クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-04 No.25-2

2011年04月19日 14時21分44秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC-791 \1750
ギター・フェイヴァリッツ
1-4.カルロ・ドメニコーニ(1947-):コユンババ
5.ブローウェル(1939-):11月のある日/6.横尾幸弘(1928-):さくら
7.グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲集第5番
8.グラナドス:スペイン舞曲集第4番/9.グラナドス:スペイン舞曲集第10番
10.グラナドス:スペイン舞曲集第11番
11.ソル(1778-1839):モーツァルトの「魔笛」による変奏曲Op.9
12.パティーニョ(1895-1951):雪が降る
13.ホルヘ・ゴメス=クレスポ(1900-1971):ノルティーニャ
14.ローラン・ディアンス(1955-):タンゴ・アン・スカイ
ローランド・ミュラー(ギター)
録音2010年ロシュバッハ、マリアベルク・ムジクザール
スイスのヴィンテルトゥールで学び、デーヴィッド・ラッセルのマスター・ク
ラスに出席。チューリヒで行った初のリサイタルでは多くのメディアから絶賛
されたギタリスト、ローランド・ミュラーのアルバムです。すでにアメリカ、
ヨーロッパを始めとした世界中で高い評価を受け、何枚かのCDもリリースして
いる彼ですが、今回のOEHMSレーベルへのデビューアルバムは、何ともヴァラ
エティに富んだ選曲が聴きどころです。横尾幸弘の「さくら変奏曲」から、ギ
ター好きならはずせないクレスポやディアンスまで、かゆいところに手の届く
ようなレパートリーを、繊細かつ見事な技術で思う存分楽しませてくれます。

OC-633(SACD-Hybrid) \2080
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調1865/66年第1稿(リンツ版)
Bewegt feurig
ハンブルク・フィルハーモニー
シモーネ・ヤング(指揮)
2010年1月ハンブルク、ライスハレライヴ録音
シモーネ・ヤングとハンブルク・フィルとのブルックナー・サイクル第5弾は、
初期の作品の締めくくりとなる第1番ハ短調です。ブルックナー(1824-1896)初
の番号付きの交響曲である「第1番」も、他の作品のようにいくつかの違稿版
の存在が知られています(リブレット中には、ウィーン版とリンツ版について
のみ言及されていますが、実際には、版についてはもう少し複雑な問題が存在
します)。ヤングは今までの演奏と同じく、この曲でも初稿版を使用すること
に拘りました。なぜなら、ヤングとハンブルク・フィルは、「創造的なプロセ
スの最初の形のなかにこそ、ブルックナーの考えとメッセージが妥協なしで聴
こえてくる」という堅固な信念を持っているからに他なりません。作曲家と演
奏家の様々な思いが交錯したこの1枚。待ちかねた人も多いことでしょう。

OC-788 \1750
テルティス・ヴィオラ・アンサンブルconcerto・fantasy・blues
1-4.テレマン(1681-1767):4台のヴィオラのための協奏曲ハ長調
5.マックス・フォン・ヴァインツール(1841-1898):
4台のヴィオラのための「夜の小品」
6.ヨーク・ボーエン(1884-1961):4台のヴィオラのための幻想四重奏曲Op.41
7-10.テレマン:4台のヴィオラのための協奏曲ト長調
11-19.バルトーク(1881-1945):
2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲より(第10番「ルテニアの歌」/
第14番「クッションの踊り」
13.第16番「ブルレスケ」/第26番「からかいの歌」/第22番「蚊の踊り」
第28番「悲嘆」/第35番「ルテニアのコロミイカ舞曲」
第42番「アラビアの歌」/第44番「トランシルヴァニアの踊り」)
20.ピアソラ(1921-1992):フォー・フォー・タンゴ
21.クリストファー・ノートン(1953-):ステアリング・ホイール・ブルース
テルティス・ヴィオラ・アンサンブル
☆普通の弦楽四重奏の場合、各々の楽器の響きを楽しむことも一つの喜びです
が、これが全て同じ楽器の場合は、また違った楽しみ方ができることは間違い
ありません。このヴィオラ・アンサンブルはミュンヘン交響楽団の4人のメン
バーによって構成されています。もちろん、通常のレパートリーを望むのは無
理な話で、原型そのままで演奏できるのは、ヴァインツールとヨーク・ボーエ
ンの2曲のみでした(ピアソラはもともと弦楽四重奏のために書かれていたので、
ちょっと編曲するだけですみました)。残りの曲は、新たな可能性を求めた
“adaptations(適応、順応)”です。テレマン、バルトークの何と楽しいこと。
演奏する楽しさがそのまま伝わってくるかのような、生命力に溢れた1枚です。

