野へ山へ

2004年~

墓谷山 ノコ尾根 スノーシュー登山 2

2012年02月14日 | 山行記

今回も地図に載っていない場所から登り始めました。
初めから急登でしたが、足をとられても滑っても、
スノーシューで雪のたっぷり付いた山を登るのは楽しいばかりです!


薄日が差した静かな山


だんだん青空が広がってくるとさらに気持ちも明るくなって。


冬の空は「青」が濃くて、雪と青のコントラストが!


私達しかいない山。雪原と樹と空があるだけ。なんて贅沢なんだろう!

いちのこ、にのこ・・・とピークを越えて行きます。


矢印の方向に、まっ白く雪の乗った金糞岳が望めました。


「今回は痩せ尾根があります。」とガイドさんから聞いていた通り、何箇所も切り立った細い尾根がありました。
雪屁が大きく張り出しています。
「大丈夫かな・・」と通り過ぎたところ、ドゴーン!と私は雪屁(せっぴ)を踏み抜いてしまいました。

びっくりしました。後続の方が誰も落ちなくて良かったです。
そこから注意深く渡りました。

気持ちよく縦走を進めて、お腹が空いた頃、ランチタイムになりました。

 
今日はウッディパル余呉さん特製の「賎ヶ岳合戦 七本槍 弁当」という、余呉トレイルならではのお弁当。
ミックスカツサンドと手作りのおかずが何品も入っている、とっても美味しいお弁当でした! &カップスープ付き。
お湯は、山のベテランさんからサーモスの熱湯をいただいてスープを作りました。感謝感謝!です。
これからは私も熱湯を持参したいと思います。

とてもボリュームのあるお弁当でお腹いっぱい!午後からの山行もばっちりです!


お日様も顔を出し気持ちよく・・・先頭さんを交代しながら歩を進めました。
1000m以下の山ですが、積雪が多く、まるで高山の様でした。


墓谷山登頂! 雪に埋もれていた標識をベテランのKさんが掘り出してくださいました。
すごい!よく位置が解るなあと・・・感心しました。
無雪季にも来られている証ですね!

墓谷山からは往きとは違うルートで下りました。やはり地図には無いルートです。
スノーシューの駆け下りでずんずんずーんずーん・・・と降りました。
この「駆け下り」が、すごくすごく楽しい!!!
やってみないと解らない楽しさです!


下山 菅並という集落に下りました。


道路とこの積雪!

今回も「とっておき」の山&ルートを案内していただきました。
ガイドさんに連れて行ってもらわなければ個人ではなかなか行けない場所で、
本当に贅沢な山行です。
美しい景色の中、このままずっとどこまでも登ったり下りたりしていたい、という気持ちでいっぱいでした。

下山地にあった「クルミ谷の名水」で美味しいお水を飲み、ペットボトルに入れて帰りました。

和邇までの帰路。暮れて行く滋賀の山々、夕刻色の琵琶湖を見ながら、
檀上さんから色々なお話を聴かせていただきました。
心に響くお話ばかりで感動でした。

「登山をどんどんスキルアップしてくださいね!」と言っていただいたことがとても嬉しかったです。
これからも自分の「山」をいっぱい広げて、豊かな山登りをして行きたいと思います。



余呉トレイル
高島トレイル
こちらの素晴らしい記事をぜひご覧下さい。

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