1月6日は官公庁の御用始め。世間では今日あたりから仕事始めという人も多いと思う。今年は甲午四緑木星年。暦の「十干」「十二支」「九星」の説明は別の機会に譲りたいが、森羅万象の気は穏やかに安定し、何事も良い方向へ転じやすくなる。ただし、仏教で説く十二因縁から見ると、全ての事柄は因と縁で繋がっているから、これまでの行いが正しければ良い方向へ進展するであろうし、そうでなければ「午」の象意が示唆するように逆転していくこともある。本年1年も無事であることを祈るばかりである。
さて、Gikoohは正月4日から新年の挨拶回りを兼ねて年始参りを行っている。勝福寺御本尊の宝前で祈祷をした「御祈祷寳牘」という一年間の無事を祈願した紙札を全戸に配布する古来からの伝統行事だ。このような調子で、松の内は何かと多用に過ごしている。勝福寺では松の内が明けると世話人会(役員会)があり、それが終わると節分の星供に向けて御札の作成等また多用となる。
今夜はもう1つ。この写真は庫裡の書院。京都「慈照寺」の東宮堂内にある同仁斎という四畳半の書院を模して造った。勝福寺には茶室が小間と広間の二室あり、こちらが小間の方だ。部屋には炉を切っているから、今の時期は炉釜でお客をもてなしたいところだが、まだ「炉壇」がない。市販の物を設置すれば簡単なのだが、この部屋に相応しい物となると厳選される必要があり、なかなか縁がないのが実情だ。Gikoohの思っている炉壇は「石炉」。しかも近年入手が難しくなった手島石(岡山県産)の炉壇。いつの日か縁があることを夢見ている。
さて、Gikoohは正月4日から新年の挨拶回りを兼ねて年始参りを行っている。勝福寺御本尊の宝前で祈祷をした「御祈祷寳牘」という一年間の無事を祈願した紙札を全戸に配布する古来からの伝統行事だ。このような調子で、松の内は何かと多用に過ごしている。勝福寺では松の内が明けると世話人会(役員会)があり、それが終わると節分の星供に向けて御札の作成等また多用となる。
今夜はもう1つ。この写真は庫裡の書院。京都「慈照寺」の東宮堂内にある同仁斎という四畳半の書院を模して造った。勝福寺には茶室が小間と広間の二室あり、こちらが小間の方だ。部屋には炉を切っているから、今の時期は炉釜でお客をもてなしたいところだが、まだ「炉壇」がない。市販の物を設置すれば簡単なのだが、この部屋に相応しい物となると厳選される必要があり、なかなか縁がないのが実情だ。Gikoohの思っている炉壇は「石炉」。しかも近年入手が難しくなった手島石(岡山県産)の炉壇。いつの日か縁があることを夢見ている。