OC-823 \2080
ミヒャエル・ヴォレ リーダーアーベント
1.シューベルト(1797-1828):シラーによるバラード「海に潜る若者」D77
2-4.H.ロイター(1900-1985):
ヘルダーリンによる3つの歌曲 Op.56(運命に/人生の半分/夕べの幻想)
5-11.ヴォルフ(1860-1903):
メーリケ歌曲集より(旅先にて/恋する男の歌/愛する人に/めぐり会い
/ある婚礼にのぞんで/こうのとりの使い/いましめに)
12-14.R.シュトラウス(1864-1947):
リュッケルトの詩による3つの歌曲 Op.87
(来たるべき時代のために/もはやこれ以上は/陽の光の中で)
15.ヴォルフ:メーリケ歌曲集より「別れ」
16.R.シュトラウス:あなたの黒髪を私の頭に広げてください Op.19-2
17.シューベルト:さすらい人の夜の歌 D224
ミヒャエル・ヴォレ(バリトン)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
録音 2010年9月7-10日グリュンヴァルト、
アウグスト・エヴァーディング・ザール
いつの時代にも、オペラの世界には、飛びぬけたスター性ではなく、いつの間
にか大きな存在感でその名を知られている歌手がいます。このミヒャエル・
ヴォレもそんな一人なのではないでしょうか?彼はJ.ミッテルニヒとR.ピエー
ルナイに学び、マンハイム、ボン、デュッセルドルフ、ケルン、チューリヒの
オペラハウスのメンバーとして活躍、とりわけワーグナーやR.シュトラウスの
作品で素晴らしい歌声を聴かせています。2007年と2008年のバイロイトでもタ
ンホイザーのヴォルフラムや、マイスタージンガーのベックメッサーでは高く
評価され、多くの名指揮者たちと共演も果たしています。このリーダー・アー
ベント(歌曲の一夜)は、珍しいシューベルトの長大なバラード「海に潜る若者」
で始まり、彼が得意とするドイツ後期ロマン派の色とりどりの歌曲を披露しま
す。陶酔の歌声と確かなる言葉の響き。ドイツ・リート好き必携の1枚です。

OC-826 \2080
ヴェスペレ-十字架称讃の祝日
1.E.エブナー(1612-1665):前奏曲
2.グレゴリア聖歌より:主よ,早く私を助けに
3.Nos autem
4.P.A.マザーク(1609-1661):主は言われた Ps.109/5.Nos autem
6.Salva nos/7.P.A.マザーク:主に感謝する Ps.110/8.Salva nos
9.Ecce Crucem/10.P.A.マザーク:幸いなるかな Ps.111/11.Ecce Crucem
12.Tuam Crucem/13.P.A.マザーク:ほめたたえよ、しもべたちよ Ps.112
14.Tuam Crucem/15.Per signum Crucis
16.P.A.マザーク:主を主を崇めよ Ps.116/17.Per signum Crucis
18.Fratres: Hoc enim/19.E.エブナー:8声のトッカータ
20.Hoc signum Crucis erit in coelo/21.O Crux benedicta
22.P.A.マザーク:マニフィカト
23.G.F.サンチェス(1600-1679):おお、祝福される十字架/24.Deus qui nos
25.P.A.マザーク:幸いなるかな女王/
26.G.B.ブオナマンテ(1595?1642):3声のソナタ 第2番
27.P.A.マザーク:聖母マリアのためのリタニア
28.P.A.マザーク:主の御保護のもとに
29.M.A.フェッロ(1600-1662):3声のソナタ 第4
番/30.P.A.マザーク:美しきベルナドゥス
31.P.A.マザーク:主は汝の声を聞き
32.P.A.マザーク:われらの父/33.P.A.マザーク:天より主をたたえよ
ハイリゲンクロイツ修道院シトー会修道士
アンサンブル・ドルチェ・リゾナンツァ
録音 2010年8月4-7日 オーストリア、ハイリゲンクロイツ修道院
世界で2番目に古いシトー会修道院である、ハイリゲンクロイツ修道院シトー
会はウィーンの森にあり、数年前「Chant ? Music for Paradise」のCDが、
UKチャートに入ったことをきっかけに、世界中で聴かれるようになり、その
静謐な歌声が「究極の癒し」として高く評価されたのは記憶に新しいところで
す。このアルバムは、彼らの美しく神聖な声を聴くのはもちろんのことですが、
それにもまして、典礼規定に準拠するヴェスペレの一連の流れを楽しむことに
主眼が置かれています。中心となるのはバロック時代のアルベリヒ・マザーク
神父の晩課の音楽で、いくつかの他の17生気の作曲家の曲が追加されています。
アンサンブル・ドルチェ・リゾナンツァの甘美な楽器の響きと、心に浸み渡る
歌声が溶けあい、一つの儀式が完結していきます。知られざる作品を聴く喜び
をお届けいたします。

