クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-05 No.13-2

2011年05月20日 16時08分34秒 | Weblog
<QUERSTAND>
VKJK 1017(SACD-Hybrid) \2380 ※5月25日までのご注文特価 \1980
ブルックナー:
交響曲第3番 ニ短調(1873年第1稿)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2010年9月ライヴ
ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団のライヴによるブルックナー
・シリーズ第5弾。2010年の新録音です。この交響曲第3番は初稿による演奏
です。近年、この初稿による演奏は増えてきていますが、ブロムシュテット
は、1998年のゲヴァントハウス・カペルマイスター着任コンサートでも、
「第3番」をこのワーグナーに献呈された初稿で演奏しており、並々ならぬこ
だわりを感じさせます(当レーベルのVKJK0507ボックスセットでCD化済)。
ブロムシュテットとしては相当自在なアゴーギグがあり、それがまた実に効果
をあげており、この初稿がまるで未熟さや失敗な部分などない、完璧な作品で
あることを証明しています。時として官能的な揺らぎすらも見せ、如何に巨匠
がこの曲を愛しているかの証でしょう。

VKJK 1118 \1680
「バザール」-フルート四重奏作品集
モーツァルト:フーガK.401(K.375e)
ドビュッシー:夏の風の神、パンに祈るために/夢想/2つのアラベスク
テレマン:四重奏曲ホ短調
ヴォルフガング・バルチュ(b.1963):足音(2010)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
メンデルスゾーン:
「無言歌」より(安らぎも無くOp.30-2/5月のそよ風Op.62-1/別れOp.85-2
羊飼いの嘆きOp.67-5/タランテラOp.102-3)
モーツァルト:アダージョK.540/メヌエットK.355(K.576b)/小ジーグK.574
ブラームス:8つの小品Op.76より4曲
マイク・モーワー(b.1958):ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン(1980)
ハイケ・ベックマン(b.1959):バザール(2009)
アルカディ四重奏団:
【ユディト・コンター(アルトfl),ズザンネ・シュラーゲ(ピッコロ),
トーマス・ブリンクマン(fl)、マティアス・シュミット(バスfl)】
録音:2010年6月28-30日,
ピッコロからバス・フルートまで、フルート4人によるアンサンブルです。フ
ルートばかりでよく溶け合って美しいです。バス・フルートなんか息が大変
そうです。

VKJK 1012 \1680
「ヒストリカル・トロンボーンVol.1」
-ルネッサンス・トロンボーン
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(3曲)
ディエゴ・オルティス(6曲)
ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ(1曲)
フランチェスコ・ロニョーニ=テッジョ(2曲)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1曲)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1曲)/の作品
エルコーレ・ニシーニ:「アヴェ・マリス・ステラ」による即興
エルコーレ・ニシーニ(バロックTrb)
インストゥルメンタ・ムジカ:
【ウタ・シュミット(b-fl)、ズィタ・ミキヤンスカ(Org,ウ゛ァージナル)、
モニカ・フィシャレク(ドルシアン)、ノラ・ティエレ(打楽器)】
録音:2010年10月、ドレスデン
エルコーレ・ニシーニはミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管に席を置きながら
ルネサンス・トロンボーンやバロック・トロンボーンを学び直した。この「ヒ
ストリカル・トロンボーン」シリーズは全4枚が予定されており「バロック編」
「古典編」「ロマン派編」が予定されている。
どちらも美しい!クラシックからポピュラーまで歌えます!

VKJK 1103 \1680
「アウフタクト」
エデンロート:チリ・コン・カルネ/ガストルディ:美しい男
ガストルディ:愛しき乙女たち/メンデルスゾーン:船路
ジルヒャー:サンクトゥス/パレストリーナ:おお、慈悲深きイエスよ
マウエルスベルガー:主よ,知らしめ給え/グリュック:すずしき谷間に
フンパーディンク:宗教的な夕べの歌/レーガー:夜の歌
ブラームス:森の夜/民謡:黒い鳥/民謡:グリーンスリーヴス
エリントン:クリオール・ラヴ・コール(*)
ヘイマン:友よ、良き友よ(*)
ハモンド&ヘーゼルウッド:アイム・ア・トレイン/他,全20曲
オクタヴィアンス(男声声楽アンサンブル)
(*印のみ)ヘルマン・ヴェルナー(Pf)
録音:2010年11月、イェーナ
2006年イェーナ・フィル少年合唱団OBで結成された若手男声アンサンブル、オ
クタヴィアンス。ルネサンスから民謡、ジャズまで2曲を除きア・カペラで歌
います。

