クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-08 No.8-2

2008年08月14日 19時17分02秒 | Weblog
<Linn>
CKD 292(SACD-Hybrid) \2580
悪魔のトリル ――
タルティーニ:
ソナタ ト短調Op.1-4《悪魔のトリル》、
同ト短調Op.1-10《捨てられしディドーネ》、同ホ短調Op.1-5、
同イ長調Op.1-13《パストラーレ》、グラーヴェ 二短調
ヴェラチーニ:ソナタ イ長調Op.1-7
パラディアンズ〔ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、
ザンヌ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シラス・スタンデイジ(チェンバロ)、
ウィリアム・カーター(アーチリュート&バロック・ギター)〕
レイチェル・ポッジャー、パメラ・トービー、ジョアンナ・レヴァイン、ウィ
リアム・カーターの4人が集まり1991年にアンサンブルが結成され、瞬く間に
世界の檜舞台に駆け上ったパラディアン・アンサンブル。これまでに幾多の
名演を創り上げてきたパラディアン・アンサンブルは、2007年にパメラ・トー
ビーが新たな可能性を追求するためにアンサンブルを離れたことを1つの転機
として、アンサンブル名を“パラディアンズ”にリニューアル。
そして今回早速リリースとなる新体制でのレコーディング第1弾では、イタリ
ア・バロックの巨匠タルティーニの「悪魔のトリル」という新たな門出に相応
しいプログラムを披露!
演奏の鍵を握るヴァイオリンを担当するロドルフォ・リヒターは、モニカ・ハ
ジェットの門下生でありあのポッジャーの後任としてパラディアン・アンサン
ブルに迎えられた実力者なだけに期待も高まる。「悪魔のトリル」に挑むパラ
ディアンズに要注目!





<Metronome>
METCD 1083 \2300
グレース・ダヴィッドソン~ポートレート ――
ビンゲン:めでたし、気高き方
レオ:幸いなるかな女王
マンチーニ:Quanto dolce e quell'ardore
J・S・バッハ:復活祭オラトリオより
ダウランド:彼の金髪も時が銀色に変えてしまった
パーセル:メアリー女王の誕生日のためのオード《来たれ、汝ら芸術の子》より
コジェルフ:Sola digna tu fuisti
モーツァルト:モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165
グレース・ダヴィッドソン(ソプラノ)、ペネロペ・ラプソン(ディレクター)、
フィオーリ・ムジカーリ
スペインのグロッサ(Glossa)からリリースされている録音が高評価を集めてい
るマイケル・ヌーン&アンサンブル・プラス・ウルトラの中心メンバーであり、
シックスティーン、テネブレ、モンテヴェルディ合唱団、ポリフォニー、イン
グリッシュ・コンソート、エクス・カシドラといった世界に名立たる演奏団体
でメンバー、ソリストとして目覚しい活躍を見せるイギリスの古楽&バロック
・シーンに現れた美しき新星グレース・ダヴィッドソン。
メトロノーム・レーベルから登場する初のソロ・アルバムは、2003年の初共演
から今日まで素晴らしい関係を築いてきたフィオーリ・ムジカーリとのコンビ
によるアリアと宗教歌曲集。
ビンゲンからモーツァルトまでの700年を音楽で表現するというコンセプトを
持ったグレース・ダヴィッドソンのポートレートにはレオやコジェルフの珍し
い作品が取り入れられるなど、豊富なレパートリーと抜群の選曲センスが今後
のさらなる飛躍を予感させる。
包みこむような優しさと神々しさをも感じさせるグレース・ダヴィッドソンの
透明感のある澄んだ歌声が、古楽&バロック・シーンに新たな風を吹き込むこ
と必至!

METCD 1072 \2300
ロベール・ド・ヴィゼー(c.1660-b.1732):テオルボのための小品集 ――
テオルボのための小品集二短調/同ト長調/リュリの作品のテオルボ編曲/
テオルボのための小品集イ短調/嘆き~ヴィゼー嬢へのトンボー
フレッド・ヤコブス(フレンチ・テオルボ)
オランダの名門スヴェーリンク音楽院が輩出した世界有数のテオルボ奏者、
フレッド・ヤコブスのソロ・アルバムとなるロベール・ド・ヴィゼーの作品
集!
ヤコブスはオランダ・バッハ協会、ガブリエリ・コンソートなどのメンバー
として、またソリストとしての活躍も目覚しく、バロックのスペシャリスト
として定評のあるオランダのソプラノ歌手ヨハネッテ・ゾマーとの共演によ
る「レスプリ・ガラ」(CCSSA 24307)の演奏は記憶に新しい。
太陽王ルイ14世のギターの師でもあったロベール・ド・ヴィゼーの音楽はフ
ランス・バロックにおけるテオルボ、ギター作品の象徴とも称されており、
同時代の作品を得意とするヤコブスにとってこの上ないプログラム。ルイ14
世も聴いたであろうヴィゼーの音楽が持つ心地よい響きが安らぎを与えてく
れる。