OC-955 2枚組 \3050
アリベルト・ライマン:歌劇「メデア」
メデア…クラウディア・バラインスキー(ソプラノ)
ゴーラ…ターニャ・アリアーネ・バ
ウムガルトナー(メゾ・ソプラノ)
ヤーソン…ミヒャエル・ナジ(バリトン)
クロイザ…ポーラ・マーフィー(メゾ・ソプラノ)
エロルド…ティム・セヴロー(カウンターテナー)他
フランクフルト・ムゼウム管弦楽団
エリック・ニールセン(指揮)
2010年9月-10月フランクフルト・オペラ初演ライヴ
現代オペラの第1人者、ライマン(1936-)の新作オペラ「メデア」は、ウィーン
国立歌劇場での初演を皮切りに、このフランクフルト公演を始め、世界各国で
の演奏が予定されている(2012年は日本でも!)注目作です。この公演はウィー
ンの初演の6ヶ月後に行われ、大変な評判となったものです。メデアを歌うバ
ラインスキーは、すでにライマンの作品をいくつか歌い、作曲家から全幅の信
頼を寄せられているソプラノで、レパートリーもハッセやカイザーから、現代
物まで幅広く、また声質も軽めのものからドラマティックに近いものまで何で
も歌えるというオールマイティな歌手です。また、この公演は最良の音で録音
されるように、特注の機材を用意し、オーディオマニアの高い欲求にも答えら
れる素晴らしい音質となっています。

OC-767 \1750
ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」全曲 Op.84
トビアス・モレッティ(語り)/マリア・ベングトソン(ソプラノ)
ウィーン放送交響楽団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
録音 2007年8月27日&28日 ウィーン ORFフンクハウス
交響曲第5番を完成させた直後のベートーヴェン(1770-1827)が、当時の宮廷劇
場支配人ハルトルに依頼されて書いた作品「エグモント」です。ゲーテの戯曲
を元に、伝説的英雄エグモント伯ラモラールの英雄的行為と自己犠牲について
書かれた壮大な作品ですが、今では序曲のみが演奏されることがほとんどです。
全曲として演奏するにも、どうしても曲の説明が若干必要になるため、このCD
のように、曲間に台詞を入れて朗読する形が取られる場合が多いのです。この
演奏も、トビアス・モレッティ自身がゲーテの戯曲から編纂したテキストを曲
間に効果的に挿入、一つの叙事詩として完成された形として表現されています。




<Newton Classics>
8802053 \1750
ブラームス&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
1-3.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
4-6.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音 アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール
1973年4月…1-3,1976年6月…4-6
ポーランド生まれのヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリングは、その生涯を
通じてブラームス(1833-1897)のヴァイオリン協奏曲を大切なレパートリーと
していました。彼は少なくとも8回この曲を録音し、このハイティンクとの演
奏は6回目の録音とされています。派手さとは無縁、端正で清冽。地味ではな
く滋味。聴けば聴くほどにじんわりと良さが浸み出してくるような、定番の演
奏です。一緒に呼吸できるような安定感のある音楽は、ずっと聴き手の友人と
なることでしょう。メンデルスゾーン(1809-1847)もまたキュート。曲の良さ
を再確認できる演奏です。

