勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

雑誌「住宅建築」(極小空間の醍醐味)最新号に

2022-12-19 23:11:36 | Weblog

8日ぶりの日替わりになった。寒波の到来とともに、広い範囲で厳しい寒さになっている。お住まいの地域によっては交通への影響や、積雪に伴う雪下ろしなどで大変だと思うけれど、どうか十分にご注意を。

さて、今夜は勝福寺の茶室「正庵」の話題を。大山崎に現存する国宝の茶室「待庵」を手本にさせていただいて、「正庵」は2019年7月に完成した。設計・施工は大角雄三設計室。以来、千利休さまの利休忌を柱に、県内外からご来寺のお客さまに御茶を呈する場(新型コロナの状況を鑑みながら)として、或いは子ども茶道教室のお稽古の場など活用の機会もしばしば。

この茶室のことは本ブログで何度か紹介させていただいているけれど、このたび、全国的に著名な建築雑誌「住宅建築」(2023年2月号)に取り上げていただいた。

今日はその刷り上がった最新号を、大角雄三設計室の室長さまが直々にお持ちくださった。室長さまは住宅建築業界なカリスマで、対面での談話は少し緊張したけれどとても貴重なひと時になった。数か月前、雑誌のことをお聞きした時には、本誌の片隅に小さく紹介いただけるのかなと想像していたので、6頁にも及ぶ特集に驚いて感激した。そして、文章や写真も秀一で有り難かった。

時間のある時に、その文章も紹介できればと思う。皆さまも宜しければ是非、書店でお買い求めを。

最後に、正庵の建築に至っては構想の段階からご支援いただいた今は亡き恩人がいる。雑誌に掲載されたことを草葉の陰からきっと喜んでいただいていると思う。感謝。

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