METCD 1076 \2300
ピアース・ヘラウェル(1956-):犬と狼 ――
狩猟ラッパ/ウィーバー・オヴ・グラス/砂漠の漂流物/ビルディング・オヴ・
カーブ/犬と狼
マーク・オキーフ(トランペット)、ヨナス・ビルント(トロンボーン) 、
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団、ヴァンブラ弦楽四重奏団、
シューベルト・アンサンブル
これまでに2枚の作品集(METCD 1029、1059)をリリースするなどメトロノーム
・レーベルが作品の紹介に大きな力を注いでいるピアース・ヘラウェルは、
イギリスをはじめとした欧米各国の放送局からの委嘱による作曲や、ヒリア
ード・アンサンブル、ストックホルム・チェンバー・ブラスなどに作品を提供
しているイギリスの作曲家。
冒頭の「狩猟ラッパ」では、BBCスコティッシュ響首席トランペット奏者オキ
ーフと北欧の名門オーケストラの首席奏者を歴任してきたビルントのスーパ
ープレイが炸裂!



<Chandos Classics>
CHAN 10481X 1780
プロコフィエフ:
交響組曲《キージェ中尉》Op.60/交響的絵画《夢》Op.6/アンダンテOp.50bis
/交響的スケッチ《秋》Op.8/バレエ音楽《石の花》Op.118からの組曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」~オーケストラル・アドベンチャー
(CHSA 5060)の録音で名コンビ復活を強く印象付けたネーメ・ヤルヴィ&スコ
ティッシュ・ナショナル管。ヤルヴィ一族の長とスコットランドの名門オーケ
ストラのコンビによって、1980年代後半から1990年代初頭にかけて録音&リリ
ースが行われたプロコフィエフの管弦楽作品が6タイトル一挙に「Classicsシ
リーズ」から新装発売!しかも24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる音質
向上とプライスダウンでさらに魅力アップ!
「キージェ中尉」、「石の花」といった代表的作品から初期の作品となる
「夢」、「秋」がバランスよく収められており、プロコフィエフのオーケスト
レーションの変化を父ヤルヴィのタクトで味わえる。
1985年12月10日&1989年8月21日~22日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10482X 1780
プロコフィエフ:
スキタイ組曲Op.20/バレエ音楽《鋼鉄の歩み》Op.41aからの組曲/
カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》Op.78
リンダ・フィニー(アルト)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団&合唱団
「スキタイ組曲」の第2曲「チュジボーグと悪魔の踊り」での凄まじい勢いに
よる荒々しく凶暴なサウンドや、壮大なスケールで描かれる「アレクサンドル
・ネフスキー」は、まさしくネーメ・ヤルヴィの真骨頂。モソロフ、バラダの
作品と語られることの多い珍曲「鋼鉄の歩み」組曲も収録。
1988年9月28日~29日&1987年8月21日~23日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10483X 1780
プロコフィエフ:
バレエ音楽《道化師》Op.21aからの組曲/歌劇《3つのオレンジへの恋》
Op.33aからの組曲/組曲《ワルツ集》Op.110
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
特に「行進曲」が有名な組曲「3つのオレンジへの恋」や、ディアギレフのロ
シア・バレエ団のために書かれた「道化師」からの組曲をカップリング。
「戦争と平和」、「シンデレラ」、「レールモントフ」からのワルツが集めら
れた組曲「ワルツ集」Op.110は、プロコフィエフのワルツのダイジェストと
も呼ばれる作品である。
1985年8月18日&1984年8月25日~26日&1988年9月28日&29日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10484X 1780
プロコフィエフ:
組曲《ピーターと狼》Op.67/バレエ音楽《シンデレラ》Op.87からの組曲/
2つのプーシキン・ワルツOp.120/劇音楽《エフゲニー・オネーギン》Op.71より
/劇音楽《ボリス・ゴドゥノフ》Op.70bisより
リーナ・プロコフィエフ(語り)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
幅広く親しまれているプロコフィエフの「ピーターと狼」。このヤルヴィ盤で
ナレーションを務めているのは、プロコフィエフ夫人のリーナ・プロコフィエ
フ。亡き夫が遺した作品の語りを妻であるリーナ(録音後の1989年に他界)が担
当した貴重な記録と言えるだろう。「ロメオとジュリエット」に次ぐプロコ
フィエフ・バレエの傑作「シンデレラ」からの組曲や、プーシキンに関連する
作品集でもヤルヴィ節を堪能できる。
1985年19日~20日&1986年8月の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10485X 1780
プロコフィエフ:
交響組曲《セミョーン・カトコ》Op.81bis/歌劇《賭博者》からの4つ肖像と
終曲Op.49
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
カターエフの小説を題材としたストーリーの歌劇「セミョーン・カトコ」は
1940年6月にミハイル・ジューコフの指揮で初演が行われた作品であり、ここ
に収録されている「組曲版」は1943年に初演されている。ヤルヴィのプロコ
フィエフの音楽に対する造詣の深さはもちろんのこと、スコティッシュ・ナ
ショナル管のハイ・パフォーマンスも特筆もの。
1989年8月12日~13日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 10486X 1780
プロコフィエフ:
バレエ音楽《放蕩息子》Op.46/アンダンテOp.29bis/交響的な歌Op.57/
ディヴェルティメントOp.43
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
「ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29」をオーケストラ用に編曲した「アンダン
テOp.29bis」や冒頭のトロンボーンがズシリと響く「ディヴェルティメント」
などの珍しい作品や、ディアギレフからの委嘱により聖書の「放蕩息子」を
題材として作曲されたバレエ音楽「放蕩息子」を収録。
1988年9月27日~30日の録音。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。




