKTAやPASSACAILLEレーベルなどか
らソロ・アルバムを出している。

CD 3121 \2080
ヴァイス:リュート作品集
プレルーディオ/アリア、アダージョ/パッサガイユ/
ソナタ イ短調(7曲)/ファンタジア/
アリア、アンダンテ/メヌエットとトリオ/ブーレー
エヴァンヘリナ・マスカルディ(リュート)
録音:2010年9月28日,
18世紀前半のドイツの偉大なリュート奏者、シルヴィウス・レオポルト・
ヴァイス(1687-1750)のリュート曲集。エヴァンヘリナ・マスカルディは1977
年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれのリュート奏者。現在はイタリ
アに在住し活躍している。

CD 3109 \2080
ハンス・エーリヒ・アポステル(1902-1972):
(1)レクイエムOp.4-8声の混声合唱と管弦楽のための(テキスト:R.M.リルケ)
(2)ハイドンの主題による変奏曲Op.17
(3)5楽章の室内交響曲Op.41
(4)漁師の家のセレナードOp.45-12楽器のための
(5)管弦楽のためのパッサカリアOp.50
(1)ミラン・ホルヴァート指揮ORFウィーン放送交響楽団&合唱団、
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ウィーン交響楽団、
(3)ペーター・コイシュニヒ指揮
アンサンブル・コントラプンクテ、
(4)オーストリア放送室内楽協会、
(5)ベルンハルト・ルーベンシュタイン指揮
ニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団
録音:全てウィーン、(1)1978年、(2)1994年、(3)1971年、(4)1972年、
(5)1977年
アポステルはシェーンベルク、ベルクに師事し、ナチ政権時代には彼の音楽
は退廃音楽とされ演奏が禁止された。戦後はISCM(国際現代音楽協会)のオー
ストリア支部を設立し総裁を務めたこともある。また現代音楽の出版社とし
て有名なウニフェルザール社の顧問としてベルクの歌劇「ヴォツェック」
「ルル」の新校訂版楽譜の校訂も行った。作風はシェーンベルク、ベルクの
薫陶を得た表現主義音楽で今日では作品が演奏されることは極めて稀なこと
と、ホルヴァート、サヴァリッシュによる20世紀音楽ということもあり、大
変貴重な音源である。

CD 3097 \2080
マヌエラ・ケレル(b.1980):作品集
(1)「甘い憂鬱」(2010)-チェロ四重奏のための
(2)ヴァイオリン協奏曲「プラス」(2008/2009)
(3)「アウリミ」(2007/08)-69人管楽奏者と11人の打楽器奏者のための
(4)「モンデューネ」(2009)-弦楽四重奏のための
(5)「曖昧な孤独」(2009/10)-ツィターと再生装置のための
(6)フルート協奏曲「これは一過性血管作動性腸管ペプチド・・・」(2008)
(7)「15mg」(2009)-クラリネットと弦楽三重奏のための
(8)「ナストロ・バランテ」(2009/2010)
(9)「クールな楽器のマニフェスト」(2009)-
フルート、アルト・サクソフォン、ピアノのための
(10)「OACHALE」(2008)-
フルート、ソプラノ・サキソフォン、打楽器、ハープ、ヴァイオリンとコン
トラバスのための
(11)「スレジェ・パ・ダー・ナハト」(2010)-4声の合唱のための
(1)アンサンブル・チェロ・パッショナート:
【ユリウス・ベルガー,ヒョンジョン・ベルガー,ソヨン・アン,
クリスティアン・ベルトンチェロ】
(2)ボジダラ・コウズマノヴァ(Vn)、
ローランド・フライジツァー(指揮)
アンサンブル・レコンシル
(3)カスパー・デ・ロー(指揮)アンサンブル
(4)セダグ四重奏団
(5)トリオ・ガンパー(ツィター)
(6)エリザベト・デメツ(Fl)、
ゲルハルト・ザンマー(指揮)チロル室内管弦楽団
(7)ラインホルト・ブルンナー(cl)、アイス三重奏団
(8)ゴットフリート・ラブル指揮ORFウィーン放送交響楽団
(9)マニフェスト・トリオ
(10)ローランド・フライジツァー(指揮)アンサンブル・ディー・ライエ
(11)アンサンブル・ラ・ロセ、コエノビウム・ヴォカーレ
録音:2008-2010年
マヌエラ・ケレル(b.1980)はオーストリア、南チロルの出身の若手女声作曲
家。当初、法律と哲学を学ぶ傍ら作曲を勉強しダルムシュタット夏季現代音楽
講習会に参加して現代音楽の世界にデビュー。最近のヨーロッパでは同じオー
ストリアの作曲家オルガ・ノイヴィルトの次の世代として注目を集めている。
特殊奏法、特殊唱法、ノイズなど現代音楽の様々な要素を使いながら決して
重苦しい雰囲気にならず、音と戯れている、といった感じの遊び心満点の現
代音楽。

