五島列島の魚を食わせる店と聞いた。思い出すのは20代前半に旅した福江島のこと。飛び込みで泊まった安宿だったが、一泊4千円とかでとにかく新鮮な魚をいっぱい出してくれた。島を出る時に、就職で島を離れる高校生と一緒になり、見送りに大勢の同級生が港で手を振り、涙で別れを惜しんだ。ドラの音。岸は離れてゆく。キラキラした波の反射と共に忘れられぬ情景だ。
五島出身のギタリスト、Kさんなど、ガキの時分、丼いっぱいのアワビを食ったとか夢のようなことを言ってたなぁ。キリスト教の島だ。一番いい魚は神父に届けられるとも。
北新地「びさい」主人、渡邊さんはクリスチャンに非ず。
かに身、黒枝豆、豚ピリ辛軟骨
造り 鯛、よこわ、帆立、鯵
よこわは脂が乗り、とろの如く融けた。厚切りの鯵も新鮮そのもの。
蕗と厚揚げの炊いたん。蕗の旬は4~6月。
ハウスものは年中ある。
蕗の苦みも子供の頃はダメだったなぁ・・・。
自家製鯵の天ぷら。100%鯵
五島牛の炙り 塩とすだち ちょっといい肉過ぎて、脂切れが
今イチ。
生牡蠣 (三陸産) 大ぶりで、噛むと幸せな潮の匂い
。
鯖づけ丼、あおさの汁、香の物は胡瓜・茄子
田舎の朝食風。
お茶碗の鯖づけは小片といった感じでダイナミズム不足。
鯖鯵を看板にするならばもっとずんずん鯖鯵で押して欲しい。
鯖鯖鯖鯖…鯵鯵…鯖鯖ぐらいで丁度いい。
デザートはバニラアイス。ホール担当の女性は柚子のアイスとかいって持って来たが。料理人とのコミュニケーション不足を露呈。
五島列島あじ、さば、おばんざい「びさい」 北区堂島1丁目
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