<Cala>
CACD 1017 2枚組(1枚分価格) 2180
木管楽器のためのフランス音楽集第1巻 ――
ドビュッシー:
コール・アングレのための狂詩曲、シランクス、狂詩曲第1番、
フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ、小さな黒ん坊、
クラリネットとピアノのための小品、サクソフォンのための狂詩曲
サン=サーンス:
オデレットOp.162、クラリネット・ソナタOp.167、アルバムのページOp.81、
ファゴット・ソナタ ト長調Op.168、デンマークとロシアの旋律による奇想曲
Op.79、オーボエ・ソナタOp.166、ロマンス変ニ長調、タランテラOp.6
ウィリアム・ベネット(フルート)、ニコラス・ダニエル(オーボエ)、
ジェイムズ・キャンベル(クラリネット)、レイチェル・ゴフ(ファゴット)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)、デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)、
サイモン・ハラーム(サクソフォン)、エヴァン・ジョーンズ(ハープ)、
ロビン・ケナード(ファゴット)、ロバート・マスケル(ホルン)、
ロジャー・タッピング(ヴィオラ)、リチャード・ワトキンス(ホルン)
管楽器大国イギリスの一流奏者たちによる演奏でリリースから現在まで重宝
されてきたフランス音楽作品集がジャケット・デザインをリニューアルして
新装再発売!
第1巻はドビュッシー&サン=サーンス。両作曲家の作品はプロからアマチュア
まで演奏機会も非常に多いだけに、木管関係者必携&要チェック!
1994年1月12日~20日の録音。

CACD 1018 2枚組(1枚分価格) 2180
木管楽器のためのフランス音楽集第2巻 ――
ラヴェル:序奏とアレグロ、ハバネラ形式による小品
プーランク:
オーボエ・ソナタ、劇音楽《城への招待》、ヴィラネル、2本のクラリネット
のためのソナタ、ピアノ,オーボエとファゴットのための三重奏曲、ピアノと
管楽のための六重奏曲、クラリネットとファゴットのためのソナタ、ニグロ
狂詩曲、クラリネット・ソナタ、無窮動、フルート・ソナタ
ウィリアム・ベネット(フルート)、ニコラス・ダニエル(オーボエ)、
ジェイムズ・キャンベル(クラリネット)、レイチェル・ゴフ(ファゴット)、
クリフォード・ベンソン(ピアノ)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)、アレグリ弦楽四重奏団、
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)、
ピーター・カーター(ヴァイオリン)、エヴァン・ジョーンズ(ハープ)、
ピーター・シドホム(バリトン)、リチャード・ワトキンス(ホルン)、
クリス・ウェスト(コントラバス)
同じく新装再発売となるフランス音楽作品集の第2巻は、ドビュッシー&サン=
サーンスと同等、もしくはそれ以上に木管奏者にとって重要な作曲家である
ラヴェル&プーランク。ソロ作品からアンサンブル作品までが幅広く網羅され
ており参考音源としても大活躍必至。1994年1月12日~20日の録音。