CD 3119 \2080
ヨルゲ・サンチェス=チョン(b.1969):作品集
(1)「トラポス/ガンタナモのキャットウォーク第2稿」から「スクラッチ-
ノットゥルノ-バキューム」(2004 /2005)
(2)ファイナル・ガール2009(2009)
(3)ヴェネモ3(1999)-バス・クラリネットと11楽器のための
(4)「トラポス/ガンタナモのキャットウォーク」(2004)-
コントラバス、エレキギター、ターンテーブル、ライブ・エレクトロニクス
と大管弦楽のための
(5)アルガラビア(2001)
(1)ヨハネス・カリツケ指揮ボーゼン・トリエント・ハイドン管弦楽団、
(2)シルヴァイン・カンブルラン指揮クラングフォルム・ウィーン、
(3)ユルグ・ヘンネベルガー(指揮)アンサンブル・ディー・ライエ
(4)(5)マティアス・ピンチャー指揮
(4)オーストリア放送交響楽団
(5)クラングフォルム・ウィーン
録音:1999-2005年
ヨルゲ・サンチェス=チョン(b.1969)はキューバ人と中国人の両親を持つと
いう特殊な出自を持ち、1988年以来、作曲家、ターンテーブル奏者としてウィ
ーンで活動している。民族音楽的要素、ターンテーブル・ミュージックに代
表されるアヴァン・ポップ・ミュージックとフリー・ジャズ、現代音楽の要
素が大音響でぐちゃぐちゃに混交され、ジョン・ゾーン、エリオット・シャ
ープなどのニューヨーク前衛ジャズによく似たカオスを作り上げる。注目の
才能。

CD 3108 \2080
“肖像画”
フォッリーナ侯爵ジョルジュ/私の息子アンドレへのシャコンヌ
フラ・ベルナドへのアントレ・ド・ギダン/ブリュスメリベビ
アマリア・ゲリーノとヘルスウィンド/エヴァンジェリーナの世界
ステファノ・イル・ビザンティノへのブルース・バーラド
イヴァーノ・ザネンギ(リュート)
アルチリュートでブルース風の洒落た音楽を奏でている注目のアルバム。イ
ヴァーノ・ザネンギは1952年生まれ、ヴェネツィアを拠点に活躍しているリュ
ート奏者。“肖像画”と題されたこのアルバムは、いずれの曲も何か意味の
ありそうなタイトルが付けられているのだが、解説が一切ない。何も考えず
に聞くもよし、タイトルの意味を想像しながら聞くのもよし。

CD 3112(2CD+ボーナス2CD) \4160
ヘンデル:「メサイア」
(ボーナスCD:ウィントン・ディーン、ヘンデルを語る)
フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指揮)
ムジカ・セクロルム
ルビー・ヒューズ(S)、
クリスティーナ・ハンマルストレム(A)、
ダニエル・ヨハンセン(T)、
ドミニク・ウェルナー(B)
録音:2009年8月28日ライヴ
フィリップ・フォン・シュタイネッカーは、マーラー室内管弦楽団やルツェル
ン祝祭管弦楽団のチェロ奏者であり、かつてはガーディナー率いるイングリッ
シュ・バロック・ソリスツなどのオーケストラにも頻繁に参加していました。
近年指揮活動にも積極的に乗り出している。ムジカ・セクロルム、シュタイ
ネッカーが2008年に設立した古楽団体。まだ創設間もないが、既に高い評価
を得ている。ソリストでは、フォン・オッターを継ぐスウェーデンのメッゾ
ソプラノとして注目を浴びているハンマルストレムが素晴らしい。ボーナス
には、今日のヘンデル・ブームを牽引した音楽学者、ウィントン・ディーン
の話が、1950年代のヘンデルの録音と共にたっぷりCD2枚に収録されている。

CD 3118 \2080
クルト・アントン・ヒューバー(1928-2008):作品集
(1)ヴァイオリン・ソナタ第2番(1963)
(2)ピアノ・ソナタ第1番(1965)
(3)「スペクトルの形成」(1974)-大編成の弦楽オーケストラのための
(4)6つの歌曲「惑星の縁で」(1981)
(5)「ヒロシマ/プロメモリア」(1986)-
2つのフルート、2つのクラリネット、バス・クラリネット、トロンボーン、
ヴィブラフォン、打楽器とピアノのための
(1)アンドレアナ・トゥルトフ(Vn)、イーゴ・コッホ(Pf)
(2)ハンス・ペーターマンドル(P)
(3)ジョン・ホプキンス指揮
ニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団
(4)アントン・シャリンガー(B)、ダヴィド・ルッツ(Pf)
(5)ヴィム・ヴァン・ツートフェン指揮20世紀ワークショップ
録音:1976-1988年
クルト・アントン・ヒューバー(1928-2008)はザルツブルク出身の作曲家でク
レメンス・クラウスやスワロフスキーのもとで指揮を学び、指揮者としても活
動した。作風はシェーンベルク、ベルクの影響を受けたものから、クラスター、
微分音を用いたものまで幅広い。広島をテーマとした《ヒロシマ/プロメモリ
ア》は彼の代表作。

CD 3125 \2080
(1)バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
(2)コルンゴルト:弦楽のための交響的セレナード 変ロ長調 Op.39
ビジャン・カデム=ミサーク(指揮)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
録音:(1)2009年8月15、16日,(2)2008年8月16、17日、DDD、60'33
20世紀の弦楽合奏の作品を二曲収録。アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォは、
イスラエル生まれのヴァイオリニスト、指揮者のビジャン・カデム=ミサー
クによって1979年に結成された弦楽オーケストラ(旧トーンキュンストラー室
内管弦楽団)。ORFレーベルには大量の弦楽アンサンブルのための作品集を録
音している。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11-06 No.10-1 | トップ | 11-06 No.11-1 »

Weblog」カテゴリの最新記事