VKJK 1109 \1680
「SJAELLA(シャエラ)」
クヌート・ニューステット/ラヨシュ・バルドス/モーリス・デュリュフレ
ヤヴィエル・ブスト/ツェザール・ブレスゲン/の作品
レノン&マッカートーニー:ドライヴ・マイ・カー,ブラック・バード
スティング:ヴァルパライゾ,フィールズ・オヴ・ゴールド
ヴィクター・ヤング:フェン・アイ・フォール・イン・ラヴ/他全16トラック
シャエラ(女声アンサンブル)
録音:2010年12月27-30,
シャエラは15-19歳の女声6人のア・カペラ・アンサンブル。「シャエラ」の名
前の由来はスカンジナヴィアの言葉で「ソウル(魂)」の意味。まだ若いのに前
身のアンサンブルは2005年から活動しています。クラシックからビートルズ、
スティングのナンバーまで、美しいア・カペラで歌っています。児童合唱とも
違う、大人のアンサンブルとも違う、とにかく美しいアンサンブルです。癒さ
れます。

VKJK 1105 \1680
「シオンの慰め」
-ヨハン・ユストゥス・カーレ:教会カンタータ集(世界初録音)
ヨハン・ユストゥス・カーレ(1668-1720頃):あなたの住まいは何と素敵なの
でしょう、万軍の主よ/鹿が新鮮な水に鳴くように/
ヨアヒム・パウリ(1636-1708)&J.クリューガー(1598-1662):シオンの慰め
J.J.カーレ:われ山に向かって目を上げ
J.パウリ:日は落ち、今、夜が来た/J.J.カーレ:全世界よ、神を讃美せよ
マリア・スキバ(ソプラノ)
コレジオ・ハレンセ(古楽アンサンブル)
録音:2010年5月,
カーレは17-18世紀に活躍したオルガニストで作曲家。そのカーレ作品を中心
に世界初録音となるソプラノと小アンサンブルによる教会カンタータを収録。

VKJK 1004 \1680
「シューマン生誕200年アルバム」
「月に寄す」-シューマン、シューベルト、ツェルター歌曲集
ツェルター:テューレの王
シューベルト:
漁夫D.225/最初の喪失D.226/海の静けさD.216/テューレの王D.367
魔王D.328/人間の限界D.716/月に寄せて(5-7曲目はツェルター作)
歌劇「ヴィラ・ベッラのクラウディーネ」D.239より「恋は至るところに
ツェルター:さすらい人の夜の歌(2曲
シューベルト:さすらい人の夜の歌D.768,D.224
シューマン:
ベルシャザールOp.57/憎みあう兄弟Op.49-2/手袋Op.87
リーダークライスOp.39(全曲)
ゴットホルト・シュヴァルツ(Br)
ミハエル・シェーンハイト(Pf)
録音:2010年4-10月、ケルン
ツヴィッカウ生まれのバス・バリトンのゴットホルト・シュヴァルツは指揮者
としても活躍しています。このアルバムでは、シューマンのリーダークライス
をメインに凝った選曲となっている。

VKJK 1114 \1680
「4世紀にわたる音楽」
-リュート、マンドリン、ギターのための作品集
ダリオ・カステージョ(17世紀):第1ソナタ
コレッリ(1653-1713):12のソナタOp.3より教会トリオ・ソナタ
ヨハン・コンラート・シュリック(1748頃-1818):
ディヴェルティメント ニ長調
ヴァレンティン・レーザー(1735-1782):
2つのマンドリンと通奏低音のためのソナタOp.3-6
桑原康雄(1946-2003):「機織る乙女」による集第と変奏
ホセ・アントニオ・ザンブラーノ(1965-):ベネズエラ組曲
アンサンブル・ル・ソン・ダルジャン:
【カテリーナ・リヒテンベルク、ジルケ・リシュコ、ミルコ・シュラーダー】
録音:2008年9月5-7日,
バロックから現代まで4世紀にわたるリュート、マンドリン、ギター音楽を集
めたアルバム。優雅なバロックに始まり、日本を代表するマンドリン作曲家で
世界で認められた桑原康雄を経て、南米の民族舞踊風のベネズエラ組曲で賑や
かに終わります。