<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
SRCD.301 2180
エルガー:
交響的習作《ファルスタッフ》Op.68/エニグマ変奏曲Op.36/
行進曲《威風堂々》第5番ハ長調Op.39-5
アンドルー・デイヴィス(指揮)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
後にBBC交響楽団を率いてイギリス音楽のレコーディングに取り組むことにな
るアンドルー・デイヴィスが、デビューから数年後の1974年にウォルサムスト
ウ・アセンブリー・ホールを舞台としてニュー・フィルハーモニア管とのコン
ビで収録を行ったエルガーの作品集。
咆哮するブラス・セクション、豪快に鳴り響くパーカッション、色彩豊かな
弦楽セクションが3作品全てで大活躍。若かりし頃のアンドルー・デイヴィス
が既に備えていたイギリス音楽のスペシャリストの資質を決定付ける快演で
ある。録音も非常に優秀。1974年1月4日~5日の録音。

REAM.1103 2180
モーラン&ジェイコブ:ピアノ作品集 ――
モーラン:アイルランドの愛の歌、主題と変奏、5月の朝に、夏の谷、
3つのピアノ小品/ジェイコブ:ピアの・ソナタ
イリス・ラヴリッジ(ピアノ)
シャンドスやリリタからリリースされた録音などによって改めてその作品と存
在に注目が集まっているモーラン。アーノルドの師でもあり、日本では吹奏楽
作品の作曲家として知られるジェイコブのピアノ作品をカップリング。20世紀
イギリスの重要な音楽家である両者のピアノ作品はなかなか耳にする機会に恵
まれていないが、優れた作曲技法が発揮された見事なもの。
ノーフォーク州の民謡がふんだんに取り入れられノスタルジックな雰囲気を持
つモーランの小品や、高度な技巧を求められる華やかなパッセージと憂鬱なア
ダージョのコントラストが特徴的なジェイコブのピアノ・ソナタは、もっと取
り上げられて世に広まるべき作品と言っても過言ではないだろう。
1958年&1959年の録音(モノラル録音)。

REAM.3112 3枚組 4360
アイアランド:ピアノ作品集 ――
ロンドンの小品/グリーンウェイズ/ソナチナ/独り言/誕生日の朝に/エキノッ
クス/サルニア/2つの小品/バラード/2つの小品/ピアノ・ソナタ/引き船路/
影落ちた谷/狂詩曲/愛好/デコレーションズ/2つの小品/あの頃に/4つの前奏曲
/アーモンドの木/夏の夕べ/前奏曲変ホ長調/コロンビーヌ/メリー・アンドル
ー/3つのパステル/スプリング・ウィル・ノット・ウェイト/海の牧歌
アラン・ローランズ(ピアノ)
歌曲集(SRCD.2261)、室内楽作品集(SRCD.2271)、ピアノ作品集(SRCD.2277)な
ど、アイアランドの作品の醍醐味である小編成作品の録音を続々と復刻させ
てきたリリタ。ピアノ作品集は既にエリック・パーキンの録音がリリースさ
れているが、今回新たに1959年から1963年にかけて録音が行われたアラン・
ローランズによる演奏が復刻!
自身が28歳の時に78歳を迎えていたアイアランドと出会い作品についての教
えを受けたローランズの録音は、作曲家直伝の解釈による貴重な記録なので
ある。モノラル録音の素朴な響きがどこかアイアランドの音楽を際立たせて
いる。1959年~1963年の録音(モノラル録音)。

