う~む・・・安い! 100円の差が気になるな。
景気が悪い、公共工事が少ないとなると、まともにこの地区のおっちゃんたちの暮らしに響く。
大阪万博時代がピーク。急速に高齢化が進み、膨張する生活保護費もエライことである。
過日、この西成最深部へ。
今このエリアが、ちょっと面白いことになっている。
ここ「難波屋」に始まる、一見何のへんてつもない一杯飲み屋が、
実は音モノに感度のいい、もう一つの顔を持ち、しばしばライブなんかをやっている。
界隈のオッチャンたちには、高級店で通る?「難波屋」。
呑み屋つっても、けっこう荒くたいもんだから、実質本位・男の世界に抵抗のない人に薦めたい。
トマトチューハイ
たっぷりの焼酎と、トマトジュースの缶が付いて、300円。
トルティーヤ 150円
皮はフライパンで仕上げる。なかなかスパイシーでイケる。
以前ここの餃子のことを教わった、西成っ子で画家で自転車防衛隊のRikyuさん。
彼のおススメに従い、水餃子を注文。
水餃子、たぶん200円ぐらい。
キャベツ、モヤシ、豚肉、豆腐まで入って、立派なもんだ。
中国の水餃子はこんな上等ではない。
こいつは暖まる…。
時間になって奥へ。 奥の納屋を改造してあるのか、ライブスペースになっている。
今夜は村上律さん、from 東京。
律&イサト、武蔵野たんぽぽ団、アーリータイムスストリングバンド…そのキャリアは長い。
アタシが最初に見たのは、吉祥寺ののろだったかな。中川五郎とジョイントしてた。
ここへは40年ぶりに来たとか。 ディランⅡがあった頃の話。 オレなんてただの洟垂れガキだ。
Last Showでよく聴いた、「ワゴンに乗れば」・・・から始まった。「紙芝居」 「さらばジャマイカ」 「だんらん」
ムーンライダースの「髭と口紅とバルコニー」は嬉しかった。
演者も客も一杯やりながら・・・いいな。
はねてから寄ったのは、並びにある「音呑庵」。ここも奥でライブをするスペースがある、難波屋方式店。
向かいの方にジャズの店もできてるらしい。
こいつは賑やかになってきた。
ようかんぢゃないよ、キハダまぐろ
芋焼酎 お湯割り 量がたっぷりあるのがここいらの常識。 とにかく安い、有難い。
おでんをつまんで、パッと店を出たら、律さんにバッタリ。
ちょいっと立ち話して。
彼は近くの飲み屋に消えてった。
バンジョーとドブロもっての旅。
MCで、旅先で渡(高田渡)みたいに逝きたいと言ってた。
律さんみたいにマイペース崩さず、のんびりと、でもどこか生真面目に。
客を自分の世界に引き込んで行けたら、楽しいだろうなぁ。
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