<haenssler>=SWR MUSIC=
93 270 \2250
シューマン:
・レクィエム 変ニ長調Op.148(1852)
・王の息子Op.116(1851)*
・夜の歌Op.108(1849)
* シビッラ・ルーベンス(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、
クリストフ・プレガルディエン(T)、
アドルフ・ザイデル(Br)、ヨルック・フェリックス・シュペール(Bs)
ザールブリュッケン室内合唱団
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
ゲオルク・グリュン(指揮)
録音:2010年6月5日トリーア、聖マクシミン旧大修道院聖堂
(デジタル・セッション)
シューマン生誕200年のアニヴァーサリーにあたる2010年に、合唱音楽のエキ
スパートとして著名なゲオルク・グリュンが1990年に自ら設立した手兵ザー
ブリュッケン室内合唱団を率いておこなったレコーディングは、作曲家晩年
の3作品を収録した注目の内容です。
「レクィエム」は、作品番号147の「ミサ曲」の対の片方の作品として書かれ
たもので、楽譜に書き留められた美しい音楽は、一般的な「レクィエム」がイ
メージさせる厳めしい内容とは違い、重さや暗さの控えめな、穏やかに死を受
け容れるような独特の雰囲気を味わえます。
ほかにも、ドイツのロマン派詩人ウーラントのバラードに付曲した意欲作「王
の息子」、シューマン多作期1849年の重要作で、わずか数日で一気に仕上げら
れた「夜の歌」が収録されています。いずれも滅多に演奏されませんが、プレ
ガルディエンにルーベンス、ダンツら、名の知られた歌手を擁した「王の息子」
はもちろん、すぐれた演奏によるあたらしい録音の登場は歓迎されるものとお
もわれます。
<ACCENT>
ACC 24230 \2300
ハイドン:歌曲集
初めてのキス(1)/テュルジスに(1)/小さな家(3)/恋の歌(1)/人生は夢(2)/
この世で何も得ようとは思わない(3)/宗教的な歌(2)/誠実(4)/同情(5)/
人形の歌(4)/思い出(4)/楽しい苦痛(4)
主題と6つの変奏曲 ハ長調XVII:5、アダージョン ヘ長調 XVII:9
(1)12のクラヴィア伴奏歌曲集第1部(1781)
(2)12のクラヴィア伴奏歌曲集第2部(1784)
(3)独立したさまざまな歌曲
(4)6つの創作されたカンツォネッタ(1794)
(5)6つの創作されたカンツォネッタ第2集(1795)
アン・カンビエ(S) ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
録音:2009年5月17-20日シント・トルイデン、ベルギー
ハイドンの珍しい歌曲と鍵盤作品の小品を収録したアルバム。ハイドンの5つ
の歌曲集から抜粋しています。オペラ・アリアのような盛り上りを見せたり、
静かなピアノ伴奏に乗って穏やかに歌われたりと、ハイドン円熟期に書かれた
歌曲は充実した音楽に深い憂いを感じさせる作品となっています。1780年代の
歌曲はドイツ語の詩を用い、1970年代のカンツォネッタは、ハイドンがイギリ
ス滞在時に親交を深めた女流詩人アン・ハンターの英語の詩を用いています。
歌うのは幅広い歌曲のレパートリーを持つソプラノ歌手のアン・カンビエ。ピ
アノのヤン・フェルミューレンとも度々共演し、息の合った演奏を披露してい
ます。ハイドンの歌曲の魅力を再発見できる美しい歌唱で聴くことができます。
ACC 24228 \2300
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697c-1763):
鍵盤のための後期ソナタ集
ソナタ 変ロ長調I 126、ソナタ 変ホ長調I 112、ソナタ ハ短調I 110*、
ソナタ イ短調 I 125*、ソナタ ヘ長調I 116、ソナタ ハ長調I 107