SRCD.307 2180
モー:シンフォニア*
アディソン:金管五重奏のためのディヴェルティメントOp.9
ガードナー:金管五重奏のための主題と変奏Op.7
ドッジソン:金管五重奏のためのソナタ
ノーマン・デル・マー(指揮)*、イギリス室内管弦楽団*、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル〔フィリップ・ジョーンズ
(トランペット)、エルガー・ハワース(トランペット)、アイファー・ジェイ
ムズ(ホルン)、ジョン・アイヴソン(トロンボーン)、ジョン・フレッチャー
(チューバ)〕
20世紀のイギリスで活躍したモー、アディソン、ガードナー、ドッジソンの
作品集では伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・アンサンブ
ル(PJBE)が登場!
映画音楽の作曲家として高名なアディソンの「ディヴェルティメント」など、
知られざる20世紀イギリスの金管作品をPJBEの演奏で楽しめるのもリリタな
らでは。演奏時間も10分前後となっており、新たなレパートリーの開拓にも
最適。ニコラス・モーの最初の管弦楽作品となった「シンフォニア」のみが
デル・マー&イギリス室内管の演奏。1970年&1974年の録音。

SRCD.264 2180
アレクサンダー・ゲール(1932-):
小交響曲Op.15/弦楽四重奏曲第2番Op.23/ピアノ三重奏曲Op.20
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ロンドン交響楽団、アレグリ弦楽四重奏団、オリオン・トリオ
1932年にベルリンで生まれ、シェーンベルクの弟子ワルター・ゲールを父に持
つ現代イギリスの作曲家アレクサンダー・ゲール。マンチェスターのRNCMで出
会ったバートウィッスル、マックスウェル・デイヴィス、オグドンらと共に
「ニュー・マンチェスター・ミュージック・グループ」を結成。
1955年からはパリでメシアン、ロリオの下で作曲を学ぶなど、12音技法や独自
の和声法を駆使した作品を生み出している。ちなみに「ピアノ三重奏曲」は
メニューインからの依頼を受けて1966年に作曲され、同年のバース音楽祭で
初演が行われている。1964年の録音。

SRCD.306 2180
ハリソン・バートウィッスル(1934-):
フィールズ・オヴ・ソロウ/アンサンブルのためのヴァーシズ/ネニア~オル
フェウスの死
ジェーン・マニング(ソプラノ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン・シンフォニエッタ、
アラン・ハッカー(ディレクター)、マトリックス
同世代のアレクサンダー・ゲールらとともにイギリスの現代音楽を牽引する
存在、ハリソン・バートウィッスルの作品集。
5つの木管楽器、5つの金管楽器、3つの打楽器の特殊奏法やサウンドの波が
次々と押し寄せる「ヴァーシズ」は演奏時間約30分という大作。ロンドン・
シンフォニエッタの研ぎ澄まされた集中力がバートウィッスルの音世界を見
事に表現している。1973年の録音。





<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7952/3 2枚組 2580
ヒルデ・ギューデン(1917-1988)~録音集(録音:1951年~1957年) ――
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より ぶってよ,ぶってよ,いとしい
マゼット、恋人よ,さあこの薬で、歌劇《魔笛》より 愛の喜びは露と消え、
歌劇《フィガロの結婚》より さあひざをついて、恋人よ早くここへ、歌劇
《イドメネオ》より もしも父を失うなら、歌劇《羊飼いの王様》より あの
人を愛そういつまでも、モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165/ヴェ
ルディ:歌劇《椿姫》より ああ,そはかの人か…花から花へ、歌劇《リゴレッ
ト》より 慕わしき人の名は、祭りの日にはいつも、歌劇《ファルスタッフ》
より 軽やかな風に乗って、歌劇《ラ・ボエーム》より/プッチーニ:歌劇
《トゥーランドット》より お聴き下さい,王子様、氷のような姫君の心も
/R・シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》より 第3幕のフィナーレ、13の歌曲
/他、カワード、ノヴェロの歌曲を収録。
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、
ヨーゼフ・クリップス(指揮)、カール・ベーム(指揮)、
エーリヒ・クライバー(指揮)、クレメンス・クラウス(指揮)、
アルベルト・エレーデ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団、
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)、他
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリー
ズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を堪能できる貴重な録
音。
フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるベートーヴェンの第9(1952年
2月3日)でソプラノ独唱を務めた1917年9月15日ウィーン生まれのソプラノ歌
手ヒルデ・ギューデンの録音集。ギューデンの大きな存在感を物語るように
共演者陣も非常に豪華。

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