マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

シャレてるなぁ、靱公園あたり

2008-10-06 18:54:19 | 

一緒に仕事をしているRさんが移動となったので、
そのお別れ会をする。
福島「ぽっぽ亭」で前飲み。
ぽっぽ亭のぽっぽは鳩の意味。
グラタンとハイボール。



靱公園近くの『羽山料理店』。静かないいビストロだ。
シャレてるんだけど、お洒落すぎないのがよろし。



豚のリエット(パテですね)
 
カリカリのトーストに塗って。
フレンチでも田舎料理が得意。こういう何でもないアテが美味い。



ワインはラングドックのガブ飲み系。
2006 Domaine Jean Baptiste Senat Ornica
-Languedoc,France-




落ち鮎のコンフィ・ピスタチオ風味

フレンチで最も面白い手法の一つがこのコンフィというやつ。
低温の油に沈めて、じっくりと熱を加える。しかも油っこくならない。



豚肉のパテ入りサラダ



南仏の名物料理 カスレ
白インゲンを使うところ、大豆、腸詰、塩豚などが入る。
めちゃウマ!! これが食べたくて通いそう。



グラン・シャンパーニュのコニャック。
コニャック村でも最もレベルの高い地域。
左はモエ・ド・シャンドンのマール。
ゆったりのんびり食事する時はコニャックだ。安かないけど、そこはそれ。



デザートはチョコレートケーキ、アイスクリーム

むふふ…幸せな時間。

公園の木々の濡れた香りが気持ちよし。

 

       羽山料理店    大阪市西区靱本町2   


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淫靡な時間は、オー・ド・ヴィー

2008-10-03 01:15:11 | 


   

いわゆるブランデーグラスを片手にシガー燻らせていても

何の不思議もない年齢になっちまったい。

しかし、若い時は、まぁ似合わない酒だこと。

だけど、単に年食ったら似合うか、というとそうではない。

人生の余裕というか、ゆとりというものがいる。

時間に追われてせかせか飲むものではない。


   

マール・ド・ブルゴーニュは、かのロマネコンティのマール。

マールとはブドウの果実を搾った滓を使った蒸溜酒。
上品で高級なコニャック、少しフルーティーで素朴なアルマニャック、
マールはもう少し荒々しい。シガーなどによろしい。

食後酒が飲めるというのは、時間もそうだし懐具合の余裕もいる。
爪に火ともして飲むようなもんでもない。


   

コニャックの最高峰、ルイ13世 ブラックパール  

ボトルはバカラ製  値段を言うなよ170万円。

ため息も出ない。一体誰がどんな顔して飲むのだろう・・・。

フランス語でブランデー全般を指して、オー・ド・ヴィー(生命の水)。

さて、どんなつまみが合うのかしらん。


   

意外にチョコレートの甘さが合う。甘さ×甘さで。
大体が食後酒だから、料理に合わせるようなもんぢゃない。

特にドライフルーツの周りにチョコのコーティングしたものとか。
ドライフルーツの甘さも薫り高いコニャックにゃいいな。

ミルクチョコレート系ではなく、カカオマスの純度の高いのがよろし。


   

もちろん、フロマージュはケッコウ。
胃壁を守りつつ、おやんなさい。

食後、強いアルコールを摂取すると、胃が刺激されて活発に動き、
消化が促進されるのだそう。

時間を忘れて、大人のちょっと淫靡な時間には
コニャック、アルマニャック、カルバドス、マール、グラッパ・・・
と大人の会話を。


ここで唐突に物まねをひとつ、

「オー・ド・ヴィけ~すけでございます。ポテチン!」

あ、ポテチも合うんです。


こんなこと言ってては女も逃げらぁ。



コメント (2)
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