マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

アタシにゃ珍しいのだ。ベトナムめし

2018-07-07 21:24:39 | 大阪キタ

 地震が終わったかと思うと、猛烈な大雨が続いている。

 北摂には瓦屋根に損傷受け、ブルーシートを掛け修理待ちの一軒家が多く、

 そこへ無情の雨。雨漏りで大変な家も少なくないだろう。

 被害を受けた方に心よりお見舞い申し上げます。




  


 

 茫日、訪れたのは淀屋橋ODONAのベトナム料理「インドシナ」。

 東南アジアで最もフランスパンが美味いとか、ベトナムコーヒーがいいとか言われるのは、

 フランス領だった時代があるからだけど。 ベトナム取材もしたけど、どうもピンと来たことが無い。

 メコン川の獰猛な魚の唐揚げを喰ったが、ウロコが逆立って、集合体恐怖症気味の私には

 アンコールはない話。 印象としては豊富な野菜を巻き込んで食べる料理が多い。

 しかも、ベトナムに旅してたら腹減るから食べるけど、日本国内にいてその気になることはまず無かった。
 



    



 しかし、ま、今回は必要に駆られてやってきた。

 この後、ここでゴイクン(生春巻)の取材があるわけで、食べておかねばお話にならない。

 真昼間を外した、ランチ時の最後ぐらいだが、女性たちでほとんど満席。

 すごいな、女性というのは。 淀屋橋界隈のビジネスマンは、もっと直接的に食欲に

 訴えて来るものを食べてそうな気がする。 一人でこういう店に入って来るのも圧倒的に女性。



    



 なんか、セットメニューにして、ゴイクン1本を追加してみようか。

 さらめしセット…NHKの中井喜一がナレーションする番組を思い出す。 

 味がわからんので、どれ喰ったらいいのやら、迷いまくった。 



    
 

 
 「鶏もも肉のタレ焼き」¥950 香ばしく焼いた皮が美味。ピリ辛のソースと・・・

 というキャプションに乗ってみた。

 鶏モモでこの値段はまぁまぁ安くはない。

   

    



 追加の生春巻、1本¥100はお得。

 アッサリしてて、中の春雨やらにもほとんど味はつけられていない。

 甘酸っぱいソースも残りは飲んだほど。


  しかし・・・ しかしである・・・



    



 どう食べ進めばいいのかがわからぬ。 エビせんやドレッシングもかかっていない生野菜は

 当然のごとく、ご飯のおかずになってくれない。

 ピクルスや甘いゼリーみたいなものも、めしには合わんわな。

 とすると、鶏もも焼きのみで喰わねばならんのだが、 どうも両者ともパサついてしまい、

 喉の通りが悪い。 めしとおかずのバランスが非常に取りにくいッ!



 カレーや丼などの汁かけ飯に馴れてしまってるので、こういう渇き系になると、

 途端にめしが進まなくなる。 ついて来たスープだって、どうも薄ぼんやりしたものだ。

 ベトナムめしってこんな感じだったっけな。

 やっとの思いで、残っためしを掻き込んだ。



    


 
 これは特に作っていただいた、ミミガー・パクチー・春雨などのゴイクン。

 ミミガーの食感はゴイクンにしても面白い。

 ただ春雨も戻しただけで、ほとんど味が付いていないので、その部分はツライ。

 自然とソース(付けダレ)に頼る。 それが無いとしんどいほどのアッサリ味。



 アタシが日常、どぎつい濃い味に馴れ切ってしまっているのだろうか。

 はたして、次にアタシがエスニック系の店の敷居を跨ぐ日は、来るのだろうか。

 そんなもん、他人さまに聞くな。 






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