8802054 \1750
R.シュトラウス:アルプス交響曲 Op.64
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音1985年1月アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール
ハイティンクとロイヤル・コンセルトヘボウは27年の長い期間に渡って、素晴
らしい音楽を創造し続けました。就任当時のハイティンクは確かに若く(32歳)、
名指揮者ヨッフムの後ろ盾も必要だったかもしれませんが、3年も経った頃に
は、すっかり円熟した関係となり、以降、オーケストラが創立100年を迎える
まで、清冽なサウンドを追求していた事はご存知の通りです。このR・シュト
ラウス(1864-1949)は1985年にリリースされたもので、自然な響きと、見通し
の良い音楽が魅力です。嵐の前の静けさと絶妙な雰囲気が特に聴きどころ。ま
さに映画を観るような迫力です。

8802056 \1750
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 Op.83
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.122
弦楽四重奏曲 第14番 嬰ヘ長調 Op.142
ハーゲン弦楽四重奏団(メンバー)ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)
/ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)/
ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)/クレメンス・ハーゲン(チェロ)
録音
1993年12月ポリング、ビブリオテークザール
1994年4月…アベルゼー セント・ギルガン、聖コンラート教会
2011年に結成30年を迎えるハーゲン弦楽四重奏団による名演です。ショスタコ
ーヴィチ(1906-1975)の15曲ある弦楽四重奏曲は、同数ある交響曲のような
「表向き」の顔ではなく、あくまでも「自分や友人との楽しみのため」に書か
れた作品で、そこには様々な気遣いや取り繕いと言ったものは存在しません。
各々の曲はみんな違った表情を持ち、ここに収録された3曲も、表立った繋が
りはありませんが、いくつかの共通点が見られます。まずは、全ての弦楽四重
奏曲を初演した「ベートーヴェン弦楽四重奏団」の存在が大きいこと。なかで
も、第11番は、第2ヴァイオリンのワシリー・シリンスキーの追悼曲であり、
第14番はチェリスト、セルゲイ・シリンスキーに献呈されています。

8802057 2枚組 \2450
J.S.バッハ:マニフィカト集
《CD1》
1-12.マニフィカト ニ長調 BWV243/13-18.ミサ・ブレヴィス イ長調 BWV234
《CD2》
1-6.ミサ・ブレヴィス ヘ長調 BWV233
7-12.ミサ・ブレヴィス ト短調 BWV235
13-18.ミサ・ブレヴィス ト長調 BWV236
演奏: バーバラ・ボニー(ソプラノ)
ビルギット・レンメルト(メゾ・ソプラノ)/ライナー・トロスト(テノール)
オラフ・ベーア(バリトン)/RIAS室内合唱団(マルクス・クリード…合唱指揮)
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ室内管弦楽団
録音1993年11月ベルリン、イエス・キリスト教会
バッハ(1685-1750)のマニフィカトは、新訳聖書のルカ伝の「受胎告知された
マリアが喜びのうちに神を賛美した」部分(第1章45-55節)につけられた音楽で
す。そのため、本来クリスマスにされるべく挿入された曲があったのですが、
後にそれを削除し、他の祝日でも演奏されるように作り直されています。こち
らの演奏も、その第2稿が用いられていて、輝かしいトランペットの響きを堪
能することが可能です。ソリストにバーバラ・ボニー、オラフ・ベーアと言っ
た名歌手たちを起用し、ペーター・シュライアーの親密さ溢れる指揮で、全体
にまとまりのある音楽となっています。ミサ・ブレヴィスはカンタータからの
転用なども多く、バッハの作品の中ではあまり目立たないジャンルですが、
じっくり聴いてみると味わい深い名曲であることに気付かされることでしょう。

8802058 \1750
リスト:ピアノ協奏曲 第1番&第2番 他
1-3.リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S124
4-9.リスト:ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 S125
10.リスト:ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調 S244
11.リスト:忘れられたワルツ 第1番 嬰ヘ長調 S215
12.シューマン(1810-1856):ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
13.シューマン:ノヴェレッテ ヘ長調 Op.21-1
14.ファリャ(1876-1946):バレエ音楽「三角帽子」から粉屋の踊り
15.リスト:ペトラルカのソネット第104番
16.デヴィッド・ギヨン(1892-1981):ハーモニカを吹く人
演奏: バイロン・ジャニス(ピアノ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団…1-3
キリル・コンドラシン(指揮)…1-3
モスクワ放送交響楽団…4-9
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指揮)…4-9
録音 チャイコフスキー・コンセルヴァトワリー1962年6月&1961年10月
(10.11.15のみ)
アメリカ生まれのピアニスト、バイロン・ジャニス(本名バイロン・ヤンクス)
は、ホロヴィッツが認めた3人の弟子の中の一人。彼は1960年に「ソ連とアメ
リカ間の新しい異文化交流」のためにソ連に派遣され、演奏旅行を開催。それ
まで冷戦状態だった両国間の関係を緩和させるのに尽力しました。また1962年
のモスクワ公演において伝説的な名演を残し、その後世界中で活躍したことは
ご存知の通りです。ここで聴けるリスト(1811-1886)はそんな時期の録音で、
コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、2人の個性的な指揮者を従え、堂々
とした演奏を繰り広げます。一緒に収録された小品も(数曲を除く)このセッ
ション中に録られたもので、彼の華やかな技巧を思う存分堪能することが可能
です。