ルカ・グリエルミ(ハープシコード、フォルテピアノ)
使用楽器:フォルテピアノ/バルトロメオ・クリストフォリ1726年製=
クリスティアン・シュヴァルツ1997年複製、
ハープシコード/バルトロメオ・クリストフォリ1698年製=
クリスティアン・シュヴァルツ2009年複製*
録音:2009年9月15-16日ヴィッキオ
イタリア出身の作曲家ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ。20代の頃ヴェ
ネツィア出身の音楽家と共にドイツのヴュルツブルクを訪れており、その後長
年ヴュルツブルクの司教に仕えています。またプラッティはヴァイオリン、
チェロ、チェンバロなど様々な楽器を演奏しヴィルトゥオーゾとして知られて
いました。作曲技法はイタリア的というよりもドイツ的要素が強く、初期の頃
はバロック様式、後半になるとシュトルム・ウント・ドランクの雰囲気を感じ
させる、大胆な転調、豊かな想像力と発想が引き出された作品となっています。
ここに収録されている後期ソナタは、活気あふれるリズムと旋律の広がりを感
じさせ、緩徐楽章ではじっくりと聴かせる感受性に富んだ作品です。ハープシ
コードとフォルテピアノを弾くルカ・グリエルミは、2つの楽器を1枚のアルバ
ムで弾き分けています。
ACC 24245 \2300
ボッケリーニ:ディヴェルティメント集Op.16 Vol.1
ディヴェルティメント第3番イ長調G463、
ディヴェルティメント第2番ヘ長調G462、
ディヴェルティメント第5番イ長調G465
ピッコロ・コンチェルト・ウィーン
ロベルト・センシ(指)
録音:2001年8月オーストリア
ハイドン、モーツァルトと同時代の作曲家で、チェロの名手としても知られ
室内楽作品を多く残したイタリアの作曲家ルイジ・ボッケリーニ。ここに収録
されたボッケリーニの作品16のディヴェルティメントは、もとは6つからなる
2本のヴァイオリン、フルート、ヴィオラ、2本のチェロとリピエーノ・バスに
よる作品です。イタリアの優美さ、ボッケリーニらしい軽やかさと繊細さを見
事に表現した、ピリオド楽器の音色が心地よく耳に響く演奏です。1993年に結
成されたピッコロ・コンチェルト・ウィーン。コントラバスのロベルト・セッ
シを中心に独特の感性と個性を生かした演奏に定評があります。今後ディヴェ
ルティメント集Op.12のVol.2の発売も予定されています。
<Telos>
TLS 1005 \1980
ヴェルディ:歌曲集
(1)6つのロマンスのアルバムより「ジプシーの女」「石だたみの道(小さな煙
突掃除屋)」「乾杯」
(2)6つのロマンスより「私の安らぎは失せて」
(3)ストルネッロ「お前は私を愛さないという」
(4)6つのロマンスより「エリザよ、疲れた詩人は死んでゆく」
「暗い夜を恐れて」「つぼに近寄るな(墓に近寄らないで欲しい)」
(5)誘惑
(6)バラード「亡命者」
(7)哀れな男
(8)6つのロマンスのアルバムより「日没」「星に」「神秘」「乾杯」
(9)6つのロマンスより「孤独な部屋で」「嘆きの聖母よ、私にあわれみを」
(1)-(3)ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
(4)-(7)ポール・アーミン・エデルマン(バリトン)
(8)(9)セザール・アウグスト・グティエレス(テノール)
フリードリヒ・ハイダー(ピアノ;(1)-(3)Steinway D,1976,
(4)-(9)Baesendorfer 280,1928)
録音:(1)-(3)2005年8月テロス・スタジオ、
(4)-(9)2010年1月テロス・スタジオ
今をときめくソプラノ歌手ディアナ・ダムラウがヴェルディの歌曲を録音して
おりました!ダムラウはこれまでにドイツTelosレーベルにマーラーの歌曲
(TLS 1001)とシューマンのミルテの花(TLS 1006)をセッション録音しておりま
すが、本録音は2005年8月に録音されたものです。録音当時よりその才能を開
