野へ山へ

2004年~

三角点の旧字

2013年10月30日 | 日々

古い三角点の標石を見ていると、色々な旧字を見かけることに気付きました。
顕著なのは、「角」と「点」の旧字体です。
「点」は「點」。
「角」について、は真ん中の縦棒が下に突き抜けている旧字ではなく、
「肉」つくりの旧字であることです。

一体、いつ頃からいつ頃までの標石に
旧字体が刻字されていたのかが
知りたくなりました。

そこで、家元である国土地理院へ質問を送ったところ、以下のご回答をいただきました。

『主に明治時代に設置した三角点に用いられていました。
当初は現地で調達して、彫刻していたことから、文字は統一されていない可能性があります。
また、昭和20年代以降、昭和40年代の四等三角点にも用いられていたようですが、いつまでかについては、不明です。』

ということでした。

現地で彫刻していたとは・・・。
様々な彫り人?による“現地彫り”の所以だったのですね。
刻字がすべて地上に露出した標石を見ることはなかなか難しいですが、
三角点探訪にさらなる深みを感じた私でした。


本日訪れた、点名「辻ノ浦」の標石

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△烏ヶ岳 528.34m

2013年10月30日 | 山行記

早朝から霧が出てお天気が良さそうだったので、散歩を兼ねて烏ヶ岳へ登りに行きました。

 


つくしの里に車を停めて、今日は福谷道からのルートを取りました。


福谷下池


昭和池


尾根に出て、ピークの影が見えればあと少し。

 
三等三角点 点名:辻ノ浦(つじのうら) 
標高:528.34m
設置:明治24年7月23日
環境:山頂

ひと休みして下山。


七松新池 ジュンサイが浮かんでいます。


下山。うっすらと霧が残っていました。


七松中池 

 2013.10.30 
△烏ヶ岳 528.34m
行程: 家=つくしの里P8:45発-(福谷道)-△烏ヶ岳-(見晴らしの道)-つくしの里P9:50着=家
 
☆福谷道は10年以上前に千葉の父母が三田へ来た折に一緒に登ったルートでした。

今ほど整備がされていなかった散策道でしたが、懐かしい思い出です。
一時間ちょっとで往復して来ました。朝の良いウォーミングアップになりました。

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