<ミッテンヴァルト・レーベル(日本)>
MTWD 99047 \2500
メトネル(1880-1951):ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ短調作品57「叙事詩的」
メトネル:3つの夜想曲作品16より第3番
グレチャニノフ(1864-1956):瞑想曲作品14
谷本 潤(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ブードニコフ(ピアノ)
録音:2010年11月24・25日、笠懸野文化ホールPAL
優れたヴァイオリニスト谷本潤とピアニスト・ブードニコフのメトネル作品
中、宝物的価値を持つヴァイオリン・ソナタ第3番への取り組みに注目している。
(アレクサンドル・ボンドリアンスキー【モスクワ・トリオ ピアノ奏者・
人民芸術家】)




<OehmsClassics>
OC795 \1750
J.S.バッハ:リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートのための編曲集
1.シチリアーノ(ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ハ短調より)
2.ペダル練習曲 イ短調(原調 ト短調)BWV598
3-7.イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
8.前奏曲 ニ長調 BWV1006a
9-15.フランス組曲 第5番 BWV816
16-21.フランス組曲 第3番 BWV814
22.目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645/23.フーガ ト短調 BWV1000
シュテファン・テミング(リコーダー&音楽監督)
ドーメン・マリンチッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アクセル・ヴォルフ(リュート)
録音 2011年1月
コレルリ(OC598)、ヘンデル(OC772)で、超絶技巧と確固たる時代考証をまざま
ざと見せつけた驚異のリコーダー奏者、テミングの最新作はバッハ(1685-1750)
の作品集です。もし、リコーダーでバッハを演奏したいとしても、そのレパー
トリーは非常に限られています。しかし、テミングは「バッハのハープシコー
ド作品は他の楽器で演奏されるためにコピーが可能である」と主張、その結果、
なんと、イギリス組曲とフランス組曲のメロディをリコーダーで吹いてみせる
のです。確かに当時は様々な編曲も花盛りでしたし、ヴィヴァルディの協奏曲
を独奏版に編曲したバッハ自身の作品も多数存在します。さて、テミングの思
惑は当たってますでしょうか?
シュテファン・テミング・・・1987年ケープタウン生まれ。ミュンヘンとフラ
ンクフルト大学でミヒャエル・シュナイダーにリコーダーを学ぶ。様々な音楽
コンクールで優勝した後、リコーダー・アンサンブル、古楽アンサンブルに参
加。様々な現代音楽作曲家も、彼のために曲を書いているなど、すでに彼の演
奏は「既に巨匠の域」と絶賛されています。

OC784 \1750
グルジアン・ミニアチュアズ
1.スルハン・ナシーゼ(1927-1996):室内交響曲 第3番
2-4.ヨゼフ・バルダナシュヴィリ(1948-):
ピアノと弦楽、チェレスタとハープシコードのための「協奏曲、ほとんど幻
想曲のように」
5-15.スルハン・ツィンツァーゼ(1925-1991):
室内管弦楽団のための「ミニアチュアズ」
グルジア室内管弦楽団インゴルシュタット
アリエル・ズッカーマン(指揮)
アレクサンダー・コルサンティア(ピアノ)…2-4
録音 2010年9月19-21日 ノイマルクト ヒストリシャー・ライトシュタードル
グルジアのティフリス(トビリシ)で1964年に創設され、1990年にドイツへ移っ
た「グルジア室内管弦楽団インゴルシュタット」の20世紀の音楽集です。彼ら
は既にドイツで確固たる地位を築いていて、様々なレパートリーを有し、現代
作品も意欲的に紹介しています。このアルバムでは、現代グルジアの音楽を紹
介。未知の作曲家の作品との出会いを楽しむことができます。「協奏曲、ほと
んど幻想曲のように」でピアノを担当しているアレクサンダー・コルサンティ
アは、1988年にシドニー国際ピアノコンクールと、1995年にテル・アビブで開
催されたルービンシュタイン国際コンクールで1位を獲得したグルジアのピア
ニストです。東洋と西洋の出会いから幾千年、良い具合に熟成された音楽をお
楽しみください。