花させ美しい高音と豊かな表現でヴェルディの歌曲を聴かせてくれます。この
他、2010年に録音した2人の男性歌手の録音が収録されております。バリトン
のポール・アーミン・エデルマンはオット・エデルマンの次男でウィーン少年
合唱団のソリストでした。その後ウィーン州立オペラ歌劇場での「魔笛」を
はじめ世界各地で活躍、今後ますます活躍が期待される若手のバリトン歌手
です。そして、新進気鋭のテノール歌手、セザール・アウグスト・グティエ
レスは優美にそして情感豊かに歌い上げます。全ての伴奏をグルベローヴァ
の夫であるフリードリヒ・ハイダーが担当し、歌の伴奏者ならではの絶妙な
表現も注目です。
<Claves>
50 1105 \2080
シューベルト:美しい水車小屋の娘 作品25 D.795(全曲)
エリック・タピー(テノール)、
ルーベン・リフシッツ(ピアノ)
録音:1974年1月16日,KROスタジオ1、ヒルバーシュム、オランダ
(コレクション:Chronos)
モンテヴェルティのオルフェオやモーツァルトのオペラなどを得意とする、
スイスの世界的テノール歌手、エリック・タピーが1970年代に「美しい水車
小屋の娘」をスタジオ録音しておりました。タピーと伴奏をつとめたルーベ
ン・リフシッツはこの録音のために何カ月も前からリハーサルをし、また公開
リハーサルも行いました。そして、録音の前にはコンセルトヘボウにてこの
プログラムのリサイタルを行い、大成功をおさめました。その後ヒルバーシュ
ムにもどり1日で「美しい水車小屋の娘」を録音したわけですが、この録音は
KROドイツ・ラジオ放送にて放送され話題となったものです。。待望のCD発売
と言えましょう。
エリック・タピー
1931年にローザンヌ生まれ、ジュネーヴ音楽院でフェルナンド・カルピに師
事。タピーの音楽性と知性は特にフランク・マルタンとエルネスト・アンセル
メに注目され、アンセルメ指揮のマルタン「降誕の奇跡」「プルソニャック
氏」の初演で歌っております。
93 270 \2250
シューマン:
・レクィエム 変ニ長調Op.148(1852)
・王の息子Op.116(1851)*
・夜の歌Op.108(1849)
* シビッラ・ルーベンス(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、
クリストフ・プレガルディエン(T)、
アドルフ・ザイデル(Br)、ヨルック・フェリックス・シュペール(Bs)
ザールブリュッケン室内合唱団
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
ゲオルク・グリュン(指揮)
録音:2010年6月5日トリーア、聖マクシミン旧大修道院聖堂
(デジタル・セッション)
シューマン生誕200年のアニヴァーサリーにあたる2010年に、合唱音楽のエキ
スパートとして著名なゲオルク・グリュンが1990年に自ら設立した手兵ザー
ブリュッケン室内合唱団を率いておこなったレコーディングは、作曲家晩年
の3作品を収録した注目の内容です。
「レクィエム」は、作品番号147の「ミサ曲」の対の片方の作品として書かれ
たもので、楽譜に書き留められた美しい音楽は、一般的な「レクィエム」がイ
メージさせる厳めしい内容とは違い、重さや暗さの控えめな、穏やかに死を受
け容れるような独特の雰囲気を味わえます。
ほかにも、ドイツのロマン派詩人ウーラントのバラードに付曲した意欲作「王
の息子」、シューマン多作期1849年の重要作で、わずか数日で一気に仕上げら
れた「夜の歌」が収録されています。いずれも滅多に演奏されませんが、プレ
ガルディエンにルーベンス、ダンツら、名の知られた歌手を擁した「王の息子」
はもちろん、すぐれた演奏によるあたらしい録音の登場は歓迎されるものとお
もわれます。
<ACCENT>
ACC 24230 \2300
ハイドン:歌曲集
初めてのキス(1)/テュルジスに(1)/小さな家(3)/恋の歌(1)/人生は夢(2)/
