マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

雪まみれ、余呉の別世界

2011-02-09 14:15:14 | Weblog



大阪から新快速で2時間、そこは一面の銀世界となる。

この日、北陸本線は途中不通になっており、長浜まで迎えに来ていただく。
「なんだ、大したことないぢゃん」などと思っていたが、
そこから車で約1時間。みるみる積雪の様相が変わって行く。



こんな姿の余呉は初体験。 いや、どえらいことになっている。



いつもの日当たりのいいサンデッキが、このありさま。 いくらでもかまくらが掘れる。
サラサラのパウダースノーだが、これが屋根に積もり、落ちずに巻きつき、
ひさしが折れた家は後を絶たないという。 自然、舐めたもんではない。



ともあれ、予定通り着いた。 さぁ、ひと風呂浴びて、食事の始まりである。



魚は淡路の高級魚屋、M氏が持参して下すった、鯛に大ぶりな赤貝(山口産)。



見事な色の鹿肉



鍋には天然もののなめこ  小ぶりのシイタケぐらいある。
よくぞ、庶民にはスーパーで売るなめこを、なめこと信じこませてくれたもんだ。
本来はルックスも味もまったく違うものだ。



鹿と天然なめこ  秀逸な自家製ポン酢は柚子など数種類の柑橘を絞ったもの。
独特のとろみがあり、よく絡むソースとなる。 一緒に食べれば、相性抜群!



淡路・でん助穴子の白焼き  地元の実山椒を添えて。
カリッと香ばしく焼かれ、これも酒とよく合う。



小さめの穴子は湯引きに。  これは前記のポン酢が梅肉のようにからみ、美味!



熊の脂  多賀大社前の糸きり餅のような優美な姿。
昔から能面を磨くのに熊の脂を使ったというから、上質でクセのない脂。
室温で溶けだしてしまう。



鯖のなれずし おろしチーズ
備前、吉田牧場のカチョカバロがよく合う。発酵Meets発酵。
慌てて日本酒を口にする。



目の前の余呉湖で獲れるワカサギ。
カラリと揚がり、いくらでも食べられる。
この日は雪で閉鎖。前日は釣り客3人だったとか。

徳山鮓の看板料理、鮒鮓。 黄色いのはみごとな卵である。
飯(いい)に地物のハチミツを塗って食べると、酸味と甘さでオツな味になる。



こちらも真打ち、熊なべ。  何をかいわんや。
熊は脂が値打ちである。臭み?それは中国製か何かを食わされた人の物言いである。
まったくクセなく、逆に品格させ感じる。
しかし、一気にマタギ気分である。 しかも今夜のは特別編。



今夜のは・・・  熊だけではなく・・・ 



すっぽん・・・!! 両者を引き上げてみました。 
具はほとんど筒切りの葱だけ。

ライブ前で注意していたが、風邪っ気なんぞ吹っ飛んでしまうーー。




月とすっぽんは聞いたことあるが、月の輪熊とすっぽん。恐れ入りました。
邪魔するどころか、相乗効果な気がした。ほっかほかして、たまりません。
こんな精つけてどうすんだ、え?
まわりは雪だらけで動けねぇし、こりゃ夜っぴて相撲でも取るしかないかぁ。




ご飯と香のもの、氷魚(アユの稚魚)の佃煮



デザートには、小泉武夫先生命名、「味湧の鏡湖(みわくのきょうこ)」。
鏡湖とよばれる余呉湖にちなんで。
鮒鮓の飯をどうにかできないものかと工夫した結果、こんな上品なヨーグルトアイスの
ようなデザートが完成した。アイデアと研鑽のたまもの。

日本酒は「七本槍」。 厳寒期ならではの自然の恵みにむくむくとパワーを頂いただく。
大阪の喧騒からわずか2時間で、こんな世界がある。

つづく翌朝の冬景色が、もうひとつのご馳走・・・。



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