OC790 \1750
デヴィッド・イアンニ:ピアノ作品集 「夜に祈る人」-神秘的なピアノの夢
1-3.こぼれ落ちる真珠(マジック・ミラー/涙のよる/別れ)
4.白いばら Op.40/5.バラード 第1番 Op.39/6.バラード 第2番 Op.64
7.バラード 第3番 Op.78/8.星の歌 Op.41
9-11.夜に祈る人 Op.79
(Iアヴェ・マリア/IIサンクトゥム/IIIヌンク・ディミティス)
12-14.ラヴ・レター Op.62(あなた/切望/ラヴ・ソング)
15.ソナタ 第1番 Op.65
デヴィッド・イアンニ(ピアノ)
録音 2010年4月
1979年ルクセンブルク生まれのピアニスト&作曲家デヴィッド・イアンニに
よる、彼自身の選集アルバムです。ルクセンブルクとロンドンで作曲とピアノ
を学び、ウゴルスキやルプーにも師事、16歳でピアニストとしてデビューし
1997年にはベートーヴェン、ラフマニノフなどを収録したCDもリリースしてい
ます。同時期に作曲も始めた彼、既に100以上もの作品を書き、その創作意欲
は留まることを知りません。多数の合唱曲(オラトリオも含む)、子どもたちの
ためのオペラ、弦楽四重奏曲、室内楽などジャンルは広範囲に及びますが、な
んと言っても彼の本領はピアノ曲。ここに収録された繊細で美しい作品は、彼
の感性の豊かさを雄弁に物語るものです。

OC647(SACD-Hybrid) 2枚組 \3050
マーラー(1860-1911):交響曲 第2番 ハ短調「復活」
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
ミカエラ・シュスター(メゾ・ソプラノ)
カルトイザーカントライ・ケルン/バッハ=フェライン・ケルン
ケルン音楽大学マドリガルコア/ケルン音楽大学カンマーコア
フィギュラルコア・ボン
マルクス・シュテンツ(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
録音 2010年10月23-27日 ケルン・フィルハーモニー
Recording Producer, Editing, Mastering:Jens Schunemann,
Balance Engineer: Christian Feldgen,
SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas
純器楽作品である第5番、ソプラノを伴う第4番。続くシュテンツのマーラー
・ツィクルスは合唱を伴う第2番へと移ります。ソプラノ、メゾ・ソプラノの
ソロと合唱を伴うこの「復活交響曲」のために、ケルンとボンから5つの合唱
団と、2人の名歌手が力を合わせました。今作もシュテンツは作曲家の真意を
汲むために、入念なスコアの読み込みを行い、確固たる表現力でこの大作を
見事に形にしています。またホールの空気感までをも余さず捉えた素晴らし
い録音にも注目。全てのマーラー・ファンへ捧げます。




<DIVOX>
CDX-70308 4枚組 \4850
メールロ:オルガン作品全集
《第1集 CDX-7030-/10-6(SACD-Hybrid 2枚組)》
(CD1)
1.トッカータ集 第1集-第1番
2.リチェルカーレ集 第1集-第2旋法によるリチェルカーレ
3-5.カンツォーナ集 第1集より(La Gratiosa/Petit Jacquet/La Leonora)
6.トッカータ集 第1集-第3番
7.トッカータ集 第2集-第3番
8.リチェルカーレ集 第1集-第8旋法によるリチェルカーレ
9.カンツォーナ集 第1集-La Cortese
10.トッカータ集 第1集-第4番
11-12.カンツォーナ集 第2集(La Seula/La Pazza)
13.トッカータ集 第2集-第1番
(CD2)
1.トッカータ集 第3集-第4番
2.カンツォーナ集 第2集-La Radivila
3.リチェルカーレ集 第1集-第3旋法によつリチェルカーレ
4-6.カンツォーナ集 第2集より(L'Arconadia/La Palma/La Scarampa)
7.トッカータ集 第2集-第6番
8.トッカータ集 第1集-第9番
9-10.カンツォーナ集 第3集より(Content/Languissans)
11.リチェルカーレ集 第1集-第6旋法によるリチェルカーレ
12.カンツォーナ集 第2集-La Pargoletta
13.トッカータ集 1集-第8番
《第2集 CDX-70311/12(通常CD)》
(CD1)
1.トッカータ集 第2集-第9番
2.リチェルカーレ集 第1集-第11旋法によるリチェルカーレ
3.カンツォーナ集 第3集-Onques amour
4.カンツォーナ集 第1集-La Rolanda
5.カンツォーナ集 第2集-La Ironica
6.トッカータ集 第2集-第5番
7.トッカータ集 第1集-第4番
8.カンツォーナ集 第2集-La Jolette
9.カンツォーナ集 第1集-La Zambeccara
10.第3旋法によるトッカータ
11.カンツォーナ集 第1集-La Benvenuta
12.リチェルカーレ集 第1集-第12旋法によるリチェルカーレ
13.トッカータ集 第2集-第10番
(CD2)
1.トッカータ集 第2集-第7番
2.カンツォーナ集 第1集-L'Alberagata
3.リチェルカーレ集 第1集-第1旋法によるリチェルカーレ
4.トッカータ集 第1集-トッカータ第2番
5.カンツォーナ集 第1集-La Rosa
6.トッカータ集 第2集-第2番
7.トッカータ集 第2集-第8番
8.カンツォーナ集 第1集-La Bovia
9.リチェルカーレ集 第1集-第4旋法によるリチェルカーレ
10.トッカータ集 第1集-第7番
11.カンツォーナ集 第1集-Petite Camusette
12.カンツォーナ集 第1集-Susanne un jour
13.トッカータ集 第1集-第6番
ステファノ・モラルディ(オルガン)
2004年、偉大なるオルガニスト&作曲家クラウディオ・メールロ(1533-1604)
没後400年を記念して、制作されたオルガン作品全集をBOX化。メールロはサン
マルコ大聖堂のオルガニストを長く務め、またオルガン制作者としても名を
馳せました。彼は当時の鍵盤音楽を技術的にも音楽的にも飛躍的に向上させ、
とりわけ、すばらしいトッカータの構造は、後の作曲家・・・ブクステフーデ
たちに強い影響を与えたことで知られます。この演奏は、DIVOXレーベルが誇
る名オルガニスト、モラルディがメールロの生まれた年である1533年に作られ
たオルガン(残存する最も古い楽器3台の中の1台)を使用したものです。明るく
暖かい音色は、当時のベニスの聴衆の趣味にぴったり合っていたようです。
第2集は通常CDですが…これでも充分音はすばらしい…第1集の2枚はSACDのス
ペックを極限まで生かした高音質です。レーベルの拘りが存分に発揮された、
極上の響きに身を委ねる幸福。時を越えた愉悦のひとときをお約束いたします。