この世で何も得ようとは思わない(3)/宗教的な歌(2)/誠実(4)/同情(5)/
人形の歌(4)/思い出(4)/楽しい苦痛(4)
主題と6つの変奏曲 ハ長調XVII:5、アダージョン ヘ長調 XVII:9
(1)12のクラヴィア伴奏歌曲集第1部(1781)
(2)12のクラヴィア伴奏歌曲集第2部(1784)
(3)独立したさまざまな歌曲
(4)6つの創作されたカンツォネッタ(1794)
(5)6つの創作されたカンツォネッタ第2集(1795)
アン・カンビエ(S) ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
録音:2009年5月17-20日シント・トルイデン、ベルギー
ハイドンの珍しい歌曲と鍵盤作品の小品を収録したアルバム。ハイドンの5つ
の歌曲集から抜粋しています。オペラ・アリアのような盛り上りを見せたり、
静かなピアノ伴奏に乗って穏やかに歌われたりと、ハイドン円熟期に書かれた
歌曲は充実した音楽に深い憂いを感じさせる作品となっています。1780年代の
歌曲はドイツ語の詩を用い、1970年代のカンツォネッタは、ハイドンがイギリ
ス滞在時に親交を深めた女流詩人アン・ハンターの英語の詩を用いています。
歌うのは幅広い歌曲のレパートリーを持つソプラノ歌手のアン・カンビエ。ピ
アノのヤン・フェルミューレンとも度々共演し、息の合った演奏を披露してい
ます。ハイドンの歌曲の魅力を再発見できる美しい歌唱で聴くことができます。
ACC 24228 \2300
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697c-1763):
鍵盤のための後期ソナタ集
ソナタ 変ロ長調I 126、ソナタ 変ホ長調I 112、ソナタ ハ短調I 110*、
ソナタ イ短調 I 125*、ソナタ ヘ長調I 116、ソナタ ハ長調I 107
ルカ・グリエルミ(ハープシコード、フォルテピアノ)
使用楽器:フォルテピアノ/バルトロメオ・クリストフォリ1726年製=
クリスティアン・シュヴァルツ1997年複製、
ハープシコード/バルトロメオ・クリストフォリ1698年製=
クリスティアン・シュヴァルツ2009年複製*
録音:2009年9月15-16日ヴィッキオ
イタリア出身の作曲家ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ。20代の頃ヴェ
ネツィア出身の音楽家と共にドイツのヴュルツブルクを訪れており、その後長
年ヴュルツブルクの司教に仕えています。またプラッティはヴァイオリン、
チェロ、チェンバロなど様々な楽器を演奏しヴィルトゥオーゾとして知られて
いました。作曲技法はイタリア的というよりもドイツ的要素が強く、初期の頃
はバロック様式、後半になるとシュトルム・ウント・ドランクの雰囲気を感じ
させる、大胆な転調、豊かな想像力と発想が引き出された作品となっています。
ここに収録されている後期ソナタは、活気あふれるリズムと旋律の広がりを感
じさせ、緩徐楽章ではじっくりと聴かせる感受性に富んだ作品です。ハープシ
コードとフォルテピアノを弾くルカ・グリエルミは、2つの楽器を1枚のアルバ
ムで弾き分けています。
ACC 24245 \2300
ボッケリーニ:ディヴェルティメント集Op.16 Vol.1
ディヴェルティメント第3番イ長調G463、
ディヴェルティメント第2番ヘ長調G462、
ディヴェルティメント第5番イ長調G465
ピッコロ・コンチェルト・ウィーン
ロベルト・センシ(指)
録音:2001年8月オーストリア
ハイドン、モーツァルトと同時代の作曲家で、チェロの名手としても知られ
室内楽作品を多く残したイタリアの作曲家ルイジ・ボッケリーニ。ここに収録
されたボッケリーニの作品16のディヴェルティメントは、もとは6つからなる
2本のヴァイオリン、フルート、ヴィオラ、2本のチェロとリピエーノ・バスに