8802059 2枚組 \2450
ロッシーニ:小荘厳ミサ曲 他
《CD1》
小荘厳ミサ曲(1.キリエ/2.グローリア)
《CD2》
小荘厳ミサ曲(続き)(1.クレド/2.宗教的前奏曲/3.リトルネロ-サンクトゥス
4.オー・サルタリス/5.アニュス・デイ)
6.歌劇『エジプトのモーセ』より「汝の星をちりばめた玉座に」
《小荘厳ミサ曲》カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
マルガリータ・ツィメルマン(メゾ・ソプラノ)/ホセ・カレーラス(テノール)
サミュエル・レイミー(バス)
クライグ・シェッパード、ボール・ベルコヴィッツ(ピアノ)
リチャード・ナン(ハーモニウム)/アンブロジアン・シンガーズ
クラウディオ・シモーネ(指揮)
《汝の星をちりばめた玉座に》ルッジェーロ・ライモンディ(バス)
ジューン・アンダーソン(ソプラノ)/サンドラ・ブラウン(メゾ・ソプラノ)
アンブロジアン・オペラ・コーラス
フィルハーモニア管弦楽団/クラウディオ・シモーネ(指揮)
録音 ワットフォード・タウン・ホール1983年10月&1981年8月(CD2-6)
ロッシーニ(1792-1868)の小荘厳ミサは、普通の管弦楽伴奏ではなく、2台のピ
アノとハルモニウムを用いた小規模なもので、また、曲の並び方も若干通常の
曲とは違っています。オペラ作曲家のロッシーニとは違う一面を垣間見ること
ができ、全曲を通じて華やかな中にも、一種の静謐さが漂う不思議な魅力を讃
えた作品です。1983年に録音されたこの公演は、国際的なオペラ歌手4人の饗
宴で、イタリアの巨匠であり、ロッシーニの権威、クラウディオ・シモーネが
的確に曲の全容を浮かび上がらせています。




<MEMBRAN>
NCA 60235 \1500
テレマン:マタイ受難曲(1754)
マルティン・クリートマン(T)
クラウス・メルテンス(B)
パール・ネーメト指揮
カペラ・サヴァリア
ハレ・カンタムス室内合唱団
ハレ・ヴケ・ヴォカリス男声合唱団

NCA 60237 \1500
ハイドン:弦楽四重奏曲集
第76番 ニ短調Op.76-2「五度」Hob.III-76/
第77番 ハ長調Op.76-3「皇帝」Hob.III-77/
第78番 変ロ長調Op.76-4「日の出」Hob.III-78]
ゲヴァントハウス四重奏団  2004年10月
旧品番NCA60148の出し直しです。

DOCUMENTS 232806 2枚組 \1350
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」
ピーター・グライムズ:ピーター・ピアーズ
エレン・オフォード:クレア・ワトソン
ボルストロード船長:ジェイムズ・ピーズ
ホブスン警部:デイヴィッド・ケリー
スウォロー判事:オーウェン・ブラニガン
セドリー夫人:ローリン・エルムズ
アンティ:ジーン・ワトソン、他
ベンジャミン・ブリテン指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団  1958年

DOCUMENTS 233188 3枚組 \1700
ビゼー:歌劇「カルメン」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:カルメン)
ニコライ・ゲッダ(テノール:ドン・ホセ)
エルネスト・ブランク(バリトン:エスカミーリョ)
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ:ミカエラ)
ドニーズ・モンテイル(ソプラノ:フラスキタ)
ジャン=クリストフ・ブノワ(バリトン:ダンカイロ)
ミシェル・アメル(テノール:レメンダート)、他
トマス・ビーチャム指揮
フランス国立放送管弦楽団、合唱団   1958/1959年

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