<ORCHID CLASSICS>
ORC100015 \1750
冬のスケッチ ビャルケ・モーゲンセン:アコーディオン名演集
1.伝承曲:Oi Da Snowball Tree(パニツキー編)
2.伝承曲:2つのロシア民謡(P.P. ロンドノフ編)
3-5.ソロタリョフ(1942-1975):室内組曲
6.レプニコフ(1932-2007):カプリッチョ
7.チャイコフスキー(1840-1893):ロシアの踊り(B.モーゲンセン編)
8.チャイコフスキー:夜想曲(B.モーゲンセン編)
9.セミョーノフ(1946-):ゲルダーローズ
10.ムソルグスキー(1839-1881):村にて(B.モーゲンセン編)
11.プロコフィエフ(1891-1953):行進曲
12.プロコフィエフ:スケルツォ
13.ユン・キン(1954-):2つのロシアの主題による幻想曲
14.伝承曲:ヴォルガの舟歌(V.チェルニコフ編)
15-20.クスヤコフ(1945-2007):冬のスケッチ
ビャルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
録音 2009年12月1日、2010年3月2日 デンマーク コペンハーゲン,
ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック
多くの国の音楽文化は、伝統の中に必ずアコーディオンの歴史も伴うようで
す。ポーランドのポルカ、フランスのミュゼット、アルゼンチンのタンゴ、
ブルガリアのホウロウ・・・。この「一人で奏でる移動可能なオーケストラ」
は、様々な音楽シーンを盛り上げる立役者であることは間違いありません。
ロシア式アコーディオンは、「バヤン(吟遊詩人を意味する)」と呼ばれ、他
の楽器とは違った鍵盤配列を持つものです。発明は1907年と比較的新しいの
ですが、後に西洋音楽の演奏もできるように改良が加えられ、現代音楽の作曲
家たちも、この楽器のために重要な作品を書いています。ロシアの冷たい空気
と、迸る情熱が感じられるような作品集となりました。ここでアコーディオン
を演奏するのは、1985年デンマーク生まれのモーゲンセンです。7歳でアコー
ディオンを演奏し始め、2-3年も経つ頃には名手と呼ばれるまでになりました。
13歳でテレビに出演、その後もデンマーク音楽大学で勉強を続けながら、デン
マーク中で演奏活動を行い、また幾つかの音楽コンクールでも賞を獲得してい
ます。現代作曲家たちは彼のために多くの作品を書いていますが、このアルバ
ムでも聴けるように、彼自身もアコーディオンのために積極的に編曲を行い、
新たなる可能性の模索に余念がありません。

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