よる作品です。イタリアの優美さ、ボッケリーニらしい軽やかさと繊細さを見
事に表現した、ピリオド楽器の音色が心地よく耳に響く演奏です。1993年に結
成されたピッコロ・コンチェルト・ウィーン。コントラバスのロベルト・セッ
シを中心に独特の感性と個性を生かした演奏に定評があります。今後ディヴェ
ルティメント集Op.12のVol.2の発売も予定されています。
<Telos>
TLS 1005 \1980
ヴェルディ:歌曲集
(1)6つのロマンスのアルバムより「ジプシーの女」「石だたみの道(小さな煙
突掃除屋)」「乾杯」
(2)6つのロマンスより「私の安らぎは失せて」
(3)ストルネッロ「お前は私を愛さないという」
(4)6つのロマンスより「エリザよ、疲れた詩人は死んでゆく」
「暗い夜を恐れて」「つぼに近寄るな(墓に近寄らないで欲しい)」
(5)誘惑
(6)バラード「亡命者」
(7)哀れな男
(8)6つのロマンスのアルバムより「日没」「星に」「神秘」「乾杯」
(9)6つのロマンスより「孤独な部屋で」「嘆きの聖母よ、私にあわれみを」
(1)-(3)ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
(4)-(7)ポール・アーミン・エデルマン(バリトン)
(8)(9)セザール・アウグスト・グティエレス(テノール)
フリードリヒ・ハイダー(ピアノ;(1)-(3)Steinway D,1976,
(4)-(9)Baesendorfer 280,1928)
録音:(1)-(3)2005年8月テロス・スタジオ、
(4)-(9)2010年1月テロス・スタジオ
今をときめくソプラノ歌手ディアナ・ダムラウがヴェルディの歌曲を録音して
おりました!ダムラウはこれまでにドイツTelosレーベルにマーラーの歌曲
(TLS 1001)とシューマンのミルテの花(TLS 1006)をセッション録音しておりま
すが、本録音は2005年8月に録音されたものです。録音当時よりその才能を開
花させ美しい高音と豊かな表現でヴェルディの歌曲を聴かせてくれます。この
他、2010年に録音した2人の男性歌手の録音が収録されております。バリトン
のポール・アーミン・エデルマンはオット・エデルマンの次男でウィーン少年
合唱団のソリストでした。その後ウィーン州立オペラ歌劇場での「魔笛」を
はじめ世界各地で活躍、今後ますます活躍が期待される若手のバリトン歌手
です。そして、新進気鋭のテノール歌手、セザール・アウグスト・グティエ
レスは優美にそして情感豊かに歌い上げます。全ての伴奏をグルベローヴァ
の夫であるフリードリヒ・ハイダーが担当し、歌の伴奏者ならではの絶妙な
表現も注目です。
<Claves>
50 1105 \2080
シューベルト:美しい水車小屋の娘 作品25 D.795(全曲)
エリック・タピー(テノール)、
ルーベン・リフシッツ(ピアノ)
録音:1974年1月16日,KROスタジオ1、ヒルバーシュム、オランダ
(コレクション:Chronos)
モンテヴェルティのオルフェオやモーツァルトのオペラなどを得意とする、
スイスの世界的テノール歌手、エリック・タピーが1970年代に「美しい水車
小屋の娘」をスタジオ録音しておりました。タピーと伴奏をつとめたルーベ
ン・リフシッツはこの録音のために何カ月も前からリハーサルをし、また公開
リハーサルも行いました。そして、録音の前にはコンセルトヘボウにてこの
プログラムのリサイタルを行い、大成功をおさめました。その後ヒルバーシュ
ムにもどり1日で「美しい水車小屋の娘」を録音したわけですが、この録音は
KROドイツ・ラジオ放送にて放送され話題となったものです。。待望のCD発売
と言えましょう。
エリック・タピー
1931年にローザンヌ生まれ、ジュネーヴ音楽院でフェルナンド・カルピに師
事。タピーの音楽性と知性は特にフランク・マルタンとエルネスト・アンセル
メに注目され、アンセルメ指揮のマルタン「降誕の奇跡」「プルソニャック
氏」の初演で歌っております。