勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

結集寺院の満中陰法要へ

2016-08-24 22:46:39 | Weblog
今日は、備中下道結集の中本寺(ちゅうほんじ)である寳生院様において、先代の名誉住職様の満中陰法要があり出仕させて頂いた。名誉住職様には、Gikoohが勝福寺へ入山するまでの檀務の代理、入山までの加護、華燭の式典(仏前結婚式)の御戒師、法要など、大変恩義のある尊敬する大僧正様だった。懐が海のように広く、山のように慈悲深い僧正様の存在を常々お慕いさせて頂いていた。幾度とお会いする中で学んだことを、これからも生涯の智慧として檀務に生かしていきたいと思う。

満中陰の法要では、道場の荘厳、祭壇の飾り付け、高貴な沈香の香りなど何とも言えない気品高い空気だったが、それは僧正様のお孫さんにあたる現住職様の心が荘厳に表れていて、ご家族や檀信徒様からの雰囲気からして、名誉住職様の存在がいかに大きく、親しまれていたことが伝わった。

勝福寺に帰山後は、来客があるなど多用な1日となった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする